素人が、SUZUKI SPORTS 強化エンジンマウントをとりつけてみる。(フロント左右&リア)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
純正マウントはエンジンの振動を適度な硬さのマウントで支えることにより室内や車体へ伝わるのを防いでくれる半面、やわらかいのでエンジンが左右に1~4cmくらい揺れるのでコーナーや初動時、振り子のようになり影響を与えます。ふわんとしてる感じです。長距離乗る方やファミリーカーには必要です。
強化マウントはエンジンを純正より硬くしたマウントで、エンジンの左右のブレなどを抑えてくれる半面、振動はマウントの硬さや構造により伝わり方が違い、硬いほど車内に伝わる振動が大きくなるようです。がっちりエンジンが固定さてるので振り子運動が起こりにくく、初動時やコーナーでは車がシャキッとするようになるようです。競技車両やスポーティーさを求める方には良いパーツだそうです。
左は、リアのミッションマウント
右は、フロント強化エンジンマウントです。
これからはセットになっています。
スズキスポーツ 強化エンジンマウント 4JA36-P10
赤紙にいろいろ書いてありますが、無視していいと思います。ナットは錆びていなければ使いまわしでも強度や締めには問題ないようです。
2
まずはジャッキでエンジンを持ち上げます。
間にゴムハンマーを挟み込みます。
場合に応じて随時上げ下げします。
これがないと、マウントは交換できません。
3
トランスミッション前あたりに、フレームの横バー近くにあり、エンジンから続いたミッションを支えています。
車下にもぐれば分かります。
これを交換すると、シフトチェンジが良い意味で変わるらしい。
穴の部分のボルト、その左右のボルトを抜きます。
上部のボルトはモンキーレンチで回すと楽です。
抜いたら、ジャッキでエンジンを持ち上げます。
持ち上げるとミッションマウント部が動くようになるので、横にずらし抜き取ります。
4
写真右が、いままで取り付けてあったもの。
新車なので、まだまだぜんぜん硬いです。割れもなし。
これは今後のために保存しておきます。
交換して取り付けます。
取り付けるときは、外すときの逆手順で行います。
ジャッキUPを解除し、きっちり絞めます。
ものの10分ぐらいで作業終わりです。簡単です。
5
つぎに強化マウントです。
強化マウントはエンジンの横にエンジンルームからみるとついています。
ジャッキで先ほどと同じ部分を支えます。少しテンションかかる感じに。
運転席からやるほうが楽なので運転席側から。
もう、ここからは必死で・・・あーでもないこーでもない言いながらやってまして・・・
6
新車なのに・・汚い・・(^^;)
防錆び塗装してあるんですが、黒にすると汚れ目立ちますね・・。汗)
取り外したとこ。
7
写真右が、取り外したもの。
左が、これからとりつけるもの。
結局は写真右の部分が外れるようにボルトを外していきます。外したら、どんどんジャッキUP。
マウントを回転させると簡単に外れます。
支え部分を交換して取り付けます。
戻すときは、逆手順で。本絞めはジャッキを解除してから。
ボディ側から止めていくと楽にできます。
ここまでは、そんなに時間はかかりませんが・・・
8
最後に助手席側です。
狭い上にどう取り外すか、いい道具を持ち合わせていなくて・・・結局、マウント周囲全体を取り外すことに。(写真左)
エアコンの管の固定ボルトを外します。
ジャッキUPして支えてから作業です。
写真左部分が外れるようにボルトを外していきます。
全部外したらジャッキをどんどん上げていき、写真左部分が回転できるくらいまであげると取り外せます。
強化マウントにステーを組み替えます。どこかに部品全体を固定できると組み替えるときにボルトである程度のトルクで締めやすいです。
最初は助手側の強化マウントはエンジン側から取り付けると楽みたいですので、ジャッキでかなり上まで上げた状態でエンジン側のボルトを全て締めます。(対角線に絞めていくとやりやすいです)
つぎにジャッキでゆっくり下げながらボディ側に固定するボルトを穴に入れ絞めるとやりやすいです。
ジャッキを下ろし、本絞めします。
終了です。助手席側だけで2時間くらいかかってしまいました。
ジャッキでエンジンを持ち上げるのをためらわなければ、もっと時間短縮できたと思います。
インプレです。
車が硬くなった感じです。
車の初動がスムーズになります。
止まるときも、スッと止まります。
振動はひどくなるといわれましたが、あまり気になりません。アイドリングの音もボンネットの防音をしているせいか変わらず静かです。
クーラー最大での室内のびびりは皆無です。
シフトチェンジもカクンと入りますが、入った状態での遊びが多くなった感じがします。びびりなどは、まだありませんが。
これはいいですね!w
このマウントを選んだのは、ゴムがへたっても、もし、切れてもそこまでエンジンが落ちることが無い構造だからです。ただ、ヘタリは硬い分、純正に比べると早いようです。
最後に・・・狭い!首痛い!手痛い!擦り傷痛い!で2度とやりたくない作業です。
作業賃高い上に時間がかかる理由が良く分かりました。
いろんなみんカラ先輩方のレビューや整備手帳を参考にさせていただきました。無事交換することができました。
ご丁寧に説明されていた方、ポイントを書いてくれていた方、道具をレビューされていた方、コレがいいよとアドバイスいただいた自動車整備工場の方、ありがとうございました。
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