
おはようございます。
6月18日(金)に発表された方針なので、既に皆さん
ご存知かと思いますが、ず~っと気になっておりましたので、
あえて取上げます。
ロイター通信によると、トヨタ自動車の白根武史専務取締役は18日、ロイターとのインタビューで、
新しいコスト削減計画により、2013年までに車両の販売価格を
3割程度引き下げる
との方針を示しました。
白根専務は「グローバルにみると、
韓国車に対してうちの車は3割程度高い」
と指摘し、販売価格を引き下げる施策に取り組むそうです。
具体的には165の部品を選び、それぞれに最適の部材や設計方法を検討。
すでに調達部門と設計部門が共同で取り組み始めているという。
現在の価格より3割も安くなれば消費者は歓迎しますが、自動車産業で成り立っている街は、
さらに疲弊してしまいますよね。
グローバルに見た時、日本車の価格は現在でも十分リーズナブルであり、
韓国車と比較するのはいかがなものかと個人的には考えます。
下請け会社には更なるコストダウンの要求が厳しくなり、比較的体力がある下請けメーカーは、
部品の海外生産が加速、体力がないメーカーについては淘汰されてしまう可能性大ですよね。
下請け会社においては賃金の低下、正社員比率の低下が予想されますし、なにより
部品の質も少なからず低下してしまうかと思います。
日本国もそうですが、トヨタ自動車がまずやるべきなのは、
従業員数 6万4408人の給与のカット
なのではないのでしょうか。
30歳 年収1000万(係長平均31歳)
35歳 年収1250万(35歳夏ボーナス175万円)
40歳 年収1450万(30歳後半課長ポスト約5700人、最年少は37歳)
50歳 年収1650万(40歳後半部長ポスト約 500人、最年少は46歳)
従業員数 6万4408人
平均年齢 37歳
平均年収
822万円
↑何なんですか、この給与!
下請け・孫請け会社の同世代社員と比較すると、倍以上なのでは?
ロクに仕事もしないで、プラプラしている管理職もいるのでは?
トヨタ自動車様、どうかこれ以上の下請けいじめはもう止めて下さい!
尚、HS250h と SAI については、クルマのデキに比べて価格が異常に高すぎですので、
価格を下げるべきです。(半額で十分!)
<追記>
ヴィッツの価格が下がる → ダイハツの軽自動車の価格が下がる →
ライバルメーカーの軽自動車の価格が下がる
よ~く考えてみたら、日本の自動車メーカー全体に波及する
大問題でした!
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怒コラム | 日記
Posted at
2010/06/27 09:26:22