
こんばんは。
お疲れさまです。
標記の件、1997年10月に W201 190E(2.0L)からW210 E230に乗り換えた時からのモヤモヤが、25年の時を経てやっと解消されました。
そのモヤモヤとは何か?
それは、W201とW210の乗り心地の違いです。
W201は路面の凹凸を“サスペンションのみ”が吸収する感じで、ボディが大きく揺れる事はそんなにありませんでした。
ところが、W210に乗り換えたところ、路面の凹凸を乗り越える際、“ボディの揺れ”が明らかに大きく感じたんです。
W210購入当初、乗ってもらった人から「この車、乗り心地が良いのか悪いのかわからない」と言われた事が今でも記憶にあります。
その違いがどこからくるものなのか?
以前、自動車雑誌で「W210がボディ全体で衝撃を受け止めるのはウェット路面で利がある」と読んだ事も記憶しています。(⇒なぜかは不明)
そんな中、昨日たまたま W126と W140の動画を見て確信しました。
そう、W126と W140でも同じ事が言えるんです。
↓こちらが W126のボディの動き(1:43~1:50をご覧下さい)
↓こちらが W140のボディの動き(12:50~13:04をご覧下さい)
明らかに W140のボディの方が大きく揺れていますよね。
W140の動画の中(12:36~)で、「全てのサスペンションは“新開発のアクスルキャリア”を介してボディと結合されています」とあります。
この“新開発のアクスルキャリア”が鍵を握っているのではないかと睨んでいます。
W126までは路面の凸凹をサスペンションが吸収していたのを、W140からは“サスペンションとボディ全体”で吸収するようになったと言えるのではないかと。
W210はW140と同じサスペンション構成(前:ダブルウィッシュボーン/後:マルチリンク)でかつ、同じアクスルキャリアを採用しておりますので、W201とW210の間でも同じ事が言えるはずです。
そこには、メルセデス・ベンツ社の狙いがあるわけですから、どちらが良いとか悪いとかではないと思います。
長年感じていた事が間違っていなかった事、その違いをハッキリ確認できた事は、今年一番の収穫です。
Posted at 2022/09/02 21:08:24 | |
トラックバック(0) |
クルマコラム | 日記