• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

gochi-zohのブログ一覧

2017年03月15日 イイね!

『本当の愛車』ということ



出来ることなら、時節柄あまり挙げたくなかったエントリではあるのですが…


やはりどうしても、一度燻ったものは、内に押し留めることができない性分のようです。


気分を害される方も存在するということを、重々承知のうえで。
気に入らないと思ったら、反応せずに読み流して頂ければ
(そもそもあまり読まれるようなブログでもないですがw)



-----

この前、こんなツイートが流れてきた。



参照;pic.twitter.com/SHoyKwXkwg


探偵ナイトスクープの一コマだという。

それはまさしく、いま自分が置かれている状況の写し絵そのもの。
画像を見ただけで、そのドライバーの気持ちが、心の痛みを伴って理解できた。

で、ニコには「即時うp」というものがあって
当然いまは消えてるんだけど

それを見てて、ドライバーさんの生の音声が聴けたのだ。

精一杯明るく振舞っても、やはり泣けてきてしまうところ。
自分のやってることが奇人変人の類とアタマで理解はしてても、やはり自分の心に嘘はつけないその様子。
愛車に想い出を語り掛けながら声を詰まらせる姿。

そして

プレス機に掛けられ、いよいよ形を失い
長年の相方が、鉄塊に姿を変える瞬間

大号泣。

刺さりました。

画面のこっちで、年甲斐もなくダダ泣きしながら
ただただ、画面の向こうで、ドライバーの愛情を受け続けたその使命を終える姿に。
そして、そこから目を逸らすことなく、別れのけじめを付けるドライバーさんに。

最敬礼するほかありませんでした。



──何も脚色なく、ここまで流してくれてるんなら
それとは別の奇妙な感情が、首をもたげ
今の今まで古傷のように疼くことはなかったんですけどね。



まず。
この依頼は、番組トップに放送されました。

概ね、ナイトスクープの構成は
まずはジャブでネタ枠先行、次第に感動ポルノ枠でシメ…という方向が多いと考えます。

え、これってネタ枠なん???

それを示すように、エージェントの何処かの誰か(なんかうざい人)が
まあ茶化すわ茶化すわ。

百歩譲って、まあそのドライバー本人自体
せめて笑い飛ばしてくれればと思えたなら、よしとしましょう。

問題は
「オーディエンスSEの入り場所」


おいおい、そこ笑うとこかよ…と
何度顔をしかめたやら。

それでも、最期の瞬間ぐらい
静かにやってくれれば、それはそれ~、で終わってたんですが

とうてい許しがたい場面で「どっと笑い」SEが差し込まれてましたねぇ。

ドライバーさんがね。
プレスされて、四角い鉄塊と化した、かつて愛車であったものに
そっと手を掛けたとき

笑いましたね?
そこで「笑い」を入れましたね??


それが家族なんかとの死別や、そこまで言わんにしても例えばペットとの死別の場面だったとしてもお前同じ事やれんの?
何処の制作会社の演出屋かは知らんが、お前マジでねや。


案件終了時の事務所内の反応を見てみても
西田さんですら、あまり感慨はないんですねぇ。
やはり全面的に「変わった人も居たもんだ…w」という空気。

ああ、これこそが
「最大多数を占める一般人の視点」なのだなと思いました。
一般的には、そこは笑うとこなんですね。はあ、そうなんですか。

なんともいえない諦観と不快感と、静かな怒りを禁じ得ませんでした。

普通の人って、「特定の趣味は殆どない」とか、「ものすごく大事なもの」という拘りがさほどない…という特徴を持つ人が多いです。
「本当の愛車」という感覚を根源的に持つ大多数の我々みんから住人は、むしろ世間的には「マイノリティ」に属します。
平たく言えば、彼らが侮蔑する「ヲタ」なんですよね。

そこを、明確に「嘲笑」をもって表現された気がするわけです。



あと、問題はもうひとつ

「大事にしてるのが普通に見ればボロくて取るに足らんような軽四ということが、そこまで卑下されることなのか。」

これがもし、旧いロールスロイスだとかベントレーだとか
そうでなくてもおフェラーリ様とかおベンツ様なら
多少はそういう拘りも理解しないことはない(というより許してやれるというぐらいの感覚か)ということでしょうか??

車種が軽四だからどうした?
「こんな貧乏ボロ軽を十何年も16万キロも乗るってどこの変人だよ」ってか??
ああ、そこでも笑いが入ってたよな??「16万キロってどんだけーw」と。
きちんと手を入れて乗ってりゃ16万なんて通過点だぞ。初代黒ゲート号は15万キロ走って絶好調だったしな。本気で20万目指してたんだ。事故らなければ楽勝だったよ。
数万キロで車を使い捨てるような奴には、大事に乗る人間の気持ちは解らんだろうな。

それに(言っては悪いが)ちょっとダサめのドレスアップ車には違いなくても、だから笑われるネタということにして、それでいいのかね??
個人の嗜好やセンスは個人の問題であっても
「愛情をもってカスタマイズすること」それ自体を笑えるものではないはずだ。
愛情の表現など、10人居れば10種類あるのだ。

ついでに言おうか。
あの車は「稀代の名車」だ。



ヴィヴィオRX-R。

クルマを知り、走りを知るものなら
一発でそのクルマの価値と存在の孤高さ、侮りがたいポテンシャルの高さ…
すべてが理解できるはずの車です。
峠の国道ワインディングとかで、たかが軽四と調子くれてブヒブヒ煽ってきたVOXYやbBあたりが
いともたやすく蹴落とされて涙目になるような、そんな車です。

あれは軽四は軽四でも、ラリー・レーシングベース車だよ。
(これがRX-RAともなれば、まさに純血種だ)

今でも買おうとすれば、相応の出費とメンテナンスを強いられる。
それでも、好きな人にとって「これに代われるものがない」
宿命的に「速く、疾走ること」。モータースポーツを背負って生まれてきた車です。

知りもせんヤツに、晒し者にして笑われる筋合いはない。



査定員の人、まああれを一目見て「ありゃーw」って様子ではありましたが
エンジンの入念なチェック、ミッションを調べる手さばき…
そして「エンジンとミッションの状態に問題がありすぎて、そのままでは売り物にできない」と、少し残念そうに言いましたね。

【重要 追記3/26】
↓以下、ご本人様のブログがあったため、謹んで訂正いたします。


走行16万キロにしては、外装はともかく、機関系が状態が悪いことは確かに否めません。
あのEN07エンジンが、峠攻めとかを経てきたとしても、その走行距離で圧縮ヌケに至るというのは、やはり…
ドライバーさんに鞭打ちたくありませんが、物理的な整備は、よくて「人並み」だったと推察します。
そこは、残念なことです。
恐らく、その愛情は多分に、技術的な知識や技能よりも、ソフトウェア的な「思い入れ」「人情」の愛情に近かったであろうと思われます。
それは、明らかに車の寿命を縮めてしまったと思います。

でも、それはあのヴィヴィオ君にとって、必ずしも不幸なことではなかったと思います。

機械の維持管理という技術的な部分は、これまた「特殊な技能」のひとつでもあり
クルマを好きな人間の万人が、完璧に持ち合わせることは出来ません。
そこを責めるのは、聊か酷というものです。
↑訂正ここまで

ご本人様ブログ↓
この記事は、【ヴィヴィオくんの最期】依頼者よりについて書いています。

えーと…おみそれしました。
やはりガチでした。
ブッシュの打ち替えに至るまで完璧。
そりゃそうだろう、やはり只者がRX-Rに乗るわけがないw

あの、放映時の最後の状態に達するまで
自分で自分に決着をつけるために、敢えてそうしておられたのですね…。



でも、ダンナさまや、反抗期まっさかりの娘さんに突き上げ喰らいながらも
想い出を胸に、大号泣でお別れしてもらえるまで連れ添い、
鉄の塊に戻る瞬間まで看取って貰えて。

ヴィヴィオ君は、クルマという「運転者のパートナー」の使命を、全うしたのだと思います。


ダンナ様も、あれでなかなか寛容ですね。
一軒家をしっかり構え、奥様の変わった我が侭に呆れつつも「車検切れまでだよ」と赦してくれたりして。
ちょっと普通の旦那なら、そんなもん突っ撥ねてるかもしれませんよ?

文句タラタラ、一般人代表のような様子で出ていた、反抗期まっさかりの可愛い娘さんw
きっとこの一件、10年ほどもして、いわゆる適齢期になれば、それは「笑って話せる、変わった思い出話」になります。
そして、こういうのに限って、披露宴の新婦の手紙で、感極まって大号泣してしまって手紙が読み進められなくなるパターンですよw
もうそれは仕事上の統計からも確定的に明らかですwww

きっと、家庭にも恵まれているのだろうと思います。
今後も「正常な一般家庭の、変わり者の母」として、明るく楽しく暮らしてほしいものです。

それが、共に人生を走り抜けてくれたヴィヴィオ君への
最高の供養だと、信じて止みません。



-----

ひとしきり書き殴って、ようやっと少し溜飲が下がりましたw
せめてもの反咬ってやつですよ、はいw

本当の愛車ということの意味を知るものを愚弄したとも取れる番組内容
もうこれ以上は突っ込まないし、そもそも「そんなTV見てないよ」ですww
今後も見ませんしw
(いつからあのナイトスクープがこんな低俗になってしまったのかねぇ、とは思いますがね)



このお母さんがそうであるように、
私が今そうなってるように、
長い間親しんだ車との別れを惜しむ姿を
「変人・ヲタ」というのなら、

私は胸を張って、魂を掛けて、一生そうでありたい。


そういう気持ちで、私は今も車に、趣味に接しているのだから。



本気で別れを惜しめるその時まで、どうか、共に走ってくれ。蒼莱号。
Posted at 2017/03/15 21:43:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2017年03月10日 イイね!

タイヤ・ホイール配置転換おぼえがき(←

超個人メモw


現・デミオスポルトDY5W純正アルミとタイヤのサイズ
185 55/R15 6J +45

Kei(黒ゲート二世)にこの15吋アルミを転用の場合
165 65/R15 6J +45
フェンダーはみ出しゼロ、引っ張り許容(推奨サイズ誤差範囲内)(4.5~6J)


デミオのアルミのみ変更
185 55/R15 6J +45

スパルコの金ホイールが出品されてる!(←
185 55/R15 6.5J +32
フェンダーはみ出しがいけるか(外へ8ミリ)、引っ張り問題なし(誤差範囲内)



さあ、これでスパルコを買ったものかどうか…w



どっちみち、黒ゲート二世号のタイヤは
来月中には換えてしまわないと、いかになんでも寿命です。
で、どうせならという計算結果…



そして、余ったKei純正の14吋5Jは…?

165 70/R14 5J +50
外形寸法が完全に一致

…共通でスタッドレスだ!www

出来た…完璧…。
Posted at 2017/03/10 01:14:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2017年01月23日 イイね!

中古車選びはかくも難しき

今月初頭から、熟慮の末
とうとうメイン車両交代を原則決行としたわけである。

予算は限られている。
決断が遅れたことと、Keiが予想準備額を遥かに上回ってしまったことから
全力振り絞って30万
これで、3月までに決行しなければならないというのだ。

どうやら、「デミオスポルト」「ファミリアSワゴン スポルト20」「インプレッサスポーツワゴン」の三種で結審となる空気なのであるが

ここにきて、本日ファミリアSワゴンの候補車両が2万円値引きしたのだから選択がややこしくなった。
まさかの予算横並びであるw

デミオスポルトには「走りと経済性」を当て込んでいるが
実際のe燃費ヒストグラムを見る限り「燃費は1300でもなければ言うほどのものではない」
逆に、スポルト20はと言えば、カタログスペックの割には「そこそこ」航続距離はある。
そのコスト差は1.5倍ほどと見た。

これは、現行のSVXが、(用途の影響もあるが)Keiの倍以上の燃料コストとなっている現状を踏まえると、どっちに転んでも大幅改善となることは論を待たない。

また、ウチのKeiは、コンスタントにリッター13~14を堅持しており
これはe燃費のヒストグラムの、平均偏差中心をやや超えたところにある。

なれば、中距離程度の通勤をメインとする現環境においては
スポルト20でもリッター10は出せるのではないかと思われる。
これなら、Keiとぎりぎり共通運用可能のレベルだ。


一方のインプレッサ
やはりそれを選ぶなら、排気量はさておき「AWD」一択となる。
そして2000のターボは、恐らく喰わせていける見込みがない。
こうなると、廉価モデルのAWDとなってくるのだが、いかんせん廉価モデルは大部分がFFである。
すると、走りやスタイリングでマツダに大きく水をあけられる。
狙いの二代目丸目は、悪くはないが最高とは言い難い。いろいろと手を加える必要があろう。もしこれを選んだ場合は、リア周りがタイプユーロの廃品流用必至となる。


どれを選べば、どんなカーライフを送ることができるのか。
車屋に話を切り出すべく、最後の資金「来月の給料」を除いた額が出揃うまで
あと20日余り。

それまでに、更なる価格見直しが入るのか

はたまた売れてしまうか

それとも、スクラップ化して途上国送りとなってしまうのか


まだ動けない。まだすべての資金を担保できたわけではない。
来月頭を待たなければ…


長い20日じゃな…('、3_ヽ)_  


果たしてコイツと走り出せる日は来るのか…





【1/24】
ここにきて
赤いZC11スイフト(ローダウン&クリアテール実装済み)という挑戦者が現れた!

うがああああああああ(悶絶
Posted at 2017/01/23 20:15:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2016年12月25日 イイね!

クリスマスに与えられたもの

まあ、ブログってのは突き詰めれば日記なのでw
こういうことがあった、という記念を書き留めておくために
ちょっとチラシの裏にしてみたって、いいじゃない。

取るに足らない、戯言ですwww




-------------------------------------------------
こんなもん、誰に話すって話題でもないんだけど。

22日の同僚の結婚式、やりきれなさだけを残して終了したなぁ。





あの二人を結ぶきっかけになったもの?
…私だよ。



Aちゃんと呼ぼうか。彼女とは、十年ほども前、彼女が弊社を退職した後も、細々と交流があった。
一時は、会うたびに病んでいく私を見かねて、彼女が持っている方の仕事へスカウトしてくれたりもした。
その方が、時間も、金銭待遇も、まるで別次元のように改善するよ…と。

そしてなにより、そこまで私の、とりわけ披露宴業務に向かう姿勢を買ってくれていたということだ。
その信頼は、私を決心させるに充分だった。
この時点で話が纏まっていれば、いまごろ私はもう弊社の人間ではない。

私は言った。
そこまで私を買って誘いを掛けてくれるというのなら、こちらの心境と行動原理も白状せねばなるまい。
回答に期待はしない。結果は重々予想できているし、そこまで自分を見失うつもりはない。
ただ

私は君が好きだ。
その気持ちを以て、その依頼の話を受けようと思う。
だからこそ、下心のように包み隠すのだけは嫌だ、と。
お前が手伝ってほしいというなら、この私の気持ちを、どのように利用してくれてもいい、見返りなど微塵も要求しない、と。

まあ、私の気持ちはあいつも薄々解ってはいたようだし。特に動揺もなく、色よい回答に至るわけもなく
それが叶わない理由など自分で解ってしまっているだけに、実にあっさりとしたものだった。
ただ、互いに禍根だけは残さずに済んだといえる。


…だが、その仕事の話は
その勤務先の突然の体制改革によって、逆に彼女の仕事が細ることになったという、最悪の結果となってしまった。
弊社を去る決意をし、それをアクションに移そうという直前のことだった。


だから、2年ほどたったある時、改めて訊いてみた。
いまもそっちの仕事は、細いままなのか?と。

働き口は複数あるため、収入に困るほどではないが、「遊び呆ける」ほどの金回りはないレベルになったという。


なら、今度はこっちが助け舟を出す番だ。


私は彼女を、弊社の、というより私の仕事を手伝ってもらえないかと誘ってみた。
むろん、きちんと上長を通して、結婚式仕事の正規の外注要員としてである、と。


実は彼女は元同僚でもあり、弊社を喧嘩別れで辞めている。
いわゆる「SR」…私の部署のような「ホールや設備」の業務でない、正規の音響部門の業務姿勢が、彼女を抑鬱にまで追い込んでしまったのだ。

弊社は三部門に分かれているが、音響部門…正確に言うなら、そこの2名の上長…は、会社と犬猿の仲であるという事情がある。
彼女も私も、その部門とは「顔も見たくない」という関係である。それを解ったうえで、それとは関係なく、私の部門、それも彼女が主たる仕事としていた披露宴オペの業務限定で…
ウチはもうまるで人が足りない、披露宴音響オペを出来る人間なら一人でも欲しいのだと、彼女を説得した。

そして、私の所属する部署の上長「K君」と、その部下で私の後輩である披露宴業務の人割り担当、そして私と、彼女、この4人で
あまり堅苦しいことにせず、まあ呑みながらでも話そうじゃないかという事になった。
K君と彼女と私というのはかつての同僚ということでもあるから、そもそも「同じ釜の飯を食った」と表現できるよしみもあるし、積もる話でもしようじゃないか、と。

の~~んびりと会話の進む、すこしダルめ程度の穏やかなダベりの時間を過ごし

彼女は、手伝ってくれることになった。
音響部門と一切ご縁切れでなら、手伝うのはやぶさかではない…と。


けど、弊社の受けている県内大手ブライダル産業会社は、いろいろと現場の姿勢もいい加減で、
そもそも仕事が丁寧で几帳面かつ気の強い彼女は、そこに反りが合わないと感じ、
その問題を色々と、K君と論じるようになっていたという。

そして彼女は、もう片方の本業の多忙化もあって、弊社の業務からは退いていった。


その頃からだったというのだ。
10年も前、会社在籍時は互いに意識することもなにもなかったAちゃんK君の二人が

個人の関係として急激に接近することになっていったのは。


披露宴会場ではナレソメも紹介される。
そこでもっと驚いたのは、交際を申し込んだのはK君の方からだった…ということだ。

彼女が弊社業務の手伝いを退いたのっていつだっけ? えーと、7月だね。
彼女の車を(勤務地至近の)K君宅の近所でしばしば見かけるようになったのは? …それも、7月だね。

もうひとついいかな。
入籍したのって、何月だ?!

電撃もいいところだ。
7月には既に入籍し、新生活は始まっていたというのだ。

それを知ったのは、勤務地の主任かつ私やK君を取りまとめる上司の雑談からだった。それも、10月末。
「K君結婚するんだってね」「おお、それはよかった!相手は誰なんです?」「(笑)Aさんなんやって」
私は、その人物相関を理解するのに数秒掛かった。口だけが反射的に、うおおマジっすか!とおちゃらけてみせていた。
…そう。主任も知っていたのだ。私の好意が彼女に向いていたであろうことを。だから笑いながら言ってきたのだ。


本当は、出席する気など毛頭なかった。
が、K君には本当に面倒掛けっぱなし、頭が上がらない、そして今現在業務で組んで一番恐怖を感じる、凄みのある相手。
決して彼は傲慢なのではない。仕事に、社会人としての身のこなしに、隙の無い厳しさがあるというだけだ。
仕事の場では、くだらぬ不手際があれば、たとえ目上や年かさの者であっても容赦なく叱りつける。
そう、そんな彼の凄みに無能な年上である私が付いていけてないだけのことなのだ。
舞台人を離れたオフの彼は、すこしレイジーなぐらいの、とても気のいい親切な青年なのだ。

それに
Aちゃんが、ぜひ来て欲しいと言ってるんで、僕としてもぜひ来てほしい、スケジュールはきちんと調整します…とまで言われては。
それこそ入院沙汰でもないかぎり、断ることなど出来ない。

そんな相手が筋を通しての招待、理由もなく断ることは…正直、後々、人間関係に刺を残すだろう。

もはや、選択肢は、無かった。


挙式。
披露宴。
二人が考えた色々な企画がみんなを沸かせる。

その中で
私は
能面のような「現場の表情」を崩すこともできず
まるで仕事場にいるような気分のまま
何の感慨もなく
大好きった、私を何度も救った彼女が、まさかの上長の嫁になるということの辛さもなく
ただ、拍手のしどころだけは心得たもので、なんとなくどうしていいか判らず躊躇う列席者の拍手を思いっきり煽り立て

それは「100件のうちの、取るに足らない1件の披露宴」としてしか、認識することが出来なかった。
新郎新婦が何者であるかすら、気に掛けることも殆どなかった。

なんの感動もなかった。
悔しささえもなかった。
それどころか、上長のK君は、信頼に足る「漢」。どう考えても、よくぞよくぞの縁談だった。

Aちゃんの親は喜んでいた。新しい呑み仲間が出来たと満面の笑みで言っていた。
そうだ。本人同士だけではない。
きわめて健常な家庭同士が、とてもよい関係を築いたのだ。
理想の「結婚」だった。

私と、私の親では、このような親戚関係を結ぶことは出来ない。出来なかった結果こそが、いまの孤立状態なのだ。

弟の家族からの働きかけも一切ない。
相手にとって、付き合うに値しないからだ。
父の人間性という問題は深刻だが、母もまた、理不尽な人生のなかで、他人に気を許すことをしなくなってしまった。
ある意味、弟はこの閉塞した家族を見限ったともいえる。そして向こうではうまくいっているようである。
弟は、正しい独り立ちをしたのだ。



御開きになっても何となく動き出さない列席者の先陣を切り、送賓の列への流れを作り
お見送りの列に、ほぼ一番乗りで乗り込み

お見送りの挨拶もそこそこに、列席した同僚や社長が何となく会場内で立ち話になったりしながら、ゆるゆると出てこないのを放り出し

私は、次の仕事へ急行した。
婚礼の出席後、そのまま今度は「自分が担当者として関わるほうの」披露宴会場の音源整理、編集。
土曜、日曜、合計4件分。いまは16時過ぎ、作業時間見積もり5時間。土日のオペレータに、完成品として引き渡せるように、完璧にしなければならない。
それが終わったら、23時から、…私が初めて披露宴会場オペレータとして配属され、彼女とも長いこと常勤していた… 某ホテルの宴会場へ向かう。
外注業者としてダンスパーティの音響に入る、その設営工事のためだ。翌日のリハ開始は、朝7時。
恨みごとを言うところではない、これが、ギリギリのスケジュール調整だったのだ。


私には何が残っただろう。
嵐のような2日間を凌ぎ切り
車検費用は準備額を超え、頼みの臨時収入はなく
年末年始の旅費のすべてを祝儀に充て

なにも出来ない無為無策の時間だけが残された。


…もはや、休んでも無駄だ。
私は年末年始の休暇を返上することにした。
私が現場入りすることで、本年度の間中もっともっときつい日程に喘ぎながら年末年始の休みすらない某職場の同室メンバーに、せめてもの年末年始の休暇を取って戴くことができる。
それに、いずれにせよ自分も前倒しで日数だけなら休める、だから問題はない。日程にも日数にも拘る理由がなくなっただけだ。
年末年始の仕事は、ただの番人である。何も起こらない展示会の開催時間中、12時間ほど独りで詰めていなければならないだけの、しょうもない仕事だ。
それなら、むしろ私に打ってつけではないか。
PCに向かっている場所が、自室か、詰所かの違いでしかない。
それに、仕事場にいるぐらいのほうが、むしろ気分はしゃんとする。部屋から外へ出るというだけでも。
そしてこれは、年始から15連勤へ向けての、足慣らし…助走のようなものだ。むしろ気を緩めすぎず、ペースを保てるではないか。


蒼く凍みわたる、まるで底のないような晴天と、冬枯れの雑木林

私の心の風景、関東の冬を往く、老い先短い電車たち

…今年も見られなかったな。

これを楽しみに、耐えてきたつもりなんだがな…。

すべては一期一会。
今年、行動できなかったことが
のちのち人生の想い出に禍根を残さなければよいのだが。
Posted at 2016/12/25 16:07:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2016年10月19日 イイね!

クルマの意義、とは

この公開ツイートの、画像をご覧頂きたく


引用失礼いたします。
https://twitter.com/15silviatakuma/status/788603318411100160


一言言っていいかな。その画像に映っておられる方。


ふ ざ け ん な 糞 が



なんかもう久々にガツンとイラッと来たね、これは。

この論法なら、私のアルシオーネSVXは、毎日800マイルを走らないのだから存在理由がない、然るべき筋に引き取って戴くのが妥当ってことになるよね?


こいつ何者ですかね。ろくなドライバーじゃなさそうだが。


クルマは、趣味のツールでもあるけど、それ以前に「機械」です。

その存在価値を決めるのは「所有者」であって、誰かの勝手なロマン(笑)で規定されるものじゃねえです。

私のこのクルマと同じものを、デッドストック状態で大事に取ってあるという事があるなら
それもまた「カーコレクター」の楽しみ方と言えましょう。

個人の所有物である以上
どのように扱われようと、所有者の自由…を通り越して(法の枠内なら)勝手だ。

こういう傲慢な原理主義的な輩、 ま こ と に 気に入らんです。



おわし('、3_ヽ)_



【追記】
ついったの問題は、ついったに解があった。
わたしの言いたかったのは、こういうことなんじゃあああ。
https://twitter.com/Hi7aR/status/789460219550048260

Posted at 2016/10/19 19:47:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記

プロフィール

「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

スズキ セルボ 金セルボ (スズキ セルボ)
弟が愛した金セルボ、 数奇な運命を経て、この徳島へ来たる。  黒ゲートの魂を継いで、い ...
スズキ エブリイワゴン SideKick号 (スズキ エブリイワゴン)
この地で、自分の責任において全ての活動を行う以上、車が一台では不安要素しかない。 どんな ...
マツダ デミオ デミオスポルト「蒼莱号」 (マツダ デミオ)
【ありがとう、蒼莱号】 この車が無ければ、格安での引っ越しは成し得なかった。 積める、走 ...
スズキ Kei 黒ゲート二世号 (スズキ Kei)
※2020 7/11 彼の、長いながい旅が終焉を迎えることが、確定しました。 弟の金セル ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation