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2016年11月02日 イイね!

虫ブログ2016(またか

休暇が下命され、連勤はついに15日で一旦ストップ。
だが、天王山はこれから。
休日ではなく、長い休憩程度に捉えておかないと逆にペースが狂う。
そんな「ペース」が労働環境として正常なわけがないのだが、この国で生きるということの宿命であり
同時に私の勤める業界の宿命でもある。
聊か不本意だが、生きるために、職務はつつがなく完遂するほかに道がない。


…そんな昨日のこと。


夜の散歩に出ようとして、向かいの公園の生垣で、とんでもない蟷螂を拾い上げてきた。

脚が…
後脚が、ない。
中脚も片方の爪がいかれかけてる。カマを含めても、実質3本脚。

自然下においては、もはや致命傷のはずだ。
なのに、意にも介さず眼光鋭く殺気を放つ、その勇姿。
それは15日前の昼間に、近所で見掛けた姿と同じだった。
せめてもの武運をと願い、見送ったあの姿だった。

生きていた。
この絶望的状況を跳ね返し、昨日まで闘い抜き、そして今日もここに生きている。

こいつは、勇者だ。


満身創痍の勇者。
向こう側の後脚なし、こちら側のは写真に映っている所までしかない。
符節がない以上、役には立たない。


肩口にも大きなケガの痕。
状況から、ほぼ間違いなく、同士討ちの痕跡だ。

──もういい、これ以上闘わなくていい。
お前は十分闘った。よくぞここまで、ハンデに耐えて闘い抜いた。

傷だらけでも、オオカマキリと見紛うばかりの頑健な体躯。
こいつはまだまだ生きる気満々だ。

再び逢ったのも、何かの縁だ。
後は、私の家で余生を過ごすといい。

命名「チャリオッツ1号」



この年代に差し掛かって虫飼い(といっても種類は限定的だが)に足を突っ込むと、いろんなものが見えてくる。

特にカマキリ族は、なぜか毎年ドラマチックで印象深い個体に出会う。

そしてそいつらは、一度見掛けたら、同じ個体を特定できることが何度もあるのだ。
初代いなほ号もそうだった。一度は旅立ち、再び帰ってきて余生を全うしたのだ。


今年の蟷螂は、総勢4匹。

・8月の末、生垣の同じ場所でじっとして動かなかった、中脚を1本喪ったハラビロカマキリ
・その婿殿
・庭で2ヶ月あまり毎日のように徘徊し続けた、しぶとい小兵「ミニラ」
・勇者「チャリオッツ」

先日保護した、でっかいオス「ノッポさん2号」は、交尾のいとまなく急逝した。
寄生虫害(カマキリヤドリバエか)の疑いが強い。
無念の死を悼み、剥製として保存することにした。
せめて、これほどまでに忙しくなければ、交尾の機会を設けられたかもしれないものを…。



秋が深まってゆく。
こんな風情を求めて野外を出歩ける機会は、今月末まで、この先、殆ど無い。
Posted at 2016/11/03 01:35:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月19日 イイね!

クルマの意義、とは

この公開ツイートの、画像をご覧頂きたく


引用失礼いたします。
https://twitter.com/15silviatakuma/status/788603318411100160


一言言っていいかな。その画像に映っておられる方。


ふ ざ け ん な 糞 が



なんかもう久々にガツンとイラッと来たね、これは。

この論法なら、私のアルシオーネSVXは、毎日800マイルを走らないのだから存在理由がない、然るべき筋に引き取って戴くのが妥当ってことになるよね?


こいつ何者ですかね。ろくなドライバーじゃなさそうだが。


クルマは、趣味のツールでもあるけど、それ以前に「機械」です。

その存在価値を決めるのは「所有者」であって、誰かの勝手なロマン(笑)で規定されるものじゃねえです。

私のこのクルマと同じものを、デッドストック状態で大事に取ってあるという事があるなら
それもまた「カーコレクター」の楽しみ方と言えましょう。

個人の所有物である以上
どのように扱われようと、所有者の自由…を通り越して(法の枠内なら)勝手だ。

こういう傲慢な原理主義的な輩、 ま こ と に 気に入らんです。



おわし('、3_ヽ)_



【追記】
ついったの問題は、ついったに解があった。
わたしの言いたかったのは、こういうことなんじゃあああ。
https://twitter.com/Hi7aR/status/789460219550048260

Posted at 2016/10/19 19:47:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2016年10月03日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(終わらない夏休み)

「ただいま」



…これで、終わるはずだった、この夏。


が、いざ予定表を見てみると
帰宅して1日出勤して、また2連休になっているではないか。
しかも土日。

慎重に天候を見極めた結果、近所で勝機ありと判断。
バッグの撮影機材をバラすこともなく、再び出撃する。

思惑は
「ノスタルジー号が、「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」期間中の
快速みまさかノスタルジー正規運用に就いてるはずだ」



さて、思い立って黒ゲートを飛ばして渡航したはいいが
思ったほど天候が落ち着かない。
勝機を求めてさまよった挙句、けっきょく到達したのは牧山~野々口間の定番なのだが

雑草がジャングル状態でとてもじゃないが普通に撮れない!!

侮っていた。
こうも短期間で、沿線刈り込みの効果は無に帰するのか。

「自然の猛威に抗おうなど、万年早いわ」

だが、もう大々的な移動の余地がない。晴れ間もこの辺りしかない。
30分もしないうちに、くだんの運用はここを通り過ぎる。
何か手がないものかと探し回った結果、たった一か所だけ…

光明が見えた。
この手以外なら、接近して跨線橋から見下ろす以外ない。それはあまりに局所的であるし、なによりここのロケーションが活かせない。

かくして、この10分後

SLT-A77V改
MINOLTA AF 35-105/3.5-4.5茶筒 

ほら来た、思った通りだ。

ノスタルジー号・キハ47改一般色は、相変わらず
「決まった曜日の、決まった時間に、必ず同じ場所に現れる」

やはりここは、ロケーション優先の絵がいい。
軽トラとおっちゃんなんて最高の添景ではないか。これぞ里山。


被写体の、予想通りの運転状況が確定。
この先は新たな撮影個所を求めてみることにした。

しかし、国道53号が詰まってしまい、まともに動かない。
当然である。いまは盆休みトップシーズン。
帰省する車、した車、レジャーに向かう車…ぜーんぶメインストリートへ殺到する。
このままでは埒が明かない、時間ばかり過ぎてしまう。

そこで、裏道へ回り
かねてよりストリートビューで目を付けていた、宇甘越え「建部~金川」間を目指す。
実は、野々口から宇甘川に至る山間部に工業地帯があり、峠越えの立派な道路が通っている。
そんなものを知る者は多くはないだろう。実際、交通量は皆無に等しかった。

しかし、暑い_(⌒(_`ω、)_
もう暑いとかそういうのじゃない、「溶ける」とか「灼ける」とか、そうゆうのに近い。

車から降りての撮影行動も、正直、長時間は命に関わる。

地面に目をやれば、干上がった地面が暑さを助長する。

今年の夏の、雨の降らなさは異常だった。
しかも湿度だけはあるというのが、また腹立つんである_ノ乙(、ン、)_

そうこうして、炎天下のなか耐えること小一時間
雲の影を縫うように、ズバリのタイミングで来た「ノスタルジー号」。

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
MINOLTA AF 35-105茶筒

眩しい夏空と、緑の水田と、国鉄色。
今年は撮れなかった烏山線、これぞまさに「江戸の敵を備後で討つ」。

ついでなのでEK-GC200でパチパチ撮ってたスナップにハメコミ合成も作っちゃうw

Galaxy EK-GC200 ※電車はハメコミ合成
撮った素材は無駄にしないww

いくら暑くて参ってても、こういうのが撮れると「さすがに気分が高揚します」
気力の向上は、自律神経系の働きをよくしてくれる。

そのまま、今度は反対側を狙いに行く。
事前調査済みの立ち位置、これでワンツーフィニッシュ




だがこのあとの通過直前、いつもの持病が。


「陰った('、3_ヽ)_ 」



玉砕。

ま、まあ、赤一色で撮れただけでもよしとしよう…ノスタルジー号に来年があるかどうか判らないが(´・ω・`)

そう。もはやすでに、かなりの被写体が「次があるかどうかはわからんぞ」なのだ。
すべてが一期一会。


さて、時間は昼下がり。
さっき高揚したもんが、いきなりしょぼくれて何だかなぁ状態であるw
が、まだ後半戦がある。当然、ここで引き下がる道理はない。前進だ。


やや流れの回復した国道53号を津山方面へ下る。

道中を見てても、ここで確実に晴れるという保証は何処にもなし。
ノスタルジー号・岡山への上りは、一発勝負になるだろう。
狙えそうなのは、旭川橋りょう…かな、やはり。



しかしここでも、絵が定まった傍から雲が日を遮る。

少し距離を取れば避けられると考え、近所をうろついてみるが
やはり雲が執拗に追ってくる。まるで私の居場所を狙ったように。

思い切って、さきの場所へ陣取り直す。もう恨みっこなしの一発勝負だ。
どうせ危うい日差しなら、いちばん良い絵を狙おうじゃないか。

陰って、日が差して、陰って、陰って…


とうとう来た。

SLT-A77V改 SAL70200G
間一髪!影は辛うじて背景へ抜けた(後ろの山が暗いのが際どさを示している)

熱かった夏の締め括り、青空を掴み取った!

Nex-7 SAL1650



…いや、まだだ。
まだ日が沈んでいない。
もしかしたら、日没までにここまで戻ってくるかも…?

先刻日差しを求めてうろついていた、近くの田園地帯で構え。
ここもまた、後日に至るまでじっくり詰めてゆく価値のあるロケーションだった。


夕日に照らされながら、赤いキハが行き…



そして今度こそ大トリ。
日没寸前の斜陽が照らす田園に、国鉄一般色が輝いた。

Nex-7 SAL1650


OLIMPUS Stylus-1

…最後の最後まで輝いた、「なつやすみ」。


松屋でメシ食って、ゆるりと帰る。
翌日も休みだ、焦ることもない…






以上、熱く長いなつやすみの記憶でした。

こうして2ヶ月弱ほども掛けて、のんべんだらりと絵日記を綴っていても
昨日の事のように、何処で何があって何をどう感じたのか、鮮明に思い出せます。
それが、自分の「生きた時間」を過ごした証しなのだと思います。

日本人は、諸外国に比べ、夏季などの休暇を極端に取らない・取れないことで有名です。
その状況は人間の生き様として正直どうよと思いますが、社会構造の問題に盾突いて何か変わるでもないので、そこはさておき

日数だけの問題ということには、ならんもんですねー。

ちょっと元気が足りないと思いながらも意を決して行程を企図し、もう組んでしまった・予約を取ってしまったのだから後に引けないぞと自身を追い立て、
いざ行ってみれば概ね天候に恵まれ、新たなもの・懐かしいもの、いろいろな体験や光景を吸収し、一生忘れん想い出にして持って帰る…

去年も、今年も
その目的に関して、類い稀な成功を収めたといえます。

ここでやり切ったから、今がんばってられます。
絶対必要なんですよ。誰が何と謗ろうと、これが生きるためのエネルギーです。

大事にして行きたいし、皆様にも「そういう時間」、大事にして欲しいと思います。


次の「夢」を信じて。これが「わたしの、最高のなつやすみ2016」



Posted at 2016/10/04 08:32:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年09月29日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(帰り道)

そろそろ「夏」を綴るにゃ無理のある季節に入りつつあるのでいい加減締めないとw 

8/10
関東での全行程を終了し、北関東を去る。

今度は、凍て付く蒼空の冬に訪れたい。


帰りは大垣夜行

電動車に乗りたかったが、致し方あるまい。




さて、この時点で早朝なのであるが
帰還はどうしたものか。
明石からバスなら手っ取り早かろうと思ったのだが…

私は迂闊だった。
この日が帰省トップシーズンであることを、すっかり失念していた。
というか、そんな時期に大規模移動なんてしたこと自体、殆どない。

『空席なんて、あるわけない』

結局、定員の概念がほぼない「南海フェリー」を選ぶのが最善手と結論した。




南海フェリーの先見の明は、
「艦娘」などという概念自体存在しない頃、既に「船舶萌え化」「痛フェリー化」を完遂していたということである(ちがいます)


というわけで、まあまあ昼までは時間がある。
天気もいい。

そのまま何もせず素通りする理由などない。



「波動砲、用意」





Osaka PowerRoop号

…ほら、いるじゃないか。
絶対見逃すべからざる被写体が、目の前に。


SLT-A77V改 SAL70200G 140mm f5.6


解像力、レンズ性能…
間違いなく、過去最高の戦闘力で迎え撃つ。

もうすぐ見納めとなる、「走る私の原風景」たち


真田丸号 201系


大阪駅5周年HM 201系


そして、国鉄朱色一号。

SLT-A77V改 SAL70200G 180mm f6.3

いよいよ、旅を締めくくる一発。
都心の一角を模したような風景、空はこの季節には珍しく青く。

ハリーポッター号


森ノ宮へと退場する、国鉄朱色一号

SLT-A77V改 SAL70200G 150mm f6.3


最後まで、いい撮影だった。
これでまた当分、頑張れる。(今こうして書いてても、まだ記憶覚めやらぬ位には)



おまけ
帰りの和歌山市駅でこんなものが

…めでたいでんしゃ???w


あらめでたいww

加太線だそうだ。
また撮りに行こうかなw


徳島へ、出航
船内はまるで復員輸送艦のごとし。



帰宅寸前
最後まで、鉄道写真。






「ただいま」







↓まだある( 


Posted at 2016/09/29 06:27:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年09月21日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(関東の部本戦 2)

わたしの、最高のなつやすみ2016(関東の部本戦 2)さて、2日目の午後


天候が安定しないことから、あまり欲張らず
車窓やストリートビューで事前に掴んでいた撮影場所へ小移動。




さきの下小代から板荷方面へ、ひと山越えたところにある、開けた田園。
ここを午後のポイントに定める。




ありがたい。
空は、ものすごい勢いで晴れてゆく。


みるみる、私の願う絵になってゆく。




胸のすくような瞬間が、次々と訪れる。
なにしろ特急スペーシアの運転密度は高い。矢継ぎ早に現れる。


そして迎える黒金スペーシア

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
SAL1855

勝った…。


今回は初訪問ということもあり、バリエーションよりも手堅さ優先で纏めた感があるが
ここは再び、三たび訪れる価値がある。

冬に来たら、どうなるだろう。
考えるだけでワクワクする。

もっともっと澄み渡る、高く蒼い空が迎えてくれるはずだから。


そこに居た時間は、2時間少々と短いものだった。
けど、忘れ得ぬ想い出の時間となったことは間違いない。



田園と、夏空と、ひたすらカッコいい電車。

これが今年の「わたしの、最高のなつやすみ」。

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
SAL1855





一応、烏山線の視察にも行ってみたが
前述のように、こちらを狙っても去年のような感動はないと判定。
(残念ながら、国鉄色2連の日中ガン回し成らず)




夕暮れの田園
スーパー電池君「アキュムレーター」が、客車のような静かさで滑り抜けていく。

世代交代が完了してしまうまでに、再び…必ず 




───関東の部、完。


(まだあるw)
Posted at 2016/09/22 01:25:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

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