外気温センサー点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
<不安定なアイドリング>
2018年頃に苦しめられた始動時の「不安定なアイドリング」。
2018年11月の車検時に発生したのを最後に影をひそめていました。
実はそれは偶然ではなく、ある部分を外して清掃したら、発生しなくなったんです。
解消してしまったので、確かめる術もなかったのですが、最近、整備手帳
○ドライブシャフトブーツ破れ
○ユーザー車検(6回目)
にて、再発したので、確かめることにしました。
2
ある部分に気が付いたのは、洗車をした後に車の調子が悪くなることが多かったから。
整備手帳「テンパルチャーボックス交換」後も、時々、洗車後にエンジンがぐずったんです。
洗車でアイドリングに影響しそうな部分を考えたのですが、
1. エアーインテークから水が入る
→ホースが湿って湿度が上がることはあるかもしれませんが、水がジャバジャバ入ることはない
2. マフラー内に水が入る
→穴あきだらけのマフラーが閉塞するはずがない
では、どこ?
3
<外気温センサー1>
外気温センサーが左側のドアミラーの下に付いていました。
ここならば、洗車の影響を受けそうです。
でも、外気温センサーは「エアコンの温度管理以外に使われて、本当にエンジンに影響するのかな?」なんて考えていたら、よく拝見しているショップのブログに、406セダンで始動時の外気温センサーの抵抗値不良の記事が掲載されていました。
未だ、電動ドアミラーアジャスターを壊してしまった心の傷は癒えていませんが、確かめてみます。
<外した左側ドアミラー>
まず、ドアミラーを外します。
(外し方は整備手帳「電動ドアミラーアジャスター(左)破損」の2, 3項をご覧下さい。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/6300787/note.aspx 4
<抵抗値確認>
2本の黒い配線につながる端子にテスターを当てたところ、抵抗値は3160Ωでした。
これが、正しい値かどうか分かりませんが、断線はしていないようです。
<外気温の表示>
ちなみに左側のドアミラーを外した状態(外気温センサーを外した状態)でイグニッションスイッチをONにすると、「---℃」と表示されます。
5
それでは外気温センサーの状態を確かめます。
<カバー外し>
カバーを固定している結束バンドをニッパーで切り取り、カバーを外します。
以前、カバーの爪を折ってしまったので、代わりに結束バンドで押さえています。
<外気温センサー2>
これが、外気温センサーです。
1999年3月製造のボッシュ製のようです。
わずかに凹んでいる部分に収まっています。
センサーの丸い部分をカバーの穴に通しているだけなので、取り付けはシンプルです。
6
7
<コンピューター外し>
バッテリートレーからコンピューターを持ち上げます。
そして、コネクターのロックを外し、コンピューターからハーネスを外します。
<導通確認>
外気温センサーの端子とハーネスの端子に一つずつテスターを当て、導通があるか確かめていきます。
8
<導通確認結果>
配線(赤): 導通なし
配線(ピンク): 8ヶ所導通
結構、つながっていました。
共通グランドだったりして。
よく分かりませんでしたが、外気温センサーが故障するとコンピューターが誤った判断をする可能性はあると思います。
今回の費用:0円
(工具・材料は持っているものを使用)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク