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2010年12月08日 イイね!

早くもここまで価格下落、PENTAX渾身のデジタル一眼レフ・K-7

早くもここまで価格下落、PENTAX渾身のデジタル一眼レフ・K-7



登場当時、垂涎の的となっていた「PENTAX K-7」





あれから1年少々、後継機「K-5」登場による買い替え需要が想像以上となったためか
中古相場の下落が思いのほか早く、SVX車検終了後辺りの何時かにでも仕入れよう…と、既に決めてはいました。

が、突然その均衡が破れてしまいました。
先月後半の連休前。マップカメラの中古価格が「赤札大放出」として大きく値下げしてきたのです。
それまで46000円だった「中古並品クラス」ラインナップの数々が、いきなりまさかの4万割れ。

買って しまい ました ww




(その後も値崩れに歯止めは掛かってないみたいですね)

しかし、ここでまた自分の中の「よけーなもん」に火が付いてしまい
よせばいいのにヤフオクをぐぐってみる。ん?ヤフオクをぐぐる?文法がおかしい気もするが(゚ε゚)キニシナイ!w

・・・あるじゃないですか、この世に1000台・希少リミテッドシルバーの出物が。

自分内上限価格を超えたら潔く諦めることにして
一応入札したまま放ったらかしておいたのですが、まさかと思ってたら

落ちて しまい ました wwwwww



60000円。
え?マジでいいんですかリミテッドですよ相場で8~9万前後ですよ?
このままフジヤに下取り出しても利益出ちゃいますよ??ww


つーわけで、ペンタックス。まさかの主力システムへの返り咲きとなってしまいました。
(K-xやNex-5でサポートも出来る。特にNexはマウントアダプタが豊富なことから
ミノルタ/ソニー・ペンタックス・ニコンの各システムを万能にサポート出来ることになる、なにげに超便利なカメラでもあり)


・相変わらずの良好な操作感
これはもう、慣れがありますね。
*istD、*istDs、K100D、K10D、K-m、K-x(現用)と乗り継いで来ているので
メニューとかの操作も、直感で全部伝わります。

・完璧にピンが来るファインダースクリーン、しかも視野率約100%
無駄な明るさを捨てて「ピントが判る」ことを重視したファインダースクリーン。
生粋の一眼レフ使いにとって、これほど有難いことはありません。
写真を撮るという基本動作は、こういう部分の出来の良さから下支えされるのだと思います。
なお、スクリーン単体の型番を見ると、数字の末端が「60」。
透過率が上がって、明るく使いにくくなった前作・K10Dのものが「80」。
*istDsのものは、これが「60」。
で、銀塩時代の傑作機「LX」の西暦2000年記念機「LX2000」のアクセサリーとして用意され
知る人ぞ知るアイテムである、全面マットスクリーンの型番が「SE-60」。
おそらく、新開発ではないのでしょう。一番良かったころの「ナチュラルブライトマット」規格に戻ったのだと思います。
だってねぇ・・・ファインダーの見え具合、あの*istDやDsと一緒だものね(←最高の賛辞です。あのファインダーは本当に良かった)

・シャッタータイムラグはSONY A700に匹敵

0.065秒だそうです。確かに素早い。しかも静粛!
もうちょっと賑やかなほうが、撮ってる側はテンション上がるんですけどねwww

・ライブビューとしてはあまり使い物にならないライブビュー機能
表示遅れが、非常に激しい。
加えて、カメラを振ると被写体が斜めに歪みます。インターレース表示と思われ。
但し、92万ドット表示タイプの高精細液晶なので、表示精度は「拡大なしでA☆85/1.4開放のピンがそれなりには掴める」程度はあります。
ですが拡大表示は、当機種(つーかペンタックス)の場合「単なるドット拡大」なので、拡大すればするほどピンの山が判らなくなりますorz
デジタルプレビューにして、そのつど拡大表示した方が余程マシ。
まあこの機能は、この手の本格一眼レフにとって本筋の機能ではないので、さしたる弱点でもありません。
(逆に言えば、ここが大変しっかりしていたライブビュー一眼のNexには本当に敬意を表したい)

・カメラ出し画質は相変わらずそれなり

色合いは結構いいとしても、あまり言うほど解像感はありません。
画像処理エンジンのアルゴリズムは基本的に従来と似ているようです。歴代機種といっしょならカシオ製・・・?
また、各所で言われるように、確かにノイズは多めです。
(銀塩やってた身には何ひとつ気にならないんですが、最近は世間一般的にもこの部分には過敏ですね)
K-7だからとかペンタだからという事はなく、この部分には「何所のどの機種にも」期待していません。
RAWが出せればそれでOK。
画像への最終出力は、現像ソフト「RawShooter」で、自分でやってしまいます。

クリックで一部を等倍切り出しした比較画像

smc PENTAX-A☆ 85/1.4
1/800 f6.3

まだRawShooterの方が僅差で勝っています。更にシャープネスを上げようと思えば上がる状態でもあり・・・


《いつも出てくる『RawShooter Premium』とは》
かつて、欧州Pixmantec社がリリースしていた、精緻な解像力と極めて軽快な動作・直感的で明快な操作系が特徴のRAW現像処理ソフト。
かの名ソフト「Captuer One」の直系とも言うべきソフトで、特に解像力などは
当時のSilkypix辺りなどとは比較にもならず、本当にベイヤー配列素子で撮ったのかコレ?と思うほど。
色合いは基本的に地味系だが、その気になれば後処理も出来る事なので、あまり問題は感じない。
このような優れた性能と、それに見合わぬリーズナブルな価格が御大Adobeの逆鱗に触れたか、
「LightRoom」販売戦略のため?に会社ごと買収して取り潰された経緯を持つ。
このため企業自体、既に現存しない。
(今はどうか知らんし興味もないが、少なくともリリース当初のLightRoomなど足元にも及ばない諸性能だったのだ)
インストールにweb認証は採用されておらず、幸いなことに今でも購入時のシリアルキーでインストール/起動可能の状態。
対応機種が現行のラインナップをサポートしていないのは至極当然だが、様々な裏技でRAWファイルの機種名を偽装し、延命運用中。
自分にとっては、困ったことに取って代れるものが未だに存在しない・・・・・。



ここまで書いて気付く。
果たして、これだけのハードウェアを取り揃えても
それを本当の意味で有効に活かす機会はいつ訪れるんだ・・・?

orz


Posted at 2010/12/08 00:27:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年12月02日 イイね!

不毛な組み合わせ・Nexに「PENTAXのAFできないAFレンズ」

マウントアダプタを使うと、こんな珍妙な組み合わせも出来てしまいます。


大昔、それはまだ「MINOLTA α7000」登場のはるか前
ペンタックスは、旧態依然のMF一眼レフに、このように取って付けたようなAF装置を搭載したものを開発しておりました。
これは、その「ME-F」という名のカメラの専用AFレンズ。これ一本だけです。

『SMC PENTAX AF ZOOM 1:2.8 35-70mm』

レンズ内には動力用の電池4本と駆動用直流モーター、センサーは本体内部、
互換性のない専用接点で本体と連携するもので、その精度も速度も「ネタ」レベル。
当然、現行のシステムで動作など出来ようはずもなく。
ですが、土台は単なる「ペンタックスKマウント」なので、単なる大口径MFレンズとしてなら使えます。

絵ヅラ的にはもはや笑うしかない状況ですが、真面目に撮ってみましたw
ちなみに最後に使った記憶は、600万画素時代の主力「*istD」に架装した時です。もう数年も前のことです。

実写・カメラ直出し


実写・RAW現像

smc PENTAX-M 35-70/2.8AF
1/1000 f4.5

原寸を見ると解るのですが
何故か、RAW現像した方の画像は、赤系の色収差が目立たなくなっています。
この「RawShooter」には、昨今流行りの「収差補正」パラメータは存在しないのですが
あるいはデフォルトで、そうした処理がなされている可能性も無くはないです。


絞りによる変化(RAW、画像クリックで一部の等倍拡大画像、f2.8開放とf4比較)


結構いい解像感がありますが、やはりそこは旧態依然の大口径ズーム。
やや線が太め、開放ではピントの芯の周囲にフレアが出てしまいます。
とは言っても、じゃあそれが解るような鑑賞サイズはどのくらいだ?と訊かれると
少々、返答に窮してしまいますw
プリント/印刷するとして、4ツ切程度でアラの目立つレベルではないと思います。
あと、1400万画素というカメラ側の解像度が「レンズのアラを必要以上に暴き出してしまっている」感も・・・
(逆に言えば、そこまで解像度が上がってるのに何事もなかったかのように解像してしまう「A☆85/1.4」みたいのは、ある意味バケモノであって、基準にしちゃあいけませんw)

現在はジャンク品のほうが多いであろうレンズですが、
その無駄にでっかい筐体wにたじろぐ事がなければ、それなりに実用には耐えます。
smcらしい濃厚な色合いも面白い。

なお、後継機に普通の大口径ズーム
「smc PENTAX-M 35-70/2.8-3.5」というのがいてますが、市場的にもこちらがメジャーであり
所有はしていませんが、撮ってみた感じ「あまり変わらんな」でした。
(光学設計が当該レンズのアレンジみたいなものなので、当然といえば当然か)
いずれにしても、中古で二束三文な割には堅実な写りを得られるので、
MF・マニュアル露出に抵抗のない向きには、一本持ってみるのも悪くないかもしれません。


折角マウントアダプタを有効に使えるカメラなんですから
こういう遊びも、たまにはいいもんです。
Posted at 2010/12/02 14:54:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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