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イイね!
2013年02月03日

海外サーキットへの道(その4、サーキットデビュー)

海外サーキットへの道(その4、サーキットデビュー) 2月2日(土)、とにかく走って参りました。金曜に納車、翌日にサーキット、このパターンは最近自分で購入した、NSX、NC(NRA)、NC(クーペ)すべてに共通するパターンです。納車して待ちきれずにすぐにサーキットを走る。だいたい、ノーマルパッドがフェードするとか、ボロボロになるとかして深く反省して帰ってくるのですが...

Barbagallo Raceway の一般走行会日 である Tuning Day に初参加です。全長 2.5キロ、裏ストレートでは NC でも 170~175キロ の速度が乗る高速コースです。紙の上で見ると、なんとなく筑波に似ていなくもないのですが、走ってみるとずいぶん違う。結構高低差があり、コースアウト・イコール 丘の下に横転転落の可能性がある場所があります。また、比較的高速で抜けるコーナーを伴う上り坂では前方がブランドになり恐怖感を感じます。さらに、上り坂の頂点ではフロント加重が抜けてコースアウトしやすいなど、日本のサーキットではあまり経験しなかった危険どころが満載です(笑)。コースの各ポイントについて解説を始めるとキリが無いので、またの機会といたします。

動画は、デジカメの固定状況が悪く、乗り物酔いしやすい人は見ないほうが良いかと思います(笑)。と思ったのですが、YouTube のブレ補正を使ったら普通に見れる... ロールバーの無いロードスターに乗っている人って、車載をどうやって固定しているのだろう。




オフィシャルは、コントロール・ラインのポストに居るだけで、コース上には一切居ません。したがって、前方にスピン車両が居ても親切に旗を振ってくれる人がおりません。走行初回の講習もビデオを見て5分間の自習のみ。その後、ボランティアのおじいさんが、初心者には声をかけて判らないことがあれば教えてくれます。「長袖シャツ持ってきた?」「ヘルメットは持っている?」「サーキットは走ったことがある?」、「日本でちょっとだけ」と返事をし、装備品を指差します。そこには、3年間の使用に伴いちょっと良い感じになった、アルパインスターのFIA公認 レーシングシューズ と グローブ、バラクラバス、4輪用ヘルメットが置かれています(笑)。

時間的な制約もあり、スポーツシートやパッドは交換せず、牽引フックのみを装着して走行に望みます。水温などの監視のために、日本から持ってきた BITZ の Touch B.R.A.I.N. も設置。固定する場所が無いのでガムテで手元に貼り付けます。

サーキットのルール上は、一般車両は牽引フックの位置に赤いテープでマーキングをすることになっています。色が赤なのでちょうど良い。また、こちらではレース車両は日本と異なり、牽引フックとしてナイロン製の短いベルトのようなものが取り付けられています。接触の際に、他車を傷つける可能性が少なくなります。バンパーからベロンと出ている姿は、格好は良くありませんが...

休日の走行会ですが、同時にコースインする車両は多くても 5~6台程度。しかしながら、半数以上は本当のレーシングカーであるため、タイム差が大変大きい。私の運転するノーマル MX5 は、はっきり言って一番遅い。悔しいのは、明らかに旧車で遅そそうに見える車に、完全にチギられることです。「マシンの性能を腕でカバー」 という前向きな気持ちで挑みますが、無理でした。レース経験者だと、さすがにちゃんと走れていて速い。後ろから来た場合でも、勝手に抜いてくれるので譲る必要なし。

オーストラリアでは、土地に余裕があり保管場所に困りません。また牽引トレーラが盛んに使われています。レーシングカーはおろか、ボートやクルーザーさえも普通の人が自分で運んでいます。したがって、コースでは専用のレース車両を準備すればよく、あえて改造の制約のあるナンバー付車両をサーキットで使用する必要性が無いようです。ナンバー付で走っているのは、BMW の M3 とか GT-R、カリカリチューンの V8コモドア とか、モンスター車両ばかりです。

170キロオーバーからのフルブレーキがありまずが、パッドを交換していないことからブレーキの感触に十分気をつけながら、連続周回も押さえながら走行を行います。謎のタイヤ、YOKOHAMA A.Drive R1 は新品バリ山タイヤでしたが、結構悪くない。ブレーキングでそこそこ詰められる感じから、スポーツタイヤのたぐいである模様です。16インチと異なり、扁平率の高い 17インチ、45タイヤは あまりショルダーが落ちず、ハンドリングに剛性感を与えます。素人考えですが、ショックとの相性は無視するとして、同じトレッドであれば 17インチの方が接地面積が有効に使えてタイムがでるのではなかろうかと思います。しかもライフが伸びそうです。純正17インチホイールのデザインは、16インチホイールとと比較して冷却性が高いためか、ベーパロックとかフェードとかの類は発生しませんでした。

DSCは、絶えず作動しオレンジ色の蛇行マークが表示されます。 OFF すると、車の回答性が確保され、またコーナ出口でしっかりと加速します。

純正の黒いショックは思ったほど悪くなく、ストレートやゆっくりと舵を入れてゆくコーナでは問題ありませんが、数箇所ちょっと不安な動きをする場所があり、直線的に入るなどアプローチのラインを変えてしのぎます。

計測器が無いので正確ではありませんが、タイムはベストで 1分18秒程度。シビックなどが参加している改造程度の抑えめなレースでさえ、10秒は切っているみたいなのですが...35℃を超える猛暑の中とはいえ、あと4秒くらいは現状で縮められないかと思います。

ともかく、今回は車を壊すこともなく無事にサーキットデビューを果たすことができました。

(終わり)
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Posted at 2013/02/03 12:00:30

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この記事へのコメント

2013年2月3日 12:49
おぉ・・その4まで・・。
いつも通りのインパネとエキゾーストで全く違和感ないですね。
コースは筑波というよりは袖ヶ浦や仙台ハイランドのイメージでしょうか。
これからのタイムアップレポートを楽しみにしております。

お使いの電話がAndroid端末でしたら、こちらでラップ計測はいかがでしょうか?

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.krtk.laps_free&feature=search_result#?t=W251bGwsMSwxLDEsImpwLmtydGsubGFwc19mcmVlIl0.

調べたらBarbagallo Raceway 対応しています(^^)
コメントへの返答
2013年2月3日 21:34
情報ありがとうございます。私がこちらで使用しているが、アイフォン なので、アプリが対応していないようです。

が、手元にあった Galaxy Tab にインストールして拡大モードで表示したら、ゼロの長さが約3cmと巨大で見やすいです(笑)。

あとは、この巨大なタブレットを車内のどこに固定するかですが...
2013年2月3日 21:01
ダシュボードの上の芝生(カビ?)みたいなモノは何ですか?

みなさん刺激的なエキゾーストノートを撒き散らして走行してるんですね。^^;
コメントへの返答
2013年2月3日 21:41
ブルーチーズ用のアオカビ育成フィールドです。(前のオーナーの遺産)

車高調と、タイヤと、デフと、素敵なサウンドのマフラーと... レギュレーションがなくなると、正直 なんでもありなのでどこまでやってよいのか困りますね。
2013年2月3日 23:20
AndroidタブレットのGPSを利用するもいいですし、GPSロガーを購入すればさらに精度アップします。セットアップ・ロガー連携等はお時間のあるときにこちらを見てください。

http://blog.livedoor.jp/kurohachi8/archives/51783265.html

タブレットの固定でしたらこいつが最強らしいです。
オーディオの1DINスペースを利用してガッツリ固定できます。

http://www.provile.co.jp/index.php?%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
コメントへの返答
2013年2月4日 23:24
ありがとうございます。おなじみのドリフトボックスなどもこちらで購入できるみたいなので検討しておりましたが、タブレットのソフトには当面お世話になりそうです。

ウチの車には余っているは DIN スペースが無いので、大工センターで金物を購入して試行錯誤しながら自作することになりそうです!紹介頂いた Provile さんのホルダーは、たしかにガッツリですね(笑)。
2013年2月4日 21:36
コースレイアウトが最高っすね
短いのに楽しい高速コーナーとS字がたくさん
日本の狭くつまらないチマチマコースにありがちなヘアピンが無い!
ちょっと羨ましくなりました・・・
コメントへの返答
2013年2月4日 23:30
実は、高速コーナが苦手なので練習になりそうです。

YUZOさんの車なら、オージーレーサーたちの目も点になることでしょう。ヒストリックカーの仲間入りをしてもおかしくない昭和車で、内装やオーディオを極力犠牲せず富士を2分切りという、に何しろこちらにはちょっと見かけないコンセプトだと思いますので(笑)。ぜひ、車ごと移住されることをお勧めします!
2013年2月5日 23:14
丘を登った後の下りの右コーナーが結構しびれる。
コメントへの返答
2013年2月7日 19:22
さすがですね!私の中では、鈴鹿のイチコーナーに近いと認識されています。エスケープの少ないアウトからのアプローチが最速ラインのようで、タイムの縮め代が大いにあると感じてます。パワーのないMX5は、敢えてインベタもありかもしれません。

プロフィール

「5年間の海外駐在を終え、6月に帰国しました。」
何シテル?   08/24 18:29
2009年 から 3年間 NCEC NR-A (44号車)で Party Race に参戦していました。
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