2017年10月29日
祖父が亡くなって26年が経つ。当時学生だった自分の出席番号が19番で、命日が11月19日だったからよく覚えている。担任から放送で「○○。職員室まで。」と流れ、職員室に行くと「お祖父さんが危篤だ。すぐ帰れ。」と言われたのを覚えている。自宅に帰った時には祖父はなくなっていたのだろう。父親から「急がなくていいから。しっかり準備してから行こう。」と言われたのを覚えている。
法事に行くために、妹家族が遠く関東から来てくれた。つい最近1歳になったばかりの甥っ子も、(私は寝顔を見ているが)彼からすれば私とファーストコンタクト。不思議そうな顔をしていたが、人見知りもなく私に笑顔を振りまいてくれた。普段目くじらを立てている自分からすると、とても癒される存在だ。うどんを上手にすする姿が印象的で、すすり終わるとみんなから拍手がわく。「そんなことで?!」とスレた大人は思ってしまうが、幼い子どもが一生懸命頑張る姿はとてもかわいらしい。
沢山の人の命を預かって運転することは、私にとってとても緊張することである。ましてや、初めてのチャイルドシート装着しての走行は緊張しまくる出来事である。おりしも台風接近で雨の降りしきる中、施設の充実しているところでのおむつの付け替えを実現するなら高速道路だろうと…。
法事に行ってて事故った日にゃ、あの温厚なお祖父さんにも叱られてしまうだろうと(笑)
こうやってブログを書いているということは、無事に行って無事に帰ってきたわけだが…車の中は甥っ子に関わって色々と皆が頑張っていて突っ込みどころ満載だった(笑)
我が家にはまだ子どもがいない。だから余計にかわいく見える。叔父にあたる私が、車のあれこれを義理の弟と一緒に英才教育できたら楽しいだろうなと思い描いてしまう。
私の家計は結婚が遅い。ゆえに、ひ孫の顔を見ることは現実的にかなわない。父方の曾祖父さんにいたっては、日露戦争に行っていたという。前述のお祖父さんは明治生まれだ。
盆、正月、法事…そんな場面で家族や親戚が集まれるということはとても大切なこと。それぞれの成長を見ながら語り合えるのも普段なかなかできないこと。だから、(若いころはできなかったけど)多少無理してでも顔を出せるように色々と調整をする。
両親も随分と歳を重ねてきた。私がいつ先頭に立って指揮をとるかもわからない。それまでに色々なことを学ばなければならない。他人任せやわずらわしいことから逃げていたら、いつか今まで大切にしてきたことがなくなってしまう。そんなことはどこの教科書にも載っていない。その家族だけが知っていること。
順番は順番だから、目を背けたいこともたくさんあるけど…そうもいかないよなぁ…と。
さてさて、明日からの仕事に向けて持ち帰りの仕事の続きをしよう。
Posted at 2017/10/29 22:35:39 | |
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