• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

コンクリートロードのブログ一覧

2019年12月23日 イイね!

久しぶりにモノローグ

勤務中なのに、私情で泣きそうな気分になった。困ったものである。

その数時間前、長男から電話が来た。仕事場で受けるのは初めてのことである。今年4月からの就職に先だって3月からアパート暮らしを始めた長男。会うのは夏、義父の告別式の時以来である。

出張先にアパートの鍵を忘れて来てしまったので合鍵を貸してほしい、という用件だった。
出張先へ戻るよりも私の職場へ寄る方が早いらしい。

父さんは、こんな感じの所で仕事してるのかぁ、と笑顔でやって来た長男。まだ社会人一年生なのに、数ヶ月でずいぶんとシッカリしてきたものだ。
私の仕事場へ来るのも、私が仕事の格好をしているのも、考えてみれは子供達は見た事が無かった。

出張は、いつまで続くんだ?
ちゃんとメシ食ってるか?
風邪ひいてないか?
など、一方的に私が訊ねるばかりで、しかし長男は、それらの質問に、にこやかに答ていた。
そんな短いやり取りをしたあと、
それじゃ、また。
たまには実家にも顔出せよ。忙しいかも知れないが。
笑顔で手を降って、長男は出て行った。

そしたら、何だか急に泣きそうになった。おいおい勘弁してくれ、俺、全然子離れが出来てないって事かい。しかも勤務中だぞ。

そして、ふと思い出した。
30年前、社会人一年生で会社の独身寮に入って何ヵ月かした頃。まだ試用期間だったので自分のクルマを買うことも持つことも出来なかった。ある週末の休みに実家へ帰り、日曜日の夜に、父の運転で独身寮の前まで送ってくれた事があった。隣県であり夜なので90分程度のドライブである。
今の私と同じ年齢だった当時の父は、今の長男と同じ年齢だった当時の私が、クルマから降りて寮へ入って行く後ろ姿を見て、今の私と同じ様な気持ちになったのだろうか?
Posted at 2019/12/23 21:08:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 家事など | 日記
2019年07月07日 イイね!

母の手術のこと

母の手術のこと義父が亡くなってからひと月以上経つが、四十九日まではまだ二週間ちかくある。あの世へ行っても、「霊」から「仏」に昇格?するのも時間が掛かるのだな、などと思ってしまう。豪快な自由人であった義父は、この事態にどのように向き合っているのだろう、などと仏壇に手を合わす度に考えてしまう。

ところで出来事は重なるものであり、義父のお通夜が行われた日、その日の昼過ぎに、実は母の手術も行われていた。
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛を治す為の手術である。椎骨と椎間板(軟膏)が変形し、平行して走る神経を圧迫する。その結果、腰から足に掛けて強い神経痛が起こる。そこで、変形した骨を削り、場合によっては人工骨に置き換える、そういった手術である。母の場合も何ヵ所か置き換えたようだ。

この数ヶ月、母は、この坐骨神経痛に悩まされていた。初めのうちは鎮痛剤等を飲んでいたが次第に効かなくなった。そしてベッドから立ち上がるのも歩くのも苦痛になっていた。ふだん血圧で掛かっている診療所の医師の意見や、知り合いで実際に手術を受けた人の話など情報を集め、ある程度のリスクは追うことになるが、とにかくこの痛みが少しでも減るなら、と手術の覚悟を決めたのが5月の連休の頃だった。そして、以前母が膝の手術でもお世話になった病院に、再びお世話になる事になった。検査を重ね、日取りが決まったあとに、義父の不幸が起きてしまった。
手術当日の朝、父と共に病室へ出向いた。母が手術室に入ったあと、家族控え室で待っていたが、手術が終わる前に義父のお通夜準備の集合時間となったので、あとは父に任せて病院を後にした。
その夜、父に電話して、手術は無事に終わったと知り、ひと安心する。翌日の告別式、その翌日からは勤務に戻ったので、母の病室へ行けたのはその週の週末になってしまった。
有り難い事に、手術によって痛みは無くなり、心配していた痺れも出なかった。ベッドからの車椅子へ乗り移る動きが、手術前は痛みをかばってゆっくりだったが、術後初めて病室へ行ったとき、すいっと身軽に乗り移っているのを見て、ちょっと驚いた。

たた、高齢ゆえに傷の治りが遅いのと、筋肉もだいぶ落ちてしまったのとで、術後のリハビリには時間を掛けている。
この週末に病室を訪ねたときは、午後のリハビリが始まる少し前だったので、リハビリの様子も見学させてもらった。現在はベッドからの移動は、取っ手とキャスターの付いた器具に捕まり押しながら歩いている。リハビリではストレッチとごく簡単な筋トレをした後、杖二本をストックのようにして歩行訓練をしていた。
リハビリが終わった後、療法士さんに、あれだけ歩ければ日常のベッドからの移動も杖二本で良いのでは?と聞いてみた。療法士さんとしても、それを勧めているのだが、あとは本人の気持ちの問題だろう、と。母としては、まだ杖だけでは不安だそうだ。そんな訳で、まだまだ入院は続きそうである。

一方、ひとり住まいとなった父は意外にも不自由してないようで、日頃殆どやらなかった料理なども少しずつレパートリーを増やしなが楽しんでいる。とは言え高齢者のひとり住まいである事には変わり無いので日頃からの様子見が大事である。

回りを見れば、親の介護に多くの時間とエネルギーを使っている同級生など同年代の友達が何人か居る。彼らに比べれば、この程度で済んでいるのが有り難い。
母が退院した後、筋力を衰えさせない為には積極的に出歩くようにあれやこれや仕向けなければ…等と、先の事も気に掛けてしまう私ではあった。

今日は七夕だが、生憎の雨。天の川は観れなそう。
Posted at 2019/07/07 18:19:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 家事など | 日記
2019年06月15日 イイね!

逝く人、遺る人

逝く人、遺る人6月になって間もなく、義父が息を引き取った。二年あまりを病院で過ごした末の最期だった。
仕事から帰宅したとき、先に病院へ駆けつけていた妻から義父が危篤との連絡を受けた。すぐにタクシーを呼んで向かったが、病室に着いたときは既にこと切れたあとであり、しかし未だ体温のぬくもりを保っていた。
そのまま、死亡確認や葬儀の手続きなどが始まり、葬儀屋さんのクルマで義父が病院を後にする頃には午前3時ちかくになっていた。
妻と義姉、そして喪主である義母の三人を中心に、葬儀の準備が進められた。病院の相談員さんから紹介された葬儀屋さんは、亡くなった晩から告別式が終わるまで、実に丁寧できめの細かい仕事をしてくれた。

義父の闘病中の頃に話を戻す。
入院している義父を訪ねて、義母は足しげく病院に通っていた。終末期医療とはかくなるものなのか、と考えさせられる「事件」が幾つかあり、そのたびに義母、義姉、妻はひどく心を痛めていた。そんな事もあって、義母は、家族が来ているんだよ、との意思を病院に示すためにも多いときはほぼ毎日、間隔があいた時でも週に1回は病棟を訪れていた。
辺鄙な立地であるその病院、シャトルバスは本数が限られ、その他の公共交通機関は皆無なため、面会や、夜間の急な病変で呼ばれたときにはクルマを使わざるを得ない。タクシーという選択肢も無いではないが、年金で収入が限られた生活では、金銭的に無理がある。
栄養管理や毎週の定期的な有酸素運動と筋トレ、そして脳トレも欠かさない義母は、80歳を超えて久しい年齢なのだが、平均的な同年代の人よりも相当にシャンとして若く見える。仕事で日本全国をクルマで走り回っていたので運転技術も確かなモノを持っている。そんな義母でさえもこの数年、運転は疲れるようだった。免許を返納したくてもお父さんが入院している限りは返納できないんだよ、といつも言っていた。昨今、急速に報道が増えている高齢者の暴走事故も、義母にはプレッシャーになっていたと思う。
葬儀を進める中で、これでようやく免許を返納できる、とホッとした様子で話していた。

葬儀までの期間、妻は我が家のイプサムを、私は義母のA32を借りて、手分けして走り回る事が多かった。運転しながら、つくづく良く出来たクルマだなぁ、と感心していた(写真のフロントバンパーの凹みは、駐車中に当て逃げされたものである。2017年9月30日の記事参照)。義母が免許を返納した後のA32の「処遇」については、指示をもらっている。

いよいよ親世代にもサヨナラの順番が回ってきたようだ。
およそ30年先の自分たちの姿。私の人生も、不慮の事故や病気などが無ければ残りあと30年くらいなのである。30年前の自分を思い返す。ちょうど今の長男くらいの年齢だった私。ずいぶん昔の様にも思えるし、ついこの間だったようにも思う。年齢を重ねるごとに一年が過ぎるのを早く感じるので、これからの30年は今までの30年よりもずっと早く過ぎてしまうのだろう。なんて思うと、すこし切ない気分になる。

それまでの生活費、年金のほかに2000万円も要るの?
大丈夫なのかな?
それもまた切ない…。
Posted at 2019/06/15 11:52:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 家事など | 日記
2018年08月17日 イイね!

さよなら米びつ~クリーンセンターへ。

飯田へ越した頃に妻の実家から頂いた米びつ。30㎏も入るので重宝していたのだが、八王子へ越した頃から2個ある計量レバー(1合用と2合用)のうち2合用が使えなくなり、それでも1合用だけで使っていたのだが、このたび1合用も壊れてしまったため、買い替えることに至った。
約15年にわたってお世話になった米びつ、廃棄しようとするとサイズが大きいので粗大ごみ扱いになる。回収をお願いする場合は回収日を予約したうえで500円分の証紙を買って米びつに貼る必要がある。一方、自分でクリーンセンターへ持ち込む場合は、10㎏あたり350円である。この米びつの重さは持った感じ10㎏も無いので、手間はかかる持ち込んだ方が安く済む。
そんな訳で、たまたまシフトの関係で平日休みだった木曜日、クリーンセンターへ出してきた。
行くのは久しぶりである。このまえに行ったときは実家の古い箪笥を出してきた。

イプサムに積み込む。
意外と小さい。
alt

街道からクリーンセンターへ入る道。

alt
信号待ちしていると、事業者のクルマも入ってゆく。

導入路へ入ってゆくと、持ち込みごみの巨大な案内板が出ている。

alt


alt

因みに、ここは、運動公園や入浴施設が併設されているため、行き先を間違えないために大きく表示していると思う。

計量受付の手前に係員の方が居て、受付用紙を渡される。

alt


前のクルマが発進しても、信号が青になるまでは停止線の前で待つ。
alt
ここで、市民であることを確認するため、身分証明書を提示する。そして、持ち込み前の車両重量を測り、先ほどもらった用紙と引き換えに受付カードを貰う。
alt
そのあとは「一般車」と書てある青い線に従って進む。もちろん徐行。

alt


廃却する施設の前で順番待ち。
alt


前のクルマが発進しても、信号が青になるまでは停止線で待つ。

alt


青になり、建物の中に入ると、係員が誘導してくれる。

alt


写真左に見える空間がごみの集積場。

alt


バックで廃棄場へ停める。

alt
車両から粗大ごみを下す作業は、基本的に持ち込んだ人が行い、その様子を作業員がじっと見て待っている。
降ろしたら、そこから先は、作業員にお任せ。
今回は、そこで立ち去ったが、以前、箪笥を出したときは、降ろしたそばから作業員が後方にある集積エリアへ勢いよく投げ落とす様子をまじまじと見てしまった。落ちた箪笥は衝撃であっけなくバラバラになっていた。

では宜しくお願い致します。と作業員さんたちに一礼して、クルマを発進させる。

alt

このあとも青い線に従って徐行する。
alt

粗大ごみを降ろした後の計量受付へ並ぶ。

alt
ところで写真の銀色のセダンは、道を間違えたようだ。入浴施設か運動公園へ行きたかったようで、係員の指示のもと、Uターンして去って行った。あんなに大きくゴミ持ち込みの看板が出ていたのに…。

帰りの計量も、信号で順番待ち。
alt
入場の時にもらったカードを渡して計量結果を待つ。

alt
結果が出ると、ここで持ち込み前後の重量差に応じて処分料を支払う。

副次的に、自分の乗ってるクルマの重量が判る。イプサム1名乗車状態なのに1.5t近くもあるんだね…。
alt

これで手続き終了。街道に向けて、クリーンセンターを後にする。
alt

来月からは、クリーンセンターへ出す場合でも事前予約が必要になるらしい。
ゴミ、増えるのかな。

Posted at 2018/08/17 21:41:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 家事など | 日記
2017年03月12日 イイね!

義父の転院

義父の転院以前から体調があまり良くなかった義父。

この一年でみるみる病状が悪化して今年に入って間もなく入院となった。そして先日、より良い治療が可能な病院へ転院となった。
転院の翌日、仕事が休みだったので、義父は不安な様子になってないか心配で訪ねてみた。
すると、幸い、とても穏やかな様子であり、介護士さんが車椅子に移してくれてロビーでお話してくださいね、と。1時間くらいだろうか、ポツリポツリと話をして、ちょうど夕食が始まる時間だったので、引き上げる事にした。

よりよい環境での治療とはなったが、症状は依然厳しく、気持ちは複雑である。家に一人残った義母も自宅での介護という負担は無くなったものの、寂しいと思う。

今まで散々お世話になった人たちであり、これからもマメに訪ねようと改めて思った次第。
Posted at 2017/03/12 19:13:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 家事など | 日記

プロフィール

「[整備] #クロスビー 前後モノコックバー取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/555630/car/3676727/8297867/note.aspx
何シテル?   07/13 17:58
備忘録的な書き込みが多いです。 細く長くやってます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
1011 1213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

プロアイズ筑波サーキットTC2000enjoy走行会 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/21 17:25:30

愛車一覧

スズキ クロスビー C/N:***869 (スズキ クロスビー)
2024年12月納車。 入手までの経緯は、’24.12.22のブログ参照。 こんどこそ、 ...
スズキ クロスビー C/N:***517 (スズキ クロスビー)
'24年6月成約、8月納車、12月保険会社へ引き渡し。 17年ぶりの買い替え、30年ぶり ...
トヨタ イプサム トヨタ イプサム
'07年10月購入、'24年8月売却。。 通勤に、家族の遠出に、子供達が小さかった頃には ...
スズキ ワゴンR スズキ ワゴンR
'04年5月、中古で購入。'14年12月売却。 家計への負担にならぬよう気を遣いなが ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation