2011年01月22日
先週末の大雪もどうやら、なんとかとけました。
月曜日の出勤は、圧雪路で緊張しました。
月曜日から通勤経路には、どっさりと塩化カルシウムの凍結防止剤というか融雪剤というかいわゆる「塩」が大量に撒かれていました。
安全に走行するためには大変有効な措置で、もしこれが無かったら、事故多発だったでしょう。
でも、1週間塩化カルシウムの道路を走行すると、ドロドロです。
成分は「塩」ですから、そのまま放置すれば「錆の元」です。
早めに洗い流す方が良いに決まっています。
ということで、今日は暖かいので、塩化カルシウムを洗い落とすことにしました。
最初は横着してスロープに乗り上げただけで終わらそうとしたのですが、ローダウン車の悲しさで、タイヤハウスのクリアランスが狭くて全く洗えません。
仕方なく重~いジャッキを持ち出してジャッキアップして洗いました。
おかげでキレイになりました。満足満足(^^)
作業の状況は →こちら
途中で、愛犬レオも手伝って(?)くれました~
リトリーバ系の犬は、水が大好きなので、真冬でも水を嫌がりません。
むしろ水に関わりを持ちたがるのです(笑)
しかし、はっきり言って邪魔です(爆)
Posted at 2011/01/22 18:37:19 | |
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整備 | クルマ
2011年01月20日

最
近の若い人たちがエンジンを始動する時に、時々指摘していることがあります。
「エンジン始動は、イグニッションスイッチをONにして、スターターを回せば(ボタンを押せば)良いってもんじゃないよ」
って。
すると、決まって
「エンジンなんてかかればいいじゃん」
と言いたげな嫌な顔をされます。
今どきのクルマなら、どんな気象条件下でも、セルモーター(セルスターター)を回せば、またはスターターボタンを押せば、短いクランキングでエンジンは始動するはずです。
短いクランキングでエンジンが掛からない場合は故障です(笑)
今どきのクルマは、なんでもかんでもクルマ任せです。
ドライバーはハンドル操作とペダルの操作に集中すればよいのです。
その他のことはブラックボックス化して、むしろ感知させないような構造にもなっています。
それは、ある意味安全運転に貢献しています。
そして、その簡便さがクルマが全世代に浸透させ、車社会が発達したのです。
でも、クルマ好きにはちょっと物足りないのは事実です。
ロードスターなんか、わざわざインジェクションを取り払って高価なキャブ仕様にしている方も随分いらっしゃいます。
私がクルマの免許を取得した昭和40年代の末ころから、電子式燃料噴射装置が市中に出回り始め、
エンジン始動は飛躍的に楽になり始めたころでした。
楽になったということは~
それ以前のキャブレター式のエンジン始動は、結構いや、かなり緊張する面倒な「儀式」だったのです。
私自身は、そんなに気難しいエンジンのクルマには乗ったことがありません
それでも、エンジン始動は儀式でした。
昔のクルマは、同じ車種であっても始動方法が個々のクルマによってもクセがあって、微妙に異なっていたほどです。
気温や湿度、冷間時か温間時かによって、チョークレバーを調節しなければなりませんでしたし、
燃料ポンブが止まるのを確認してから始動しなければならないクルマもありました。
オートチョークを作動させるため、アクセルペダルをパタパタ踏み込んでからセルモーターを回す必要があるクルマもありました。
何より今と異なって、アクセルを微妙に踏み込みながら
セルモーターを回さなければなりませんでした。
クランキングの途中でアクセルを調節する必要があるクルマもありました。
みんカラお友達の貴婦人311さんのSR311の始動に立ち会った方ならご存知だと思いますが、
キュルキュルキュル・・・・と長いクランキングの後で「ブオ~~ン」と回転が上がるのはそのせいですね。
クランキングも今よりず~っと長めに回しました。
10秒以上も回さなければならないこともしばしばありました。
メーカーのマニュアルに「セルモーターを30秒以上回さないように」 なんて注意事項も普通に記載されていたくらいかかりにくいのが当たり前だったのです。
問題なのは、気難しいエンジンの始動に失敗したときにはプラグが「カブってしまって」そのままでは再始動ができなくなることでした。
(泣)
エンジン始動し損なうと、しばらくクルマが使えないんですよ~
ディーゼルエンジンは、セルモーターを回す前にグローコイルに通電して予熱を加える必要がありました。
なんにしろ、かなり、技術と経験を必要としたのです。
何せ昭和40年代前半までの普通車の運転免許の試験には、現在の法学の他に「構造」という分野の試験もあったくらいですから(笑)
そのため、クルマの運転は、運転操作技術だけでなく、エンジンやその他の知識や経験が少ないドライバーには無理だったのです。
話がそれてしまいましたが、電子式燃料噴射装置のおかげで、エンジン始動は飛躍的に簡単になりました。
冬の氷点下だろうが、炎天下だろうが同じように簡単に始動してくれます。
でも、コンピュータに任せっきりでは、できないこともあるのです。
ほとんどのクルマは、コンピュータや付属機器の不具合は警告灯で警告されるようになっています。
イグニッションをオンにすると各種の警告灯が点灯し、正常に始動すると消灯するのが普通です。
それは、警告灯の球切れを確認するのとシステムが正常に機能していることを確認するためです。
そうなんです。私が言いたいのは、この警告灯の球切れや正常に機能している状態であることを確認しなければいけないということです。
ほんの一瞬でよいのです。乗ったクルマの警告灯が全部正常に点灯して球切れしていないこと、それが消灯して正常であることを確認して欲しいのです。
せっかくのアラート(警告)システムが無駄になるかもしれません。
ちなみにアラーム(目覚まし)では、ありませんのでよろしく(笑)
私のクルマは、警告灯の球切れの警告は表示されません。一部の車種にはあるかもしれませんが、普通は無いのではないでしょうか。
ですから、私は、イグニッションをONにしてから、必ず各種の警告灯を確認してから、始動します。
エンジン、かかれば良いってもんじゃないぞ~
私のやり方間違っているんかな?
~頑固親爺のひとりごと・2~
Posted at 2011/01/20 19:09:51 | |
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