クリアヘッドライト ガラスレンズの作り方 荒削り編
1
いつか現れし勇者のため、我ここに記す
願わくばこの記録を糧に、永きにわたる無慈悲な戦いに終止符を
古典RPGのような冒頭ですが、タイトル見てちょっと期待しちゃったそこのアナタ!
同じことをしようとしたR32乗りは地味に多かったはずのこの方法
残念でした、先にネタバレしますがほぼ手磨きです
それでもやっぱり既製品より劣化を気にしなくていいガラスは魅力的ですよね?
ちょっと気になるって危篤な方は続きをどうぞw
いろいろ試してみましたので、読んでいただければ自分のような苦労も無駄買いも少なくなると思います
2
ガラス研磨で検索してもほぼ磨き段階の記事が多く、レンズカットを削り飛ばすような削り方は見つけにくいです
まずは荒削りする道具選び
何がいいと思います?
たぶん機械と思った方多いと思いますが、コスパの観点からも最下位でした
いちいち物が高い、番手の種類が多くない
削るのはガラスの裏面で、側面ガラスが邪魔になり上手く当てられない、故に先端の形に限りがありこれまた種類がない
そして弾かれる、振動でガラスが割れそう、手ごたえもイマイチ、最悪削れ過ぎる
次点はペーパー、これは予想通り持久消耗戦
意外と手ごたえがあり削れる、四隅の狭いところは道具が入らないので結局これでやるところは出てくる
当初この作業は80番ペーパーで削ってたのですが…後で書きます
消耗が激しく、途中で使った枚数を数えるのが嫌になり不明w
少しずつ削れるので、削り過ぎる心配がなく番手以上に目が細かく削れる
グリップは柔軟性の高いヤツを選ぶ
表面ならいいのですが裏面は逆反りです、硬いと面に当たりません
3
砥石
徐々に砥石も削れガラスの湾曲に適した複雑な形になってくる
凹凸が感触でわかるようになり少しずつ削れるので削り過ぎることもなく、自ずとほぼフラットに削れるスキルも身につく
対象が水が溜められる形状なのも味方する
荒削りの最適解はたぶん砥石
消しゴムの角を使うのを躊躇う方は心を痛めますw
4
途中でペーパーから砥石に変更したので、記載時間は実働ではなく見込みです
5
何故プロジェクター部を残してスモール部を先に削ったかというと、ハイとスモール部はレンズカットになっておりギザギザを底面まで削り切れた時点で丁度フラットになります
しかし、プロジェクター部は平面的で厚く約3mm削らなければなりませんが、ここを先に削っていくと通りがわからず、スモール側に到達したとき削りすぎてるかもしれない悲劇を避けるため
ハイとスモールの底面を結んだ高さをフラットとして出します
ここまでは狭くてストロークが稼げず、砥石を使っても時間がかかります
6
無心
当初80番ペーパーでここまでやりました、約20時間かけて…
ペーパーだと平面3mm厚はマジで進みません…
道具を見直したキッカケですね
ここからはストロークが稼げるので砥石の本領発揮です
試しにペーパーと砥石で削り比べてみて下さい、5〜10倍は効率がいいのが体感できるでしょうw
7
荒削り完了です
〜120番できっちりフラットを出していきましょう
ここで手を抜くのは問題の先送りです、後々大変になるだけです
ここまでやった方なら感触でフラットが出せるようになっているはずですw
8
次回、磨き編!
お楽しみにw
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