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gochi-zohのブログ一覧

2017年03月15日 イイね!

『本当の愛車』ということ



出来ることなら、時節柄あまり挙げたくなかったエントリではあるのですが…


やはりどうしても、一度燻ったものは、内に押し留めることができない性分のようです。


気分を害される方も存在するということを、重々承知のうえで。
気に入らないと思ったら、反応せずに読み流して頂ければ
(そもそもあまり読まれるようなブログでもないですがw)



-----

この前、こんなツイートが流れてきた。



参照;pic.twitter.com/SHoyKwXkwg


探偵ナイトスクープの一コマだという。

それはまさしく、いま自分が置かれている状況の写し絵そのもの。
画像を見ただけで、そのドライバーの気持ちが、心の痛みを伴って理解できた。

で、ニコには「即時うp」というものがあって
当然いまは消えてるんだけど

それを見てて、ドライバーさんの生の音声が聴けたのだ。

精一杯明るく振舞っても、やはり泣けてきてしまうところ。
自分のやってることが奇人変人の類とアタマで理解はしてても、やはり自分の心に嘘はつけないその様子。
愛車に想い出を語り掛けながら声を詰まらせる姿。

そして

プレス機に掛けられ、いよいよ形を失い
長年の相方が、鉄塊に姿を変える瞬間

大号泣。

刺さりました。

画面のこっちで、年甲斐もなくダダ泣きしながら
ただただ、画面の向こうで、ドライバーの愛情を受け続けたその使命を終える姿に。
そして、そこから目を逸らすことなく、別れのけじめを付けるドライバーさんに。

最敬礼するほかありませんでした。



──何も脚色なく、ここまで流してくれてるんなら
それとは別の奇妙な感情が、首をもたげ
今の今まで古傷のように疼くことはなかったんですけどね。



まず。
この依頼は、番組トップに放送されました。

概ね、ナイトスクープの構成は
まずはジャブでネタ枠先行、次第に感動ポルノ枠でシメ…という方向が多いと考えます。

え、これってネタ枠なん???

それを示すように、エージェントの何処かの誰か(なんかうざい人)が
まあ茶化すわ茶化すわ。

百歩譲って、まあそのドライバー本人自体
せめて笑い飛ばしてくれればと思えたなら、よしとしましょう。

問題は
「オーディエンスSEの入り場所」


おいおい、そこ笑うとこかよ…と
何度顔をしかめたやら。

それでも、最期の瞬間ぐらい
静かにやってくれれば、それはそれ~、で終わってたんですが

とうてい許しがたい場面で「どっと笑い」SEが差し込まれてましたねぇ。

ドライバーさんがね。
プレスされて、四角い鉄塊と化した、かつて愛車であったものに
そっと手を掛けたとき

笑いましたね?
そこで「笑い」を入れましたね??


それが家族なんかとの死別や、そこまで言わんにしても例えばペットとの死別の場面だったとしてもお前同じ事やれんの?
何処の制作会社の演出屋かは知らんが、お前マジでねや。


案件終了時の事務所内の反応を見てみても
西田さんですら、あまり感慨はないんですねぇ。
やはり全面的に「変わった人も居たもんだ…w」という空気。

ああ、これこそが
「最大多数を占める一般人の視点」なのだなと思いました。
一般的には、そこは笑うとこなんですね。はあ、そうなんですか。

なんともいえない諦観と不快感と、静かな怒りを禁じ得ませんでした。

普通の人って、「特定の趣味は殆どない」とか、「ものすごく大事なもの」という拘りがさほどない…という特徴を持つ人が多いです。
「本当の愛車」という感覚を根源的に持つ大多数の我々みんから住人は、むしろ世間的には「マイノリティ」に属します。
平たく言えば、彼らが侮蔑する「ヲタ」なんですよね。

そこを、明確に「嘲笑」をもって表現された気がするわけです。



あと、問題はもうひとつ

「大事にしてるのが普通に見ればボロくて取るに足らんような軽四ということが、そこまで卑下されることなのか。」

これがもし、旧いロールスロイスだとかベントレーだとか
そうでなくてもおフェラーリ様とかおベンツ様なら
多少はそういう拘りも理解しないことはない(というより許してやれるというぐらいの感覚か)ということでしょうか??

車種が軽四だからどうした?
「こんな貧乏ボロ軽を十何年も16万キロも乗るってどこの変人だよ」ってか??
ああ、そこでも笑いが入ってたよな??「16万キロってどんだけーw」と。
きちんと手を入れて乗ってりゃ16万なんて通過点だぞ。初代黒ゲート号は15万キロ走って絶好調だったしな。本気で20万目指してたんだ。事故らなければ楽勝だったよ。
数万キロで車を使い捨てるような奴には、大事に乗る人間の気持ちは解らんだろうな。

それに(言っては悪いが)ちょっとダサめのドレスアップ車には違いなくても、だから笑われるネタということにして、それでいいのかね??
個人の嗜好やセンスは個人の問題であっても
「愛情をもってカスタマイズすること」それ自体を笑えるものではないはずだ。
愛情の表現など、10人居れば10種類あるのだ。

ついでに言おうか。
あの車は「稀代の名車」だ。



ヴィヴィオRX-R。

クルマを知り、走りを知るものなら
一発でそのクルマの価値と存在の孤高さ、侮りがたいポテンシャルの高さ…
すべてが理解できるはずの車です。
峠の国道ワインディングとかで、たかが軽四と調子くれてブヒブヒ煽ってきたVOXYやbBあたりが
いともたやすく蹴落とされて涙目になるような、そんな車です。

あれは軽四は軽四でも、ラリー・レーシングベース車だよ。
(これがRX-RAともなれば、まさに純血種だ)

今でも買おうとすれば、相応の出費とメンテナンスを強いられる。
それでも、好きな人にとって「これに代われるものがない」
宿命的に「速く、疾走ること」。モータースポーツを背負って生まれてきた車です。

知りもせんヤツに、晒し者にして笑われる筋合いはない。



査定員の人、まああれを一目見て「ありゃーw」って様子ではありましたが
エンジンの入念なチェック、ミッションを調べる手さばき…
そして「エンジンとミッションの状態に問題がありすぎて、そのままでは売り物にできない」と、少し残念そうに言いましたね。

【重要 追記3/26】
↓以下、ご本人様のブログがあったため、謹んで訂正いたします。


走行16万キロにしては、外装はともかく、機関系が状態が悪いことは確かに否めません。
あのEN07エンジンが、峠攻めとかを経てきたとしても、その走行距離で圧縮ヌケに至るというのは、やはり…
ドライバーさんに鞭打ちたくありませんが、物理的な整備は、よくて「人並み」だったと推察します。
そこは、残念なことです。
恐らく、その愛情は多分に、技術的な知識や技能よりも、ソフトウェア的な「思い入れ」「人情」の愛情に近かったであろうと思われます。
それは、明らかに車の寿命を縮めてしまったと思います。

でも、それはあのヴィヴィオ君にとって、必ずしも不幸なことではなかったと思います。

機械の維持管理という技術的な部分は、これまた「特殊な技能」のひとつでもあり
クルマを好きな人間の万人が、完璧に持ち合わせることは出来ません。
そこを責めるのは、聊か酷というものです。
↑訂正ここまで

ご本人様ブログ↓
この記事は、【ヴィヴィオくんの最期】依頼者よりについて書いています。

えーと…おみそれしました。
やはりガチでした。
ブッシュの打ち替えに至るまで完璧。
そりゃそうだろう、やはり只者がRX-Rに乗るわけがないw

あの、放映時の最後の状態に達するまで
自分で自分に決着をつけるために、敢えてそうしておられたのですね…。



でも、ダンナさまや、反抗期まっさかりの娘さんに突き上げ喰らいながらも
想い出を胸に、大号泣でお別れしてもらえるまで連れ添い、
鉄の塊に戻る瞬間まで看取って貰えて。

ヴィヴィオ君は、クルマという「運転者のパートナー」の使命を、全うしたのだと思います。


ダンナ様も、あれでなかなか寛容ですね。
一軒家をしっかり構え、奥様の変わった我が侭に呆れつつも「車検切れまでだよ」と赦してくれたりして。
ちょっと普通の旦那なら、そんなもん突っ撥ねてるかもしれませんよ?

文句タラタラ、一般人代表のような様子で出ていた、反抗期まっさかりの可愛い娘さんw
きっとこの一件、10年ほどもして、いわゆる適齢期になれば、それは「笑って話せる、変わった思い出話」になります。
そして、こういうのに限って、披露宴の新婦の手紙で、感極まって大号泣してしまって手紙が読み進められなくなるパターンですよw
もうそれは仕事上の統計からも確定的に明らかですwww

きっと、家庭にも恵まれているのだろうと思います。
今後も「正常な一般家庭の、変わり者の母」として、明るく楽しく暮らしてほしいものです。

それが、共に人生を走り抜けてくれたヴィヴィオ君への
最高の供養だと、信じて止みません。



-----

ひとしきり書き殴って、ようやっと少し溜飲が下がりましたw
せめてもの反咬ってやつですよ、はいw

本当の愛車ということの意味を知るものを愚弄したとも取れる番組内容
もうこれ以上は突っ込まないし、そもそも「そんなTV見てないよ」ですww
今後も見ませんしw
(いつからあのナイトスクープがこんな低俗になってしまったのかねぇ、とは思いますがね)



このお母さんがそうであるように、
私が今そうなってるように、
長い間親しんだ車との別れを惜しむ姿を
「変人・ヲタ」というのなら、

私は胸を張って、魂を掛けて、一生そうでありたい。


そういう気持ちで、私は今も車に、趣味に接しているのだから。



本気で別れを惜しめるその時まで、どうか、共に走ってくれ。蒼莱号。
Posted at 2017/03/15 21:43:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2017年03月14日 イイね!

まさかの納車順延w

納車が二日順延_(:3」 L)_ 

(近所までは来てますw)


ま、しゃあないw

症状。
O2センサ制御プログラム失効という稀にみる事態でECU修復して戻ってきたが、点検ののち本日登録のためこっちで自走したら再びエンジン警告点灯

けっきょく蒼莱は自宅をスルーし、陸送のまま保障でマツダへ入庫しまんたw
仕事中の出来事でした。

で、原因は
『イグニッションコイルが一発死にかけ』

おお、よくまあ走り出す前に発現してくれたもんだww


一般的な感性では、こういうことは「ホンマに大丈夫??」と思ってしまいがちなのだが
私は、今回のようなケースはむしろ問題なしと考える。
ショップや陸送屋さんの対応は至極真っ当なものだし、むしろ初期保障で対処できたことを幸運と考える。
機械モノの、それも中古とあっては、こういうトラブルは珍しくはないです。
対処した結果、逆に良くなって届くというのは
ちょっと前の70-200/2.8G SAL70200Gの事例とて同じことを体験したのだし。
なので、それ自体は悪い話ではない…と考えるのです。

これでトラブルの種は出し尽くしたっぽい?w

…店にしてみれば、ちょっと今回、商売にならんかったのではないかなと思います。
それは販売店の裁量のことであり、契約である以上しかたのないことです。
が、それでも
「安い車だからといって、いい加減な状態で誤魔化すことをしなかった」
その販売店の誠意ある対応は、敬意を表するに値すると思います。




入庫したのは、陸運と自宅から最も近いマツダディーラーだと言う。

ということは

ああ、あれか。あすこしか思い当たらんな。

特定しましたw

あったりーーwww


そう。これが、「蒼莱号」。

動物的で鋭い目つき、ダイナミックでマッシブなボンネットライン。
Kei・黒ゲート号に倣い
これまた「初期型」のデザインに拘って探しました。



交代は、明後日にお預けになったけど
なんとかお目通り出来ました(`・ω・)b


生活と趣味を載せて走る広大な車内スペース


まあ、ひと目見ておきたかったというのも正直ありますが
大体の目的は「登録の完了確認と、それに伴う任意保険の先行処理」だったりします。
先に済ませておけば、ひと手間省けますので…
(明日はマツダの定休日であるため、今日中に済ませたかった)




…そんなわけで、アルシオーネは
何食わぬ顔で、いつもの場所へ帰って来ました。

そして、またしても普通にお買い物へ出てゆくのです。


本来なら
今日のタイトルは「別れの朝」にでもなるはずだったのにw

この日常が、まだまだ普通に続いてしまいそうな錯覚に陥ります。



そしてなんと
その買い物を済ませて、写真とか撮って一息ついてたら
仲間がこの車を見つけて寄ってきました。
長い間の友人、kamo.o氏。
かつて、あのPS13を私の父に譲渡してくれた奴です。

いつもここのスーパーで買い物をするのは知っていますが、お互い忙しく
年に何度も会うことは出来ませんが
気付いたら二時間ほども話し込んでましたw

「どんなに間が空いても、会った瞬間に昨日の続きのように話せるならば、それが本当の友人だ」
その通りだと思います。

無論、この車が
この場で見納めになることも話しました。

彼は、この車を見掛けたからこそ、それが私であることを一発で識別したわけです。
それが、この先無くなるということ…
店内でちょくちょく会うことはあっても、夜の駐車場でいきなり「SVX=私」と認識して
のそのそ寄って来るようなことは、もうありません。
そういう意味で言うならば、至って普通の車になるわけですから。

何なんでしょう、この車
私の近しい人間すべてに別れの挨拶をして廻る気なんでしょうかwww

彼も言いましたが、車はただの鉄塊で出来た「道具」に過ぎず
そこに運命だとか宿命だとか、あまつさえスピリチュアルな魂が実在するなんていう
一種オカルティックなことを真顔で論じるなんてことは、さすがに私も気が引けます。
あくまで主観に則った「痛いポエム」に過ぎんことは解っています。
解っていて、語り掛けたりしているつもりですw 語り掛けるだけなら勝手ですwww
それは日本人特有の「アニミズム文化(擬人化とか付喪神とか)」の具現だと思ってます。

でも、何か
偶然にしては出来過ぎた延長期間だよなと、思わずにはいられませんw

なにしろ今日たまたま、イグニッションコイルがトラブってなければ
ささやかな交流の夕べもなかったし、この車これで最後だよと言う機会もありませんでしたし。(ツイッタ上では見られてますが)

そもそも先日ネコマタさまが、この車を訪れたこと自体
納車の遅れという不測の事態によって、たまたま間に合ったのだし。



…こうして、語り終えて帰途に就く時には
今朝ほどの、何処かお通夜じみた寂しさは、何処かへ散ってました。
これでまた、思い残すことがひとつ消えたのだと思います。




『Zoom-Zoom-Zoom あの日の夢を
   Zoom-Zoom-Zoom 忘れはしない
 Zoom-Zoom-Zoom ワクワクさせる
   Zoom-Zoom-Zoom そんなクルマを───』



蒼莱は、まもなく走り出します。
Posted at 2017/03/15 00:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 青デミオ 蒼莱号 | 日記
2017年03月13日 イイね!

最後の一日

いつもどおり、そこに姿があり。

いつもどおり、母を乗せて買い物に。

いつもどおり、我が家へ帰ってきて。



明日、出勤したら
その姿は、もう二度とここへ帰らない。

帰宅途中に、抹消手続きのため入庫するからだ。

まだそうと決定したわけではないが
十中八九、この車が再び公道を走ることはないのだろう。



買い物の最中
偶然にも、明日納車される予定のものと同じ
蒼いDY5Wを見かけた。

とある、ディーラー兼カー用品店の駐車場。
ナンバーは無かった。
それは、どうやら役目を終えた車らしい。

明日、役目を終える車と
明日からその役目を引き継ぐ車と同じ型の、役目を終えた車の並び。


解っている。
デミオは、既に旧い車。
日に日に、その姿はこの世から消えてゆく。

そんな中、幸運にもめぐり合い
第二の人生を歩み出す車もいる。



これが、明日からの「日常」を支えてくれる姿だ。




もうすぐ、別れの朝。



長い間、ありがとう。



Posted at 2017/03/13 21:32:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | SVX | 日記
2017年03月10日 イイね!

タイヤ・ホイール配置転換おぼえがき(←

超個人メモw


現・デミオスポルトDY5W純正アルミとタイヤのサイズ
185 55/R15 6J +45

Kei(黒ゲート二世)にこの15吋アルミを転用の場合
165 65/R15 6J +45
フェンダーはみ出しゼロ、引っ張り許容(推奨サイズ誤差範囲内)(4.5~6J)


デミオのアルミのみ変更
185 55/R15 6J +45

スパルコの金ホイールが出品されてる!(←
185 55/R15 6.5J +32
フェンダーはみ出しがいけるか(外へ8ミリ)、引っ張り問題なし(誤差範囲内)



さあ、これでスパルコを買ったものかどうか…w



どっちみち、黒ゲート二世号のタイヤは
来月中には換えてしまわないと、いかになんでも寿命です。
で、どうせならという計算結果…



そして、余ったKei純正の14吋5Jは…?

165 70/R14 5J +50
外形寸法が完全に一致

…共通でスタッドレスだ!www

出来た…完璧…。
Posted at 2017/03/10 01:14:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2017年03月02日 イイね!

最後の御来客。

突然ですが

艦これ冬イベE3丙撃沈しました('、3_ヽ)_

チーン。


最大で残りHP58まで追い詰めたのですが、3日がかりで陥落せしむることが出来ませんでした…

歯車が合わなさ過ぎました…

「私は…負けた……(がくり)」(鎮守府爆沈)


その時、このSVXを見物にいらしてたネコマタさまは、幸運にも一撃ラスダン突破という僥倖に恵まれました…!
去り際に、E3輸送だけでもケリつけます!ってやってて、ホンマに目の前で戦力ゲージ挑戦権を得て意気揚々と引き揚げられて…(しかも潜水艦輸送隊にもかかわらず支援がみごと刺さってE3輸送ボス破壊寸前という離れ業をw)

ノリと勢いって、すばらしい。




…はい、そんなこんなで
ついった上で様々な親交を頂いている「ネコマタ」様が
このSVXを、どうあっても一度見たいとのことで
なんと、長躯、三重からやって来られたのでした。

…いぬさくやさんで武装した、マーチ12SR「ネコマタ号」で。


じつは数年前、アキバでの大規模コミケオフのとき、ちらっとお逢いしてたのですが
あまりに大人数&時間にも限りがあり、加えて自身もかなりのオーバーテンション状態にあり、僅かな挨拶程度だった相手のことを覚えていることが出来ていませんでした。
ついった上でどんどん親交が出来てきたのは、それから結構経った後からだったと思います。
ですが、猫さまは私をその時から覚えてくれていました。
頭が上がりません。
こういうのが「人や出会いを大事にする」ということなんだ…と思います。



2/27、月曜日。
最初で最後のランデブーを、いっぱい撮ってきました。


…この場所なら、いい絵が取れるし、そうそう他車のお邪魔になるようなこともあるまい。
基本的に交通量は「皆無」に近いのだから。



そう。そこは、険道34号。行き止まりの分断県道。


頼りなさげな細道を、じりじりと登り…

少々ながい田舎ドライブになってしまいましたが
撮るならここだと当初から思ってました。
猫さまスミマセン、これは自分の拘りであったのでした。

妙に広々、二車線区間。
この勾配とカーブのうねりが、いい絵なのですw
普通の道で、このように路上走行を模して車を配置しての撮影会状態など、まず出来ない。


希少・12SR!!なんてかっこいいんだ…
OZの白アルミがまたイケてる。

こんな画像加工してみたりもするwww

ホンマにルノーのDNAなんですねー。
リアワイパーが御大ルノーのパーツだったり
じつはミッションがルノー製で当初はディーラーがバラせなかったとか
提携当初が大いに偲ばれる、これまた「日本メーカー製の外車」そのもの。


もちろん、そのハンドリング・乗り味は、質実剛健なる欧州系コンパクトそのもの。
今回の交代劇、なにげに候補のひとつでもありました。
(997ccとは申せ、同じ土台の車に何度も代車で乗っているので、素性は存じていたのです)




ランデブーというか、この絵面。どうみても追われてます本当に(ry
(実際、重量に加えて本調子とはお世辞にも言い難い機関・駆動系では、本気でやり合ったら今は完璧に追われてしまうことでしょうorz それ以前にドライバーのワザマエの差gげふげふんn)



同好の集いゆえ、こういうものも出てくるわけですw
沙綾さん「いいですね!とても、かわいいと思います!」おまかわ。おまきれ。


づほ「12SRは、眼がかわいいのよ、眼が♪」 連れてくればよかった。


ねこさまの分身も負けじと登場w
いぬさくやさん、なんというシブいポジションにwww


しずく「いっちばーん!お先にぃ~♪」


窓のいぬさくやさん「…じー… …あの娘、大きいわ…」
※咲夜さんの沽券にかかわるのでフォローしときましょう、自分設定では彼女は生で83c(ナイフ刺さり



そして。
ほぼ完全に往来の安全が担保されたこの場所ならば

最期の想い出に
こいつのハンドルを、自ら握って頂くことも出来よう…と。

まあ実際には、今回偶然にも(というか何度も訪れましたがこんなの初めて)山頂までを往復する小型ダンプが二台
1時間に一度ぐらいの割合で走ってたので、いつものように「完全ゼロ」ということにはならなかったのですが
それでも、他を気にする必要がほぼないということに、変わりはありません。
逆に言えば、走ってた車は、今日も「それだけ」ですw


妙に気合入れて整備された山頂近辺、道の最果てまで1往復




(↑↑&↑ 撮;ネコマタさま)


正真正銘。これが、最後の登頂です。




ひとしきり、心行くまで撮り、乗り。



桜咲く札所前で、飛び込みで美味いうどん屋に在り付き…

(撮;ネコマタさまw)

美味かった。覚えたぞ。
ホタルの季節は、ここでがっつりメシ食ってからおもむろに向かうパターンね。

そして、徳島で一番あぶない観光名所とか

ヘブンズドアーまで…あと…:;(∩´﹏`∩);:


そして、ヘタなヲタ店をしのぐ品揃いが自慢の藍住ハードオフを経由しつつ
さらにゲーセンで「チュウニズム」徳島勢の称号をみごと奪取しww
これは、徳島に来た記念に、なんとしても取るぞと意気込んでおられ。
(ガチでしたw ものっそい集中力。)


さらには「駅メモ」鳴門線制覇をも成し遂げww
(いまの私の行動範囲ではインスコする意義がぁぁ…(泣崩))

これの、最後に残った「撫養」駅を通るよう誘導しつつ
そろそろ、夕焼けとともに、撤収のときが迫ります。


E3輸送作戦クリアの瞬間を図らずも共有し
(その前、移動中に横でチャレンジされてましたが、なんと電波切れで揚陸した分解済み彩雲をロストするという不幸に見舞われ;;)
互いの健闘を、イベント突破を激励し合ってお見送りしたのですが

「ネコマタ司令…私は…負けた…(ガクリ」

まあそれはそれw





えーと
本当の意味で、悔いなく燃え尽きたのだと思いました。
この最高の愛車の最期を静かに看取るのは自分だけでいい。そう思っていただけに。

このクルマを、せめてひと目、焼き付けたいという仲間の想いを受け、そして叶え
もはや殆ど私用で人と逢うことすらなくなった私に、忘れかけていた「誰かと何かを共有する時間の有難み」を思い出させ
互いに一生消えることのない想い出を刻み

…それだけではありません。

この話題を受けた、北陸方面の仲間の皆様が
「我らも徳島へ!」と、ノリと勢いを炸裂させてます。

まだ青写真レベルの話ですが、きっとそれは実現すると信じます。
信じてスケジュールをこじ開けるつもりです。

実行できるのは、早くて7月。

無論、その頃には
アルシオーネの姿は、既に此処には在りません。

ですが、実現の暁には

きっと、この日のことを。
そして、在りし日の姿と、ともに歩んだ18年のことを。懐かしく思い出すことになるのです。

デミオスポルトの納車がたまたま遅れてなかったら
恐らく、どちらも実現していません。

偶然が重なって重なって、
単なる「愛車」ではなかった要素が、最期の最期でまたひとつ、増えました。





──その車、私の許に仕えて18年。

製造以来四半世紀を走り抜き。

ここまで荒んだ私に、最後の人の心の橋を渡し、
今ここに天に召されんとす。



昴の、一番星。女神Alcyone。












(お前の前で別れの涙だけは見せまいと思ったんだがな…ははは…そうもいかんかったようだ)


Posted at 2017/03/02 15:47:29 | コメント(0) | SVX | 日記

プロフィール

「カーライフのサイドキック(相棒) http://cvw.jp/b/648918/48143065/
何シテル?   12/15 15:45
「好きなもの」の項目に「東方プロジェクト」「艦これ」が含まれていることからも察せられると思いますが 当方には「萌え系」の趣味があります。 場合によっては不快...
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スズキ セルボ 金セルボ (スズキ セルボ)
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