
夕暮れの徳島を立ち
雪の関ヶ原地区を後にして
平成、おそらく最期のTokyoへは
今回は大垣夜行。

往年の、真・大垣夜行を思わせる
MT54の響きが、耳に心地よい。
この185系電車も、そろそろ幕引きだということですが
果たしてムーンライトながらは存続するのだろうか。

今回からカバンが新調され(スウェーデン・innovator社製 まともに買えば高いらしい)
容積が上がり、収容効率がアップし、重量が大型レンズ一本分ほども軽量化し、強度が向上したんですが
その容積拡大分を
彼女らの収容スペースに充てるという、本末転倒の暴挙www

…大真面目です。想い出は多ければ多いほどいいんです。
おなじ行くなら、やれることは一つでもふたつでも増やさないと。
このバッグには
いずれスウェーデン空軍ステッカーでも貼ってあげようかとw

ヴィゲンとかドラケンとか、スウェーデン空軍の戦闘機大好きw
で、東京だなんだと言ってみたところで
行き先は田舎なんですよw

徳島なんてメじゃないぐらいの、あの田舎。
今年もまだ走ってくれています。
夷隅線キハ28/52
社長さんが代わり
このさき健在で在り続けてくれるかどうか、かなり微妙な領域に差し掛かっている。
逢えるうちに逢って、撮れるだけ撮らないとね。
特にキハ28なんて、これが58系最後の一両なんだから。
ご挨拶代わりに、馴染みの西大原、馴染みの立ち位置で
他の撮影者も見当たらない、のびのび撮影。
奇をてらわず定型撮影から入っていくと、感覚も取り戻しやすい。準備運動は大事です。
但し
この位置に通いだして初めて、ついに私の持病が出る。
「この辺だけ曇った_:(´ཀ`」 ∠):_」

撮れたのが最初の快速だけ、あとの1往復半が
まさかの「全滅」
どっちも、ちょうど曇った時点で来てしまい。
だが。負けん!

撮りようはあるものですよw
…いやー、最初に思ってたように
新田野か五之町踏切へ逃げてればよかったかな?
向こうは晴れてたし。
途中おもいっきり快復してたのに慢心して判断が甘くなったか。
こういうとき、数キロほど離れただけでも結果が変わるものなのです。
ま、ここでの日程はあと1日あるので
可能ならリベンジといきましょう。
ここで、援軍「弟」合流。

どうみてもハンドル操作を誤って田んぼに突っ込んだようにしか見えない絵面なんですがそれはwww
さて、今回から参戦のバケモノカメラがこれ。
SONY DSC-RX10M3

24-600/2.4-4という超ワイドレシオ&大口径のレンズを擁する、1インチセンサーカメラのバケモノ。
ちょうどコンデジとAPS版センサーの中間に位置するグレードだが、コンデジの使い勝手の良さ(極端にボケないことも)と、大型センサーカメラの感度特性の良さやダイナミックレンジの広さ、センサーサイズの小ささからくるレンズ設計の無理のなさ等、まさに両フォーマットの「いいとこ取り」
まだ使い込みが足りず、のちのち何度か失敗もあったり、得手不得手の部分が見えてくることにもなりましたが、総じて
「イチガン持ち歩く余裕なかったら予備バッテリ数本とチャージャー込みでこれ持っとけ、撮れんものはまず存在しない」とまで言い切れる、大活躍を演じてくれたのでした。
そもそもはStylus1の負担軽減と、コウノトリ対策のために仕入れたのだけどw
弱点は恐ろしいまでの燃費の悪さ。
戦闘力に全振りしたステータスと、およそ度外視された作戦行動時間…
制空戦闘機ではなく要撃機・インターセプターですね。
さて、この急行「夷隅」は、いつからかダイヤ改正が入り
去年とは撮影パターンが変わっている。
すべてを日中に安定して撮れる反面、折り返しが早いので、留まるか移動するか等の状況判断に、フットワークが要求される。
ピックアップしてもらってからの待ち時間が、概ね二時間少々といったところ。
このまま留まっても戦果は乏しいだろう。
では、去年の新田野ファームか、五之町踏切か?
今から新たな視点を捜して掛かるのは、いささかリスクが大きい。
協議の結果、まずは今日は手堅く、五之町踏切へ向かうことに。

まさに「なにもない」が、ある…というキャッチコピーそのまま。
そしてこの青空。
懐かしい関東の冬の空。
青空を走るキハ。
ただただ、なつかしい光景。
「『なにもない』が、ある…素敵な響きですね…」
「今年も来れたね、提督♪」

そうさ。この日のために服をコーディネイトしたんだぞ、お前たち…///

夕方、車体が斜陽に映える瞬間。
この場所は、一度や二度訪れたぐらいで撮りきれるものではない魅力がある。
このあと翌日に向けてのロケハンを行ったあと、宿に帰って
大変なことに気付く。
Stylus1の背面液晶のヒンジが取れた;;

こういうときのために、精密ドライバーを常備しているのである。(←

現地解体、応急現地改修。
ボデー内からネジ留めされているだけなので、裏蓋を開けてネジ留めして終了。ついでにボデー各部のネジは緩みまくりだったので、ほかの部分も増し締め。
無理もない。
就役以来3年以上、毎日のように活動してくれている「ワークホース」なのだから。
夕食は結局これも去年どおりの「もばらーめん」
本当は去年目をつけていた、うまそうな洋食店にしようと思ったのだが
残念ながら食材払底のため今夜はオーダーストップ。
無念。来年こそは(またか?w
なんとなく、夜の散歩

高感度特性にも優れる1インチ素子の実力を、あますことなく活かす。
さすがソニー渾身のバケモノカメラ。
以下、翌日へ。
「提督…/////」
Posted at 2019/01/07 23:25:18 | |
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