2023年10月01日
いつから預けていたか忘れてしまったけど、ようやくFCが車検から返ってきました。車検に1ヶ月以上はざらになってしまったのが、古い車の宿命かな…部品がなかなか入ってこない状況で…(汗)
ディーラーに車を取りに行ったら、工場長が本社へフロントマンが他店舗へ、そして私のRE達を見てくれていたサービスさんがフロントマンへなられました。ディーラーでのREを取り巻く環境は、厳しくなっていくなぁ…という印象(技術の継承という意味でね)。
「販売したところが責任もって面倒見てくれなきゃ、どこが面倒見てくれるんよ!」と声を大にして怒鳴り散らしたこともあったなぁ…今も大して変わらないけど(汗)チューニングショップは敷居が高いのよ…なんか改造しなきゃいけないような気がするし、一個一個の工賃が高いような気がする。実際、各メーカーの系ディーラーでも時間当たりの工賃は異なる。「有名なあの人に、整備してもらったんだ」と鼻高々に話してみたい…でも、「街のディーラーでしっかりと診てくれるんだよ」と声高々に話してみたいと思うのは私だけだろうか?
現場で仕事をしていると、今取扱いをしていること以外の事を忘れていく自分がいて、少し寂しくなる。私は暗記が苦手なんだけど、中学生までの得意教科は社会だった。なぜ暗記が苦手と気付いたかというと、高校に行ってから世界史が頭に入らなかったからだ。暗記が苦手なのに社会が得意?「覚えたことは忘れるけど、身につけたことは忘れない」だ。意図してできるようになることも大切。「門前の小僧習わぬ経を読む」も大切。ただ単に覚えてその場をしのいでも、それは忘れてしまう。中学校の数学の時に覚えさせられた「解の公式」も覚えるだけじゃダメ。ちゃんと使えるようにならなくちゃ。
「長年の勘と経験」は案外当たる。でも、理論(理屈)という裏打ちが欲しい。何とも言えない、気持ち悪い感覚っていうのは良くない兆候だ。でも、「なんでそうなってるの?」が欲しい。今まさに目の前で起こっていることは、「今」起こったことじゃなくて、前々から積み重なったことなんだ。
MAZDAのディーラーでREが扱えないことだけじゃなくて、昔々から受け継がれた大切な技術がいつかどこかで途絶えてしまうことは、いけないことだ。指先の感覚だけで物の良しあしを判断できるって、匠の技だ。私のようなFC乗りは、「スロポジ調整」というチューニングスキルが必要だ。ただ単純に「緑点灯」だけにこだわることなく、「きつめ」「ゆるめ」でちょっと乗り味が変わるんだな…そんな気がするだけ?もしかしたら、「気の持ちよう」なのかもしれないけど…。
さ、10月に入ったよ。まずは、年末まで駆け抜けよう!!
明日も、必死のパッチでがんばんでー!!
Posted at 2023/10/01 21:32:54 | |
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