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2017年01月06日 イイね!

趣味人の吟持を賭けて 吼えろSAL70200G

正月の勤務を一人で支えたことへの労いもあってか、1/4は休みに変更。

・前日の現場が昼過ぎでつつがなく終了
・翌日が晴天
・水曜日なら「キハ47改 ノスタルジー号」は安定して撮れる

このような条件に加え、それを狙うにせよ、どっちみち朝は現地で何もすることがないので
久々に水島臨海を覗いてからでも遅くはあるまい…

タービン&足回り施工直前の一日
エンジンをすっかりリフレッシュした黒ゲート号は
F6Aの咆哮も勇ましく、再び本州を目指したのでした。

ホンマに、くだんの条件でたまーに出る白煙以外は何の問題もない。
高回転まで淀みなく、力強く回る。
遠出しても信頼感・安心感に溢れてます。


さて、水島に到着。
迷わず三菱自工前の操車場を覗く。

今日の出走は、国鉄色、

キハ38と…

キハ30か!!


……ああ、やれやれと苦笑。
まだ、私はこの趣味から離れさせてはもらえないようだw


キハ30には冷房がありません。
従って、撮るなら秋冬が基本。あとは余程のことがない限り「予備」です。

概ね、季節限定と言い切ってもいい、この車両、

弟とともに、久留里線で
想い出のなかにある懐かしい姿を収めんと、在りし日のZC11スイフトで追い回した
二重の意味で想い出に残る車両、
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alt
(在りし日のキハ30 98  現在、三菱自工前にて部品取りとして留置)

まさかの近所での再就職を知って以来
車庫で控えている姿しか見たことはなく

彼が、生きて再び走るその姿を
再びこの手で撮るのに…

…私は、2年半待ったのだ…!!
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…再会は、霜の降りる寒い朝だった。
そういえば久留里線へ行った時も、ものすごく寒かったっけ。


折り返して帰ってくる頃には、側面に朝日が降り注ぐはずだ。
移動はせず、ここの絵を完全に押さえることにする。

やがて山の稜線を乗り越えた朝日が辺りを煌々と照らし。
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SLT-A77V改 SAL1650

待ちに待った、胸の高鳴るこの瞬間…!
外吊りドアの武骨なディティールが、半逆光に輝き、ひときわ引き立つ。
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昭和の情景、ここに再び蘇る
Nex-7 SAL1855

…感無量。
そこに存在すること自体が奇跡ともいえる、古強者の雄姿だった。


さて、これを撮るまえに
最後の三菱行をどう撮るか、考えていた。

付いている向きからして、選択肢は
・福井駅の近くでサイドから、工場と畑のロケーション
・球場前の踏切からインカーブ
・倉敷駅至近の順光ストレート
この3つが妥当といったところ。

安パイは移動の少ない福井だが、やはり半逆光であることと
側面からの撮影だと、これと似た感じになってしまい、変化に乏しい。

そういえば、今はまだ「正月休み」覚めやらぬ時期。
車の通りもまばらだ。通常の朝では考えられない。

なら、きっとここ(浦田~弥生間)から倉敷まで飛んでも間に合うはず。

なので、通過と同時に三脚を引っ掴んで車へ走り
すかさず倉敷方面へ移動。

選んだのは、ストレート。
一か八か、SAL70200G、一本勝負で迎え撃つことを選ぶ。

なにしろブランクが長い。
以前まともに電車撮ったのっていつだっけ?ああ、夏かwww

この鋭くも気難しいレンズを御する技を、身体が忘れていないだろうか。

準備時間に不安が残るが、撮影地に付くと同時に
列車は倉敷方面へ走り去る。

ほら間に合ったww 
平日ではできない芸当だ。
最初から、倉敷折り返しを撮れればいいという目論見なので、無論これでよいのだが
あと3分速く着いていたら、さっき撮ったものを追い越して、もっかい撮れてるところだw

…資料を持参していれば、思案の余地もなく一瞬でセットできるところだが
あいにく持ち合わせがない。
ネットから自分の画像を引き出す時間もない。

線路上の列車の大きさを目測する感覚が鈍っている。
どう合わせたものか、悩む。いや、悩んでる暇はない、あと数分で帰って来る。

そこで奇策。
雲台の横軸の固定をナシにした。
最適な大きさになるポイントを、横軸の修正で、即興で合わせることを試みる。
(被写体の倍率が一緒なら、絵だけ横に振ってもピントを合わせる一点に変動はないため)

さあ…帰ってきた。
ジョイント音が後方から迫る。
全神経を集中し、ファインダー内の列車の大きさを瞬時に判定

「右ちょい!!テー!!」
…間一髪、自分の印象ではやや左を向いていたカメラを、右へ振った瞬間
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SLT-A77V改 SAL70200G 100mm f5.6 ※クリックで原寸

ああ…これぞ「正調・編成ポートレート」
文句なしのバランスで、狙い違わず、寸分のピントの狂いもなく決まっていた。

ピントが完璧に真芯の状態で捉えたので
3コマ後を135mm相当にトリミングしても、存分にイケる。
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冬枯れと蒼空、八高線あたりにあったかもしれない景色の垣間見。

作戦成功。
拳を突き上げてました、思わずw
この瞬間がないと、やっぱり自分はダメなんだなと痛感。



この撮影結果が、先へ進む元気をくれた。
次は津山線、ノスタルジー号を狙う番だ。

国道53号を飛ばし、御津のカバヤを通り過ぎ
工業地帯を縦貫する峠を越えると、そこはあの夏の日に降り立った撮影地。

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SAMSUNG GALAXY EK-GC200

だが、降り立った傍から雲が発生し、撮影を阻む。
赤いキハは程なく撮れたが、曇ったり晴れたり曇ったり曇ったり晴れたり…
全く、いつもながら、この空模様にはやきもきさせられるものでw

列車は予想した時間を回って、まだ来ない(推測が甘かった)

そして、すぐ近くの金川駅で交換する列車が向かった頃から…
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この「ノスタルジー号」通過の30秒後まで…
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SLT-A77V改 SAL1650

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Nex-7 SAL1855

とうとう、空模様は持ちこたえた。
あと30秒遅れていたら、どす黒い「青曇り」の写真になり果てていたところだった。
危ない危ないww

空模様は既に下り坂の様相であったが、もはや作戦は成功といえた。
あとはもう、いくら曇っても悔しくはないw


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究極の一輪挿しフィギュア、秋月紗綾ちゃん。
(もともと持ってたのは、一部にホウキと揶揄されるススキの穂)


…ただ、この時点で
ちょいと昼寝をしたうえで、まだ13時半。

このまま帰るだけではもったいない。
この先に繋がるような「何か」を得られないだろうか?

黒ゲート二世号は、さらに「宇甘越え」の峠道を目指す。

個人的に、この先につながる可能性を最も感じたのは、これ。
alt
宇甘越えの峠を越え、津山線がトンネルを出た直後の場所である。

柱が手前にあるのは残念だが、峠越えに挑む線形と、SA6Dの咆哮も甲高く
それを全力で駆け上ってくるキハ47改。
四国の原型キハ47では、間違いなく一瞬で失速しているところだろう。

既に時間が遅く、顔にしか陽が当たっていないが
正午までなら問題なく側面まで陽が当たる。
地図上では、これより標高で20~30mほど高い場所から見下ろせる山道と、開けた農地があるように見受けられる。
日当たり的に、火曜・水曜・木曜ならば、ノスタルジー号で良好に撮れるチャンスあり。

この後、ここを下りきった所「建部」駅の周辺でも
ベーシックながら良くまとまった撮影点が、数多く見出された。


その後は青曇りの場面しかなく、戦果もここまでだったが
それでも充分やれた。
大戦果だ。
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行ってよかった。
やってよかった。

何もできず、荒むばかりだった年末年始に、せめてもの一矢を報いた。

次に訪れる時には、黒ゲート二世号も仕上がっているはずだ。
そしたら、また此処を走ろう。


やっと、私の2017年が始動しましたww
Posted at 2017/01/06 19:44:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年10月03日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(終わらない夏休み)

「ただいま」



…これで、終わるはずだった、この夏。


が、いざ予定表を見てみると
帰宅して1日出勤して、また2連休になっているではないか。
しかも土日。

慎重に天候を見極めた結果、近所で勝機ありと判断。
バッグの撮影機材をバラすこともなく、再び出撃する。

思惑は
「ノスタルジー号が、「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」期間中の
快速みまさかノスタルジー正規運用に就いてるはずだ」



さて、思い立って黒ゲートを飛ばして渡航したはいいが
思ったほど天候が落ち着かない。
勝機を求めてさまよった挙句、けっきょく到達したのは牧山~野々口間の定番なのだが

雑草がジャングル状態でとてもじゃないが普通に撮れない!!

侮っていた。
こうも短期間で、沿線刈り込みの効果は無に帰するのか。

「自然の猛威に抗おうなど、万年早いわ」

だが、もう大々的な移動の余地がない。晴れ間もこの辺りしかない。
30分もしないうちに、くだんの運用はここを通り過ぎる。
何か手がないものかと探し回った結果、たった一か所だけ…

光明が見えた。
この手以外なら、接近して跨線橋から見下ろす以外ない。それはあまりに局所的であるし、なによりここのロケーションが活かせない。

かくして、この10分後

SLT-A77V改
MINOLTA AF 35-105/3.5-4.5茶筒 

ほら来た、思った通りだ。

ノスタルジー号・キハ47改一般色は、相変わらず
「決まった曜日の、決まった時間に、必ず同じ場所に現れる」

やはりここは、ロケーション優先の絵がいい。
軽トラとおっちゃんなんて最高の添景ではないか。これぞ里山。


被写体の、予想通りの運転状況が確定。
この先は新たな撮影個所を求めてみることにした。

しかし、国道53号が詰まってしまい、まともに動かない。
当然である。いまは盆休みトップシーズン。
帰省する車、した車、レジャーに向かう車…ぜーんぶメインストリートへ殺到する。
このままでは埒が明かない、時間ばかり過ぎてしまう。

そこで、裏道へ回り
かねてよりストリートビューで目を付けていた、宇甘越え「建部~金川」間を目指す。
実は、野々口から宇甘川に至る山間部に工業地帯があり、峠越えの立派な道路が通っている。
そんなものを知る者は多くはないだろう。実際、交通量は皆無に等しかった。

しかし、暑い_(⌒(_`ω、)_
もう暑いとかそういうのじゃない、「溶ける」とか「灼ける」とか、そうゆうのに近い。

車から降りての撮影行動も、正直、長時間は命に関わる。

地面に目をやれば、干上がった地面が暑さを助長する。

今年の夏の、雨の降らなさは異常だった。
しかも湿度だけはあるというのが、また腹立つんである_ノ乙(、ン、)_

そうこうして、炎天下のなか耐えること小一時間
雲の影を縫うように、ズバリのタイミングで来た「ノスタルジー号」。

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
MINOLTA AF 35-105茶筒

眩しい夏空と、緑の水田と、国鉄色。
今年は撮れなかった烏山線、これぞまさに「江戸の敵を備後で討つ」。

ついでなのでEK-GC200でパチパチ撮ってたスナップにハメコミ合成も作っちゃうw

Galaxy EK-GC200 ※電車はハメコミ合成
撮った素材は無駄にしないww

いくら暑くて参ってても、こういうのが撮れると「さすがに気分が高揚します」
気力の向上は、自律神経系の働きをよくしてくれる。

そのまま、今度は反対側を狙いに行く。
事前調査済みの立ち位置、これでワンツーフィニッシュ




だがこのあとの通過直前、いつもの持病が。


「陰った('、3_ヽ)_ 」



玉砕。

ま、まあ、赤一色で撮れただけでもよしとしよう…ノスタルジー号に来年があるかどうか判らないが(´・ω・`)

そう。もはやすでに、かなりの被写体が「次があるかどうかはわからんぞ」なのだ。
すべてが一期一会。


さて、時間は昼下がり。
さっき高揚したもんが、いきなりしょぼくれて何だかなぁ状態であるw
が、まだ後半戦がある。当然、ここで引き下がる道理はない。前進だ。


やや流れの回復した国道53号を津山方面へ下る。

道中を見てても、ここで確実に晴れるという保証は何処にもなし。
ノスタルジー号・岡山への上りは、一発勝負になるだろう。
狙えそうなのは、旭川橋りょう…かな、やはり。



しかしここでも、絵が定まった傍から雲が日を遮る。

少し距離を取れば避けられると考え、近所をうろついてみるが
やはり雲が執拗に追ってくる。まるで私の居場所を狙ったように。

思い切って、さきの場所へ陣取り直す。もう恨みっこなしの一発勝負だ。
どうせ危うい日差しなら、いちばん良い絵を狙おうじゃないか。

陰って、日が差して、陰って、陰って…


とうとう来た。

SLT-A77V改 SAL70200G
間一髪!影は辛うじて背景へ抜けた(後ろの山が暗いのが際どさを示している)

熱かった夏の締め括り、青空を掴み取った!

Nex-7 SAL1650



…いや、まだだ。
まだ日が沈んでいない。
もしかしたら、日没までにここまで戻ってくるかも…?

先刻日差しを求めてうろついていた、近くの田園地帯で構え。
ここもまた、後日に至るまでじっくり詰めてゆく価値のあるロケーションだった。


夕日に照らされながら、赤いキハが行き…



そして今度こそ大トリ。
日没寸前の斜陽が照らす田園に、国鉄一般色が輝いた。

Nex-7 SAL1650


OLIMPUS Stylus-1

…最後の最後まで輝いた、「なつやすみ」。


松屋でメシ食って、ゆるりと帰る。
翌日も休みだ、焦ることもない…






以上、熱く長いなつやすみの記憶でした。

こうして2ヶ月弱ほども掛けて、のんべんだらりと絵日記を綴っていても
昨日の事のように、何処で何があって何をどう感じたのか、鮮明に思い出せます。
それが、自分の「生きた時間」を過ごした証しなのだと思います。

日本人は、諸外国に比べ、夏季などの休暇を極端に取らない・取れないことで有名です。
その状況は人間の生き様として正直どうよと思いますが、社会構造の問題に盾突いて何か変わるでもないので、そこはさておき

日数だけの問題ということには、ならんもんですねー。

ちょっと元気が足りないと思いながらも意を決して行程を企図し、もう組んでしまった・予約を取ってしまったのだから後に引けないぞと自身を追い立て、
いざ行ってみれば概ね天候に恵まれ、新たなもの・懐かしいもの、いろいろな体験や光景を吸収し、一生忘れん想い出にして持って帰る…

去年も、今年も
その目的に関して、類い稀な成功を収めたといえます。

ここでやり切ったから、今がんばってられます。
絶対必要なんですよ。誰が何と謗ろうと、これが生きるためのエネルギーです。

大事にして行きたいし、皆様にも「そういう時間」、大事にして欲しいと思います。


次の「夢」を信じて。これが「わたしの、最高のなつやすみ2016」



Posted at 2016/10/04 08:32:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年09月29日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(帰り道)

そろそろ「夏」を綴るにゃ無理のある季節に入りつつあるのでいい加減締めないとw 

8/10
関東での全行程を終了し、北関東を去る。

今度は、凍て付く蒼空の冬に訪れたい。


帰りは大垣夜行

電動車に乗りたかったが、致し方あるまい。




さて、この時点で早朝なのであるが
帰還はどうしたものか。
明石からバスなら手っ取り早かろうと思ったのだが…

私は迂闊だった。
この日が帰省トップシーズンであることを、すっかり失念していた。
というか、そんな時期に大規模移動なんてしたこと自体、殆どない。

『空席なんて、あるわけない』

結局、定員の概念がほぼない「南海フェリー」を選ぶのが最善手と結論した。




南海フェリーの先見の明は、
「艦娘」などという概念自体存在しない頃、既に「船舶萌え化」「痛フェリー化」を完遂していたということである(ちがいます)


というわけで、まあまあ昼までは時間がある。
天気もいい。

そのまま何もせず素通りする理由などない。



「波動砲、用意」





Osaka PowerRoop号

…ほら、いるじゃないか。
絶対見逃すべからざる被写体が、目の前に。


SLT-A77V改 SAL70200G 140mm f5.6


解像力、レンズ性能…
間違いなく、過去最高の戦闘力で迎え撃つ。

もうすぐ見納めとなる、「走る私の原風景」たち


真田丸号 201系


大阪駅5周年HM 201系


そして、国鉄朱色一号。

SLT-A77V改 SAL70200G 180mm f6.3

いよいよ、旅を締めくくる一発。
都心の一角を模したような風景、空はこの季節には珍しく青く。

ハリーポッター号


森ノ宮へと退場する、国鉄朱色一号

SLT-A77V改 SAL70200G 150mm f6.3


最後まで、いい撮影だった。
これでまた当分、頑張れる。(今こうして書いてても、まだ記憶覚めやらぬ位には)



おまけ
帰りの和歌山市駅でこんなものが

…めでたいでんしゃ???w


あらめでたいww

加太線だそうだ。
また撮りに行こうかなw


徳島へ、出航
船内はまるで復員輸送艦のごとし。



帰宅寸前
最後まで、鉄道写真。






「ただいま」







↓まだある( 


Posted at 2016/09/29 06:27:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年09月21日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(関東の部本戦 2)

わたしの、最高のなつやすみ2016(関東の部本戦 2)さて、2日目の午後


天候が安定しないことから、あまり欲張らず
車窓やストリートビューで事前に掴んでいた撮影場所へ小移動。




さきの下小代から板荷方面へ、ひと山越えたところにある、開けた田園。
ここを午後のポイントに定める。




ありがたい。
空は、ものすごい勢いで晴れてゆく。


みるみる、私の願う絵になってゆく。




胸のすくような瞬間が、次々と訪れる。
なにしろ特急スペーシアの運転密度は高い。矢継ぎ早に現れる。


そして迎える黒金スペーシア

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
SAL1855

勝った…。


今回は初訪問ということもあり、バリエーションよりも手堅さ優先で纏めた感があるが
ここは再び、三たび訪れる価値がある。

冬に来たら、どうなるだろう。
考えるだけでワクワクする。

もっともっと澄み渡る、高く蒼い空が迎えてくれるはずだから。


そこに居た時間は、2時間少々と短いものだった。
けど、忘れ得ぬ想い出の時間となったことは間違いない。



田園と、夏空と、ひたすらカッコいい電車。

これが今年の「わたしの、最高のなつやすみ」。

SLT-A77V改
SAL1650


Nex-7
SAL1855





一応、烏山線の視察にも行ってみたが
前述のように、こちらを狙っても去年のような感動はないと判定。
(残念ながら、国鉄色2連の日中ガン回し成らず)




夕暮れの田園
スーパー電池君「アキュムレーター」が、客車のような静かさで滑り抜けていく。

世代交代が完了してしまうまでに、再び…必ず 




───関東の部、完。


(まだあるw)
Posted at 2016/09/22 01:25:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2016年09月18日 イイね!

わたしの、最高のなつやすみ2016(関東の部 番外編)

行程3日目の午後、とうとう空は曇り
これ以上正攻法で鉄道を狙っても、そこまでのように大きな戦果は得られないと判断。

ということで、ほぼ純粋に観光ドライブとしゃれこむ事にする。



 【登録有形文化財・下小代旧駅舎】
一連の撮影を行ったポイントは、東武日光線「下小代」駅の至近。
この下小代駅は
既に駅舎はとうふ(のような簡易駅舎)化された後なのだが

…駅近傍に、かつての旧駅舎がそのまま保存されている。
せっかくなので、これを見ていかない手はない。


建築・1929年。


改札口の佇まい

いわゆる「官鉄標準駅舎」を参考に建設されたものとされ、なるほどその造りからは昭和の中堅ローカル鉄道駅の風情が漂う。国鉄的な雰囲気だ。


東武としては建て替えを強く推進したかったそうだが
地元からの保存の要望を受け、移設ということで折り合った。
(私企業である東武にしてみれば、建物の規模に対して課される固定資産税は馬鹿にならない金額となるのだから致し方ない。ましてや赤字ローカル区間である。これは幸運な事例といえるが、古き佳き由緒ある建物だからとて、門外漢が費用の負担もなく無責任に「残せ」と言うべきではないのが本筋ではある。まことに寂しいことではあるが、私企業の経営とは利益を出すためのものであって「慈善事業」ではない。これは先頃撤去建て替えされた、烏山線終点・烏山駅舎などにも同様のことがいえる)

現在は、めでたく国指定登録有形文化財として、それなりに整備補修がされている。









 【鬼怒川温泉・鬼怒川左岸の落日】
さて、ここまで来たからには、鬼怒川温泉も充分に行動範囲内である。
どうせ何時間も空いているなら、車で小一時間もあれば到達出来よう距離なので
ある程度後日のための沿線下見も兼ねて、向かってみることにする。

…但し。

私は只の観光客ではない。

通常、鬼怒川温泉へ向かうとなれば、温泉街で湯のひとつもかぶりに行くのが常識である。
が、私の目的は、そんな一般観光の常識の斜め上。

鬼怒川温泉駅のある、鬼怒川左岸の上流寄り、駅から歩いて10分程だろうか?
そこから先は、

つとに知られた、ゴーストタウン
かつて観光ブームに乗って爆発的に膨張した温泉街の残骸、躯の数々。

なかでも恐らく最大級の規模であろう「鬼怒川観光ホテル東館」へ。









こんな巨大な建造物、撤去するったって一棟ですら何億掛かるんだ…恐らく、もう無理だろう。
雨ざらしな上に窓ガラスなんかも割れたり割られてたり…
腐って部分崩落とか、無いとは言えんぞ。


実際この先の建物では、庇の部分のコンクリートが腐り落ちはじめてて旧国道を幅員規制してるところだってある。




鉄道でのアクセスは、既に「惨敗」を喫した。
いまどきのリゾートスタイルでは、バスで高規格道路を通り、施設の玄関に直接乗り付け、直接出てゆく。
東武はスペーシアの就役とそれに呼応した大々的キャンペーンを展開してきたことで、ようやくここ十数年かけて辛くも持ち直しの兆しを見せ始めているかどうか…というのが、現状だろうか。
恐らく、スペーシア投入によるイメージアップ戦略なければ、ここは既に「会津観光」の通過点となり果てていただろう。古豪1720系DRCの引退を惜しむみたいなのは、私のような濃い鉄分を持つファンだけである。一般客からすれば、単に「経年で陳腐化したボロ電車」に過ぎない。そんな老朽車がリゾートへのアクセス手段では、出だしで既に転んでいる。


今では、鬼怒川温泉の中心部は、高規格道路が直通する右岸。
この121号バイパスが右岸に付いたことが明暗を分けたことも、想像に難くない。

中心街には幾つかの巨大リゾートホテルが「勝ち組」として鎮座する。
観光客は9割がた、この建物から大々的に外へ出ることはない。
施設内で全ての目的が完結するよう、客をガッチリ囲い込み、外へ出させない。
例えるなら、「郊外型ショッピングモール」のようなものだ。
そうなれば旧来の個別店舗が寄合で並ぶ「温泉街」が凋落するのは必定である。

他にも、「そもそもバブル崩壊による客足鈍化」「軒並みメインバンクを務めていた足利銀行の破たん」「勝ち組にしてみても、なおも治らぬ集団大口顧客至上主義の運営」等々、凋落に至る要因は枚挙にいとまがなく、ここで書ききることなど到底不可能だ。

まあ、リゾート開発ってのはこうしたもんである。
儲かると見たものに一挙に群がり、見越しを誤ったものから脱落してゆく。
ブームの去った観光地の末路は哀れである。うちの近所の大歩危小歩危も同様。
景観まるつぶれの廃墟ばかりが、残骸として残るだけだ。

光と、影。
右岸の巨大リゾートホテルが、左岸の温泉街の躯を見下ろす光景。
これをシュールだと感じる人さえ、実際は少数派なのだろう。


…彼の眼には、そんな人間の刹那的な営みが、一体どのように映っているのだろうか。




この絵を、今回の捻くれた鬼怒川観光の締め括りとしよう。

打ち捨てられた廃ホテルの巨大な窓から、流麗なスペーシアの姿。
それはまるで、鬼怒川温泉の「いま」を、象徴しているかのように見えた。



 
Posted at 2016/09/18 23:41:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

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何シテル?   12/15 15:45
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