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2016年01月15日 イイね!

或るレンズで

ガチの本気を70%(当社比)ほど出してみた。


同じく新1500系

つづく(←
Posted at 2016/01/15 17:53:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年01月15日 イイね!

スマホカメラで

ちょっと本気出してみた。


Huawei GL07s
(SONY Exmor-RS for mobile搭載)
これにて増備打ち止め。たった二輌の、新1500系。

いいカメラだな、これは(ちがいます)
同じものを搭載した、Xperiaへの乗り換えも検討したいものだが…高いなァ…('、3_ヽ)_
Posted at 2016/01/15 15:35:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2013年05月05日 イイね!

・・・見せてやんよ、スマホ付属カメラの本気ってやつを・・・! (2)

昨日の記事の続きということになりますw


──さて、昨日は
AquosPhone・ISW16sh。その、いち機能に過ぎないデジカメ部分。
その侮りがたい高画質(おもに解像能力)に吃驚した・・・という趣旨でお届けしました。


しかし、物事には必ず「光と影」というものが存在いたします。

かように驚くべき精緻さをもって唸らせたこのカメラ、おっと違ったスマホですが
やはりそこはそれ、正規デジタルカメラに及ばないものは、多く存在します。

なかでも、この二点は致命的弱点ともいえるもの。

・コントラスト再現はいいが、ダイナミックレンジがやたら狭い
(簡単に白トビ黒ツブレしてしまう)


・シャッタータイムラグが昔のガラケー並みに鈍臭い
(後述、動画も参照)


前者は、光線の選び方という「運用側の工夫」による逃げ道もあるが
それでも目で見た状態を諦めざるを得ない場合が、往々にして発生してしまう。

もっと困った弱点。
後者は相手が鉄道(及びそれに準じた動態物)であった場合、慣れだけでカバーしきれる限度を超えていました。

この動画をご参照あれ。↓


ISW16shのシャッタータイムラグ(シャッターキー叩いてから実際にシャッター落ちるまでのタイミング)が、概ね1秒近くもあることにお気付き頂けるだろうか。
対して、ほぼ同仕様のカメラを持つSH-01Dは、長く見積もっても0.3秒程度。
【注】シャッター速度は1/100以上、またAFは「ナシ」で実験しており
露出時間や、AF合焦までのタイムラグは一切含まれません。
純然たる「シャッターボタン押してからシャッター切れるまで」だけのタイミングです。


【追記】上記、波形編集ソフトで音声波形を取り精密測定したところ
ISW16sh=平均0.65秒
SH-01D=平均0.3秒

と出ました。
タイムラグ2倍は、そりゃ長く感じるわけですw


前回の記事、最初の撃墜(赤い47)は、遠距離かつ広い光景の中に被写体が走っているため
ストライクゾーンが非常に広く、もとより大雑把に撮れる条件を選んでたんです。

1秒間に、時速120kmの被写体が移動する距離、33m。
半分の60km/hと見積もっても、15m前後。
・・・はい、近接ではとても読みきれたものではないですねww

SH-01D程度なら、どうにか慣れでカバーできる範疇なんです。
その程度のダルなタイムラグは、黎明期の高画質デジカメにはザラにありました。

──というわけで、ISW16shと同等の基本スペックを持ち
コンデジ並みのシャッタータイムラグを実現し
あまつさえ光学式手ブレ補正まで仕込むという、なかなかに凶悪なスペックを持つSH-01D。

当然、ガチ喧嘩を仕掛ける相手は・・・

こいつらですww

鉄道、それも
大阪峠を韋駄天のように突っ走る豪脚ランナー・N2000系。

ここは阿波大宮駅の至近、速度自体は60km/h程度なもんですが
概ね狙ったとこへ列車来てます。
(白く煙った感じなのは野焼きの煙がorz)


さらに、旧県道1号線とおぼしき山道を散策しながら
試写を続けます。

撮った感じ「だいぶ違うな?これ」

確かに同じメーカー・同じ撮像素子を用いたデバイスですが
こちらのがマイルドなんですね。
解像力の方向性そのものは似てるんですが、枝葉末節に至るまで
ガシガシに描き出すような強引さではない。
あと、ココ重要。
「ダイナミックレンジが明らかに広い。影が思ったほど潰れてない」
右側の影部分、フォトショで引き出そうと思えば引き出しも可能です。

ということはです、

やはり。
半逆光に晒しても、空が完全には飛び切らない。
いちばん明るい部分にも、まだRGBの数値が粘ってました。
これが、ISW16shの最も苦手とする光景のひとつなんです。
(なお、HDR合成を使うと、真っ白にトンだ部分がくっきりと残り、うまく合成してくれないため実用になりません)


・・・さあ、そろそろ本気出すw
25‰勾配の続く山道を90km/hの均衡速度でカッ飛んでくる相手を
無謀にも広角・近接で、文字どおり「迎え撃ちます」ww

こんな使われ方、メーカーは想定も推奨もしていません、確実にw

──余談ですが
シャッター音が

はい、ヤマトの主砲「ショックカノン(陽電子衝撃砲)」のサンプリングですww
燃えます。血が滾りますwwwww
(この端末はRoot奪取しているので、シャッター音を自在に差し替え可能です。
無音と砲撃音を入れ、業務での静かな場所における画像メモ用途にも対応します。
また、サイレントマナー時には「一切合財のカメラ関係音声」が全て消え去る仕様としています。)



およそ急勾配急曲線の続く山間部とは思えない忙しないジョイント音と、SA-6Dダブルエンジンの雄叫びとともに、被写体接近。
さあ来い、この程度のタイミングのカメラなら勘で合わせられるはずだ。

うぉら、これでどうよ!!

・・・おお!希少車・2424号だ!やったぜ(`・ω・)b
(2424・2458号の二輌は、N2000系の先行試作車。
塗り分けはN2000系一般車と同じだが、フェイスデザインが通常2000系のもの)

いけます。
ちゃんと集中してさえいれば、向かってくるものにならタイミングは合わせられます。

このあと来る普通列車など、均衡速度30km/hという
チャリンコ並みの遅さで上がってくるもんだから

余裕ww

あとは帰り際、近所の撮影ポイントでも

どーん。。


どどーん。


ヽ(*'ω'*)人(*'ω'*)ノ

何の問題もなしww

つくづく素晴らしいカメラを手に入れたもんだ。・・・おっと違ったイーモバのスマホだw



ただ、実はこれでも本調子じゃないのです。
もしかしたら拡大すると解るかもしれませんが
全般に、横向き画像として左側の画が甘くなる傾向にあるようです。
画面左側で無限にあわせるとそれなりに合うようですが、それでも差があります。
果たして固有の問題なのか、それとも個体差かと
ネットで当該カメラでの撮影画像を調べたところ、そういった傾向もないので
どうやらハズレ個体に当たったようです。
現在、もう一台の端末を落札し、双方の映り具合を検証したうえで
差が出るようならば、良好な方を実用化することにしています。

・・・スマホなんだがなぁwwwカメラじゃないんだがなぁwwwww

もし、この件の続きが出るとしたら
その同一機種間での比較検証結果といったものになりそうですw


ともあれ。
それぞれ互いに秀でたものを持ち、日常の目としても過不足ないほどの能力を見せてくれた、昨今の高画素スマホカメラに感動したというお話でありましたw


本末転倒0(¦3っ)っ




【5/8】
代替候補機届きました。
試写しました。

やはり本来はマジキチレベルの解像力のようだ・・・w




Posted at 2013/05/05 01:02:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2013年05月03日 イイね!

・・・見せてやんよ、スマホ付属カメラの本気ってやつを・・・! (1)

とうとう携帯がAndroidスマホになってしまいました。時代の波には逆らえず・・・


ちょっと経緯がすっ飛んでますがねw

・外出時のPCネット接続用途以外、常に遊び状態になっているE-MOBILE回線をスマホに充てられんか
  ↓
・SIMフリー機で使えそうなもの・・・あ、ISW11M Photon(Motorola)なんてよさそう
  ↓
・げ、EMOBILEの1700MHz帯を認識できないっぽい(当方の解析不足かもしれないが)
EMOBILEネットワーク認識不能orz
  ↓
・友人「いらんかったら交換するよ~、ウチにISW16shが余ってる」
  ↓
・「ありがとう、この埋め合わせは必ず・・・!」
AquosPhone ISW16sh、AU純正として無事契約へ
  ↓
・SIM差し換えガラケー共通運用できないorz(AUにはSIMレベル2ロックがあるのを忘れていた(←最初に挿したsim以外を識別して弾いてしまう)
仕方ないので勉強しまくってたら、ものすんごく便利なことを思い知る_(:3」 L)_
  ↓
・さて当初の目的である「EMOBILEを性能的に満足しうるスマホで運用、しかもテザリングも可能なように」
コレを満たすものが以外にも数少ないことを知る
  ↓
・その数少ない「テザリングに至るまで完全対応」の機種で、最も妥当なのは
DoCoMo AquosPhone SH-01Dであるようだ
  ↓
・SIMフリー施工済み新品、導入。所定の運用に関する試運転、すべて成功。
  ↓
・ついでにRoot開放もやっちまえー
  ↓
・EMOBILE用カスタム端末、ほぼ完成ウマー ←今ココ


EMOBILEにもスマホがない事はないんですが、性能的には水準レベル程度で
選択肢はほぼ全くない。
(huawei製のGS系統ぐらいしか)
動作可能な他社製SIMフリー機の存在は、渡りに船でした。

ということで、二社のAquosPhoneが仲良く並んでしまったww


今更ここで「うぉぉアンドロスマホすげぇぇぇうおぉぉぉ」なんてやる気はありません。
世間から見れば既に「ア タ リ マ エ」の事でありますので、私一人が勝手に大興奮していればいいことです。

そこで。
ここはアマチュアカメラマンの視点から。

「この二機種に搭載された、「裏面照射CMOS」採用の1200万画素カメラは
どこまで本気で使えるのか」


…これに焦点を絞って、つらつらと雑感を述べていこうかとw


--------------------------------------------------------------------

4/18。
そんなこんなで、ISW16shへの機種変更&プラン変更手続きを完了。
wimaxをはじめとする高速回線武装の充実により、ネット接続がおっそろしく快適になったのもさることながら
当初から気になっている、1200万画素を標榜する「裏面照射CMOS搭載」のカメラを試してみたくてたまらない。
まさかそんな豪勢な素子を積んでるとは思わなかったので・・・w
カメラモジュールはシャープ自社製となるが、肝心の撮像素子はサードパーティ製。
当時、公式に裏面照射CMOSなんてものを作れる会社は2社程度しかないはず。
かたや、御大SONY。言わずと知れた「Exmor-R」ですね。
そしてもう1社は「台湾セミコンダクターマニュファクチャリング」。
断言は出来ないんだが、Exmor-Rのブランド名を冠していないことと
恐らくはコスト面の折り合いからも、この台湾セミコンダクターの素子を採用しているのではないかと推察される。

「裏面照射CMOSって何よ」
えー、平たく言えば「従来の小面積高画素CMOSの頭痛のタネ「集光効率の頭打ち」を解決する逆転の発想」。
従来「撮影レンズ>>素子表面オンチップレンズ→電子回路配線→フォトダイオード(感光剤)」であったものを
「撮影レンズ>>素子表面オンチップレンズ→フォトダイオード(感光剤)→電子回路配線」の順番にしたことで、回路配線で邪魔される分の光線までをも取り込める高効率素子で
特に高感度特性に優れるという特徴があります。

詳細を知るにはこの辺を・・・とにかく、コンパクトデジカメやハイビジョンムービーの世界に革命を起こしたともいえる、極めてドラスティックな代物なのです。

私がカメラを使うとなれば、第一に鉄道、第二に風景・スナップ。
そこで、その両方をいっぺんにチェックすべく、いつもの撮影場所
「高徳本線・鮎喰川橋梁」をバトルフィールドに選ぶ。

さて、この時間は「徳島発・鳴門行き普通電車 キハ47・2連」が来る辺り。
最近綿密に車輌運用を追ってないんですが、なんとなく武者震いがする。
そう、きっとこういうときに限って・・・


シャーオラー!赤いキハ、召し取ったりぃぃ!!d(`∀´)
初撃墜が大当たりとは、なんとも縁起がいい・・・!

で、等倍拡大して
その解像感の精緻さに、反り返ることとなりましたw
え、ちょ、これスマホのオマケ機能よね・・・?

重いですがリンク踏んでみてください。
鬼解像です。マジで。
ノイズ(粒状)感が残る感じが、フィルムの頃を彷彿とさせてくれる。
むやみにノイズを甞めてないので、そのぶんディティール感が失われていないのです。



気をよくして、翌日の休み
辺境地での通信耐性テストをも兼ねて、酷道318号跡へ散歩に。

今でこそ、鵜の田尾トンネルが開通して
一級幹線道路の貫禄ある国道318号ですが
ほんの少し前まで、難所「鵜の峠(うのとう)を擁する、れっきとした「酷道」だったのです。

風は涼しく、空は清々しく澄みわたる。
誰にも、何にも邪魔されない、たったひとりの山歩き。

ここでも、ISW16shは
その猛威を見せつけることに。
(イカ全てクリックで原寸)


超解像。


鬼解像。

撮影管制装置のほうも立派なもんで
「100~1600までのISO感度手動設定」
「充実したフォーカス制御、タッチした場所へ瞬時にAF」
「マニュアルこそないが、ホワイトバランス自動含め5項目の設定可能」
「タッチパネル上下にフリックで直感的に露出補正」

完璧に一般的なデジカメ撮影ワークをカバーしている。

あー、こりゃ「下手なコンデジの立つ瀬が危うくなる」のも頷けるわw


──こんなとこへ単身赴いたのは、もしかしたら残っているかもしれない
「国道318」おにぎり標識をひと目見よう・・・というのが目的だったのですが


風化したのか、撤去されたのか。
既に、その姿は峠には無かった。
ただ、県境を示す看板だけが、既に一般車輌の往来も消えて久しいというのに
やけに立派な佇まいで屹立していた。

此処まで…よく歩いたな、自分。
寂しかったけど、ちょっと褒めてやりたかったw


ここまで来ても、3G通信は
たまに途切れこそすれ、根負けすることはほぼ無かった。
ぼそぼそと、ついった仲間と呟き合いながら、ここまで来た。
素晴らしいエリアカバー力だ。これが2大キャリアの底力というものなのか・・・

え?ソフバン?そんなもんあったっけ・・・


おにぎりは無かったけれど。

それが「国の管理する天下の往来」であったことを示す手掛かりは、残されていた。


朽ちることなく、綺麗に残された管理指標。
石碑のように、「国の道」であったことを今に伝えている。

現在、おもに香川県側で崩落の被害甚大であり
もう二度と、一般車道として供与されることはないけれど。

トンネルあるところ、歴史と旧道あり。
それは、この鵜の峠も同じでした。


帰りの薄暮で、高感度撮影のテストも。

とてもじゃないが、1/3.2吋サイズなんていう極小CMOSのISO400高感度画像とは思えない。
ノイズこそあれ、絵として決定的な破綻には程遠い。

高感度になるほど、その特性を遺憾なく発揮する。
これが、裏面照射CMOSの底力なのだ。




・・・後半は、翌日あたりに
EMOBILE端末となった「DoCoMo AquosPhone SH-01E」についても
述べてまいろうかと思いますw

いい事ばかり書いてるけど、モノには得手不得手・長所と欠点は必ず存在するもので・・・?(フリ

Posted at 2013/05/03 23:34:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2013年02月08日 イイね!

【よい子は】GXR液晶リニューアルとCX1レンズ交換【真似しちゃダメよ】

【よい子は】GXR液晶リニューアルとCX1レンズ交換【真似しちゃダメよ】
今や、私の日常の目となり
常にフル稼働状態にある
リコーの変態システムカメラ「GXR」



購入以来1年半、
ワークホースとしての大活躍の代償は
反射防止コーティングが禿げてボロボロになった液晶画面…

ひとまず、パナソニック電工の誇る反射防止技術「ファインティアラ」を採用した
液晶保護フィルムで凌いできたんだが
当然禿げてしまったものは根本的にどうしようもなく、ずっと気になっていた。


そこで。
何か、安い不動品カメラから液晶画面をパクれないかと思い立ったw

ターゲットは、これまた整備手帳などの写真メモとして活動している
同じリコー製コンパクトデジカメ「CX1」の同型機のジャンク。

GXRのを実際に開けてみないと確証はないが、恐らく規格は共通のはずだ。
これは最終型に至るまでの、CX系列コンデジのすべてにも当てはまるはず。

というわけで
1000円で不動品買いましたw

ジャンク理由;電源が入らない

液晶画面に保護フィルム貼ってあるw 新品同様キタコレwww




…では、GXRバラします。

側面のネジというネジをすべて外す。
が、抜けない。

原因はここにあった。

グリップラバーの端をめくらなければならない。
この下(丸印)部分にはネジ。そしてこの一部分で、カバーは粘着止めにもなっている。

そして。

実はコネクタースロットのガーニッシュ部分、後付けです。
粘着で止められてるだけ。
これを外さないと、背面カバーは上にずれて行かない。

リアパネル、オープン。

右側の細ーいハーネスは、忘れず外しておかないと
絶対どっかで断線させてしまうだろう。

で、モニターは
コネクタ一つで刺さっているだけ。
本体には粘着で軽く止まっているのみ。すぐ外れる。


思ったとおりだ。
規格共通品、SONYのIPS液晶・アンチグレアコーティング加工の光沢画面。

型番まで一緒である。


外した古い液晶の表面

フィルムの下に、鱗のようなコーティング剥がれが点々と。


交換後

画面だけ新品同様ではないかwww


こんな事態に至ったのは
そもそも、メーカでやったら幾らぐらい取られるんかなぁ・・・と、ふと思ったのが最初の動機。
コストとしては、恐らく次の順に安くなる。
『メーカ交換>中古GXR本体>>>>CXシリーズのジャンクからかっ剥ぐ』

予想だけど、メーカで交換したら2万近く行くんだろう。
GXR本体は安くて9000円程度から。

CX1ジャンクは1000円でしたwwww



さて。
液晶だけ頂いてハイさよなら、ってわけじゃねえんです。

・・・ウチのCX1も実は具合が悪い。

これは、珍しく新品で買ったコンデジで
就役以来、地道に日常写真メモなどの用途を下支えしてきた、縁の下のナントヤラ。
ある日、迂闊にも落下破損させてしまい、急きょ格安ジャンク品を仕入れて修繕したのだが
残念ながら移植したレンズが、当初から完全な状態ではない。
症状;前玉大キズ(写り込みアリ)、手ブレ補正ユニット不具合(手ブレ補正が動作してないとき、CMOSがホームポジションにおらず、半押しすると画面がカクッと飛び上がる。動作必要ないとき、重力に従ってCMOSユニットが落ちたまま)
無論、制約アリとはいえ稼動は可能なので使ってきたが
せっかく完動部品が来たのだから、交換しない手はないw




実質、フレームレスのセミモノコック構造と言い切ってよかろう。
外装と、それを留めている金具。
そして、液晶画面が乗った薄いステンレス板のフレーム。
ほぼこれだけで本体強度を出している。

簡素な構造だが、のちのCX4辺りはパーツ割りの概念は同様ながら、更に簡略化が進み、割り切った構造をしていた。
これでも結構贅沢な造りと言えなくもないのだ。

なお、レンズユニットは何の固定措置もされていない。ネジ留めのひとつもない。
上蓋と液晶フレーム&側面サブフレームに囲われて嵌まってるだけ。
なので、ここまで来れば


コネクタ2つだけで、すっぽ抜ける。
簡単も簡単。


レンズユニット背面。
バツが入ってるが、何がバツなのか解らない完動品。


緑で囲んだパーツが、CMOSを押さえる部品。
これで固定しないと、CMOSユニットは宙ぶらりんになり
手ブレ補正機構が動作しない限り、重力に従って上下左右の可動範囲内で落ちたままになる。
交換したユニットは、到着時点でここが小破していたのだった。
イメージサークル内なので写るには写るが、
1/500秒より速いシャッタースピードで、手ブレ補正が動作しない条件化では
さすがに周辺光量や周辺画質の厳しいところに偏って鎮座しているのが気になる。

例外なく外れている、このシート

これをレンズユニットにキチンと貼り付けておかないと
隙間からホコリが入りまくる。
特に一番上の部分は、レンズ収納部とCMOSのある部屋に通じているので重大。
CX2以降の28-300相当の高倍率ユニットも基本構造が同一で、ホコリの浸入に悩まされる。
逆に言えば、ここを開けてブロワーで吹けばCMOS上のホコリは落ちる。


こうして、めでたく修理完了。
以下、復活の雄叫び





Ricoh CX1



なお、新品で購入したこのカメラだが
今現在、購入時のまま残っているのは
液晶パネルとそのフレーム、フラッシュ基盤、トップとリアのカバー。
付属品。

以上。

(あ、前の落下事故再生工事中にマザボが謎の突然死したんでそこも移植しますた)


既に中身別物じゃねぇかww素直に完動中古買えよwwww


やはり、コスト掛けて導入した機材…という頭があったんですよねw
何年も前の購入だから、既に減価償却済みといえば、そこまでなんですが。

まあ、使い勝手のいいカメラなので…


今の眼で見れば、もちろん機能的には相当劣ります。
HD動画が撮れるでもない。
CX3以降のように背面照射CMOS「Exmor-R」が採用されてるわけでもない。
アホみたいな無駄画素数があるわけでもない。
高倍率といっても28-200止まり。
ホワイトバランスは頭が悪く、よく外してコケる。

…解っちゃいるんですが、悪いカメラとは思えません。

動画はNexに丸投げでおk。
Exmor-Rの高感度耐性が欲しければGXRにP-10を付けて運用すればいい。
画素数なんてコンデジには1000万前後あれば上等。
倍率が低い分、レンズの質はいい。
そしてホワイトバランス・・・ キメたけりゃ光源を白紙に映してマニュアル決定でいいじゃん。

何より、出て来る絵が「変な塗り絵調」じゃないのがいい。
こういうネガフィルムっぽい絵を出してくるデジカメは、最近ホントに少なくなった。

シリーズとしては、CX6を以て
先代・カプリオRシリーズから連綿と続く系譜に、事実上終焉を告げたわけですが
玄人好みのする、シブいスチルデジカメだった気がします。
(CX1~5までカタログ落ちしてないのがビックリだが、流通在庫のような気がする)

GXRの陰に隠れて地味な存在だが、これからも運用は続きます。


以上、デジカメ分解修理記でした。

なんて役に立たない記事なんだ・・・orz

デジカメの分解整備は自己責任です。





【追記】
もう1パネル確保しとこ(←←←
Posted at 2013/02/08 15:04:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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