こないだ、
こんなものを買った。

またスピーカーか(
(今度はBlueTooth接続による無線拡声器としての可能性を切り拓いてみようと思い…)
てか、これって昨今よく見かける形状のものだけど、安いんだこれが。
1180円。
これなら音が出なくても笑って済むわいと、遊び半分でポチってしまった。
さて、これはご他聞に漏れず、れっきとした「中華製」。
本国からの直送ということで、約二週間の待ち合わせの後、現物到着。
さっそく音を出してみる。
お、意外と普通に音が出る。
接続も問題ない。
ただ、
音がステレオじゃないことに、すぐ気付いた。
BlueTooth接続以外ではどうなん?ということで、有線接続してみるが
やっぱりモノラルじゃないかwww
昨今のBlueToothスピーカでは、モノラル構成自体はそうそう珍しいことではないので、それはそれで構わんことなのだが
無駄に左右独立で付いてるスピーカが、こけおどしのようで、ちょっと切ないw
よし、分解だ(←
あわよくば回線接続ミスなど是正できれば、という考えもあったので。
(よいこはマネしちゃだめだぞ?おいちゃんとの約束だ!w)
そして私は、チャイナリスクという言葉の意味を知ることとなる!!(←
これを見てください。
えーと、私が買ったのは
「新品」です。
・どう見ても使い古しの中古リチウムイオン電池を
・半田で配線カッ付ケ
・(必須ではないが)温度センサー配線なし
かの国では、こういうのが爆発するんでないのかねぇ?www
まあ充放電は正常に出来てるし、バッテリ自体は仮にもサムソンの正規品だから
保護回路は正常動作してくれるであろう…ことを願いたい(
私ならもっとマシな半田付けをすr(

肝心のスピーカはユニット構成で、わりと堅固なカプセルに小型で強力なドライバーを接着固定。
この辺はなかなかいい感じ
センターに黒い四角いものが見えるが、これが量感のある中低音を実現している。

シブいですねぇ。これ、パッシブラジエータ方式です。
この辺には、少し唸らされた。
(パッシブラジエータ、とは)←最後の項目参照
基盤を見てみると、どうやらアンプICは2つある。
…アンプが2つ、左右並列で付いてるのに何故出てくる音がモノラル?!
部品をケチってモノラル回路で2スピーカをドライブしてるわけでもないから、ステレオ構成とコスト的には何ら変わらないぞ。
基盤は多層基盤なので、回線を解析することは出来ませんでした。
なんか、そこそこよくできた部材をいい加減に組み合わせたうえに
ちょっとヤバめの電源を括りつけて、ハイどうぞ新品アルよ^^ って感じが
呆れるやら苦笑するやら。
ここまで揃えたなら、ちゃんと作っても部材コストも製造コストも同じでしょうに。
まあ、安いから気にはせんけどw
で、後日。
このスピーカーは
「BTK1015」という形式名のものがオリジナルである可能性が高い、とみられるような記述を目にしたので、そのものズバリを指名してまた買ったw
送料込み2160円。
さきのモデルほどじゃあないにせよ、たいがい安いw
そもそもこちらだって同郷の「中華製品」だ。
見た目ほぼ同じである、オリジナルと模倣品。
その決定的な差は、筐体を開けてみた瞬間に明白となる!!(←
スピーカーが…カプセルじゃない。
筐体そのものが堅牢なスピーカーボックスだ。
当然、筐体を固定するネジも太く、強い。
実装は大雑把ではあるが、接着は確実で、要所を完璧に抑えている。
音の厚みも、
二回り以上も優れている。
見た目によらず、案外「重心の低い」音だ。ズンドコな重低音は望むべくもないが、下の方まで充分な厚みを感じる。
自分が中学生だったころの、サンヨーやシャープの廉価なラジカセ華やかりし頃のレベルと同等か、超えてるかもしれない。
やはり筐体自体をボックスとする、正攻法の構造が功を奏したか?
…と思ったら。
やはりありました、パッシブラジエータ。
上部コンソールの、真下に。
パチモンではデザイン上のものでしかなかった上部コンソールのスリット、
本家では重要な意味がありました。
ここからサブウーファーの如く低音が出てくるんです。
その効き具合は、パチモンの比ではない。
バッテリは、結線こそ温度センサー無しであるものの、れっきとした既製品の新品。
バッテリーボックス実装なので、交換も普通に可能。

使用されるのは、Nokiaの正規品である「BL-5C」というモデルで、主にガラケー用で使われるメジャーなもの。
但し、容量が500mAhと小さい。おそらく古い在庫品を安価で買い叩いているのだろう。現行の同型番バッテリは、軒並み1000mAhを軽く超える。
ということは、現行品に交換すれば、さらに稼働時間の延長も見込めるということだ。
いずれ自己責任でやってみようと思う。これの活動の場は、当然「部屋の外」がメインなのだし。
いやー、ホンマに騙しの商売が好きですね中国さんはw
しかも、バッテリはともかくハード的コストは、ほぼメリット無しと来たもんよ?
外装もシルク塗装で共通だしね。
安い買い物だったし、現物実験的な意味合いが強かったので、大した損失ではなく遊びで済みましたが
これが「中国」というものです。
ゆめゆめ油断なく買い物をせねば。
爆発とか、いざ我が身に降り掛かったら、笑って済まないですよ…?(白目
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Posted at
2015/04/21 19:52:29