2016年10月09日
あれは何年前だろうか…何かの用事でMAZDAのディーラーに行った時の話だ。「スカイアクティブDってやつがすごいらしい」と巷で騒がれ始めたころだ。「所詮ディーゼルだろ?」なんて気持ちで「試乗しますか?」の言葉に「乗せてくれ」と乗ったのが事の始まりである。
当時、アテンザも発売されていたが乗ったのはCX-5であった。これには度肝を抜かれた。
・カラカラ音がない
・出足のパンチが半端ない
・あの大きな車体が手の内に収まるようだ
・高回転でパンチある加速をするわけでなく、街乗り領域が力強い
・玄人好み(←ここ重要)
私のFC3Sには中村屋のECO CPUが入っている。これのすごいところは、正圧に入れなくても負圧で常用トルクが出てしまうところ。そこからさらに踏み込めば、表現は難しいが排気音が変わる…さらにフルスロットルにすれば、次のステージに連れて行ってくれるという面白い制御だ。ただ、フルスロットルなんて何年に一回踏むか踏まないかの世界である。アクセルをそこそこ踏み込み、ブーストが0.4~0.6もかかれば「おっとっと…」な世界である。「ドカン」はないが「フラットなのね…」だけど「トルクフル」である。
前置きが長くなったが、そんな近現代のディーゼルに思いをはせている。しかし、MAZDAでは2.2Lと1.5Lしかラインナップはない。なんなら、プレマシーに1.5LのスカイアクティブDを積んでくれてもよいと思っている。
そんな折、何の気なしに携帯で中古車アプリを開いていた。「一台の車を長く乗りたい」という思いは強い。しかし、維持費がかかっては苦しい(住むならば賃貸よりも分譲。マンションよりも持ち家。さらに言えば、初期投資は高くとも月々の支払いは押さえたい。)。そうなれば、上限は2Lである。
E46の頃から「BMWってかっこいいよな」と思っていました。また、友人が学生時代にその前の型の318iに乗っており「気持ちいいな」と思っていた。
気持ちはこうだ…「今ならBMWの320dに手が届くんじゃないのか?」である。
何を間違えたか、「BMWアルピナ」に行ってしまった…(汗)しかし「D3 BITURBO」というやつがスペック上アツい。先代がカタログ値214馬力/45.9キロである。現行は3Lなので手も出ない…。また、見てみると400万円台からあるではないか。
次に320dである。カタログ値184馬力/38.7キロである。MAZDAより馬力で勝りトルクで劣る…しかし2Lである。
長年あこがれた女性が、私に振り向く瞬間であるように感じた…そんな一瞬である。
私も歳を重ねてきた。これからの10年「できる漢のステータス」としてドイツ車もありではないか…はたまた、さりげなく「えっ?ディーゼルなの?」みたいな…でも、大きいのは「一生に一度はBMWブランド」というのも大きい。
アルピナD3か…それとも320dか…思いをはせて一週間…ついに、思いを伝える時が来た。
私:「あのさ…最近のビーエムって…」
財務大臣:「あ!ごめん!興味ない!」
瞬殺とはこのことなりーっ(涙)
しかし、続きがあるのだ。
財務大臣:「来年新型のセブンが出るんでしょ?それを買うんじゃなかったの?」
私:「え!?買っていいの?」
財務大臣:「SAかFCを処分するならね(笑)できるもんならやってみな(笑)」
私:「ははははは…(汗)痛いとこついてくるよね…(汗)」
ってことで、妄想族初代会長代理補佐見習候補は見事財務大臣に撃沈されるのでした(涙)
捕らぬ狸の皮算用(涙)
Posted at 2016/10/09 09:59:10 | |
トラックバック(0) | 日記