2017年10月07日
今日も出張現場でお仕事。今回の「現場」はみんなが口をそろえて言う「厄介」なところ。簡単な話、「本部」と「第一現場」のインカムが通じない…屋外と入り組んだ屋内。ゆえに、「第二現場」と「本部」とインカムでつなぎ、「第一現場」は進行状況をモニターで理解するという、意思疎通がうまくいっていないとできない現場(わけが分からないでしょうが、読んどいてください)。
今回は自分の持ち場じゃなくて、完全にアウェーな「助っ人」。行ってみると、普段の自分のチームなら6人しかもらえない部署に、10人の名前が連ねてある。うらやましくて仕方なかったが、蓋を開けてみると体調不良者続出の欠席者続出で6人で回すことになった。
自分はいつもはその部署のチーフで、主に「第二現場」を取り仕切る。今回さばかなければならないのは、いつもの二倍!早々に、師匠と第二現場を任された。師匠はおそらく50代半ば…でも「今回は当番決めずにやっていくんで、抜けるとこで抜いてください」とは言ったものの、最後までほとんど休みなしに働いてくださった。本当に、感謝しかない。
だいたいみんな私の部署で働くことを嫌がる。なぜなら、プロジェクト自体の進行を加味しながらいろいろチェックを行いつつ、ミスがないように丁寧に何回も点呼確認をする。それも、ベルトコンベア式にやってもやっても終わらない。冷静に考えたら、悪夢のような部署だ。でも、はまる人ははまるし、「この部署が良い」って言ってくれる。
「面倒」なことを「しんどい」と思ってやれば、それでは何も残らないし「マイナス」のイメージしか残らない。「面倒」なことを色々な角度から見て「楽しむ」局面を見つければ、絶対に「興味深く」なる。だから、見る角度を変えてみることは大切。
今回は「都道府県」レベルではなく「近畿」レベルだったので随分と気を遣ったが、やってることはいつもと一緒(笑)結局は「笑顔で送り出す」がテーマ。いや、真剣にやっているとついついイライラするから、それを変換するために口調を和らげるとみんなが笑ってしまうだけだ(笑)自分にとっては「いつも通り」。
「当たり前のことを当たり前にする(クオリティー高く)」事は何事においても大切。車だって、「ただ走ればよい」のか「調子良く走る」のかは違う。改造という名の「チューニング」ではなく調律の意味をもつ「チューニング」はオーナーならではだろう。FCだって、スロポジがきっちり決まればすごく気持ちよく走れる。逆に言えば、決まらなければ「気持ち悪い」になる。
話を戻すと、私の部署はやる気さえ出して休みなくやれば、3人でも回せる。少人数精鋭部隊。でも、「やらされてる」と思ってる人がいたら「その日のプロジェクト」自体が「さっぱりワヤ」になる。
手前みそだが、明日は地域の運動会に出席のため現場には行けない。チーフも言っていたが「明日は多分回せません」と言っていた。うん、多分回せない。助っ人を4人もらうらしいが、うまく回ってほしいが…多分息が合わないと回せない。時に思い切った決断と、創意工夫…そして「その人たちのために頑張ることが、自分のため」と思えないと…。
帰り際に「わかさんは、明日は来るの?」と聞いてくれた人が何人かいた。嬉しかった。でも「明日は地域の運動会に出なくちゃいけないから、来られないねん…」と答えると「えー?!」と返ってきた。それもまた嬉しかった(笑)私を少なからず楽しみにしてくれる人がいる…だから「現場」に立つ。「都道府県」レベルで楽しみにしてくれる「その手」の人が「近畿」レベルに広がって、また楽しみにすることで頑張ってくれるなら、私は畑違いでも頑張れる。
私は究極のど素人。でも、それに特化して頑張ればその「現場」では「神」と呼ばれる存在になれた。
やってやれないことはない!!頑張ろう!!
Posted at 2017/10/07 20:09:57 | |
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