• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ぴぽたんのブログ一覧

2022年03月25日 イイね!

カーオーディオと HiFiオーディオの決定的な違い

カーオーディオと HiFiオーディオの決定的な違い

今日はいい天気!!

これマークⅡ iRーVの純正カーオーディオ。 MD/CDチェンジャ―付FM/AMデッキ。(カーオーディオ・ファンには聞捨てならぬコメントですが、オーディオ・ファンの独り言として失礼!)


狭くて雑音の中で聴くのがカーオーディオ。広くて静かな環境で本物の音が聞こえるのがHiFi オーディオ。





 カーオーディオでは こんな音は聞こえてこない…。

古い車なんでMDがかけられるけど、このMDが案外重宝してる。

 運転中はもっぱらFM/AMを聞いているけど(正確に言うとミニコンポの様に音を出しているだけ。)、自分の中ではカーオーディオは単なる「運転のお供=BGM」だ。



alt




確か・・このiRーVは6スピーカーだったと思う。リアトレーに2個(16cmフルレンジSP)、とフロントドアの下とドアミラーの付け根部分にツイター(黄色丸内)の合計6本で音出してる。




alt



音質調整は高域・低域共にほぼ中央(増減なし)位置です。これで特に不満はなくて、

 

車が停止した時には、太い低音が出ていることに関心したりします。

(CDやMDの読み込みエラーも、この22年間ナシで、案外この頃のグレードのトヨタの純正オーディオの信頼性は高いと思う)




alt



一方話が飛びますが、リビングのオーディオシステム(HiFiのつもり(笑)。

久しぶりにスピーカーを支える足(?インシュレーター)を変えてみた。


 右のジンガリのホーンSPの足を黒檀ベースから赤透明のアクリルメイドに交換(黄矢印)。

左のB&Wシグニチャーの黒檀インシュレーターにはゴム系から、このスピーカーに付属するウレタン素材のチップ(近い素材のものが100均でも売っている。)を挟み込む。



alt



ジンガリにアクリルベースの足に変えてみたら、やはり中音域がチョッピリ柔らかい音になった。




alt



これまでの黒檀の特徴としては、木材の中でも最も比重が高く、水にも沈みます。

縦横の繊維密度が高く、スピーカーの音がダイレクトに再生されるタイプのインシュレーターで、

高解像・ハイパワーのアンプでドライブすると木製のホーンスピーカーのため、楽器やボーカルがすぐ目の前で鳴っているようなとてもリアリティーある生々しい音が出ます。


・・ですが、デジタル・オーディオをヘッドフォンで聞き続けると疲れるように・・・、あまりにダンピングの聞いたカチカチの音も・・聞き疲れることありますよね。

 

 生の自然の音源には「柔らかさ=倍音成分」がとても多いです(音色(ねいろ)で有名なバイオリンのストラディバリはビバルディ時代の少し前イタリア北部クレモナで造られた倍音成分に独特の音色が加わる名器、オイラのメインスピーカー ジンガリもイタリア製でローマーで造られたモノ。国産とは全く別の音が出てくる)、実はそれを忠実に再生すると・・・。

 この「柔らかさ」を出来るだけ再生させるには、スピーカー・インシュレーターを変える事でも可能です。素材としてのアクリルは分子密度も荒く、軟性もあり黒檀より伝搬速度も遅めです。「柔らかさ」再生には良いです。



alt



カーオーディオに戻りますが。 これはHiFi オーディオとは別物です。

 皆さんもご経験の通り、走行中に聞く音と停止(エンジンSTOP)時のカーオーディオの音は、あまりに違うもんです。

走行音で低音成分も相殺され、中高域も搔き消されてしまいノイズの中で音を聞いているような状況だからです。

このYチューブで良くわかるように説明されています。 ↓

https://youtu.be/wVeNkzZ8_aM


 オイラも新車の90ツアラーVに、同軸(コアキシャル)タイプのハイグレード・スピーカーをインストールしたことがあるんだけど、

 エンジンを切っているときは「いい音」に聞こえたけど、走行中は1Jのエンジンの音に掻き消された。ある程度予想できたけど「ヤッパ、こんなモンか」と、その時つくづくカーオーディオの限界を実感したもんです。


alt


 車にスーパーウーハーを付けても、走行ノイズにマスキングされ、それを補うために社外ハイパワーアンプに付け替えては、かえって電装系に大きな負担となり、バッテリー寿命の低下やエンジンのパワーダウンもあり得ます。弊害も多いもんです。

 旧世代のハイパワーエンジンを積む、スポーツ・セダンでは、その発するエンジン音にも楽しみがあるので、この1JZ-GTE乗りで、カーオーディオに凝っている人は、仲間であまり聞いたことないものな。

 

カーオーディオのように限られた条件(制限)内で、良い音を出すのは「良い音」の本質を理解する必要があると思いますが、そこんとこはオイラには分かりません^^!)。カーオーディオは自己満足のカテゴリー。なんでしょう。

alt


ホームオーディオでは、こんな数cm角のインシュレーターで、それなりのスピーカーでは音色が変化します。(コレ昔、ドイト所沢店で買った1個100円位の黒檀のキューブ。いまやそんな価格では買えなくなった。)


alt


同じく海外製のグリーン・テープ G4000。これをインシュレーターとスピーカーの間に挟む事でも、音質は変わる


 しかし、車の走行音やエンジン音に紛れるカーオーディオでは、元々のクオリティーも低い事もあり、長い配線の引き回しやデッドニングなど、逆にノイズを拾ったり電磁ノイズを誘発したりとデメリットは多い

alt

特に長い線の引き回しなどは、HiFiオーディオでは絶対にやらない。電磁・誘導作用による信号(音)の劣化やノイズ発生(電磁ノイズ取込み)が激しいからね。)


 車内デッドニングでも一定の周波数帯域の、本来豊かなハズの音の音圧を吸音し、メーカーが意図した理想のユニットの測定値からかけ離れたスピーカーの周波数特性になる。(


 *電気通信を専攻の学生時代に無音響室でマイクやスピーカーの実測テストをしたことがありま、響きのない(デッド)無音響室で聞くスピーカーの音は、とても細く味気ない音が出ているだけで、この時、ーディオスピーカーはリスニングルームの大きさや響きが、一番大切な要素だと実感した。車の車内の環境はまさにこの逆で・・


てなわけで、相当前にカーオーディオの限界を痛感したオイラは、MDデッキも付いてる純正オーディオで諦め・満足してマス^^!)。


・・・MD?。実は今もメディアは売られていて、昔の高級機種は高値で取引されてる、 何となくわかるよなあ。













Posted at 2022/03/25 11:46:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年03月18日 イイね!

SONYデュアドテープ とカセットデッキTC-2260SD

SONYデュアドテープ とカセットデッキTC-2260SD暖かくなったり寒くなったりの日々が続きます。車ネタではないですが、
先日ネットに懐かしいカセットデッキを見つけ、落札してみた(壊れたジャンク品)。




(動画の所有者です(笑)「YouTubeで見る」をポチってくださぃ。)
 それはソニーのカセット・デッキTC-2260SDです。およそ50年近く前の、言わばビンテージ機種です。(当時7万円、若い頃、この中古を使ってました。)
alt

全体的に経年による汚れや傷があり、外装を簡単に清掃しました。

alt

このデッキが人気だった理由は、テープセレクターに「Fe-Cr」 フェリクローム・ポジションが付き、ソニーの当時最高音質のデュアド・テープが使えるようになった事でした。

alt

 高級機種としてデュアル・キャップスタンや一般パーマロイヘッドに比べ耐摩耗性が200倍高く、高域周波数特性の優れたF&F磁気ヘッドを装備し、FETによる直結ヘッドアンプを搭載していることでした。

alt

さっそくF&Fヘッド等の状態を確認してみると、ヘッドは偏摩耗もなく、ピンチローラーも良好のようにみられます。

alt

ところがさすがジャンク品。動作確認してみると早巻き・巻き戻しはできたけど、再生ができません。巻取り側リールが回転しないため、テープが再生時にキャプスタンに巻き付きテープが損傷します。

 高級メカのデュアル・キャプスタンがかえって悪さをしてます。

alt

さっそくバラします^^笑)。。
裏ブタを支える6本のビスを外し・・・
左に電源アンプ・基盤部、右にメカ部とセパレートレイアウトです。

alt

サイドの木製化粧ケースを外し・・・
ヘッドアンプ系のシールドケースも外します。

alt

外装とメカ・基盤系を分割します。昔のデッキは構造がシンプルで理解しやすいです。

alt

再生の時に巻取り側リールが回らない・・ということは、キャプスタンからの動力が伝わっていないためです・・・と思い(診断)、赤矢印の先のアイドラープーリーが機能していないだろうと・・。
青マル内のプーリーとキャプスタンとの接触状況が?疑問です。

alt

巻取り側キャプスタンを外して、アイドラープーリーの動きを検証してみます。

赤ライン左上のスプリング支持部と右下アームの根元は、本来一直線になりアイドラープーリーの中心は赤ラインの線上にあるべき姿が・・ズレてます^^!)。


alt


真上から、左側のユニバーアーム部の根元とスプリングの赤ライン上に来るようにアイドラープーリーを動かすと、妙に硬くて動きがおかしい?。

alt

結果的には左の赤マル内の本来可動部分が経年で固着してた。
ユニバーサルアーム等メカ部を分解して、アームを取り出しここを潤滑剤で処理して、滑らかな可動を確保してみました。
案の定アイドラープーリーを抜いた黄色マル内の軸受けの位置は修正されて、キャプスタンとアイドラープーリーを介して、再生側の巻取りプーリーはクルクルと回り修理完了。

alt

この16φのアイドラープーリー純正品ではないと思う。
恐らくこのデッキは何人かの方の手に渡り、途中このプーリーを作成して修理したのだと思います(アルミ削り出しの凝った造りですがね)。

alt

ついでに、各基盤のコンデンサーやトランジスターの足を点検して、ハンダも40か所ぐらいを乗せ直しした。


alt

この2週間、ついでにこのコの劣化したベルト等の消耗品交換のため、Yオクやアマゾンでパーツ収集・交換。けど案外安くて数百円です。


alt
赤マル内はゴムタイヤ部分を新品に交換したアイドラープーリー。

 右の黄マル内は、今回不具合のあった再生・早送り用プリーで左はラジアル角検出用の磁気センサーとテープ・カウンタープーリー用ですが、ここのゴムベルトも新品に交換してみました。
 
それによりテープカウンターの誤差も少なくなり、オートシャット・オフやメモリーカウンター機能も回復しました。
alt

このデッキのセールスポイント、緑枠はクローズドループ・デュアルキャプスタン。
真ん中のオレンジ枠内はF&Fヘッド。 
  音楽信号を録音・再生するキモですが、この子は50年近く経過しているとは思えないほど状態は良いです。

alt

ヘッド周りやキャプスタン・ピンチローラーも無水アルコールでクリーニングして・・。

alt

古い機種なのでピーク・レベルメータではなくて、VUメータだけど、そのレトロ感と、これを使ってエアチェックしていた若い頃を思い出しました。懐かしいなあー。

alt

実際デュアドテープに録音されていた、ギタリスト・渡辺カズミやナベ定のジャズは、驚くほど新鮮な音がB&Wのシグニチャーから再生された。

50年も経過した、ソニーのカセットデッキの真価が発揮され嬉しかったです。(時間をかけて直した甲斐がありました。)
このデッキのスペックは→ https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-2260sd.html
現在、このソニーのデュアド・カセットテープは当然絶版ですが1本数千円で取引される、超人気商品。・・・いやーこの音なら解るなあ。

Posted at 2022/03/18 14:19:15 | コメント(0) | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「初めてのAMD/RYZEN CPUの実力は・・ http://cvw.jp/b/629976/48481087/
何シテル?   06/11 21:12
最終モデルの1JZGTE搭載マークⅡ 110系の iR-Vを湘南藤沢のディーラで手に入れて12回目の車検通過。 新車の90ツアVからの乗り換え。 身内の...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/3 >>

  12345
6789101112
1314151617 1819
2021222324 2526
2728293031  

リンク・クリップ

Amazon Vine プログラムって知ってる? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/01 06:44:10
ブースト計取り付け! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/01/17 23:09:31
LEDスカッフプレート 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/07/07 20:58:47

愛車一覧

トヨタ マークII ぴぽたん (トヨタ マークII)
★時代に逆行❕・・の化石燃料車。しかし❗1JZ-GTEは100と110系の2台態勢。こん ...
トヨタ チェイサー トヨタ チェイサー
身内の100系チェイサー・ツアラーV(MT)号、オイラの iR-Vと同時にいじってます^ ...
日産 スカイライン ケンメリ・スカイライン2000GTーX (日産 スカイライン)
初めて所有した車、ケンメリスカイライン2000GTーX。(ワークレース・族車仕様?。) ...
マツダ コスモ マツダ コスモ
初めて買った新車、コスモ ロータリーターボ。 REの滑らかな噴け上がりと、モーターのよう ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation