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gochi-zohのブログ一覧

2012年12月27日 イイね!

廃道とか旧道とかなんとか(←  【黒ゲート一世号 最後の旅路】

先日の、黄色い103系祭りの続きというかなんというかw

いろいろ詰め込んでしまうんですっごい長い駄文になるけど、まあ個人の日記だからいいよね(いいのか




初日の撮影を終えて、まだまだ日は高く
何処かで寝るもよし、ゆるりと帰還するもよし・・・という状態。

ならば休みやすみ、以前から興味のあったものを立ち寄りながら行こうか、と


まずはこの辺り

峻厳な景勝地「二級峡」の周辺を走る、国道375号線の旧道(水色のライン)

旧旧道まであって、随分執拗に改造されているのが
ひと目見ただけではっきり解るんだね。
しかも地図左側には、とどめの『呉-東広島バイパス』まで半分開通しているし。
本道は何度か通ったことがあるが、こんなに立派なトンネルを擁する旧道というからには
何か曰くでもあるのだろうか。
地質的な問題でもあったのか(たとえば地すべり地形とかの自然要害)

では北側、二級ダム湖側から攻め込んでみる。
こっちは道路沿いに分岐してるだけなので、たいへん解りやすい。

スルっと進入。
(向こう側が現道)

うーん。


綺麗な道路だろ・・・?死んでるんだぜ、これ(いや死んでないよw

見たこともない奇妙な標識が。

「幅員減少+タッパ注意」の複合標識だった。


もう二度と明かりを灯すことのない道路情報案内板。


・・・そして肝心のトンネルは。

既にヌリカベによって塞がれたあとでした・・・_(:3」 L)_


なかなかに険しい地形、二級峡
ダム堤体より望む。

このさき、二級峡の吊橋まで降りたかったんだけど
いかんせん足の具合が悪く、大儀なことになりそうなのと
アプローチがよく解らないので、この度は断念。


では引き返して呉側から。

本道からのアプローチが、青い矢印のごとく。
ちょっと入り口が解りにくい。


これまた立派な廃道だねぇ。
さすが元一級国道の貫禄。

今は、道路沿線の住民や施設の為の生活道路のようだ。

で、ここから後ろへはクルマでは入れない。
チェーンで車両封鎖されている。
なので、散歩がてら徒歩で行ってみる。

・・・あれ?

制限40の路面表示も生々しく、道がぶった切られて
現道は断崖絶壁の下・・・(解りにくいけど落ちたら瀕死になれる高さ)


線形改良かとも思ったが
どうやら、現道を通すに当たって
向こう側まで伸びてたヘヤーピンを、切り詰めたみたいやな。
この辺、さぞや愉しくて危ない所だったんだろうな。


そして、こちら側も
(通れないほどじゃないけど)ブロック封鎖。

この界隈は「大根坂峠」といい
旧旧道以前の、江戸時代の石畳が残る街道跡もあるそうだ。
くだんのトンネルは、内部が素彫りコンクリ吹きで
抗口の立派さに比べて内部は狭いもののようだ。
このため、大型車両の行き違いに支障を来たすというのが主な要因で
現在の堂々たる本道が通されることになったようで。

時間と、自分の足回りに余裕があれば
内部まで突入しても面白かったんだろうけどw

今日のところは、次なる目的地へ走ろう。

呉側の旧道末端部(これまた現道とは断崖で隔てられ、歩行者階段だけがある)


次に向かったのが、このへん

白市・高屋近辺の、山陽本線の撮影地群から呉線方面へスポンと抜けられる
主要地方道・広島県道32号線。

「峠にトンネルあるところ、必ず旧道ありき」の格言どおり
途中の蚊無トンネルの上に旧道らしきものあり。

ふっふー、絶対コレ本道だっただろーw

直進が安芸津方面(つまり呉線側)
蚊無トンネルの抗口も見える。

さあ、いざ往かん廃獄ララバイ(またか

散り敷いた落ち葉と、厚い轍苔が支配する峡路。


ああ、やはりそうだったんだな。一級険道だ。
離合すら困難な場所を随所に抱えた、問題児だったんだ。


夕闇も深まりつつある、通る車も途絶えた山道に・・・


あった・・・
ここが主要地方道だったことを示す記念碑が。

ヘキサ標識は、撤去されずに放置されていた。

しかも、上り下りで一対。
蚊無峠の頂上に。

──これが、黒ゲート1世号最後の険道制覇になった。


…暗さも限度を越え、この先の写真がないのだが
峠を越えると、随所に複線区間が。
拍子抜けするほど広く、走りやすい。

この線形のまま強引に拡幅整備しようとしてたのか。いい根性だww

まあ昔はそうだったんだろう。
トンネル掘るより、そうするほうが費用も手間も掛からない。
いまは土木技術の飛躍的な進歩で、むしろ橋とトンネルで一直線に結んだ方が
手っ取り早く面倒が無い・・・ということだ。


徹夜行程(まあ僅かながら仮眠はあったが)ということもあり
そのまま帰還するかどうかは、一眠りしてからの判断にしようということで
途中の本郷駅で食事と仮眠を。

着いたのが19時ごろで、むくりしたのが0時前。
あー、こりゃ無碍に帰宅しても掛けた時間と移動費が無駄になるだけだと判断し
もっと閑静な場所で本格的♂車内泊を・・・ということにする。


で、来たのが



『おいやめろバカ』

・・・はい、さっきの廃道跡へ来てしまいました。
一体何の肝試しのつもりなんでしょ、この⑨はwwwww

(後から知ったが、ここはかつて一級心霊スッポトだったという。うっひょひょひょw)


何かの工事中のようで、人はいないが
保安のためか、ハロゲンランプが煌々と点灯している。
たとえ無人とは申せ、こういうの見ると妙に安心する。
ここは、人の手の入る場所・・・人間のナワバリだ、とでも表現しているかのようで。


まあせっかくなので、何が映ってもベリベリウェルカムよん♪とか言いながら記念写真w
ついった仲間に「一秒たりとも居たくないほどヤバい」と言わしめた一枚。

実際映ってたら走って逃げますけどね(←




翌日も翌日で、完全1車線の急坂をえっちらおっちら登り
大俯瞰撮影ポイントへ私を運んでくれた。

また、ここへ来ようとしてた矢先だったものね・・・。
残念だ。



2世号のデビューまで、もう少し。
引継ぎが決まったため、明日は細々とした部品の撤収作業に向かう。

デビュー戦は、ここへ来ようか。



黒ゲート1世号の顛末は
自分自身での現場検証ののち、簡潔に述べて参ろうかなと。
Posted at 2012/12/27 14:37:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2012年12月26日 イイね!

最期の勇姿

追々、この件のことは
つらつらと日記にしようと思ったりしますが、


12/25 AM02:00
自損により、このクルマとの別れの時が来てしまった。


もう既に、全てを済ませていますし
気分も据わっているので
こうして掲出に至った次第でございます。


お前のおかげで、私は今を生きている。
ありがとう。
本当に、すまなかった・・・

Posted at 2012/12/26 21:16:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | kei | 日記
2012年12月24日 イイね!

【警告;虫画像 製作中標本もあり】 星になった稲穂号。

16日のこと。

激務を終えて帰宅したら、ホシササキリが1匹
寿命を全うし、星になっていた。

ああ、またひとつ寂しくなったなぁと
その亡骸を手に取り、今まで和ませてくれてありがとうな…と礼を言う。

そして、ノーパソを床暖房にして置いてあった
稲穂号の巣箱を見る。

定位置である「天井吊り下げ」ポーズの姿が、見当たらない。
この時点で、なんとなく既に覚悟は出来た。

巣箱の下、廃熱口に近いその場所で

──稲穂号は、伏せっていた。


腹部呼吸なし、脚は既に動かず。
保温し、口元に餌を持ってゆくも、無反応。

もはや、これまでだった。

2日前には、大型のミルワームを平らげたから
飢餓ってことはない。
水分も十分取っている。
むしろ気になっていたのは、粗相が少なく、ゆるくなっていたこと。
老化なのかどうか、判然とはしないが
何らかの臓器不全によって力尽きた可能性が高い。

寂しさは拭えないけど
不思議と、落ち着いた気持ちだった。
産卵4回あるいはそれ以上。よく生きたと思う。
ましてや、本来であれば志半ばで死んでいたはずの子なのだから。
あのとき、発見が遅れていれば、既に一度死んでいたはずだったのだから。

それでも、一縷の望みを賭けて
さっき、死亡が確認されたホシササキリの亡骸を
目の前で動かしてみる。

──ガッ!!

・・・なんと。
彼女は渾身の力でその大鎌を撃ち出し、それを捕獲した。
何の迷いもなく、一撃だった。

だが、そこまで・・・だった。
顔を近付けることもなく、器用に口元へ運ぶでもなく。
ただ、最期の獲物を、食い込むほどの腕力で握り締めていた。

狩人の本能が、そうさせたのだ。


行き掛かり上、これほど人間に馴染み切って
手乗りにまでなってしまった稲穂号。

──それなのに、お前はこんなに瀕死になってまで・・・
最後の最後まで、ハンターのプライドを頑なに貫き通したのだな。


彼女は、獲物をガッチリとクラッチしたまま
静かに動きを失い、硬直していった。
大鎌が、時折わずかに上下に痙攣するだけ。

もはや寿命を全うし、呼吸も心臓も停止した彼女は
このまま僅かばかり永らえても、感覚や機能が失われてゆく苦しみを味わうだけだ。

──私の手で、介錯を施すことに、決めた。

最小限の展足を行い、冷凍庫へ。
標本作成の常套手段で、安楽死の方法だそうだ。
そのまま休眠し、眠ったまま生命活動を終えるというものだ。

冷凍庫の扉を閉めるとき、何ともいえない感情がこみ上げた。
もう、私の手を狙って歩み寄り、何分でも何十分でも私の手から手へ散歩する
お前の意思ある活動を見ることは、無いんだなって。




本来は、こいつと出会った
アメイジストセイジの辺りに、埋葬しようと思った。

けど、お前が見せ付けた
最後のプライドの炸裂を見て、考えが変わった。

その迫力ある姿・・・
最後の最後まで、堂々たるハンターであった証しを
無粋な展翅標本ではなく、今まさに掴み取った獲物に牙を剥かんとする姿を
そのままに遺してやることを、試みることに決めた。
「凍結乾燥標本」だ。


後日、いったん解凍ののち
多少、中脚・後ろ脚を再展足し、身を起こしているが
カマ周囲は手を加えておらず、支え起こしただけ。

ササキリの亡骸に、深々とヒットした大鎌。
まさしく、この姿のままに最期を迎えたといっても過言ではなかった。

乾燥が完了するまで、場合によっては数ヶ月。
最後はレジンで、きちんと封入しようと考えている。





・・・結局、エゴ丸出して
こうなってしまったな。

安穏とした、この屋内での余生が
彼女の本意だったかどうかは定かではない。

でも、この歳にして
こんなにも思い出に残るふれあいの時間を過ごせた。


心から、ありがとう。
楽しかったぞ。




お前から預かった命、ちゃんと管理して
初夏には揃って出撃できるようにするからな・・・!
Posted at 2012/12/24 21:51:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2012年12月21日 イイね!

広島・103系D-01編成に在りし日の鶴見線を見た(何

待っていた。

ずっと待っていたのだよ、この時を。


JR西日本苦肉の経費節減策「鋼製車体電車の単色化」

(私は概ね大喜びだが)全日本の鉄ヲタを震撼させた、あの発表から3年。



私は、3年待ったのだ・・・!!(アナベル・ガトー)



必ずやってくれると信じてました。
「呉線に辛うじて生き残った、103系3連×3編成の黄色塗色化」



先日、ついに情報が来た。
「D-01編成は下関で全険入場、黄色になって試運転に入った」

総身を走る興奮。
秩父鉄道を含め、いわゆる純正国電タイプの電車から黄色が消えて久しい。

あの懐かしい姿が蘇る・・・。

この17~18日にかけて
久々に、呉線界隈へ足を運びました。

無茶な行程もいいとこです。
週末の激務を果たしたその足で、徹夜運行で広島まで飛ぼうってんだから。

でもね、何かしないと救いもないんですよ。
体はしんどくなっても、何か自分の求めるものに向かって行動したという事実ぐらい無いと
ただただ心の根っこから腐り落ちて行くだけなんです。
体力と引き換えに、精神を維持するんです。
…色々と限界を迎えつつある昨今ですが、まあそれは今回の話の本筋じゃありませんのでこのへんでw


夜の1時に家を出て、向こうに着いたのは8時過ぎ。
途中、鴨方駅で2時間弱の仮眠は取っているので、当面の行動余力はある。

運用情報は既に押さえている。
ここ数日の間、目標物は広以東へは入らない固定運用に入ったまま。
岩国から「快速:広行き」で現れるのは、呉近辺で10:30前後といったところ。

天候はアテにした程でなく、完全な曇天でいまひとつだが
もうそんな事はどうでもいい。
ここまで来たら、なるようにしかならないのだ。

それに、これは最初であって、最後ではない。
この先へ繋がるような何かを掴むだけでも充分。
特に呉周辺は撮影場所のカバーも手薄。色々探し回らねばならない。

さて。
まずは広-新広間に、いい塩梅の絵が見つかったので
ここで出会いの一発と参ろう。

三脚設置、カメラ構え。
待つこと暫し。

──現れた!
真新しい黄色塗装を身に纏った、D-01編成!




K-5 TAMRON-SP 17-50/2.8DiⅡ(A16p)


DSLR-A580 MINOLTA-AF 35-105/3.5-4.5(Ⅰ)

高層マンションの立ち並ぶ運河を背景に進む、黄色い低運転台103系。
…それは、学生の頃足繁く通い、老い先短い101系電車を追い続けた
あの懐かしい鶴見線の姿にダブって見えました。
例えそれが、厳密に言えば「カナリアイエロー(黄色1号)」とは若干違う色合いであっても。


胸のすくような興奮のままに、撮影は続きます。
午後からは日差しが持ち直し、呉ポートピア付近で
紅葉の残る山をバックに。


DSLR-A580 MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)

眩しいなぁ・・・素晴らしい姿だよ。
運転席の窓が黒Hゴム支持になっているのが、また泣かせる。

あと、この先頭車両「クモハ103-48」は
現存する唯一の、原型クモハ103。
じつは存在そのものが有形文化財のような車両なんです。
だから、往時の姿を彷彿とさせる単色化には、感激もひとしおなのです。


・・・先述のごとく、結構な無理をかました行程であることは重々承知なので
このあとは初日の鉄道撮影を切り上げ、休憩がてら
旧道・廃道巡りを(←
そこはまた別件で上げることとしましょうw

その道すがら、安芸阿賀近辺を通行中
名撮影地となっている「黒瀬川橋梁」に到達した時点で
さっきの列車が折り返し、快速:広島行きで帰って来るのに間に合った!


K-5 TAMRON-SP 17-50/2.8DiⅡ(A16p)
もらったw


結局この日は、本郷駅で4時間、国道375号・二級峡付近の某所で4時間
計8時間の睡眠を取り、2日目の撮影へ。
(本来は帰るかどうかといった所だったのだが、本郷で寝て起きたら既に0時近かったので、無理をせず結局そのまま留まったという)


昨日に続き、やはり天候は冴えない。
空模様を頼らない撮影で・・・と思い、安芸阿賀近辺をうろついてみるが
黒瀬川橋梁へ向かう築堤には足場が無く、思ったように撮れそうにない。

ふと、周囲を見渡すと
川沿いの山の上。なにやら真っ白いガードレールが見える。

…あすこへ行けないか??

地図で調べると、車でのアプローチは問題ないレベル。
というか、酷道険道を嗜む身にはマゾヒスト的期待すら抱かせる(アホw

そこは、「大空山」という山だった。
桜の季節には賑わうそうだが、普段は人通りも少ない
閑静な山頂公園を擁する場所だ。

見おろすと、おお見える見える!
黒瀬川橋梁の大俯瞰パノラマだ。
夏場の早朝以外は終始逆光となるようだが、曇天なので今日のところは問題ない。

数本の列車で予行演習ののち
昨日と同じ時間に・・・

Nex-5N MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)


DSLR-A580 MINOLTA-AF 100-200/4.5
黄色いそいつは現れた!
薄日に輝く水面の上を、滑るように。


Nex-5N MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)
臨海工業地帯と瀬戸内の景色を背に。

それをクローズアップして背景を整理すると、

DSLR-A580 MINOLTA-AF 100-200/4.5
…ここは、何処の鶴見線だい?となるわけでw


さて撮影も終盤。
昼12時台の1往復をもってお開き・・・と思ったのだが、その帰路
開通したばかりの国道375号バイパスを走っているうち、急激に晴れだした。

どうする?引き返して14時台まで粘るか?
安定して晴れてくれれば言うことナシだが・・・

ここで切り上げても、帰宅時間に影響するのは2~3時間程度。
ならば賭けてみようか、この空模様に。

黒ゲートは一転、375号バイパスを駆け下りる。
そして先刻、12時台の列車を迎え撃った構図を、ほぼそのまま再現。
場所は黒瀬川橋梁と、初日にも立ち寄った運河周辺。

晴れたり曇ったりを繰り返しながら、どんどん空模様は回復し・・・


K-5 TAMRON-SP 17-50/2.8DiⅡ(A16p)


DSLR-A580 TAMRON-SP 80-200/2.8LD(30A)
備後!…あ、ここは安芸ですかそうですか(
この2日間で最高の条件で、最も思い描いたイメージに近いものが撮れた。

ここまで、先日導入した新戦力
「TAMRON SP 17-50/2.8DiⅡ A16p」の健闘ぶりが目覚ましい。
隅々まで破綻らしきものがない鋭い解像力、キリリと引き締まったコントラスト。
これは、名玉だ。今まで見向きしなかったのが本当に悔やまれる。

さあ、これで大トリ。
初日と逆の向きから、巡光狙いに構えて…

DSLR-A580 TAMRON-SP 80-200/2.8LD(30A)


K-5 TAMRON-SP 17-50/2.8DiⅡ(A16p)
情景と、ポートレート。
ご挨拶代わりに押さえて置きたかった絵を、最後の最後で実現することに成功。

空は、すぐに曇天へ戻った。
転舵反転の決断が、僅かなチャンスをモノにする結果に繋がったのだ。

立ち去らなくて本当に良かった・・・。



またしても車内泊で強行軍という、見ようによっちゃあ忙しないとも取れるような行程での撮影だったですが、
実際、心はとてもリラックス出来ました。
そんなにバタバタと追い回した感じでもないし、なにも焦ることはなかったし。
それにまあ、鉄以外にも出来たことはあったし、いいドライブになったんじゃあないかな。


ここの103系は、クハに手洗い設備を備え
ワンマンドア扱い可能に改造された、特別仕様。
103系改と呼んであげたい。
こういうわけで、3本9連しかいないのだが、快速「安芸路ライナー」専用機として
その存在は不動のものとなっている。
追々、残る2編成も黄色になることだろう。今後が楽しみです。

次は、ぜひとも
日差しと青空に彩られた、忠海近辺の海岸線で会いたいものだ。



ps.
どうにも、なぜか頑なに使用していないD編成の白い方向幕は
個人的に気になるw
ここに表記があったら、最後の1ピースが埋まるような気がするんだ。

というわけで

実際に作ってみた。



「快速」表示も誇らしげに、安芸路を掛ける!
ドヤァ

・・・あ、そっちは広島だ_(:3」 L)_








ps.
この黄色は違うんだ・・・とか、骨董価値の原型クモハを末期色なんて何考えて・・・とか
結構あっちこっちでコイツの批判的記事を見掛けるけど
総じて見るに「末期色批判」という大風呂敷を拡げてしまったがために、振り上げた拳を降ろせなくなって
重箱の隅を突いて批判のための批判をしてるツンデレさんなのかな?www

うん、解るよ、私も昔101系を淘汰する201系辺りを憎むべき敵として認識して以来
睨みつけて乗車拒否するような厨房だったからねぇww

そういうお年頃って、誰にもあるもんだよねェw
ま、大人になろうぜ。ww

何度でも言おう。

電車が黄色で何が悪い。

ヽ(*'ω'*)ノ
Posted at 2012/12/21 23:25:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2012年12月15日 イイね!

TAMRON A16p(SP17-50/2.8LD DiⅡ)の底力を見た。

先日、こんなレンズを入手した。


『TAMRON A16p(SP17-50/2.8LD DiⅡ)』

広角側が特に手薄な、我が家のペンタックスKマウントレンズラインナップに喝を入れるべく
かねてより興味のあった、このAPS判用大口径標準ズームレンズを導入してみた次第。


じつは現金を投入してませんw
ひょんな事から、AUポイントの残高を調べてみたところ
40000Pを超える勢い。
そしてまた、たまたま「AUショッピングモール」なるものの存在を知ってしまったから、さあ大変。
蓄積したポイントが、ここで現金32000円分程度として使えるというではないか。
どうせバカ高いスマホ(&ガラケー)の新品・新製品なんて今後も買うわきゃないし?
これで何が買えるのん?と思って調べてみれば。

あるじゃないですか、ジョーシンがw

一応、価格は慎重に調べてみて
概ね市場最安値からも大きくかけ離れてはいないことを確認のうえ
珍しくも「新品レンズ」などというものをポチってしまったわけで。

他に新品購入したのって、DSLR-A580&SAL1855のキットぐらいじゃないのかなw

で、届いたんだけど
偏ボケあり?と思われたので、一度メーカーチェックに出てます。
何か調整あったのか、はたまた私のレンズ制御が甘かっただけなのか。



…さて。
実戦での使用を模した撮影試験とレンズ比較を行って来ました。
対抗は、同じ焦点距離域で絶大な戦力となっている
お馴染み「SONY SAL1855」

基本的に同じ系列のSONY製CMOS撮像素子を装備していると考えられる、K-5とNex-5Nですが
制御するハードウェアまで同じではないので、色合いはおろか実効感度まで異なるようで
同じ露出条件にセットしても、同じ明るさにすらなりません。
その辺はRAW現像で、可能な限り近似するように調整しています。
但し、全く同じものには、どうあがいても出来ません。
そこはレンズ特性の違いまでも含めた「個人の好み」の領域かとも思う。




まずはワイド端からいってみよう。(但しSAL1855の画角に合わせ)
※リンク及び画像クリックは、全て原寸が出ます。

18mm付近 絞り開放試写
K-5 SP17-50/2.8
Nex-5N SAL1855

周辺光量低下と像面の崩れはあるが、これだけ映れば文句はないだろう。
SPの名に恥じない。
が、SONYの安レンズが想像以上の健闘をしていることにも、さらに驚いた。
開放絞り値の違いも、レンズ構成方式の違いもあるので、単純比較は酷なのだが
ここまで主力を張ってきただけの事はある。当面、その地位は揺るぎそうにないです。



列車の到達を待ち、実際の撮影条件に近い状態での比較

SP17-50 f4


SAL1855 f5前後(アダプター目盛りから推測)

どちらも大したものだ。
ペンタのシステムで、このレベルを実現しようとすると
M42マウントの「COSINA 19-35/3.5-4.5改」を動員するほか無かった。
(コシナの筐体に、光学系OEM先のタムロンA10(AF19-35)のレンズを全移植、
コーティングのグレードが違うため、色乗りがまるで違う)
ペンタ純正・DA18-55の仕事は、残念ながらこの時点でほぼ終わったといえる。




続いて、場所を変え
テレ端までの総合的なチェックを。


35mm域

開放試写

K-5 SP17-50/2.8
Nex-5N SAL1855

実写結果

SP17-50 f4


SAL1855 f5.6前後


テレ端50mm付近

開放試写

K-5 SP17-50/2.8
Nex-5N SAL1855

実写結果

SP17-50 f6.3


SAL1855 f6.7前後

   
24mmから35mm辺りは、どちらも開放から何の問題もなく解像。
大口径のA16には周辺光量不足と四隅の僅かな崩れが見られるぐらい。
これとてSAL1855と同じ絞り値まで絞れば、逆転する。


テレ端は、開放だと主に周辺がやや厳しい。
それに、ピント合わせがものすごくキツい。相当慎重に、精密にやらないと合わない。
ピントリングに触ったらズレました、というレベルなので
AFにポーンと任せられるとはとても思えない・・・
そのナーバスさも、一絞り辺りで収差が落ち着いて、だいぶ影を潜めるのだが。
そもそも、この大きさ・重さなので、実質F3.5通しで使うと考えても存分にメリットはあるため
実用には差し障り無い(というか撮影者のコントロールに掛かっている)と考える。

ただ、50mmの画角固定となれば
これを強行して使う以前に、恐るべき光学性能を持つ
「COSINA 55mm/1.2」という単焦点標準レンズがいるので、あまり積極的に使う場面がない。

PENTAX K-5  COSINA 55/1.2 f4.5だったかな?(うる覚え)
このレンズと喧嘩させるのは、クラス違いのボクサーに撃ち合わせるようなものだ。

概ね「18-35mm(フルサイズ換算28-50mm程度)」を
手っ取り早く堅実な画質でカバーできる、というのが主目的となるので
テレ端は「絞ればそれなりに良好に撮れる」のなら、戦力としては充分だ。

で、対するSONYの18-55の方も、同じように開放では多少の甘さが否めない。
開放絞りがf5.6というのが、ハンデの大きさに拍車を掛ける。
だが、全体的に安定していることと、少しでも絞り羽が出てくればそれだけで改善するので
普及クラスの標準ズームとしては、及第点以上だ。
F8で使えるなら何の問題もなし、わずか1/3絞りだけでも全然変わる。これがポイント。


──悪条件下でも一定水準の結果を出せることが期待される、安定した大口径ズーム。
久々に、まともな戦力増強となりました。



で、実用試験のシメは
図らずも現れた「大当たり」赤いキハ。

PENTAX K-5  TAMRON-SP 17-50/2.8LD(A16p) 50mm f5.6
嬉しい初陣となったのでした。
Posted at 2012/12/15 00:38:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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