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ベーシックな入門輸入車 - ポロ
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TAN
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フォルクスワーゲン / ポロ
TSI コンフォートライン_RHD(DSG_1.0) (2020年) -
- レビュー日:2022年5月13日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 3
- 満足している点
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剛性感の高いボディにより、どっしりとした安定感はさすがドイツ車といったところ。タイヤは今時にしては珍しく15インチを採用。65タイヤと相まって、乗り心地は当たりが柔らかく非常に良好です。
我が家のTクロスのように18インチなどといった過剰な大径ホイールに扁平タイヤの組み合わせだと、嫌なカドこそありませんが、微小な凹凸でもユサユサと上下に揺さぶられるような落ち着きのない乗り心地となってしまいます。フラットな路面ではピタッと安定して走ってくれるメリットもありますし、またそういった乗り味がドイツ車らしいフィールと言えなくもないですが、荒れた路面での乗り心地という点ではやはり15インチのほうがアドバンテージがあります。15インチホイール唯一の難点は、やはり見た目がどうしてもショボい印象になってしまうこと。それさえ気にならなければ、操安性についても問題のない15インチのほうが、乗り心地も良くて、ベーシックなポロには最適なタイヤだと思います。
また、Tクロスはボンネットオープナーやスタータースイッチが助手席側にあったり、シフトレバーのパターンが通常の右ハンドルVW車と逆(右に倒すとマニュアルモードになる)になっているなど、左ハンドル仕様のままになっている部分が散見されるのですが、ポロではこの辺りがしっかりと右ハンドル用になっているので使いやすくて良い部分だと思います。 - 不満な点
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発進時のDSGのもたつきはこのモデルでもあまり改善していないように思いました。現行型が出た最初期のポロでも、発進時にアクセルを踏むと一呼吸おいてからエンジンが反応して動き始め、またクラッチのつながりもスパッと決まらずギクシャクするという部分が非常に気になっていたのですが、モデルライフを経た今でも、その悪癖は残ってしまっているようです。これがDSG単体のせいなのか、エンジンの出力マネジメントを含めたセッティングの問題なのか分かりませんが、現行ポロ(同じエンジン・ミッションを搭載するTクロスも)ではかなり気になる部分です。
かつての愛車である旧型のポロでは、出足のもっさり感はまったく気にならず、通常のトルコンATのような感覚で使えていただけに、ちょっと残念な部分です。
インテリアの質感は、良く言えばシンプル、悪く言えば値段のわりに質感が低いように感じられます。メーターパネルが通常の針式メーターになっていることや、メッキパーツによる加飾が抑えられていることなどが主な要因だと思われます。
標準装備のディスカバーメディアの使いにくさは相変わらずです。特に肝心のカーナビ機能は、地図表示も見づらく、機能面でも使いにくく、良いところは全くありません。
- 総評
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手ごろなサイズと価格で、初めての輸入車としてもおすすめできる一台であると言えます。またフォルクスワーゲンは販売店も多く、国産車並みのサービス体勢を取っているというところも、国産車からの乗り換えでも安心できるポイントなのではないでしょうか。現行型になってサイズが大幅に拡大し、ファミリーカーとしての使用も十分できると思います。
一方でダウンサイジングした1.0リッターの3気筒エンジンはあまり余裕がない印象。街乗り程度ならまったく問題はありませんが、高速道路の走行が多い人や、峠道を活発に走りたいという人だと、エンジンパワーが少々物足りないかもしれません。そういう人は1.5リッターのRラインやGTIを選んだほうが良いでしょう。
また、ポロ/TクロスのDSGは、発進時に特有のクセがあるので、購入前の試乗は必須です。それから、カーナビの使いづらさもしっかり確認されたほうが良いでしょう。
- デザイン
- 4
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エクステリアは、コンフォートライングレードでは特別に「カッコイイ」というものではありませんが、万人に好感を持たれるクセのないデザインです。それでいて、鋭角ぎみに入れられたエッジの効いたプレスラインなど、クオリティの高さを感じさせてくれます。
一方、インテリアのデザインはというと、ちょっと質素過ぎるようにも思います。実用的で使いやすいことは申し分ないのですが、見た目にはもう少し色気があっても良いのかなと感じました。 - 走行性能
- 2
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1.0リッターの3気筒エンジンは必要にして十分なパワーで、街中では問題ありませんが、ちょっとアクセルを強めに踏み込むような場面では、やはり物足りない印象はぬぐえません。
微振動を伴って回転を挙げていく3気筒特有のフィールは、それを「味」と捉えられれば問題ありませんが、スムーズさという点ではやはり4気筒と比べるとザラついた印象です。 - 乗り心地
- 4
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15インチホイールに195/65というタイヤの組み合わせで、乗り心地は快適そのもの。扁平タイヤを履いたドイツ車にありがちな硬さもありません。
シートもドイツ車らしく、大柄でしっかりとした作りになっています。シートバックの調整がダイヤル式なのは、角度の微調整には良いですが、リクライニングさせる場合は少々不便です。 - 積載性
- 3
- 拡大されたボディのおかげで、旧型と比べたらトランクスペースも大きく容量がアップしています。
- 燃費
- 無評価
- 代車のため測定できませんでした。
- 価格
- 無評価
- 代車のため、不明。
- 故障経験
- 代車のため、なし。
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