2017年11月02日
最近は良い時代になった。読みたい漫画をスマホで簡単に読みたい時間に読める。
携帯のアプリで、私の車好き(そして、チューニング好き)になった漫画「よろしくメカドック」が読めるなんて。仕事を終えて寝るまでのわずかな時間に、毎日読んでしまった。
連載されていた時期から、私が幼稚園の時に虫歯になって歯医者通いしていた時期と重なることも証明された(笑)
本当に昔っから車が大好きで…もっと言うと、その頃から車が大好きで。確かよろしくメカドックはテレビ放映もされていて、小学校に上がる前から食い入るように見ていたっけな…。
自分は免許を取得して20年になる。そのうち、サバンナRX-7歴が18年になる。これはどう見ても、原点は「よろしくメカドック」の那智さんのおかげだ。
スポーツカーは速くなくちゃいけない。でも、どんなに最新のスポーツカーを買ったって自分のイメージとはちょっと違う。その現実と自分のイメージを埋めるのが「チューニング(改造)」だと思う。でも、「速い車」と「速く走れる車」はちょっと違う。
アクセルを踏み込んだ時にトルクが立ち上がって「グン」と加速する。これは細かい考え方を抜きに楽しい。でも、止まれなきゃ危なくて踏み込めない。また、カーブを曲がるときに自分の思った通りに曲がれなきゃ怖くて乗れない。あるピンポイントを狙って車を改造していくととあることに気付く…「あれ?普段乗るときに、こんなにナーバスにならなきゃならないのか?」と。その時に、自分の車は自分好みに仕上げたはずが実は「乗りにくく」なっていることに。
何が言いたいかというと、「大好きな車にいつも乗っていたいじゃないか」ということ。
自分は山坂道を飛ばすでもなく、高速道路をかっ飛ばすでもなく…ちょっと近くのコンビニに煙草を買いに行くのにも気兼ねなく使える「車」っていう考え方を大切にしている。
実は「よろしくメカドック」にはそんな要素も含まれていると私は思っている。しかも、30年以上も前に…だ。
30年の時を経て読んだ「よろしくメカドック」は、「いやいや(笑)そりゃないわ(笑)」と思うところも「これ、ホンマに考えさせられるわぁ…」っていうところも「てんこ盛り」で「読み応え満載」である。
SA22Cから始まった私のスポーツカー人生は15年前からFC3Sへと変わり、ただいま継続中である。多くの人は「物持ち良いね」とか「大切にしてるんだね」と言うが、本当は「これ以上の車を最初から作るエネルギー(お金)がない」というのと「高みを求めたのに、それ以上にいけなかったら後戻りできない」っていうのが大きい。しかも、自分なりに「酸いも甘いも経験した」自分にとって新しい車を手に入れたらすぐに仕上げてしまって熱が冷めるんじゃないかって思ってしまうから。
「湾岸ミッドナイト」も好き、「251(ニコイチ)」も好き、「カウンタック」も好き…でも、やっぱり「よろしくメカドック」が大好き。ここには私の「車を好きになった」原点がある。
幼少期に興味を持ったことは「本能」として残る。10代に衝撃を受けたことは、後々の自分の人生を左右する。
…ちなみに、本気で「SA22Cに乗りたい」と思ったのは、16歳になる前(高校入学前)に何気なく立ち寄った本屋で、何気なく手に取った「オートワークス」という雑誌に「22C Power」というチームのトップを務められていた方がメチャクチャかっこよくて…本人も愛車も。「免許取ったらSA22C買う!」って決めた。その5年後、SA22Cを手に入れてその年に「ひょんなこと」から連絡を取らせていただくようになった(笑)いや「(汗)」だな…。
どこにどんなつながりがあるかわからない。でも、原点は「よろしくメカドック」なんだ。それは、断言できる!!
Posted at 2017/11/02 23:02:24 | |
トラックバック(0) | 日記