
私のように「マニュアル命!」の輩にとって、
シフトチェンジするときの感触は重要です。
クラッチを踏んでレバーを動かして先ず軽い抵抗を感じ、その後「スコッ」と入るまでは特に。
シフトレバーからギアボックスへのアクセス方法は大きく分けて二つ。
リジットリンケージとワイヤー(状のもの)リンケージ。
リジットというのは「固定された」とか「動かない」とか、ここではシフトレバーからギアボックスまで「固いもの」でリンケージしているの意。
私の現役愛車で云ったら、
328GTS。(縦置き12気筒ですがテスタロッサと512TRもこんな感じ)
及びF-TYPEクーペ。(他にRX-7やローレル等)
一方ワイヤーリンケージはトゥインゴ。(愛車遍歴唯一のFF車カリーナEDはシフト感触ダントツ最低だったのできっとワイヤー)
チェンジ時感触幸せ度は、328>>F-TYPE >>>トゥインゴ。
ところで、FR車(MT)は前からエンジン→クラッチ→トランスミッション→(シフトレバー)と並んでいますので、ミッションとシフトレバーが近く、リジットに繋がっている場合がほとんど。
しかし、この配列だとフロントヘビーに成りがち。
そこで、重いトランスミッション(とデフ)を後輪軸前に移したのが、FR車のトランスアクスル方式。FR車でこの方式は大変少ないです。
私の過去の愛車ではV8ヴァンテージ。

上はシフトブーツをめくった写真。下はシフトレバーアッセンブリー。
一目瞭然。後ろにあるミッションにはワイヤーでアクセス。
そこでアストンマーティン「ヴァリアント」です。(やっとここまで来た)
ヴァリアントの母体は「ヴァラー」ですが、ヴァラーの母体はV8ヴァンテージ。
なので、トランスアクスル方式。
ということは、ワイヤーリンケージ?
ヴァラーはよく見えませんが、
一方ヴァリアントは、

スゴイ! マニュアルギアボックスのオブジェみたいなウトピア(パガーニ)よりこっち。
よーく見ると、V8ヴァンテージみたいにレバー後ろ側と右側にリンケージしているように見える。
しかしこれ、この先後ろのミッションへはワイヤーでしょうかそれとも?
ヴァンテージのシフト感触は結構気に入っていたので、もしもリジットだったら期待MAXです。
Posted at 2024/08/23 17:16:59 | |
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