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◇画太郎◇のブログ一覧

2011年10月27日 イイね!

アストンマーティンのiQが475万円

アストンマーティンのiQが475万円たまたま近所のトヨタディーラーにiQの試乗車が展示してあって、暇つぶしに試乗したことがあったんですが、結構イイクルマだったんですよね。
乗るまえは「これ買うんなら軽自動車でいいよね」って思ってたんですが、ステアリングとシフトがズッシリ、カッチリ、上質なフィーリングだったんですよ。シートもよくできている。内装も上質感・重厚感がある。これは軽自動車と比較するクルマじゃないな、と思いました。
ただ、日本で売る気あるんならカローラのような軽いフワフワのフィーリングで良かったわけで、ハナから日本で売る気ねーな、ヨーロッパ向きだな、とも思いましたが…。
ただ、デザインが残念というか、カワイクしたかったのか、クールにしたかったのかよくわからない感じ。デザイン良ければ日本でももう少し売れたと思うんですけどね。

で、そのiQをアストンマーティンが「シグネット」という名称で販売。
さすが、アストンが手がけると野暮ったかったデザインもカッケーなー、ちょっと欲しいかも、と思ったら、価格が475万円から。
すいません、ベンツやBMWのDセグメントが買えちゃうんですけど…。
トヨタiQとの価格差300万円はどこからきてんだ。
結局アストンは一部の富裕層向けなのねー、でも日本でも買える人はそれなりにいるんだよなー。

そういえば日本でも格差社会のデモで99%の庶民と1%の富裕層、みたいなことやってますが、零細企業の一使用人としては「才能がない、リスクも負わないんだからそんなこと言ってもしょうがねーだろ」と思うわけで、いや、そんな話はどうでもいいですね。
アストンのiQカッケー、という話でございました。
Posted at 2011/10/27 22:33:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2011年10月24日 イイね!

スタニスワフ・レム/ソラリスの陽のもとに

スタニスワフ・レム/ソラリスの陽のもとに僕が確か5歳くらいの頃で、近所に中村君という同い年の子がいまして、仲良くいつもいっしょに遊んでいたのですが、僕が小さい頃からおとなびた可愛げのない子供だったのに較べ、中村君のほうは明るく利発な子だったため、周りの大人たちは僕らふたり遊んでいると、中村君のほうばかり可愛がるのです。それから中村君には口うるさいおばあさんがいたのですが、利発な中村君に較べ、どうにもボサッとしてたせいか、中村君ちに行くと、なぜか僕ばかりそのおばあさんに小言を受けてしまうのです。
子供ながらに嫉妬してしまった僕はいつしか他の子と遊ぶようになり、中村君をみんなで無視するようになってしまいました。

…そういうある日、中村君が僕の家に来ました。僕は表に出ましたが、中村君は何も言いません。イラッとした僕は中村君に「何しに来たの?」と冷たく言いました。中村君はしょげて何も言わないまま帰っていきました…。
さて中村君が帰った後、一部始終を見ていた母がやや血相を変えて「なんてことを言うの」と言いました。…中村君はその日、引っ越してしまうのでお別れに来たのだが、僕がそれまでいじめてたため、何も言えずに帰ってしまったのでした。僕の家に来るのもためらったと思うんですが、あの口うるさいおばあさんが「あいさつしてきなさい」と言ったのでしょう…。

僕はひどく狼狽し、子供心に取り返しのつかないことをしたと思いました。そしてそれはことあるごとに思い出す。この歳になっても思い出す。あのとき、彼が引越しをすることを知っていれば気持ちよく「さようなら」が言えたのに…。あとから聞けば彼は両親が離婚したから家を出たというではないか…。以来僕は他人に対して物事を強くは言えない人間になってしまいました。

この小説はポーランドのSF小説です。
心理学者の主人公が、「知性を持つ海」を有する惑星ソラリスの調査に参加します。
しかし調査をしたのは人間側だけではなく惑星側も人間に対してしていたわけで…。
ある日主人公が目覚めると、傍らに女性がいます。彼女は主人公が若い頃、行き違いからケンカしてしまい、毒を飲んで死なせてしまったはずの恋人でした。彼はずっとそのことを後悔していた。そして彼女との奇妙な共同生活が始まる。
…こんなことがあるはずはない。彼は心理学者でもあり、科学者でもあるので、じきにその女が惑星ソラリスが彼の思考を探って造り出した「物体」であることを知ります。

しかし彼はそれを「物体」といつしか受け取れなくなってしまう。
次第に彼女とともに惑星を脱け出し、地球で生活することを夢想し始める。しかし彼女はあくまで惑星ソラリスの造り出した「物体」であるため、それはかなわぬ願いだった。…そして彼の生活は荒廃を始める。
いっぽうで彼女は最初、自分が何者かを知らなかったのだが、次第に真実を知る。そして彼の身を案じた彼女は別の科学者にある相談をする。そして…。

「もし、わたしがいなくなったら、あなたは誰かと結婚するわね?」
「そんなことはない」
「絶対に?」
「絶対に」
「どうして?」
「理由は自分でもわからない。でもこの十年間一度も結婚しなかった。そんな話はやめよう…」
 私は頭ががんがんしてきた。まるでぶどう酒を一本飲みほした時のような気分だった。
「だめよ、話しましょうよ、どうしてもその話をしておきたいの。もしも私がお願いしたとしたら?」
「ぼくが結婚するようにって?ばかばかしいよ。ハリー。ぼくにとって必要なのはきみだけだ」
 ハリーは私の上にかがみこんだ。私の唇にハリーの息がかかってきた。ハリーは私を固く抱きしめた。その力があまりに強かったので、私の上にのしかかっていた睡魔は一瞬後退した。
「もっと別の言葉で言って欲しいわ」
「ぼくはきみを愛している」
ハリーは顔を私の胸にうずめた。私にはハリーが泣いているように感じられた。
「ハリー、どうしたんだ?」
「何でもない。何でもないわ。本当に何でもないのよ」ハリーの声はしだいに小さくなった。私は目をひらこうと努力した。しかし目はふたたび閉じてしまった。いつ眠ってしまったのかおぼえていない。


そして彼が目を覚ますとすべては解決していました。…彼女はもう消滅していたのです。
ああ、なんかもう涙出てきますね。
Posted at 2011/10/24 21:50:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 読書 | 日記
2011年10月21日 イイね!

オレんちの系譜

オレんちの系譜唐突になんだ、という気がしますが。
来月に父方の叔母の三回忌なんですが、ちょっと迷った末に出席しないことにしました。
父方の親類の集まりはどうも気詰まりでいけない。

母方のほうは、広島・因島の村上水軍の末裔で、村上姓なので、こちらは出自がわかりやすい…、と最近まで思ってたんですが、よくよく聞くと、因島で村上姓だったら必ずしも村上水軍というわけでもないらしく、「たぶんそうでしょ」くらいな感じで、たいして興味がなく厳密に気にしたこともないらしい。

これが父方のほうになると、根本的にわからなくなる。
なぜなら祖父が幼少時に養子に出され、その時に姓が変わっているためで…。
熊本で代々医者の家系だった、くらいのことしかわからない。

ただ、祖父は僕が物心ついたときには亡くなっていたのだが、東京帝国大学医学部出身で、陸軍中佐、満州で陸軍病院院長までなっているので、なにしろ秀才だったらしい。

ところが終戦後、大きな病院に勤めるのかと思ったら、早々と地元の熊本・玉名郡の片田舎で開業医になってしまう。
ここから先は、たまたま何かの広報誌で祖父が取り上げられてるので、わりと詳細にわかるのだが、とにかく無口で無愛想な人物で、地元の子供たちからするとケガをするとそこに連れて行かれるので、おっかなくてしょうがなかったそうだが、偉いお医者さんが田舎に来てくれた、ということで相当な尊敬もされていたのがうかがえる。

さて無口だが偉かった祖父は、自分のことを妻、息子、娘たちにもロクに話してないので、親類からして「なんか偉かった」くらいのことしか実は知らない。
だが親類のほうは途端に俗物なので、「なんか偉かった」で済ますわけにもいかず、出自を含めいろいろと尾ひれがついて語られる。まあ見栄っ張りなのである。

というわけで、俺は親類の集まりには極力出ない。
で、系譜はワカンネって話でした。

話がボクんち自慢みたいになってないか?と思って連想したんですが、
以前に熊本の高校で柔道やってて二コ下の後輩が金鷲旗で優勝してる同僚を取りあげたことがあって(ちなみに金鷲旗で優勝したときの大将、○○相手に「何秒持ちました?」って聞いたら、「??、僕のほうが強かったですよ?」とサラッと言ってました)、彼、先日引退発表したプロゴルファーの古閑美保も二コ下の後輩でした。
聞いてみたら「あーっ!いたいた!」って…。
なんでも当時は「ゴルフをやってる女子がいる」くらいにしか思ってなく、すごく地味だったのでスルーしてたらしい。
なんだかこの人、欲が無さ過ぎていろいろと人生損してる気がします。
「○○のツテでなんとか知り合いになれないのか」と聞いたんですが、「いやー、ムリっしょ」と即答。
最近の世の女性にはダメ夫を好きになる奇特な人もいるそうなので、「うまくいって何かの間違いが起これば、ベンツ!ポルシェ!両方持てますよ!」と食い下がったんですが、
「…ポルシェよりフェラーリが好きだなー…」と言って、またスタスタ行ってしまいました。
Posted at 2011/10/21 06:05:38 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年10月11日 イイね!

ケイズ出撃5発目

ケイズ出撃5発目3か月ぶりにケイズに行ってまいりました。
ホントは午前中に行くつもりだったんですが、ガッツリ寝過ごしてしまい、なんとか最後の2枠に間に合い、連続で走らせてもらいました。

黒石ゴロヲさんから事前に「人来ないんじゃない?」という情報はもらってたんですが、ホントに人いませんでしたね。
ケイズ最速のDr.200さんと、そのお友達(?)の方が、茶飲みがてらマッタリしてるだけでした。

で、アレですね。
走ってみると、最初からコソ錬目的で自分から人のいないときを狙って来たハズなんですが、どうもテンションあがりません。
今さらですが、もともとそんなストイックな性格してませんので、誰も走ってないところでガーッと自分を追い込んだりできないみたいです。

一応タイムは51秒台前半がそれほどムリしなくても行くんじゃないかなー、と勝手に予測してたんですが、何周走っても52秒台ですね。
52秒台はケイズ2回目でほぼ安定して出してたので、全然進歩してないですね。これはさすがにマズイ。

①1コーナーでビビッてスピード落としすぎ。×
②2コーナーはまあまあかな、でもやはり減速しすぎ。×
③Wヘアピン出口がなんかダメ。わりと大丈夫なはずだったんですが、なんか踏めない。
たぶん動作がワンテンポ遅れてる。×
④シケインはいろいろ試せてまあまあだったかな?
ちょっとふくらんでちょんブレーキで姿勢整えてからじゃないと、やはり突っ込めないみたい。○
⑤ボトムエンドは小回りで思いっきり減速し捨ててましたが、外から円を描くみたいに回ると踏めるみたい。これは発見だな。○
⑥最終コーナーも小回りじゃなくてスプーン状に行ったほうがESPの介入が少なく済んでいいみたい。でもここは失敗することが多いな。△

総じて今まで猪突猛進だったのが、逆にテンション上がってなかったせいか、大丈夫だったはずのとこがダメで、ダメだったとこが良かったみたい。

あとESPが今日はとりわけ介入してて(2コーナー出口、ボトムエンド、最終コーナー)、途中から「あーーっ、もう!」と切ろうかと思ったんですが、だいたい走ってて1枠に一度は挙動をおかしくしますからね。切るのはやはりマズイ。やらかしてもコース上にとどめてくれるESPはやはり偉大です。

最後の最後で、今日何しに来たのかわからないので「おりゃーっ!!」と行って、やっと51秒台出ました。51秒660。0.2秒だけベスト更新ですが、51秒前半には乗らず。やはりシロートはごちゃごちゃ考えず、攻める気持ちで行かないとダメみたいです。

帰り際にDr.200さんに、こちらからはオッカネと思って話しかけれなかったんですが、けっこうきさくに話しかけてもらいました。DSGに「へ~っ」て感じだったんですが、「どこを直せば速く走れますかね?」と聞くと「いや~」と適当にごまかされてしまいました。
たぶん突っこみどころが多すぎるので、メンドクサかったんだと思います。
Posted at 2011/10/11 01:58:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2011年10月07日 イイね!

SENNHEISER HD595

SENNHEISER HD595爆音で聴くと近所迷惑なので、家で音楽聴くときはたいていヘッドホンなわけです。
ゼンハイザーのHD595。

ベロア生地のイヤーパッドが緩めの側圧で絶妙にフィットして耳が痛くならず長時間のリスニングでも問題ない。
開放型のせいか低域の音はけっこう出てるんだが音圧はそれほど感じず、中・高音域は豊かで伸びやかさがある。
どの音域の解像度も高く情感もあるが全体的にはまろやかで引き締まった感じはないので、ふだん聴くロックよりはポップス、特に女性ヴォーカルに向いてると思う。
Posted at 2011/10/07 13:16:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | モノ | 趣味

プロフィール

「ツレさんの要望でふとん乾燥機買う。
いまいち恩恵は感じず。」
何シテル?   05/13 16:35
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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