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2012年12月27日 イイね!

廃道とか旧道とかなんとか(←  【黒ゲート一世号 最後の旅路】

先日の、黄色い103系祭りの続きというかなんというかw

いろいろ詰め込んでしまうんですっごい長い駄文になるけど、まあ個人の日記だからいいよね(いいのか




初日の撮影を終えて、まだまだ日は高く
何処かで寝るもよし、ゆるりと帰還するもよし・・・という状態。

ならば休みやすみ、以前から興味のあったものを立ち寄りながら行こうか、と


まずはこの辺り

峻厳な景勝地「二級峡」の周辺を走る、国道375号線の旧道(水色のライン)

旧旧道まであって、随分執拗に改造されているのが
ひと目見ただけではっきり解るんだね。
しかも地図左側には、とどめの『呉-東広島バイパス』まで半分開通しているし。
本道は何度か通ったことがあるが、こんなに立派なトンネルを擁する旧道というからには
何か曰くでもあるのだろうか。
地質的な問題でもあったのか(たとえば地すべり地形とかの自然要害)

では北側、二級ダム湖側から攻め込んでみる。
こっちは道路沿いに分岐してるだけなので、たいへん解りやすい。

スルっと進入。
(向こう側が現道)

うーん。


綺麗な道路だろ・・・?死んでるんだぜ、これ(いや死んでないよw

見たこともない奇妙な標識が。

「幅員減少+タッパ注意」の複合標識だった。


もう二度と明かりを灯すことのない道路情報案内板。


・・・そして肝心のトンネルは。

既にヌリカベによって塞がれたあとでした・・・_(:3」 L)_


なかなかに険しい地形、二級峡
ダム堤体より望む。

このさき、二級峡の吊橋まで降りたかったんだけど
いかんせん足の具合が悪く、大儀なことになりそうなのと
アプローチがよく解らないので、この度は断念。


では引き返して呉側から。

本道からのアプローチが、青い矢印のごとく。
ちょっと入り口が解りにくい。


これまた立派な廃道だねぇ。
さすが元一級国道の貫禄。

今は、道路沿線の住民や施設の為の生活道路のようだ。

で、ここから後ろへはクルマでは入れない。
チェーンで車両封鎖されている。
なので、散歩がてら徒歩で行ってみる。

・・・あれ?

制限40の路面表示も生々しく、道がぶった切られて
現道は断崖絶壁の下・・・(解りにくいけど落ちたら瀕死になれる高さ)


線形改良かとも思ったが
どうやら、現道を通すに当たって
向こう側まで伸びてたヘヤーピンを、切り詰めたみたいやな。
この辺、さぞや愉しくて危ない所だったんだろうな。


そして、こちら側も
(通れないほどじゃないけど)ブロック封鎖。

この界隈は「大根坂峠」といい
旧旧道以前の、江戸時代の石畳が残る街道跡もあるそうだ。
くだんのトンネルは、内部が素彫りコンクリ吹きで
抗口の立派さに比べて内部は狭いもののようだ。
このため、大型車両の行き違いに支障を来たすというのが主な要因で
現在の堂々たる本道が通されることになったようで。

時間と、自分の足回りに余裕があれば
内部まで突入しても面白かったんだろうけどw

今日のところは、次なる目的地へ走ろう。

呉側の旧道末端部(これまた現道とは断崖で隔てられ、歩行者階段だけがある)


次に向かったのが、このへん

白市・高屋近辺の、山陽本線の撮影地群から呉線方面へスポンと抜けられる
主要地方道・広島県道32号線。

「峠にトンネルあるところ、必ず旧道ありき」の格言どおり
途中の蚊無トンネルの上に旧道らしきものあり。

ふっふー、絶対コレ本道だっただろーw

直進が安芸津方面(つまり呉線側)
蚊無トンネルの抗口も見える。

さあ、いざ往かん廃獄ララバイ(またか

散り敷いた落ち葉と、厚い轍苔が支配する峡路。


ああ、やはりそうだったんだな。一級険道だ。
離合すら困難な場所を随所に抱えた、問題児だったんだ。


夕闇も深まりつつある、通る車も途絶えた山道に・・・


あった・・・
ここが主要地方道だったことを示す記念碑が。

ヘキサ標識は、撤去されずに放置されていた。

しかも、上り下りで一対。
蚊無峠の頂上に。

──これが、黒ゲート1世号最後の険道制覇になった。


…暗さも限度を越え、この先の写真がないのだが
峠を越えると、随所に複線区間が。
拍子抜けするほど広く、走りやすい。

この線形のまま強引に拡幅整備しようとしてたのか。いい根性だww

まあ昔はそうだったんだろう。
トンネル掘るより、そうするほうが費用も手間も掛からない。
いまは土木技術の飛躍的な進歩で、むしろ橋とトンネルで一直線に結んだ方が
手っ取り早く面倒が無い・・・ということだ。


徹夜行程(まあ僅かながら仮眠はあったが)ということもあり
そのまま帰還するかどうかは、一眠りしてからの判断にしようということで
途中の本郷駅で食事と仮眠を。

着いたのが19時ごろで、むくりしたのが0時前。
あー、こりゃ無碍に帰宅しても掛けた時間と移動費が無駄になるだけだと判断し
もっと閑静な場所で本格的♂車内泊を・・・ということにする。


で、来たのが



『おいやめろバカ』

・・・はい、さっきの廃道跡へ来てしまいました。
一体何の肝試しのつもりなんでしょ、この⑨はwwwww

(後から知ったが、ここはかつて一級心霊スッポトだったという。うっひょひょひょw)


何かの工事中のようで、人はいないが
保安のためか、ハロゲンランプが煌々と点灯している。
たとえ無人とは申せ、こういうの見ると妙に安心する。
ここは、人の手の入る場所・・・人間のナワバリだ、とでも表現しているかのようで。


まあせっかくなので、何が映ってもベリベリウェルカムよん♪とか言いながら記念写真w
ついった仲間に「一秒たりとも居たくないほどヤバい」と言わしめた一枚。

実際映ってたら走って逃げますけどね(←




翌日も翌日で、完全1車線の急坂をえっちらおっちら登り
大俯瞰撮影ポイントへ私を運んでくれた。

また、ここへ来ようとしてた矢先だったものね・・・。
残念だ。



2世号のデビューまで、もう少し。
引継ぎが決まったため、明日は細々とした部品の撤収作業に向かう。

デビュー戦は、ここへ来ようか。



黒ゲート1世号の顛末は
自分自身での現場検証ののち、簡潔に述べて参ろうかなと。
Posted at 2012/12/27 14:37:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

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