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2016年07月12日 イイね!

されどシートポジション

されどシートポジション
夏本番になって来ましたね〜
自宅は名古屋市言えど日本一暑い多治見の隣町…
梅雨明け前なのに既に体温近くの気温日も。(大汗)
スパイダーでは、しばらくは早朝の稼働限定になりそうです。


来年夏に参戦するマザーヘッド耐久号のスパルコ製のシート、テームメンバーの大柄なMr.Mさんが使えるサイズと、少々セットバックし寝かせ気味のシートの固定角度な為に、身長174cmの私にはポジションが好みに合いません。
出来るだけ下げられたシートの高さも、私だと目線位置が低すぎて路面状況が判断し難くく違和感が高いものでした。

そこで好みのシート高さや身体がしっかりと収まるように、シートサポートを自作してみました。

発泡マットをベースとして、耐候性の高い防水テープで巻いただけの簡易サポートではありますが、シートに擦れないように収まるように専用のピッタリサイズです。

試作品が出来たのは、第1回 バンカ ディ スパの前日!(汗)

バンカ ディ スパ当日に、チョイスリム体型の私と小柄なS800さんと共用して、実戦テストして来ました。



なかなかのホールド具合で、使用感も余り違和感は然程は無かったのですが、シート位置調整をペダルに足を合わせると、私が身長の割には腕の長さが半端ないお猿さん体型な為に、ハンドルが凄く近くなり窮屈になってしまいます。

でもサポート無しでは、セットバックしてあるスパルコのシート角度のままでは私には寝過ぎて、やはり違和感がある為に試作品を加工してみました。

試作品を背中の当たる部分の発泡マットを薄い物に変えてみました。
前回レースに使った時より、7mmほどハンドルとシートの間に余裕が出来ました。
でも耐久号のハンドル、ディープコーンなタイプの為に、まだまだ近い…(汗)

個人的にハンドル位置はシートに深く座り、手を延ばして手首の辺りにハンドルのトップになるようにセットするのが、余裕を持って操作出来るので好みであります!

うぅぅぅ〜手持ちのコーンが浅いハンドルと交換してやりたくなります…(笑)







先日に自宅近くのトヨタ博物館で、オープン車両がテーマなCGミーティングがあったので、暑くなる前の午前中だけ参加して来ました。



当日会場でのお目当は、コドライバーが好きなバブルカー!



以前、イセッタのEVカーが出るとか言ってましたね〜
これなら中庭に2台は駐車出来るし、欲しいかも!



こちら、ペダルカーと思えきや、なんとエンジン付きでした。
ほかにも、ミニカー登録なテスタロッサや、軽ナンバーのケーターハム7など集まってました〜


でも、個人的に1番は冒頭のシティカブリオレで決まり!

ホンダ♪ホンダ♪ホンダ♪のCMが懐かし〜い!
 






先日、こんなエンジンを撮影する機会がありました。
さ〜て、このシリンダーブロック!
何用か分かるかな〜?


※ 自主規制で一応モザイク加工にしました。

分かった人は、コメントして下さいね〜♪
プレゼント何か用意するかも…(汗)
Posted at 2016/07/12 15:01:31 | コメント(5) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2016年01月14日 イイね!

2016 ダークサイドの野望

2016 ダークサイドの野望

遅ればせながら あけましておめでとうございます。

皆様、今年もよろしくお願いします!



今週末から寒波がやってくるようですので、本日今年初の火入りして、近所のお山を初走行して来ました。
やっぱり外気が低くなると、エンジンが良く廻って気持ちイイ〜ですね〜♪

でも、ちょっとだけジェットが薄く感じたので、番手上げないと・・・(汗)



スパイダーの調子は良いのですが、まだまだ気になる箇所が幾つもあるので、今年の課題としての改善点を覚え書き。と言う野望です。(笑)


◎ 以前、ラヴォイタの際にテールが流れ易かったのと、実際に13mmほどリア側の方が車高が高かったので、リア側のワンオフ20mm厚のジュラコン製のスペーサーを10mm削って、前後の車高の差を少なくしたもの、思ったようには揃わなく、まだ4〜5mm程はリアの方が高いので、もう若干リアを落とすか、フロント側にスプリングスペーサーを入れて、現在の車検ギリギリのフロント側の高さを5mm程上げる。


◎ 現在はラヴォイタ専用のセッティングにしてあり、フロント側のラリー向けのスプリングバネレート(25キロ程度)に対し、リア側はレース用のバネレート(3.5キロ程度)を使用していて、ジムカーナやミニサーキット走行用に設定してある為、レース禁止となった身には設定が合わないので、ワインディングでの走行だと、やはりテールが出易いので、リアのスプリングを若干柔らかい物(2.6キロ)に落として、リアに荷重が掛かり易い用に改良が必要。
※ 正確なバネレート数値はナイショ!


ラヴォイタオープン戦でクラッシュした際に、左側の純正のフロントバンパーを潰した為、板金の序でに、程度の良い中古品を海外から仕入れたのですが、程度が良過ぎて、生き残った右フロントバンパーの程度の方が、逆に悪く強調して見えてしまっている為、リプロ品を購入してみたのですが、届いたバンパーの保護シートを剥がしてビックリ!



オリジナルはステンレス製ポーリッシュ仕上げ
購入したリプロ物はステン生地のままです…(泣)


で、此方が微妙に凸凹している純正の右バンパーの鏡面仕上げ。

※ スパイダーのデジQは無いので、以前に自作した物になります。


下が現在付いている純正バンパー、上がリプロ品

ネ!全然違うでしょ!


どう言う事なんでしょう?

コレを鏡面仕上げになるまで、「自力でポーリッシュしろ!」て、事ですか‼︎(汗)

しかも、バンパーの形状が微妙に湾曲してるのです。
取り付けるには、相当の加工が必要になるでしょう・・・(泣)

おのれ〜、リプロ品!

板金の際に使った、リプロパネルも若干細部の作りがオリジナルと違い、寸法が合いませんでした。
おかげで、板金屋の技術もありますが、修復したお顔は微妙に歪んでいます・・・(大泣)
くぅぅぅぅぅ〜(涙)


◎ 今は、Sタイヤを履かせていた6.5JのGTAレプリカホイールに、普段履きのDIREZZA Z1 STAR SPECタイヤを純正カンパニョーロから履き替えましたが、今年の夏頃には製造から5年落ちになり、賞味期限を過ぎているので、NEWタイヤに履き替えが必要。
痛い出費になりそうです・・・(涙)
しかも、今使っているDIREZZA Z1 STAR SPECのような、195/60R14のハイパフォーマンスタイヤて、ラインナップにないし・・・(大泣)
185/60R14になってしますが、コレだと車検合格出来るだけの車高無くなるんだよな・・・(大汗)
BRIDGESTONEのRE71Rが評判良いのですが、リムガード付きのタイヤ形状になり、旧車には似合わないのでDIREZZA ZⅡ STAR SPECに落ち着くかと思いますが、何か良いタイヤは有りますか?


◎ タイヤ交換の際に、出来れば手持ちのPCD違いの「カンパニョーロ エレクトロン101」を履かせてみたい!


しかし、6Jでオフセットが22.7であり、PCDチェンジャーの厚みもあるので、ホイールハウス内に収まりそうに有りません。リア側は多分3〜4mmは幅が足りなくなると思われます。
ホイールを削れば装着出来そうですが、マグネシウム製ですので強度の問題もあるので、イマイチ強行出来ないでいます。
何か良い方法は有ります?


◎ 現在愛用している、MOMOのウッド製MONZAのスペアが、ガレージに保管してあるのですが、コレを革巻きステアリングにリメイクしようかと思います。


既に革は入手済みで、針や糸、菱目打ちなども用意万端ですが、ステアリングの縫製は未経験でスキルが無いの為、二の足を踏んでいます・・・(汗)

元々握りの細いステアリングですので、革巻きにしても、まだまだ細い部類のクラシックなステアリングになるので、今のウッドと変わり映えしなくて好みなタイプになると思います。
う〜ん!楽しみ!
後は、スキルのみ・・・(汗)


※ 冒頭の画像はiPhoneで撮影しました。意外と綺麗に撮れるもんだね〜♪

Posted at 2016/01/14 14:24:39 | コメント(10) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年09月28日 イイね!

もう少しで帰って来ます。

もう少しで帰って来ます。ラヴォイタオープン戦で、コースアウトしてクラッシュしたスパイダーが、ようやく板金塗装が終わり、後は保安部品等の組み付け作業と、延び延びになっていた車検を通すのみになりました!








序でに、クラッシュした際に傷付いたアルファロメオの象徴の盾を、リプロ品ですが新調する事にしました。



当時から付いていた盾は、お肌にブツブツが出て黒ずんでいる箇所もあったので、綺麗なツルツルお肌の美人さんに交代です。(笑)


でも綺麗にはなったのですが、取付ければ見れないものの、盾の横板の折曲がった先は歪み捲くって畝ってます…(汗)
さすが…リプロ…(泣)

今まではミラノ入りの純正エンブレムから、ミラノ無しの新品の純正エンブレムに変更です!
※ 前のオーナーからミラノ入りでしたので…(汗)←友人だし(笑)

年式的には、ミラノ無しが本当なので・・・



しかし…本当に板金…長かったな…
Posted at 2015/09/28 21:45:46 | コメント(18) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年08月18日 イイね!

オイルを考える パート3

オイルを考える パート3次期候補オイルについて


 
前回は、15W-50以上のオイル粘度とZDDP値の覚え書きしたのですが、今回は実際に次期候補として1ℓ¥1,800程度までのオイルに絞り混んでの覚え書き。



その前に、皆さんはオイル交換の際に入れるオイル量て、どうされてますか?


スパイダーを含む105系に115系、116系のエンジンオイル総量は7ℓとなっていますが、私はオイルエレメント交換の際にも、6ℓ以下程度しかオイルは入れません。

7ℓと言う数値は、新車時か、もしくはエンジンオーバーホール後に必要容量です。

要は、オイルパンやカムシャフト周辺の抜け難いオイルを含め、エンジンを開けて完全に脱脂してから、オイルエレメントを新しい物にして、オイル給油時にオイルゲージがMAXになった時の場合の数値になります。

オイル交換時にオイルゲージMAXまで入れると、オイルは熱膨張をしますので、7ℓ入れたとすると実際にはオイル量が多くなり過ぎます。
また、オイルの量が多いとオイルポンプにその分負担となり、オイル流速の抵抗が生じ、クランクケースの内圧も高目となるので、レスポンスが悪くなりがちになるし、オイル消費量も多くなり易くなります。


なるべくオイルは少なめの方が、エンジンには負担が少なく鋭いレスポンスになります。

コレ!真面目に本当にホント!

ラヴォイタの際は、オイルゲージLOWより少し多めだけしか入れてなかったので!

かと言って、オイルゲージLOWより少なくなると、コーナーで横Gが掛かるとオイルを空打ちして、エンジンを傷める場合が出てきますので、当然減らし過ぎも要注意です。

オイルエレメント交換を含めて、普通にオイル交換をするとオイルゲージ真ん中位で、だいたい6ℓ未満のオイル量ですね。
ウチのスパイダーだと、通常使いでこの量で実際は5.7ℓ程度です。

オイルパンが浅い初期の1300Jrなどの車両や、GTAなどディープパンを装着した車両に、オイルクーラー装着されてる車両だと異なりますが、オイルゲージは中程まで有れば全然問題ありませんので。

ガソリンスタンドや、ショップで交換されている方は、店舗側が利益増しの為にオイルゲージMAXまで入れる傾向が多いので注意が必要ですよ〜

特にオイル交換の時にMAX迄入れても、直ぐにオイルが減ると言う方は、1度オイルゲージ一杯まで入れないで、MAXとLOWの中間になるように入れてみて下さい。


意外とオイル減る量が軽減されますので試してみて下さいねぇ〜!





さて、ここから本題です。

出来ればオイル交換時に、1回の交換でオイルエレメント含めて総額¥12,000以下に抑えたいと思っています。
何故その金額と言うと、

ズバリ!

小遣いの範囲内に収める!

と、言う厳守しなければならない壁が有るのです。(汗)

色々とやり繰りすると、現実的なのがこの金額くらいなのです・・・(涙)

なるべく安価に入手したいので1クォートや4ℓ缶売りだと、想定価格よりオーバーなオイルも含みますが、20ℓ缶だと想定範囲内なオイルがあるのでセレクトに入れてあります。


そこでケチりたいのがオイルエレメント代!

そこで近年は、トヨタの子会社タクティーが販売している、DRIVE JOY V9111-0104 (トヨタ純正 90915-20004相当)のエレメントで、アルファロメオ純正相当のエレメントに比べて安く使用が出来ます。

しかも、タクティの実店舗のジェームスだと1個¥1.200程度しますが、仕事上の裏ルートを駆使すれば、1個¥700程度で入手出来ますのでお財布に優しいオイルエレメントなんですね。

でも、ジェームスの店舗で皆さんは買って下さいね・・・

と言うのは・・・ジェームスのピットメニューの写真を私が撮影したので、売上貢献の為に実店舗でガンガン購入して頂けたら・・・(笑)

でもね・・・ネットでの同商品の販売価格、裏ルートと余り変わらないのですよ・・・(汗)

手間を考えると、今後はネットでまとめ買いかな・・・(大汗)




またしても脱線したので、本線に戻ります・・・

さて、肝心のオイルですが、市場に幾つものオイルがあるので、本当に何が良いのかセレクトに随分悩みましたが、手持ちの国内販売制限が有るZDDP plus が残り少ないので、取敢えずZDDPが1200ppm程度含むオイルで考えてみました。

私的には、別にZDDP信者でも何でもないですが、値が少ない事を不安に抱えて乗るのではなく、そんな事を考えずにワインディングを存分に楽しく走りたいので〜

で、候補のオイルは下記のオイルで考えてます。






    
◎TOTALは、国によってZDDPの値が異なり、イマイチどの情報を信じて良いのか少々不安ではありますが、10W-50で動粘度が柔らかくと言う事と、化学合成油でレース用に生産されているオイルの特徴の鋭いレスポンスと、150℃のHTHS数値も4,5と高く、レース等での高温時の安定性に長けて、凄く評判が良いオイルなのが魅力です。

主治医の 工場もTOTALの代理店になってるし、レーシング仕様オイルだと、維持出来る油温が設計より低いと、一般的なオイルよりも酸化防止剤となる添加剤とかの含む量が少ない為に、湿気などが生じて劣化スピードが一般的使用のオイルより幾分早いのが難点ですが、年間走行距離で2000km弱しか走らないスパイダーだと、せいぜい年間2〜3回1000km未満で交換となるので、レース用オイルでも大きな問題はないかと思い候補オイルに。

気になるのは、化学合成油100%だと言う事ですが、近年エンジンオーバーホールしているので、シール等は大丈夫だと願いたい・・・(汗)

1度オーバーホール前に頂き物の 、Lubross R−spec 粘度10W-60の化学合成油を入れても、全くオイル漏れ等の問題は無かったし、粘度60だと言うのにレスポンスは良かったのが印象に残っているので採用したい!

※ Amazonにて、20ℓ¥31,104 (1ℓ=¥1,555)



◎Mobil 1 は、オイル自体はデータも全て公表してるし正直なオイルメーカーと言う事で、信頼が持てます。

逆に昔のCMは怪しげ感が満載でしたが・・・(笑)

粘度もZDDPも程よい数値ですし、選択から外す理由がなかったので・・・

レースにも使ってる人が結構居るし、選択する際に無難なオイルかと思います。

150℃時のHTHSも、4,5と優れた数値ですし。

お財布にも凄く優しいと、三拍子揃った素敵なオイル♪

※ Amazonにて、20ℓ¥21,000 (1ℓ=¥1,050)




◎RED LINEは正規代理店経由の価格はバカ高いですが、ヤフオクでは1クート¥ 1.650程で入手出来るし、ギアオイル75-140NSが非常に好印象だったので。

しかし、高温時の油膜が厚過ぎる程の値なのが、少々気になります。

スパイダーでの走行時に、油温90℃〜110℃位だとすると、あまり硬いオイル粘度だと、レスポンスが犠牲になる可能性が出てくるかもしれないので、使うのには少し躊躇しますよね・・・(汗)

HTHSは、5,8と物凄く熱ダレには強そうな値な、まさにレース向きなオイルと言えます。

※ ヤフオクにて、1クォート946mℓ¥1,650 (1ℓ=¥1,744)



◎WAKO`Sは、周りでも使用してるし、なかなかレスポンスが良いと評判なのと、国内メーカーと言う事も有り入手し易いかなと思いノミネート。

しかし、HTHSは4,99と良好な数値を示しているもの、ZDDPの値などは全く公表していなくて分かりません。

メーカー問い合わせたけど回答なしですし、ZDDP plus無しには使用するには少々不安ですね・・・

※ ヤフオクにて、20ℓ¥31,800 (1ℓ=¥1,590)



◎MOTULは、300Vが高価な為に下位グレードの4100 POWERをノミネート。

熱害の大きいRE乗りや、空冷エンジンのビートル乗りの方が多く使用されているようなので、結構イイかも!

ただし、40℃での動粘度が高めなので、レスポンスは300Vには遠く及ばないかと予想されるのが減点要因。

メーカー公表のZDDPの値の幅が広過ぎでしょ!

1000ppm〜2500ppmのどの辺なのさ〜!

まあ、少なくても1000ppmあると言う事。

たぶんSLグレードでディーゼル兼用オイルだから、おそらく1200ppm程度は有るかと。

このオイルの特徴は2輪用オイルと違って、クラッチが滑らなくなるような余分な摩擦調整の添加剤が入ってない、自動車専用オイルだと言う事が凄く魅力的♪

オイル粘度以外に摩擦抵抗になる物が限りなく少ないと言うことは、エンジンには1番大事。

レスポンスもロータリー乗りの方々から、最高だと伺ってるから期待大です!

問題なのは私的ですが、MOTULの劣化が他のメーカーよりも若干早く感じる事・・・

同メーカーの違うクラスのオイルを試した事がありますが、800km程度で変化を感じた事が有るのが少々不安材料です。

しかも予算内ギリギリなオイルですし・・・(汗)

※ ヤフオクにて、1ℓ=¥1,800



◎PETRONASはマレーシア国有企業で、いまやF-1のメルセデスのメインスポンサーであり、オイルサプライヤーで多くのモータースポーツに進出している新興国メーカーです。

現在のアルファロメオやフィアット純正オイルになっている SELENIAも、レプソルが製油したオイルになるようです。

メーカーのデータシートを見ていて気付いたのですが、フォルクスワーゲン承認規格指数がVW505,00/VW505.01で有り、MOTULの4100のVW505,501と同系列のオイルになるので、モチュールが予算ギリギリで厳しいので、類似した此方のオイルもノミネート。

何故かMOTULと同じく、ZDDPの公表値が1000〜2000ppmと幅広いのが難点ですが。(笑)

※ 楽天にて、20ℓ¥33,696 (1ℓ=¥1,685)



◎YACCOは、ポルシェ乗りには良く知られたオイルメーカー。

物凄い凄く熱ダレに強いオイルだと評判です!

でも当然ポルシェオーナーは、もっと高級なグレードのフルシンセティックオイルを使ってるようですが、私が買える範疇ではVX-300止まりが限界。

少々マグネシウムの含む量が多いのが、以前に試したBRAD PENNのように、極端に泡立ちが多いオイルだと嫌なのですが・・・(汗)

でもYACCOでは、どうなのだろうか興味あります!

レース用のオイルでないので、150℃のHTHS粘度も公表してないですが、100℃での動粘度からすると熱ダレには結構強そうな感じがします。

が!
少しだけ予算オーバーなオイルなのです・・・


※ 楽天にて、2ℓ¥3,909 (1ℓ=¥1,955)





◎Gulfは、BLAZE 15W-40を前回のラヴォイタの際に使ったのですが、さすがに粘度が柔らかいおかげかオイルの性能が良いのか、何方かわかりませんが、エンジンは本当に凄くレスポンス良く廻り好印象でした。

今回セレクトした中で唯一の鉱物油オイルと言う事も、少し古い設計のキャブレター使用のスパイダーには、燃料希釈とか考えると1番安心に思えるので、通常使いの出来る同メーカーの15W-50が良いかと考えて、国内の正規代理店に公表していないZDDPの値を聞いてみたところ、正確な数値は社内秘ですが1000ppm以上で、他の公表されているZDDPの高い値のオイルと同等値を含んでいると教えて貰いました。

と言うことはBLAZEは、ZDDPが1000ppm〜1200ppm程度は含まれると言う事になります。

オイルグレードも、API : SL/CF/MAと言う事で、ディーゼルDPF未装着車だけ使用が可能で、2輪使用も可能と言う事は、相当量なZDDPが期待できます。
ただし、JASO : MAの表記があるので2輪使用の際に、クラッチ滑りを起こさないような摩擦調整剤が入っている為、2輪使用不可のオイルのような、抵抗感が少ない鋭いレスポンスを期待は出来ないかと思われます。

記載した Gulf PRO TECHNO GP は、一般的な流通買いではできないオイルでして、国家認定指定工場専売品となっていて、自動車整備商工組合からの取り寄せオイルになります。

API : SJ/CF/MA相当と言うことで、SLのBLAZEよりも多くのZDDPが含まれるオイルとなるようです。

Gulfの正規代理店の方から丁寧な説明が有り、正確な数値は教えて頂けませんでしたが、、話をまとめるとZDDPは1200ppm程度か、それ以上あるかと思われます。

一般的には流通していないオイルになるので、ネットで最安値とかで購入出来ないのが難点ですが、商品自体の価格設定が希望する価格帯に収まっているようなので、このオイルは要チェックですね!

Gulfだと、最初はARROW 50 や、911専用オイルとかが良いかと思ってましたが、ZDDP値が1000ppm以下のようで、他の添加剤でZDDP以上の働きを補っている新しい設計のオイルだと、代理展の方から丁寧な説明がありましたが、少し不安材料なので候補から外し、オススメされた Gulf PRO TECHNO GPにしてみました。

実店舗にて、20ℓ辺り概ね¥19,000程度 (1ℓ=¥950程度)
う〜ん、寂しいお財布の中身からすると現実的お値段♪



※ 画像のあるオイルに意図はありません。何となく文章ばかりだと寂しかったので・・・(汗)


次点で使用は控えたオイルは此方。

KEN DALL GT1   現在使用しているオイルだが、Zincが公表値よりも少なくなったので。

Castrol EDGE     粘度40/50のHTHSが最低規定値の3.7と同じ値なため、熱ダレし易い可能性が高い。

elf MOTO4 TECH  ZDDPが2400ppm以下と多いが、2輪用となり摩擦の調整成分が多く含まれる。

NUTEC ZZ-02    予算ギリギリOKなオイルですが、DATAが全く分からず少し不安。




番外

調べる内に、粘度とZDDP値が程良くて、値段も格安なオイルを見つけたのですが・・・

POLO TURBO XLD(SL) 鉱物油 
動粘度40℃ 133.9 100℃ 19.1 粘度指数 162 ZDDP 1300ppm
て、なかなかのオイルではありませんか。

でも、

でもね・・・

妖しい!      

商品の説明文見てアングリ・・・

OEMと言えど、製油側には販売元の記載が無いのはど〜なの?

しかも、「POLO Lubricantsは世界15カ国以上で展開されており」と商品説明に記載されてるけど、ネットで探しても、日本国外では全く見つからないのですが・・・
信用ならんな〜


※ あくまで主観です。信じる信じまいはアナタ次第!





まだ気になるオイルは幾分有るのですが、メーカー回答待ちです。


※ 追記 8/18 回答がありました。

以前に、LINK-OILのミッションオイル添加剤STMを入れて、シンクロが弱くてギア鳴りしてたのが激減したので、LINK-OIL Power SP 15w-45 を試してみたいと思い、代理店に問い合わせたところ丁寧な回答がありました。

動粘度 40℃ 113.2 100℃ 14.75 粘度指数 134

残念ながらZDDPの値は公表出来ないとの事。


しかし、API : SH 規格の古い規格のオイルですので、1200ppm程度は含まれると思われます。

100℃の動粘度が45指数のオイルと言う事もあり若干低いので、レースで使用しなければレスポンスは凄く良いオイルだと想像出来ますので、ワインディング程度の普段使いなら全然問題なさそうですね。

LINK-OILですが、どうやらオイル自体の製油はスミコーのようなので信頼性はありそう。
イイかも!

でも、チョットだけ予算オーバー・・・

工具専門エイビットにて、1ℓ=¥1.870




さて、どれにしよ?

この中だと、どれがオススメだと思います?


どれが良いか、背中に一蹴りお願いしますね〜(笑)




追記 : 悩んで悩んで、結局候補と異なるMOTUL 15W-50にしてみました。
なかなか、良好です♪

後日談
Gulf PRO TECHNO GP 15W-50も使用してみました。
MOTUL CLASSIC OIL 2100 15W-50 と比べると、価格は1/2以下
しかし、始動直後の低温時からの走行は、レスポンスが劣ります。
鉱物質オイルなので、暖まりにくく冷め易い性質を如実に体感出来ました。
KEN DALL GT1 20W-50よりは、粘度指数が示すほど若干は柔らかく感じますが…
Posted at 2015/08/18 11:52:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2015年08月04日 イイね!

オイルを考える パート2

オイルを考える  パート2


ごめんなさい!
今回、スパイダーが板金中で手元にないので、写真抜きの手抜き投稿です。





現在使用しているオイルの、ケンドルGT-1に不満があるわけではないですし(本当は少し有る…)、レース禁止となった身ではありますが、案外エンジン廻す方で、板金の次にチューンニングして調子の良いエンジンまでも壊れたら、当分オーバーホールする余裕と言うか甲斐性がないので、出来ればエンジンに優しいオイルを容れたいと思い、久々に何が良いのか確認の為に情報収集してみました。


以前SMグレードで銘柄毎の成分検査してから、現在はSNグレードになったのもあるしね。


現在、比較的に国内で入手出来るオイル銘柄で、キャブレター仕様のスパイダー向けと言われる15W以上の銘柄の中で、何が良いかを調べてみました。


とりあえずザッと、今回は4輪専用オイルの粘度指数と、含まれるZinc(亜鉛) phos(リン)との値を調べてみました。


実際に測定出来る企業で出して貰ったデータや、メーカーに直接問い合わせたデータもありますが、ネットに転がっているデータも含みますので、100%正解なワケでは有りませんので、あしからず・・・(汗)






※ 実は一昨年よりオイルテストでは、KENDALL GT-1 20W-50 のZincの値がメーカー公表値より若干減少していたのですが、計測時の誤差もあるので、表にはメーカー日本代理店の公表値を記載してあります。



以下、他の成分が際立って多いオイル銘柄
ケンドルGT-1 チタン    84ppm
ヤッコー VX マグネシウム 620ppm
ブラッドペン マグネシウム 480ppm
レッド ライン モリブデン  860ppm
シェブロン  モリブデン  220ppm
亜鉛、リンだけでなく、これらの潤滑油添加剤成物を金属表面保護として足していました。
  


表を粘度指数の高い順にしたのは、40℃から100℃までの温度による粘度の変化が少ない数値のオイルの方が、粘度指数が高いこと。
粘度指数が低いと、40℃での粘度が高く、100℃での粘度が比較的低いと、熱による温度変化が大きいオイルと言われてること。


一概には言えませんが、ならば、粘度指数が高いオイルの方が高品質かな?と・・・(汗)

かと言って、良い数値のオイルだと思っても、粘度指数向上剤の元になるポリマーの作りによっては、燃料希釈などのスピードが他のオイルより早い物もあるので、実際に使用してみないと分かりませんが・・・(汗)

自分なりに考えたのは、40℃の動粘度があまりに高いと、始動の際に温まるのに時間が掛かるでしょうし、オイルが完全に温まっても、アルファロメオの105系のような少し設計の古いエンジンは、通常の走行だと水温80℃位だとすると、油温は90℃〜110℃位が普通で、冷間時の動粘度が高いオイルは、レスポンスが悪くなりがちなオイルとなり易いのが想像出来ます。

逆に冷間時のオイル漏れ防止や、トルク感は高く感じるかもしれませんが・・・

逆に40℃の動粘度が低いオイル銘柄の物は、始動し始めから数値が高い物より、レスポンスに長けた印象を与えるオイルとも言えます。


100℃での動粘度の数値が銘柄であまり異なりませんね。
※ 50指数の100℃動粘度基準(16.3〜21.9)

概ねの近年の車両が使用されてる、100℃の油温領域と言う事もありますが、動粘度が高いほど、熱に負けない丈夫な油膜が形成されるオイルと言われます。

旧車や2輪には、動粘度16〜18もあればレース等でも使うには問題ないようです。
ただし、レースでは130度位に達することがザラなので、レースオイル選択の際には140〜150℃までの際の動粘度(HTHS粘度)が重要になるようですね。


例えば安くて入手し易く、周りでも使っているユーザーが多い、VALVOLINE VR-1 Racing 20W-50 のHTHS指数は3.7になります。(※ US製のグレー色プラボトルオイルでの数値で、EC製の黒色ボトルの物は異なりなます。)
この数値は20W50のオイルのHTHSとしては最低基準値です。
100度程度での動粘度数値は優れるが、100度以上のある程度の油温になると急激に劣化し始めて、オイルとしての初期能力より下がり易いオイルと言う事になります。
サーキット走行等の油温が高くなり易い状況下での使用は、オイルクーラーを用いて油温が高くならないようにするなどの注意が必要になるかと思います。




あと、ここ数年話題になっているZDDPについて調べてみました。

色々な情報がありますが、最も一般的に使用される耐摩耗性添加剤は、ジアルキルジチオリン酸亜鉛(ZDDP)になるようです。

※ Zinc(亜鉛)とphos(リン)にて記載されている方が多いので、今回はこの数値で表示しました。


ZDDPは、エンジン内部の耐摩耗性保護をするために、亜鉛とリン成分を含有し、古典的な直打ち式なフラットタペットカムの金属間接触での摩耗防止に、最も重要なオイル成分だと言われています。

近年に生産された大半の車両が、ローラーカムエンジンを用いている為、ZDDPを多く含むオイルは必要ではなく、むしろZDDPにて触媒コンバーターが詰まったりする害になるため、残念ながら近年のSMやSNグレードのオイルには、20W-50のようにAPI規制外のオイル粘度数の物でも、あまり多くの亜鉛とリンは含まれていないのが現状のようです。

しかし古い形式のフラットタペットカムのエンジンには、ZDDPが1200 ppm程度の値を含むオイルを使用する必要があると、海外の旧車レースなどを行ってるクラブ等では推奨されています。

ZDDPが1200 ppmと言うと、ちょうど2輪向けのオイル規定下限値と合致しますので、多少割高では有りますが、2輪用のオイルを使用するのも、一つの手かと個人的には思います。

更にお財布に余裕があれば、レース用と謳われるオイルはZDDPが一般使用のオイルよりも、約倍位の(2400ppm程度)亜鉛とリンが含まれている商品が多いので、オイル交換のインターバルを短く守れば此方もオススメだと思います。
私には無理ですが・・・余裕ないので・・・(大汗)

前回のラヴォイタの際にレスポンスアップを狙って、GULF BLAZE 15W-40 (動粘度40℃113.2/100℃15.4)を、通常使いの20W-50より、やや柔らい粘度指数の物を使用したのですが、コレが凄く軽く廻るオイルで好感触だったので、テストでZincが若干減っていた通常使用しているKENDALLと比較して、使用オイルを考え直すべきかと思ったのです。

※ BLAZEのZDDPの値が不明だった為、オイル交換の際にZDDP plusを足して使用しました。



そこで、安価で販売しているオイル銘柄で、オイルに含まれる成分(ZDDPなど)データを公表していないオイルメーカーに問い合わせたところ、「お尋ねのzinc等の含有量につきましては社外秘となっており公表出来ません。」との返答でした。

そうですか・・・
予想はしていたもの、個人的には理解に苦しみます。

私的ではありますが、自らメーカーサイトで「良いオイルですよ〜!」と謳っても、オイル成分の解らぬブラックボックスのようになっているオイルを信頼して、長期に使用する事は有りえないと思います。

他メーカーで製品の品質に自信があるメーカーは、動粘度及び、Zincの値も公表しています。


データを公表している信頼性の高いオイルを、私は選びます。


おそらく、古い車を所有している方は、私と同じような考え方だと思うし、その車趣味をしている人口は、一般的に自動車を用いる人口とは微々たる数だと思いますが、そのような一般的でない硬さのオイルに需要を求めるユーザーには、オイル成分は重要な事項でないでしょうか。

また、良い商品が評判になるのも、酷評されるのも、現在は以前と比べネットの恩恵で、ユーザーに製造メーカーとして真面目かどうかの線引きは直ぐに伝わる世の中ですから、開示しないと言う対応は個人的には、包み隠してるようにしか感じられません。

また、古い車両を所有するユーザーは、セカンドカーを所有している事が多く、やはり足車言えど、此方にも信頼度の高いオイルを使用するでしょう。
1ユーザーが横を向くと、2台目3台目もの数の車両が、そのメーカーのオイルは使用されないと言う事に繋がります。



古い車両や、4輪オイルを2輪に汎用するオーナーにとって、オイルデータを開示してないオイルは購買意欲を沸かす事は無いばかりか、公表しないのは間違った販売促進と思います。

良い商品を製造販売している自負があるなら、堂々と数値を公表すべきではないかと思うのです。



皆さんは、どう思います?



調べる際に特に気になった内容です。
2輪向けの内容で、オイル製造メーカー自社が制作したデータなので微妙ですが、ココ参考にしました。


でも、アムズは日本代理店がボロ儲けしているおかげで、本国では比較的安いのに日本だとムチャ高くて、小遣いでやり繰りしてる私には、1クート946mlで¥3,000以上するオイルなんて無理!(汗)
何処か、ケンドルみたいに直輸入して安価で販売して欲しいなァ・・・


しかし、カストロール クラシックと、シェブロンのシュプリームが見事に同じような値なのは、何故?

カストロールなら、BPとかのオイルと同じ精油所なので、同成分なのは理解出来るけど・・・



貴方は、何をお使いになってます?

使用オイルを選んだ理由を教えてくれると幸いです。


まだ、次期オイルを購入してないので、参考にさせて下さいね!




て、チョット愚痴ってみた・・・(汗)





ダラーラX1/9はカッコイイね〜



※ オイルを考える パート2の続きになります。

オイルを考える パート3
Posted at 2015/08/04 13:55:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ

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「@咲夢 さん、シリーズ4のオルタネーターなら、ICレギュレーター付きのブラシホルダーは、VWゴルフ2と同型なので、ヤフオクとかでも売っているので、スペアとして入手をオススメします。
海外の電気系リペア製品は、残念ながら短命ですので。」
何シテル?   07/03 17:42
現在、alfa romeo spider Sr2に乗ってます。 免許を取ってから、んっじゅ~ねんキャブ車ばかり乗り次いでます。 オープンに乗ってますが、本当...
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