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gochi-zohのブログ一覧

2011年01月17日 イイね!

我が鉄道撮影技法は艦砲射撃に似たり

この前の撮影で、秩父鉄道101系(あえてこう呼ぶw)の撮影時
設置して最初に現れた1009Fがピンボケでコケ、その次の1001Fで修正の結果
命中を得ることが出来た・・・というのがありました。

失敗


成功

(恐らく拡大しないと解りませんが、失敗のは顔にピントが来てません)

SONY Nex-5
TAMRON-SP 80-200/2.8LD(30A)200mm

・・・銀塩フィルム時代、こういう絵での撮り方は、基本しませんでした。
したくなかったのではありません。
出来なかったのです。下手すぎて。
基礎なのに意外に難しいんですよね。列車の位置と写る大きさから画面内でのバランスを求め、そこから合わせるべきピント位置を弾き出す・・・という一連の動作。
で「自分は情景派だから」なんて言い訳を付けて、
これまた配置バランスの悪い絵や主題のわからん絵を撮っては、勝手に自己満足に浸っていたものです。
ありていに言えば「黒歴史」とかいうやつですねwww

これが出来るようになった(というか実用化された)のは、デジタル一眼を振り回すようになってから。

しかし、私の技術などたかが知れたものであることには変わりなく
これを手持ちで一発でキメるとなると、相応の覚悟が必要になります。
出来ないとまでは言いませんが、精度が落ち成功率は低く安定しない事は間違いないです。

自分の大きな特徴(であり同時に致命的弱点)なのは、三脚に設置完了してからの1発目が、殆ど当たっていないこと。
構図・露出・ピント・・・殆どの場合において、どれかが「探り」になってることが多い。
で、その結果から「修正」して追い込んで命中弾を得る。


・・・あれ?このやり方は・・・

戦時中における艦砲射撃の常套手段『斉射法(SALVO射撃)』の概念
「射撃>着弾>観測>修正>ロックオン>命中弾」に他なりませんwww


銀塩時代、これが出来なかったのは
撮影結果に対するリアルタイムなフィードバックが出来なかったため、とも言えます。
それと、自身の写真に対する姿勢の問題。
撮れた結果を吟味するより、撮っている瞬間そのものが楽しいだけで
出て来た結果には何なりの言い訳を付けて、よっしゃよっしゃにしてしまう。
つまり「撃ちっぱなし」ですww
先の失敗作は、銀塩の頃なら「大成功!」と諸手をあげて歓喜してたところでしょうねw

デジタルカメラになって、撮影結果がその場で自身に呈示されるという状況になったことは
こんなヘボな私でも、撮影>結果>検証>改善>ロックオン>命中というサイクルをリアルタイムで構築し、それなりの結果を出せる足掛かりとなった感があります。


でもなぁ・・・
根本的な腕前やカンといったところまで叩き直せるわけじゃないから
ちょっとブランクが開くと、とたんに初弾命中しなくなるんだよね・・・orz


上を見だすとキリがないし、そもそも職業でやってるのではなく趣味なんだから
そこは楽しんでやれりゃいいじゃん、という話もあるんですが
神のような技術の持ち主を見ると、こんなやり方でチマチマやってるのが
ちょっと哀しくなります(´・ω・`)

それに、カネと時間掛けて出向いたからにゃ、自分さえ納得させれんような写真は撮りたないしな。


まあ、何ですね。
ヘタなりにだって頑張りゃ、やり方次第でこのぐらいまでは出来るという事でもあり
結局このレベルから何年経っても脱却できてねーじゃん俺orz、という事でもあり・・・

それでも、今日も元気にカメラに号令を掛けて頑張ってますw
『全艦、砲雷撃戦用意!』
Posted at 2011/01/17 15:05:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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