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2011年12月13日 イイね!

Party RaceⅡ特別戦④ 岡山国際サーキット(前日編)

Party RaceⅡ特別戦④ 岡山国際サーキット(前日編)2011年12月10日(土)、前日練習です。前日練習でここまで書くのか?
いいえ、来年とかに岡山で特別戦が開催されたりする時に、初めて参加される方の参考になるように、後世の方々により多く有益な情報を残してゆくことにこそ意義があるのです(汗)。

今年4度目となる特別戦、袖ヶ浦から始まり、震災復興応援ということで 菅生、エビスと続き、最終戦は 東京から遥か 650km 離れた、岡山国際サーキットで開催されることになりました。

連続で走破する距離と言えば、シンシナティ ~ バッファロー(米国)往復 900マイル(しかも2週連続)という記録を持っていますが、なにしろあの頃は若かったのです。今は、無尽蔵な体力というわけにはゆきません。

今週は例の マイコプラズマ らしき喉の不調により、夜中に咳でよく目が覚め、若干の睡眠不足でした。木曜日は仕事のトラブルで深夜3時就寝、そのまま金曜日に仕事、終わってから一旦家に戻って車を拾い、岡山へ徹夜ドライブしたあげく、土曜日の昼から練習走行を行うというハードスケジュールです。

体力的な不安を若干抱きつつも、レースに行く日に限っては、意外と睡眠不足も苦にならないものです。20時過ぎにはようようとして出立します。そういえば、レースの日は普段苦手な早起きも問題ない(笑)。

事前にドコモのタブレットを入手し、今時のアンドロイド的なデバイスを使いこなし、現地までのルートは完璧です。途中、SAで短い仮眠を繰り返し、10時過ぎには現地に到着です。46号車さんを発見。ほどなくして、パラパラと Party Racer が集まりはじめます。遠方のサーキットであるため、ほとんどの 方々は経験が少なく、前日練習にはほとんどのメンバーが参加します。

参加者の中には、徳島経由のフェリーで来た方、途中、名神高速の SA に設置された宿泊施設である ”レストイン多賀” で宿泊して来た方などもおりました。

年末の飲み会で、123号車さん から頂いたアドバイスを元に、あらかじめ You Tubeに Up されている動画を眺めてきてはいるものの、やはり走ったことの無いサーキットだとイメージが沸きません。走行までに時間があることから、約1時間 をかけてサーキットの周囲を 3km 程歩きまわり、各所コーナのあんばいや、カントの具合を走行前にチェックします。特に、走行中に確認のしにくい外側の縁石やその外のダートの状況を確認します。これをやっておくだけで、気持ち的に攻められる度合いが違ってくるのです。コース一杯を使い切り限界で攻める自分を想像し、気持ちも高揚します。

歩いていると、1コーナや、奥のヘアピンの先、フェンスの外側に何箇所か花束が添えられている場所があります。高揚した気持ちが、若干ダウンです...

戻ってきて、前のタイヤを左右ローテーション。左のパッドを見ると、やや薄く頼りない感じ。周囲のレーサーの多数決の結果、パッドは引退処分となり 46号車さん のお下がりパッドを頂いて取り付けさせてもらうことに。

実は、今回のレースに先立ち、1週間前にアラインメントを変更しています。今年はじめに、アラインメントを詰めてゆくことを決心し、何度か変更をしていたのですが、震災のために詰めきることができず、今年のシリーズ4戦、特別戦2戦は、やや不安定なオーバー気味のセッティングでレースを行っていました。

ドライバー的には大変気持ちの良いセッティングでしたが、高速コーナが踏めないこと(一部の ライバルレーサーの方には見抜かれておりましたが...)、タイヤが減った時にオーバーが強くなりすぎる弱点があり、シーズンが終わったいまさら、岡山のような高速サーキットを走る前に一度変更をしてみようと思ったのでです。フロントは軽くいじって、リア は キャンバー と トー をそれぞれ 安定方向 と 不安定方向(笑) にそれぞれ大きく変更です。根拠はあまりありません...

さて、いよいよ コースイン です。最初の印象として岡山のコースは、比較的素直なコーナが多いと感じました。奥が急な複合コーナ等はほとんど無く、コースの見通しも良く、気合と根性で踏めば良いと感じました。

Touch B.R.A.I.N に記録される最高速度も、171km でかなり速度が出ているのですが、昨年の鈴鹿、今年の菅生を走ったせいか、ほとんど恐怖感は無く、むしろ爽快感を強く感じます。

気温は低く5℃以下。曇りで路面温度も低い。オープニングラップ、タイヤを暖めます。どうやって暖めるか、それをどうやって確かめるか。2年半のレース経験がこんな所にも生きてきます。

アラインメントを変更したせいか、ハンドルを切った際の動きが大変クイックです。奥の連続ヘアピンではスピンモードに入り車が大きく暴れます。早くも 「アラインメント失敗だ~!」と泣きが入ります。後ろに居た 3号車さんに抜かれると、これを追いかける展開です。野良犬モードにスイッチが入り、本能的にアクセルを踏む右足に力が入ります。おや、高速コーナは、横Gをかけるとしっかりと粘ってくれます。結構行けるかもしれません。

タイムアタック1周目、ほぼ全開で挑みます。さすがに、ブレーキングポイント、タイトコーナーでラインをあわせきれず、大きくクリップをはずしたり、操作が遅れてラインを外します。ギアの選択もまだ決まっていません。暴れ、ラインを外す車をねじ伏せながら、前を走る3号車さんを死ぬ気で追います。直線、若干離されてゆくと、床まで踏んだアクセルを、足がプルプルする程さらに強く踏みつけます。

ホームストレート、P-LAP にタイムが表示されません。後で気がついたところ、私の P-LAP センサは助手席の後ろ、社内に取り付けているのですが、このコースではあんまり左端を走行していると、磁気センサの埋め込み位置の影響か、信号を拾わないことがあるようです。また、計測のポイントもコントロールラインのはるか前方となっており、これがトランスポンダーの計測タイムと差を生むことになっています。

次の周、3号車さんを追いかける展開、前走車との差を測りながら、自分の悪いところを修正しながらの走行です。ホームストレートに戻り、記念すべき 初めて計測されたタイムは 1分58秒3です。正直、思ったより走れています!

タイムを上げてきた私の車に危険を感じたのか、3号車さんが私に前を譲り、私を追いかける展開です。バトルです。今度は死ぬ気で逃げねばなりません。高速ストレートからのブレーキングでは、親の敵のように右足でブレーキペダルを踏みつけます。

タイムも、じわりじわりと上がり 57秒台、最終的には 56秒台。酷使した右足は悲鳴をあげ、足をつってしまい、走行枠の 30分 を待たずに人間がリタイアでピットインします。歩くことさえままならず、再スタートはかないません。そのまま 1ヒート目 は終了です。

よくよく準備運動をした 2ヒート目、さらにタイムを上げて 1分56秒4まで。なんと、岡山を走り慣れているハズの 45号車さん よりも速いタイムでした。他の方々を見ても、まだ攻略しきれていない方が多くタイムのバラつきも大きいようです。正直、「岡山って、俺に向いているのではないか?」って思いました。

当日、宿泊はサーキット内に併設された、サーキットロッジに泊まります。ロッジは白く塗られたおしゃれな感じの西洋家屋の1軒屋となっており、玄関の靴を脱ぐところは共通、1F に 4部屋、2F に 4部屋があり、泊まる人はそれぞれの部屋の鍵を渡されます。各部屋にはユニットバスが設けられており、ホテルとおんなじ感じです。室内は程よく広く、清潔で快適な空間です。建物や部屋割りの雰囲気的には、ドラマで密室殺人とかおきそうな感じです。殺人事件が起きない限りは、次回も泊まっても良いかなと好印象です。

そして、ブルジョワと前評判の高かった海鮮鍋。カニ、海老、タラ、ハマグリ、牡蠣といった感じです。コストパフォーマンスはともかくとして、36号車、44号車、46号車、92号車、165号車 さん、隣には M城 さんをはじめとした事務局の方々もおり、ビールを飲みながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。サーキット専属のレストランの方々にも、気持ちの良いサービスを提供頂きました。最後に、うどん、おじやにして終了です。
ちなみに、なんと 私はカニの足は1本しか食べておらず、海老も、ハマグリも、牡蠣も食べていません。見ると、36号車さんのお皿の上にはカニの足のカラがうずたかく積まれており、牡蠣は46号車さんが独占した模様。気持ちよくビールを飲んでいるうちにやられてしまいました。完全に作戦ミスです。仮にレースの結果が良くても、鍋で負けたら、岡山まで来た意味が薄れてしまいます(笑)。
Posted at 2011/12/13 23:59:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「5年間の海外駐在を終え、6月に帰国しました。」
何シテル?   08/24 18:29
2009年 から 3年間 NCEC NR-A (44号車)で Party Race に参戦していました。
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