
古ネタですが、先々週土曜日の練習走行の話です。
Party RaceII 緒戦、結果はともかくも、終わったとたんに気が抜けて、1週間は放心状態。なんだかんだ言って冬場の半年間の練習は、この5月5日のレースがいつも頭の片隅にありました。こんなに走り込みに没頭できるのは、車を初めて以来久しぶりのことでした。走って、飛び出て、燃え尽きて、真っ白な灰になっておりました。
約3週間の休養を経て、レース後初の練習です。7月のレースまで時間があるので、今回の目的はラインとか色々と試して、何か新しい技をあみだすことです。レース直前になると、決まった自分のレコードラインをひたすら反復練習するような走りになってしまうのでなかなか冒険ができない。今が良いチャンス。
今回から走行前のエアチェックもはじめてみました。気温と一緒にデータとして残す為に、ノートも新調しました。今さらですけどねえ(笑)。
準備が悪く T枠 が取れなかったので Y1 の走行です。先頭でコースインした最初の周を除いて、1周もクリアが取れない。イライラする。集中力も若干欠けている。後半、恐らくクリアでは 7~8秒台 で走ると思われる RX-7 が先行しているが、遅い車を裁くのが上手くないためかずっと前についたまま。
19周目の1コーナー、約1秒先行している(相当離れている) RX-7 が、いつも通り大外から アウト・イン・アウト の ライン。こちらは イン側に直線的に入るライン。この距離ではこちらは全開で突っ込んでもカブらない。ところが思いのほか先行車の ターン・イン が遅く、ようやく ノーズ が振れる。なんかヤバい感じのタイミングになった。横っ腹に突っ込みそう。ライン を アウト に振る。RX-7 は減速してほぼ止まるような速度。ラインをクロスさせようと思ったがアウトにスペースが開かない。
再度インへ戻す余裕が無く、アウト側、コース外へ。どうやら後続車に譲ろうと思ったみたいなのですが動きを読み切れなかった...とにかくこちらの勝手な判断ミス。深いダートにはまって後輪が空転。脱出不能。車を降りてコース外へ。
さすがに、筑波有数の危険スポットだけあり、スポンジバリアが高い。乗り越えるのは不可能。どこから外へ出るんだ?!と悩んでいると、コーナポストから声がかかる。「こっちこっち!早く!」 ポストの前にスポンジバリアの切れ目があり、ここに低い脚立が置いてある。ここに登り、重ねてあって 「踏むとフラフラするタイヤ」 を 2列 程乗り越えて(これが結構危ない)、ようやくコース外へ。
程なく、走行時間が終わり、今まで飾りだと思っていた牽引フックが大活躍して引っ張り出してもらうと、芝生上を逆走しながらパドックへ。
普段、スピンも、コースアウトもほとんど無いのですが、Party Racer 同士のバトルと直前のレースモードが体に残っていたみたいです。レースが終わったら、一旦気持ちのリセット必要だと感じました。T枠はともかく、初心者から玄人まで、軽からハイパワーターボまで混走の ファミリー な Y枠 ですから、もっと気持の余裕を持って走るべきでした。
ゼッケンを背負って走る Party Race 車両は、外から見てもそれと一目でわかります。仮にもレーサーとして筑波をホームコースとして走る以上、周囲から 「格好良い」 と思われ、一目置かれる集団でありたい。腕であり、マナーであり、走りに対する熱い気持ちであり。
そしてこの日、新調した私のノートに刻まれた最初のメモ。「朝飯:バナナ、サンドイッチ、1ヒート目:1コーナ コースアウト」...理想のレーサーには程遠いようです(爆)
Posted at 2010/06/14 00:44:58 | |
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