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５月４日～６日に 西オーストラリア パース近傍にある Ｂａｒｂａｇｅｌｌｏ Ｒａｃｅｗａｙ で開催された Ｖ８ Ｓｕｐｅｒｃａｒｓ Ｔｒａｄｉｎｇ Ｐｏｓｔ Ｐｅｒｔｈ Ｃｈａｒｅｎｇｅ を観戦してきました。

参戦車両は共にオーストラリア製のフォード・ファルコンとホールデン・コモドアをベースとしたレーシング車両。実質ワンメイクレースとも言えます。ワンメイクは、セッティングとドライバーの腕の差が出るのです。エンジンは５リットル、Ｖ８ の ＯＨＶ（！）で、６００馬力以上の出力を誇るそうです。オーストラリアでは最も人気のあるカーレースです。

先日、コモドアはレンタカーで乗る機会があったのですが、その時の鈍重な印象とは異なり、装飾されたレーシングカーは洗練されたイメージ。格好良い。

芝生の広がる緑豊かなサーキット、家族連れでそんなにレースに没頭しているわけではないけれど、なんとなくのんびりと雰囲気を楽しんでいる、そんな日本では見られない風景がとても印象的でした。久々に見るプロレース、車間距離の近さ、スピード、節々に光るドライバーの判断力にとても刺激を受けました。浅い接触は節々にあるものの、決定的なクラッシュに至る接触はほとんど無く、ギリギリのところで譲ったり、プロレーサーの駆け引きがとても面白かった。

同じ車が２８台も密集して目前を駆け抜けるオープニングラップ。まるでアメリカのオーバルレースを見ているようです。



レール前には航空機のアクロバット。ＴＶ中継のためのヘリコプターも飛んでいます。



各レーシングチームは、チームグッズを売るための売店（トレーラ）を敷地内に展開。お気に入りの
レーサーやカーナンバーのシャツを求めるのは日本と同じ。



かなりの人数が入っています。



白熱するワンメイクバトル。









芝生の観覧席がとても広く、のんびりとした感じ。

金が出るんだそうで、掘って掘って、こんなになってしまったそうです。下のほうに見えるダンプカーも、普通のサイズではなく超巨大なのですが豆粒にしか見えません．．．

ふと、足元の石ころを拾うと、石の中にキラキラと光る微小な金の粒が！その変に転がる岩の中にも強い日差しを反射してキラキラと光るものが見えます。これはすげーわ。記念に、石ころひつとお持ち帰りです（笑）。

ついに乗りました、オーストラリア国産車（いちおう）。ホールデンのコモドア・オメガ。１．７トンを超える重量に、３．０リットル、Ｖ６エンジン。社内の広さはゆったりしているが、ややデザインが安っぽい。ＡＴのシフトなんかも１０年位前の単純な形。サイズの割には馬力感がなく、レスポンスが悪いエンジン。それでも先週までトラックを運転していた為か、コーナはきびきび動くような錯覚を受けた（笑）。一昔前のアメ車に期待されるイメージした。１週間ほどお世話になりました。

海外に出張する時は、これまで独りで行くことが多かったのですが、出張先で借りるレンタカーって、どこに行くのも一緒で、別れる際には多少なりとも情が移っているものです。

時間が空いたときに、色々な場所を訪れ、景色と車と一緒に写真に撮っておくと、ああ、あの時はこんな車に乗っていたなあと思い出すことになります。１２００キロほど走ったトラック君も、明日で最後になりました。明日からは短期で金山に行ってきます。



最後に跳ね石でフロントガラスにヒビ入ったけと、ま、いっか．．．（笑）。

海外赴任が決まり、夢のガレージ付きの豪邸に住むことになりました。正式に移動して初めて乗る車。会社のアシスタントの方から連絡があり、引越しとかで荷物運ぶかもしれないので、ピックアップトラックをレンタルしておきましたとのこと。

アメリカとか、オーストラリアでは日本と違いピックアップトラックは社会の中でステイタスを獲得しており、ちょっとイケてる感じのイメージです。

オーストラリアでは、この形の車をＵＴＥ（ユート）と呼びます。当地 ホールデンからは、Ｖ６ や Ｖ８ の ＴＨＵＤＥＲ という ＵＴＥ が販売されており若者に人気です。赤や青、黄色でペイントされた車体に、若い兄ちゃんとかが、いきがって乗る感じの車。当然後輪駆動。

期待を膨らませて、レンタカー屋に行くと．．．
普通の トヨタハイラックスの、トラックが用意されていました（笑）。
いや、実用的という意味では文句はありません。

窓は手動でくるくるハンドルをまわすやつ。いや、たぶん１５年ぶりに電動パワーウインドウ以外の車に乗りました。燃料タンクなんかは外から丸見えで、タンクから生えた給油ラインの先端に鍵付きの給油蓋が付いています。全体的に、車体の各パーツが丸見えでスケルトンな感じです。いちおう、エアコンとパワステだけは付いています。

マニュアルで慣れないディーゼルエンジン。回転をあわせずにつなげると、タイヤがロックするほと効くエンジンブレーキ。４３００ｒｐｍ までしかないレブリミット。

最初は戸惑いましたが、そのうちに気持ちよく乗れるようになります。特に２速での２０００～３０００ｒｐｍ が最高で、まるでターボ車の加速のようです。交叉点からの立ち上がりで、アクセルを全開にするとグリップの低い後輪のオフロードタイヤが空転し、スキール音をたてて豪快に加速をしてゆきます。

だんだん正しい乗り方が判ってきました（笑）。こんな車でも、１０日間も乗っているうちに愛着が沸いてきます。

さて、次期戦闘機を物色中ですが、２０年落ち、２５万キロ走行の ＮＡ６ が平気で７０～８０万円 で取引されているようです。新車買うにはおこずかいが心もとないですが、ＮＢ においては中古でも １５０万円 くらいするみたいです。２、３ヶ月以内には何か乗りたいと思っていますが、なかなか決まりそうにありません。