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gochi-zohのブログ一覧

2015年04月30日 イイね!

安戸池湖畔の廃城

安戸池湖畔の廃城さる休みの日、なんとなく車を走らせていて辿り着いたのは
初代黒ゲート号登場時の写真の背景となっている、東かがわ市引田の「安戸池」


あとから知るところによると、ここは日本初となるハマチの養殖池として、つとに有名であるとか。
そうでなくても、釣りレジャーや漁師さんの姿も多い、なかなか生活感のある入り江だ。


だが、実はこの湖畔には
ある物件が鎮座しており… 

香川県道122号線が、湖畔の快走路から、SS(スゴイ=セマイ)…
有体に言えば「険道」へと変貌する、その境目の場所。

この物件である。


話によると、披露宴会場にするつもりだったとか何とかいうことだが
資金繰りの悪化?なにやら諸般の事情で建設は停止、雨ざらしで放置されている。
 

内部は正直とりたてて何も無い。

ただ、素人目にも
「これ建築基準法に照らしたら通らないんじゃね???」と思うような部分も、随所に…



だが、外から見てて
この光景が、きっと見られると思ったのだ。


穏やかな安戸池を、一望する絶景。


「最も澄みわたる空と海」を聴きながら。


久しぶりに琴線に触れる、廃墟の景色だった。



----------------------------------------------------------------
さて、停車させている車へ戻る。
道端のささやかな祠の脇に、停車可能なスペースがある。

そこに祠があるという事は、以前から知っていたのだが
その謂れや記述まで見たことはない。

そこには、意外な人物が記載されていた。


平安の随筆家にして歌人…有体に言えば「宮廷きってのアルファブロガー」

『清 少納言』 

(本名;清原 諾子)


ほう…これは意外なり。
ちなみに祠の「本体」は、遥か山上に鎮座ましますようなのだが、それは私の図体では往生しそうだ。

まあ、それはよいのだが
その伝記文に、私はチクリと違和感を感じた。

イカ伝記文の現物



え?安戸の由来って…?

「金品を略奪され」…? 「瀕死」の状態…???


なんでこう私は、その手の記述に嗅覚鋭く反応してしまうのか。
平安時代…法治社会などとは程遠い、まだまだ野盗などが跋扈していた時代…
都落ちした高貴な身分の美女…

…これが金品の強奪&たんなる傷害だけで済むものかよ。


ガイ者は、里浦で強盗致傷の憂き目を見たとある。
一体この阿波の片田舎の、そのまた辺境の漁村に何があったというのか。

次回に続く( 

Posted at 2015/04/30 16:17:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2015年04月27日 イイね!

苦節半年、水島臨海鉄道のニューフェイス(?)を撮る そのに

突然ですが、あの水島臨海マークを見て、これを連想した人もいるのではないかと(← 


最初からJRであるかのように、なんの違和感もない。
そもそも国鉄時代から結託してたようなものだし、いまもJR貨物の出資を受ける「第三セクター」だし。

なので、ここは前々からこんなもんだ。
何処の国鉄の操車場の光景だよw
 

--------------------------------------------------------------------
…というわけで、前回の続きとなっております。



既になんかもう「やり切った」感がアリアリなんですが、時計の針は9時過ぎを指したばかり。
天候の崩れは、ほぼあり得ない。国鉄色は夕刻も出てくるだろう。
それまで寝て待つなんてのも不毛だし、ここは国鉄色つながりで吉備線へ向かおう。

しばしば立ち寄っている、足守駅付近で
赤いキハを撮りながら一休み

DSLR-A580
SAL1650


Nex-5N
MINOLTA-AF 50/2.8Macro


DSLR-A580
SAL1650
色褪せた車体もまた、国鉄の趣きがあって善し。

抜けるような青空に、レイム=サンもお慶びのようです。



先ごろ購入した、Wifi搭載コンデジ「Powershot SX280HS」も奮戦。



この辺も、もはや白いキハを見かけることの方が稀になってきている。
自分的には有難いことだが、もしJR仕様を撮るなら、残された時間は僅かだろう。


まだ3時間ぐらいあるので、付近の備中国分寺に立ち寄ることにする。
いつも遠巻きに見ているが、五重塔を間近で見上げたことはなかったなぁと思いつつ。


新緑と、満開のサツキ


本堂


そして新緑と青空に屹立する五重塔のふもとへ。

なかなかの迫力ではないか。
こういう角度から見上げたことはなかったなぁ。


なかなかやりますね、SX280HS。
こんだけ強烈な逆光でも、シャドウの再現が粘る粘る。(但しカメラモニターでは真っ黒に見えている)

かつて、キヤノンのDigicといえば「ホコリをノイズと誤認して塗り潰した」という逸話のある画像処理だったものだが、2000万画素超えのコンデジが軒並み「油絵風の塗り絵描画」一辺倒となってしまうなか、皮肉にも当時とあまり替わらない画風のDigicのが、むしろディティール感が自然に感じられるという時代になってしまった。



ここからゆっくり移動すれば、概ね夕方の国鉄型運用に向けての準備が、慌てずじっくり出来る頃合いだろう。
今回のメインディッシュ、後半の部だ。

実際、あまり午後の撮影ポイントには詳しくない。
これからの季節にしか、国鉄型にまともに陽が当たらないので、おのずと撮影機会が少ないからだ。

新緑眩しい球場前駅へ戻り、一般車輌をモデルにして絵を詰めてゆき
まったり待つこと1時間余り

16:30
期待通り、彼らは現れました。

SONY Nex-5N
SEL16F28(E 16/2.8)

生活感のある、歩行者専用踏切を通過する。
出来ればNDフィルタが欲しかったところだが、残念ながらそういったニッチな装備はないので、回折収差には目を瞑り、最小絞りでスローシャッター。

朝の部でもそうだったように、ここではすぐに倉敷から折り返してくる。
なので、一度撮影してから再セッティングするのは難易度が高い。

だから「最初からそこに置いておいたのさ。」

SONY Nex-F3
MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)


DSLR-A580
MINOLTA-AF 50/2.8Macro

まるで新緑の谷間を抜けてくるような、清々しい絵になりました。

本命であるこちらの絵は、上り列車の後追い撮影を切り捨て
倉敷から折り返してくる時のために、あらかじめセッティングを詰めに詰めて置いてあったのです。
ただ見送るのも勿体無いので、上りの一本は遊んでみたというわけですが、思った以上に印象深い絵になって満足。



そろそろ最後の一往復が迫ってきた。
ここで、また浦田駅へ戻り…

DSLR-A580
MINOLTA-AF 100-200/4.5

平屋建ての民家、飾り気の全くない工場、青々と茂るゴボウ畑。
夕暮れの浦田は、やはり国鉄型気動車の似合う「昭和の風景」そのもの。


名残は尽きないが

三菱自工前で、これにて本日最後の見送り。


いい一日でした…久々に、感無量の一日。
また逢いたいなぁ。こんな青空の日に。
その時は、できることならキハ30の生きる姿を拝みたいものだ…



帰りは余興として








こんなものを撮って回ってみた。
夜の工場地帯って、ロマンチックよね…(ぇ

意外とデキるカメラだ、Canon SX280HS。こんな長時間露光も難なくこなす。
望遠の解像力も相当なものだ。



--------------------------------------------------------------
さて、最後に。


久留里線での「キハ30」国鉄色の撮影は、辛くも結果を残せた…と、記しました。
その代表ともいうべき一枚が、これです。

PENTAX K-x Series201special
smc PENTAX-M 135/3.5


あの日、たった一日きりの夢を見せてくれた、キハ30 98号。


彼は今、三菱自工前の操車場で

二度と覚めることのない眠りについています。

貴重な部品取り用として。
あのとき眩しく輝いた、懐かしいツートンカラーのリバイバル装束そのままに。


これからも、幾度となく逢うことになるだろう。
どうか見守っておくれ。

想い出を、ありがとう。 
Posted at 2015/04/29 22:15:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2015年04月27日 イイね!

苦節半年、水島臨海鉄道のニューフェイス(?)を撮る

苦節半年、水島臨海鉄道のニューフェイス(?)を撮る
数年前。
弟とともに、千葉は木更津の「久留里線」を撮影しに行ったことがあった。

目的は、リバイバルの目玉となっていた「キハ30の国鉄一般色」



目的それ自体は辛くも達成したものの、天候はお世辞にも良好とは言えず
かつまた、キハ30の運用自体、午前の早い時間で打ち止めとなってしまった。

それでも、唯一無二の想い出(であり、かつ国鉄華やかりし幼少期の、往年の想い出の光景の再現)となった、貴重なひと時となったのでした。

その久留里線には、プレハブ気動車が走ることになり
想い出の光景は、二度と戻らぬ幻想入りの光景となり

…そして去年のいつだったか、あの時の気動車たちの一部が
大挙して水島臨海入りしたことを知りました。
水島入りしたのは、キハ30×2、キハ37×3、キハ38×1の合計6両。

当然、そのうちの半分は国鉄色を纏っている…ということも。
 
久々に「鉄」の魂に火がついた。
キハ20の事実上の引退は惜しまれるが、ここにはまだ
向こう当分にわたって、国鉄色ディーゼルカーの灯火が遺される。

近所ではないか。ここで狙わずしてどうするか。

…しかし、撮影成功への道は想像以上に遠く険しいものとなる!

行けども行けども

来るのは

水島ブルーのキハ37ばかり_(⌒(_`ω、)_ 

資金と天候とスケジュールの整合する隙を突いて通うこと、半年で4回。

全 滅 。
車庫に鎮座する国鉄色を、悔し涙を噛み締めながら
指をくわえて眺める日々が続きました(←アホ

いや実際、あまり悪し様にハズレと呼びたくはないんですけどね。
なにしろ、このキハ37は、生産台数この世に僅か5両という超希少車。
地方線区の体質改善を狙ったニューコンセプト気動車として、次代を期待されての登場だったが
ときの国鉄に、これ以上この気動車を増産するだけの体力は、既に無かった。
この不遇の気動車の、実に6割がここに集い、水臨の朝夕を支えてゆこうとしているのだ。
その姿がここに在るというだけで、それは実際、「奇跡」と呼ぶに充分すぎる。

それに、 いかにも国鉄的な垢抜けしないマスクに、これまた何処か垢抜けしない塗装と相まって
これもまた昭和の残光といえる雰囲気を醸し出している。
国鉄色が絡んでいなければ、ここの筆頭被写体たりうるものだ。


この月曜日(4/27)、前日突然の予定変更で勤務が無くなった。
天候を見ると、西日本には雲どころか水蒸気すら殆ど掛かっていない。
今月は二度、水島を訪れているのだが、資金的には「あと一回」ギリ許容範囲。

また外れたら怖いなぁ:;(∩´﹏`∩);:  

…と、思っていては何も事は進みません。
このさき5月半ば辺りまで、何処で休めるかもはっきりしない、過酷な日々が始まることは解っている。ならば身体を休めるか…身体を使って精神を休めるか、だ。

精神の静養を選ぶことにした。
もしまたハズレでも、そのときは吉備線へでもなだれ込めば、なんらかの結果は得られるだろう(後述あるが、吉備線もまた「国鉄色パラダイス」、JR西日本の気動車単色塗りが「首都圏色」そのものだったため、ここは赤いキハが我が物顔で往来する素敵な路線と化したのだ)

撮影前の早朝は、いつも三菱自工前の車庫を見に行く。
ここで、その日の概ねの運用予測が立つからだ。
(前回の撮影時、国鉄色はエンジン起動までしていながら出てこなかった(´;ω;`) おそらく庫内入れ替えをしていたか、あるいは運用差し替えの瞬間だったのかもしれないが、あの時のかなしみといったらもうね)

で、今回だが。
青いキハ37は…編成自体組んでいない!検査入場に入ったのだ。

苦節半年、五回目の挑戦、
とうとう当選確実きました。

ここで興奮のあまり泡喰って動き出したのでは、結果も知れたものになる。
メシでも喰って落ち着こう。一日分の半分の野菜お好み焼きと、一日分1/3野菜の鳥塩スープだ。これだけ食ってカロリーは300kCal程度。
(摂取制限の人体実験中なんです…私デブゥなんで;;)

日照は問題ない。ならば青空を味方に引き入れての撮影が可能。
理想的な絵が得られるはずだ。

まずは自分の定番のひとつ、球場前へ出撃。
西富井からの長くダイナミックなストレートに狙いを定め

─ついに、彼らの生きて走る姿と対面した。(以下クリックは原寸表示)

NEX-5R
MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)


DSLR-A580
TAMRON-SP 80-200/2.8LD

空模様も、これからの季節のごく早朝しか正面に当たらない日照も、すべて理想的。
これを押さえておかなければ、なにも始まらない。


感激に浸ってる間はない、彼らはすぐに倉敷から引き返してくる。
この場所の逆を向いた構図は、先頃ロープが張られ、消滅してしまったことを知っていた。(キハ20毎月第一日曜復活イベントの撮り鉄対策ですね)
なので、少し先の踏切付近に場所を移動。


DSLR-A580
SAL1650(DT16-50/2.8)


NEX-5N
MINOLTA-AF 50/2.8Macro

雲ひとつない青空が最高だ。ここは晴天でなければ撮っても意味がない。


さらに状況は継続。あと1往復、朝の運用がある。
今度は「昭和の風情」と絡めて撮るべく、浦田付近へ車を進める。

路線の半分が高架線である水臨にあって、まともに地平を撮れる場所は限られており、おのずと絵も限られてくる。
その中にあって、浦田駅付近の佇まいは、最も「国鉄と昭和」を実感できる場所なのではないかと思うのだ。

まずは、小さな畑と昭和レトロな箱型マンションの織り成す箱庭のような光景から

DSLR-A580
SAL1650

そして大本命・浦田駅至近の「昭和レトロカーブ」

DSLR-A580
TAMRON-SP 80-200/2.8LD

キハ38の、ちょっと強引な国鉄一般色の顔をアップで狙う。

NEX-5R
MINOLTA-AF 75-300/4.5-5.6(Ⅰ)


なお、このキハ38国鉄一般色案、じつはかれこれ10年ほども前に…



…既に私自身が踏み潰したウソ電の道だったのよ_(⌒(_`ω、)_ 
また実現してしまいましたね…


いい一日になりそうな手応えをかみ締めながら、夕方までの時間は吉備線へ。
以下、第二部に続きます( 
Posted at 2015/04/29 04:09:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2015年04月21日 イイね!

安物家電のチャイナリスク(おおげさ

こないだ、こんなものを買った。

またスピーカーか( 

(今度はBlueTooth接続による無線拡声器としての可能性を切り拓いてみようと思い…)


てか、これって昨今よく見かける形状のものだけど、安いんだこれが。

1180円。

これなら音が出なくても笑って済むわいと、遊び半分でポチってしまった。


さて、これはご他聞に漏れず、れっきとした「中華製」。
本国からの直送ということで、約二週間の待ち合わせの後、現物到着。

さっそく音を出してみる。

お、意外と普通に音が出る。
接続も問題ない。

ただ、

音がステレオじゃないことに、すぐ気付いた。

BlueTooth接続以外ではどうなん?ということで、有線接続してみるが

やっぱりモノラルじゃないかwww


昨今のBlueToothスピーカでは、モノラル構成自体はそうそう珍しいことではないので、それはそれで構わんことなのだが

無駄に左右独立で付いてるスピーカが、こけおどしのようで、ちょっと切ないw


よし、分解だ(←
あわよくば回線接続ミスなど是正できれば、という考えもあったので。
(よいこはマネしちゃだめだぞ?おいちゃんとの約束だ!w)

そして私は、チャイナリスクという言葉の意味を知ることとなる!!(← 


これを見てください。



えーと、私が買ったのは「新品」です。

・どう見ても使い古しの中古リチウムイオン電池を
・半田で配線カッ付ケ
・(必須ではないが)温度センサー配線なし


かの国では、こういうのが爆発するんでないのかねぇ?www
まあ充放電は正常に出来てるし、バッテリ自体は仮にもサムソンの正規品だから
保護回路は正常動作してくれるであろう…ことを願いたい(

私ならもっとマシな半田付けをすr(





肝心のスピーカはユニット構成で、わりと堅固なカプセルに小型で強力なドライバーを接着固定。
この辺はなかなかいい感じ

センターに黒い四角いものが見えるが、これが量感のある中低音を実現している。

シブいですねぇ。これ、パッシブラジエータ方式です。
この辺には、少し唸らされた。
(パッシブラジエータ、とは)←最後の項目参照


基盤を見てみると、どうやらアンプICは2つある。

…アンプが2つ、左右並列で付いてるのに何故出てくる音がモノラル?!

部品をケチってモノラル回路で2スピーカをドライブしてるわけでもないから、ステレオ構成とコスト的には何ら変わらないぞ。

基盤は多層基盤なので、回線を解析することは出来ませんでした。


なんか、そこそこよくできた部材をいい加減に組み合わせたうえに
ちょっとヤバめの電源を括りつけて、ハイどうぞ新品アルよ^^ って感じが
呆れるやら苦笑するやら。
ここまで揃えたなら、ちゃんと作っても部材コストも製造コストも同じでしょうに。
まあ、安いから気にはせんけどw 




で、後日。

このスピーカーは「BTK1015」という形式名のものがオリジナルである可能性が高い、とみられるような記述を目にしたので、そのものズバリを指名してまた買ったw


送料込み2160円。


さきのモデルほどじゃあないにせよ、たいがい安いw
そもそもこちらだって同郷の「中華製品」だ。

見た目ほぼ同じである、オリジナルと模倣品。
その決定的な差は、筐体を開けてみた瞬間に明白となる!!(← 




スピーカーが…カプセルじゃない。
筐体そのものが堅牢なスピーカーボックスだ。

当然、筐体を固定するネジも太く、強い。

実装は大雑把ではあるが、接着は確実で、要所を完璧に抑えている。

音の厚みも、二回り以上も優れている。
見た目によらず、案外「重心の低い」音だ。ズンドコな重低音は望むべくもないが、下の方まで充分な厚みを感じる。
自分が中学生だったころの、サンヨーやシャープの廉価なラジカセ華やかりし頃のレベルと同等か、超えてるかもしれない。

やはり筐体自体をボックスとする、正攻法の構造が功を奏したか?

…と思ったら。
やはりありました、パッシブラジエータ。
上部コンソールの、真下に。


パチモンではデザイン上のものでしかなかった上部コンソールのスリット、
本家では重要な意味がありました。
ここからサブウーファーの如く低音が出てくるんです。
その効き具合は、パチモンの比ではない。

バッテリは、結線こそ温度センサー無しであるものの、れっきとした既製品の新品。
バッテリーボックス実装なので、交換も普通に可能。

使用されるのは、Nokiaの正規品である「BL-5C」というモデルで、主にガラケー用で使われるメジャーなもの。
但し、容量が500mAhと小さい。おそらく古い在庫品を安価で買い叩いているのだろう。現行の同型番バッテリは、軒並み1000mAhを軽く超える。
ということは、現行品に交換すれば、さらに稼働時間の延長も見込めるということだ。
いずれ自己責任でやってみようと思う。これの活動の場は、当然「部屋の外」がメインなのだし。


いやー、ホンマに騙しの商売が好きですね中国さんはw
しかも、バッテリはともかくハード的コストは、ほぼメリット無しと来たもんよ?
外装もシルク塗装で共通だしね。

安い買い物だったし、現物実験的な意味合いが強かったので、大した損失ではなく遊びで済みましたが

これが「中国」というものです。


ゆめゆめ油断なく買い物をせねば。
爆発とか、いざ我が身に降り掛かったら、笑って済まないですよ…?(白目 



Posted at 2015/04/21 19:52:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2015年04月14日 イイね!

音の出るウエストポーチ…とは

先日、ひょんなことで手に入れた
米国・iLuv製モバイルスピーカ「iSP-100」


こちら、ハードオフで300円。
まあ以前から持っている「SONY SRS-T33」にも及ばない、ペラペラの音が出るんだろうww とタカを括って起動してみれば。

「Oh、U.S. is Great」

その、あまりにも華のない質素な質感から、100均御用達のものに近い?と勘違いしたのだが
調べてみれば、これは本来5000円弱の新品相場のものであり
スピーカーは屈強な金属コーン、
アンプも3W+3Wと、昔のラジカセ並みの大パワー。
箱の大きさの制約で重低音は鳴らせないが、やかましいぐらい鳴らしきっても
ビリビリと割れたような歪み音など殆どしない。

この想像以上の良好な結果を受けて、こんなものを購入してしまった。

スピーカー内臓カラビナフック式ウエストポーチ「iSP-110」。
…この発想、いかにもアメリカンw

基本システムはiSP100等と類似のもののようで
少なくとも、まずは本分たるスピーカー部の音に関して、(こういった形式の簡易スピーカーとして)なんら問題なし。
これもまた、重低音がズバズバ溢れるようなことはないにせよ、少なくとも「厚みを感じる音質」は出ている。
音量も文句なし、殆ど音ワレを気にするようなこともない。

むしろ問題点と考えたのが、これの後続モデル?の「iSP120」という機種で解決された
「外部からスピーカ本体の電源オンオフ・音量操作ができない」こと。
ボリュームは存在そのものがありません。有線接続で内部に抱え込んだプレーヤーの音量設定依存。

そこで考えてみた。
「内部を操作できないなら外部に出せばいいじゃない」

後継機iSP120を導入したところで、どのみちプレーヤーが内部収納のまま操作できない…という問題に変わりはないのだ。
電源だけは目を瞑るとして、プレーヤーの基本操作だけでも、なんとかしたい。

そこで有線リモコンですw

基本、プレーヤーとしては各種iPodを運用しているので
ドック接続で使える「iPod Radio Remote(http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060120/ipod.htm)」を接続し
これをストラップ部にクリップしてみる。
内部の音声ラインを、ファスナー口の脇から外へ出し、リモコン側のミニジャックに繋ぐ。

プレーヤーは出来るだけ小型であることが望ましいので、出番の減っていたiPnd nano G4を配備。
バッテリが心もとない機種なので、そのまま予備機を搭載する。(といっても8時間やそこらで根を上げるものでもないが)

これで決まりですw

後から知った所で、iPodの種類によって
「リモコン(=Docコネクタ)経由の音と本体ヘッドホン端子の音量が別個である」ものと「両方のボリュームが共有である」ものがあるようだ。
iPod nano第4世代は後者に当たる。なので、わざわざiSP110の音声ラインを外へ出してリモコンから再び内部へリターンする必要はない。そのままヘッドホン端子へ挿すだけでいい。


さて、ここまで来ると、いっそヘッドホンも載らないかと考える。
そこで前回のUSB&ネックストラップ付きEarPodsだ。これぐらい充分入る。

PCなどに繋いで使うときのエクステンション音声ケーブルも…はい載った。

まだ積載の余地がある。ならば僅かばかり頭痛薬のような常備薬も積んでおこう。

まだいける。
本体用の単三電池も実際には搭載可能。
さらには撮影用デジカメの予備バッテリーなんかも収容可能。

…あら、最小限の野外歩きサポートフルキットが組めてしまったじゃないですかw

意外に深い容積と、nanoの薄型筐体あってこそのパッケージング。
また、リモコンの代わりに、クリップオンタイプの「シャッフル」や「第6世代型nano」辺りを付けるのもいいかもしれない。現物がないのでサイズが合うかどうか解らないが…

音響装置としての素性はいいが、日本人的感性で見ると「おしい」製品ではあるのだろう。
でも、痒いところに手が届かないなら、届かせる方法を考えてみる…というのも、また一興なのですw

安くてモノは確かです。おすすめw 
(これらはamazonで購入可能な輸入雑貨となっています)
 


余談ながら
画像のiPod nanoは、ジャンク再生品でもあったため
片方(黒)は基本操作不安定(クリックホイールとホールドSWにガタが来た)、片方(オレンジ)はそろそろ電源供給が怪しい。
このため、思い切って同機種を維持したまま大幅更新。
新規に仕入れた4台のジャンク品と2台の既存から、合計4台に修復。
この際なので、カラーにも拘ってみた結果


青22号・京浜東北線(北ウラ)


青22号・阪和線混色(近ヒネ)


朱色1号・中央線快速(西トタ) 黒のジャンクパーツで再生し201系仕様


黄色5号・南武線(南ナハ)


そしてminiが黄緑6号・山手線(南ヤテ)




…こうして国電仕様になったのでしたw


Posted at 2015/04/14 03:17:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記

プロフィール

「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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