先日、ひょんなことで手に入れた
米国・iLuv製モバイルスピーカ
「iSP-100」
こちら、ハードオフで300円。
まあ以前から持っている
「SONY SRS-T33」にも及ばない、ペラペラの音が出るんだろうww とタカを括って起動してみれば。
「Oh、U.S. is Great」
その、あまりにも華のない質素な質感から、100均御用達のものに近い?と勘違いしたのだが
調べてみれば、これは本来5000円弱の新品相場のものであり
スピーカーは屈強な金属コーン、
アンプも3W+3Wと、昔のラジカセ並みの大パワー。
箱の大きさの制約で重低音は鳴らせないが、やかましいぐらい鳴らしきっても
ビリビリと割れたような歪み音など殆どしない。
この想像以上の良好な結果を受けて、こんなものを購入してしまった。

スピーカー内臓カラビナフック式ウエストポーチ「iSP-110」。
…この発想、いかにもアメリカンw
基本システムはiSP100等と類似のもののようで
少なくとも、まずは本分たるスピーカー部の音に関して、(こういった形式の簡易スピーカーとして)なんら問題なし。
これもまた、重低音がズバズバ溢れるようなことはないにせよ、少なくとも「厚みを感じる音質」は出ている。
音量も文句なし、殆ど音ワレを気にするようなこともない。
むしろ問題点と考えたのが、これの後続モデル?の「iSP120」という機種で解決された
「外部からスピーカ本体の電源オンオフ・音量操作ができない」こと。
ボリュームは存在そのものがありません。有線接続で内部に抱え込んだプレーヤーの音量設定依存。
そこで考えてみた。
「内部を操作できないなら外部に出せばいいじゃない」
後継機iSP120を導入したところで、どのみちプレーヤーが内部収納のまま操作できない…という問題に変わりはないのだ。
電源だけは目を瞑るとして、プレーヤーの基本操作だけでも、なんとかしたい。
そこで有線リモコンですw
基本、プレーヤーとしては各種iPodを運用しているので
ドック接続で使える「iPod Radio Remote(
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060120/ipod.htm)」を接続し
これをストラップ部にクリップしてみる。
内部の音声ラインを、ファスナー口の脇から外へ出し、リモコン側のミニジャックに繋ぐ。
プレーヤーは出来るだけ小型であることが望ましいので、出番の減っていたiPnd nano G4を配備。
バッテリが心もとない機種なので、そのまま予備機を搭載する。(といっても8時間やそこらで根を上げるものでもないが)
これで決まりですw
後から知った所で、iPodの種類によって
「リモコン(=Docコネクタ)経由の音と本体ヘッドホン端子の音量が別個である」ものと「両方のボリュームが共有である」ものがあるようだ。
iPod nano第4世代は後者に当たる。なので、わざわざiSP110の音声ラインを外へ出してリモコンから再び内部へリターンする必要はない。そのままヘッドホン端子へ挿すだけでいい。
さて、ここまで来ると、いっそヘッドホンも載らないかと考える。
そこで前回の
USB&ネックストラップ付きEarPodsだ。これぐらい充分入る。
PCなどに繋いで使うときのエクステンション音声ケーブルも…はい載った。
まだ積載の余地がある。ならば僅かばかり頭痛薬のような常備薬も積んでおこう。
まだいける。
本体用の単三電池も実際には搭載可能。
さらには撮影用デジカメの予備バッテリーなんかも収容可能。

…あら、最小限の野外歩きサポートフルキットが組めてしまったじゃないですかw
意外に深い容積と、nanoの薄型筐体あってこそのパッケージング。
また、リモコンの代わりに、クリップオンタイプの「シャッフル」や「第6世代型nano」辺りを付けるのもいいかもしれない。現物がないのでサイズが合うかどうか解らないが…
音響装置としての素性はいいが、日本人的感性で見ると「おしい」製品ではあるのだろう。
でも、痒いところに手が届かないなら、届かせる方法を考えてみる…というのも、また一興なのですw
安くてモノは確かです。おすすめw
(これらはamazonで購入可能な輸入雑貨となっています)
余談ながら
画像のiPod nanoは、ジャンク再生品でもあったため
片方(黒)は基本操作不安定(クリックホイールとホールドSWにガタが来た)、片方(オレンジ)はそろそろ電源供給が怪しい。
このため、思い切って同機種を維持したまま大幅更新。
新規に仕入れた4台のジャンク品と2台の既存から、合計4台に修復。
この際なので、カラーにも拘ってみた結果
青22号・京浜東北線(北ウラ)
青22号・阪和線混色(近ヒネ)
朱色1号・中央線快速(西トタ) 黒のジャンクパーツで再生し201系仕様
黄色5号・南武線(南ナハ)
そしてminiが黄緑6号・山手線(南ヤテ)
…こうして国電仕様になったのでしたw
Posted at 2015/04/14 03:17:15 | |
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