誰が得するんだこんなもんw
まあ記しておけば自分の活動を思い出せるのが唯一のメリットだなww
ただ単に首から上を挿げ替えるだけなら誰でも出来る、フィギュアの改造。
だが、単なるお遊戯レベルのつもりではない。
やるんなら、完璧な、絵になるマッチングを。
①ボーイッシュしぐ
素体はEXQフィギュア「黒澤ダイヤ(生徒会長)」さん。
ゲーム中でもこの服装があったようだが、前回第一期のμ'sのときは、こうした私服のモデリングは皆無に近く
こういう展開が艦娘同様ニッチ需要であることは重々承知でも嬉しい限り。(艦娘なら艤装と制服が基本)
で、肝心のモデルだが
こと「黒澤ダイヤ」としてみた場合はそれなりに纏まりはいいが
今少し「足首が太い」。ダイヤさんであってもちょっと太く見えるかもしれない。
ましてやしぐれの場合、そもそもの絵が足首細いし。
改造のキモはここと見た。
そうと決まれば
削る。
けずる。
ケズル…
└(。ω゜」┌) ┘何時間かかるんだこれ
耐水ペーパー、カッターナイフの背、それこそありとあらゆる手を尽くして
見ては削り、また検証しては削り
…またこれが、フィギュアの脚部は概ね高弾性ABS材で出来てるから
工事が遅々として進まない_(⌒(_`ω、)_
2日がかりで、ようやく
しっぐとして納得のいく脚線となった。
次に、そのままでは
しぐれご自慢の方出し三つ編みがコートの襟と完全に競ってしまう。
このため、三つ編みの形状に合わせて切り欠きをしなければなんだが
頭部の固定角度を何度も検討した結果、切り欠きが合わなくなった。
仕方がないのでエポキシで襟を盛りなおして再構築し
…プラモ時代の得意技「現物あわせ調色」で寸分変わらぬ色をオーダーし、襟の白っぽいボアの部分を再塗装。
これでようやく、三つ編みが自然に乗った状態となった。
このモデルには、元々のAvail帽子がよく似合う。
ショートなキュロットのボーイッシュさに、上着のポッケに突っ込んだ両手が
しっぐの飄々としたイメージを引き出している。
なお、元デザインの真っ黒では変化がないと考え、カラーバリエーションとして
後部を「国鉄ぶどう色2号」で塗装している(後述)
②コケティッシュ誘いしぐ
しぐれ…その胸…
絶対誘ってるだろ…////
えーオホン
このモデルの製作時、ひとつ検討事項がありました。
「帽子って換装できんものかねぇ」
これが、このモデルのキモ①。
素体はEXQ「小原理事長(小原鞠莉)」ちゃん。
なんというか、お茶目さんですねぇ。この服装からしても。そういう人とは思っていなかったw
まず、こちらの素材側の帽子は、あっさりと外れた。
おなじような方法論で以て、しぐれのAvail帽も固定されているのだろう。
むぎゅ
すっぽん
はい取れたw
あとはサイズの小さな理事長の帽子が合致するように、しぐ側の帽子取り付けリブを切り取って貼り付け、はい完了。
次に、とぉてもフィジカルな問題
「理事長ちゃんのおっぱいがでかい。
おっぱいがでかい。(←」
大事なことなので二回言いました。
理事長ちゃんの公式サイズは
87もあります。
一方のしぐっぽは…
「ね、提督…ボクね、最近ブラが少しきつくなったんだ…何でかな///」
出会い当時82B、現在83C。
83C。
勝負にならn…
ひぃっ:;(∩´﹏`∩);:
まあ話をマジレスに戻すと。そのままでは巨乳しぐれになってしまう。
削らねば(使命感)
…真面目な話、おっぱいのラインって非常にデリケートです。
変な形状になると、一瞬で気になります。やはり女性の美を構築する核となるシンボルですし。
たかが研磨と侮るかなれ、これだけで3時間かかりました。
このサイズ&形状合わせが、キモ②。
幸い、そもそものモデルが
どうみても87じゃないだろってボリュームだったんで
時間は掛かりましたが難工事は避けられました。
その差
しぐ「(しょんぼり)」
( ◞´;௰;`)◞…ごめん
まあ、それでも強調デザインは健在なわけで
ニーソとも相まった、ちょいロリデザインに
ああ…おっぱい眩しい…////
このサイズ感が最高にいいんだよ、しぐれは。
やはり妥協なく
帽子まで換装してしまったのは大正解。
この服にAvail帽はさすがに合わんよね。
③カジュアル日常しぐ
ある意味、今回の一連の改造の白眉ともいうべきモデル。
迷ったときに1種類持ち出しとなったら、第一選択となるであろう。
じつは、換装第一弾がこれだった。
ハードオフのワンコインコーナーで見たとき、正直「果南さんとしてはどうかなぁ…」と思ったが
その服装にピンと来た最初のモデルでもあったのだ。
…この服を、着せてみたい。
適度に生足、適度におっぱい
適度に慎ましやかに落ち着きながらも、適度にガードがゆるk☆)`ν゚)・;'.、
⊂⌒~⊃。Д。)⊃と、とにかく、この姿でデートできたらなぁって思ったんです…
ポイントはボーイッシュしぐと同じで、襟に三つ編みの通り道が必要。
というか、三つ編みレールの掘り込みは、ここで実施されたものだった。
換装そのものは大過なく出来て
ああ…尊い…って思ったんだが
問題がひとつ。
帽子とフードでかぶりものが被っているうえに、色合いがやはり合わない。
そこで「後部を国鉄ぶどう色二号で塗る」という方法をとってみたが、やはり根本解決にならない。
(転じてこれをボーイッシュしぐに換装したのが、先のモデルというわけだ)
そんな折、先述の誘いしぐの改造で
帽子の撤去だけなら比較的簡単にできることが判明。
…さあ、どうする。乗るか反るか?
ひとつ間違えれば台無しになるが…?
しかし、ここまできて妥協はしたくない。
覚悟を決めて。
帽子を撤去して。
そこにエポキシで頭髪部を盛ることにしました。
キモは「球体の一部を切り取ったような単純な形状にならない」こと。
ある意味、仮塗りしてみてからが戦闘開始でした。
一挙にイメージが固まり、目標状態が「見えた」感じがしたのです。
他のモデルのボリューム感も参考にしつつ
削って、塗って、すこし削って、表面を整えてまた塗って
一晩がかりで、一応の完成状態に。
しかし欲は沸いてくるもので
撮るほど、そして見れば見るほど思うわけです。
「後頭部の髪のモールドが…欲しい」
そこで翌日、最終兵器
「ミニリューター」の登場。
彫りを加えるなら、これです。
物理的に正しいかどうかは、さすがに検証できません。
が、絵的な印象を重視して彫り込んだ結果が
こちら。
素人細工の限界ですが、少なくとも想いだけはいっぱい込めたつもりです(←
ええ感じに側面後部に段差のラインが出来、にわかに元々帽子を被っていたとは思えない。
(一応コンパチで、被せることもできる設計でやりました)
完成です、
「帽なししぐれ」。
彫刻作業とは、空間に絵を描く作業と見つけたり。
妥協しなくて本当によかったです。文句なしにかわいい。
何処へでも連れて行きたくなる。
自力でチューニングしたからこそ、この思い入れなんだと思います。
年末…もし、もしもまた旅に出られたなら。
その時は、連れて行きます。
そうでなくても
離職直後だけは思い切って色々めぐるつもりだしな。
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実はまだ仕事が残っており
帽無ししぐれの「先の手順を複製!」する必要がある。
水着が残っているのだ(←
ボデーは北条加蓮。嗚呼、とうとうアイマスにまで裾野を広げるか、自分…
まあ、個人的にやってて面白いので善しとしましょう。
趣味なんてのは元来そうしたもんですw
以上、製作記。
ps.
しぐればかりではない。
↓
イッチバンいい水着に、イッチバンいいフェイスを。
駄作だった水着シリーズが蘇る。
夏が楽しみだ。