2024年01月14日
随分と歳を重ねてきました。
車が大好きで、その職に就きたいと考えていました。しかしながら、自分の整備の不注意で1輪でハブボルトを4本中2本折るという大失態をおかしてしまって…その時に車を取りに来てくれた車屋さんは、その車を自走で持って帰って、その「命の乗せ方」に感銘を受けたと同時に「自分には無理だ…」と本当の意味で自動車整備士をあきらめたと実感しています。
早く自分の好みの車が欲しくて(当時は180SXに興味があった)、割の良いバイト(要は時給の高いバイト)を求めて当時としては破格の「時給1500円~」のバイトにありつけた。研修期間が終わると時給1800円になり、それと同時にメインのバイトがないときには時給1700円のバイトもちょこちょこ入れていた。その甲斐あって、3年目の夏には関西に1台しかなかったSA22Cを購入することができた。
時は流れて、社会人2年目に「山奥勤務」が命ぜられ…当時SAはその勤務地を往復すると「必ず」水量減少ランプ(車種によっては「パルテノン神殿」という)が点いた。SAなんてちゃんと見てくれる車屋さんもないだろうと思っていたところ、1つ上の先輩が「ホンダに就職が決まった。FCに乗れないから、要らないか?」と言われたのが、今のFCを乗り始めたきっかけ。
ノーマル形状のショックとダウンサス、湾岸タイプのリアスポイラー、そして片山ROMのFC3S。ブースト0.8仕様の「おとなしい玄人好み」の車。音が静かすぎて、すぐにHKSのスーパードラッガーにマフラー交換したっけ…職場の上司に「また、車をいじりよって!」と怒られたなぁ…
最終的には紆余曲折あって、現在はハイフロータービンを組んだ280馬力仕様になっている。これがなかなか良くできていて、体感的にはプレマシーよりも低速トルクがある感じ。REにしては重厚な低速トルクと、リニアなトルク特性、そして高回転を好むREを「あえて」回しきらない味付けは、まさに「玄人好み」です。それは、短距離走を得意とするRX-7に対して「乗ってて疲れない」長距離走を可能とする作り方。もちろん、足回りやシートやステアリングも「恰好だけじゃないよ」というところは伝えたい。
同じように作ろうと思って、藤田の社長が魔王号を仕上げたときに「通勤仕様だから、納得いかないところを少しずつ手直しした」というのと同じようなことだと思っている。
まさに(大袈裟に言えば)「育てた」ということだろうと思います。
そんな車に20年以上乗れたことは、本当に幸せだったと思います。随分と塗装もヤレてしまいました。車高調も10年以上使っています。もちろんブッシュだって…エンジンもOHして7万キロぐらい走ったんじゃないかな?「何が」って、車の持つ「勢い」に自分が追い付いていけなくなってきている事…昨今の道路事情に対して、トレッド幅が狭いFCは轍にハンドルを取られてしまう…それを小刻みに対応する(小さな舵角修正)のは、なかなかの繊細さを要します。
「こうだったらイイのにな」「ああだったらイイのにな」…そんなことが積み重なってきました。
そんな日々を過ごしていると、「ぱぴぷぺぽ」と「ばびぶべぼ」の区別がつきにくくなっていることに気が付きました。みんカラでブログを書いていて、読み返してみると、誤字脱字が目立つことに気が付きました(読んでいる皆さん、お見苦しくてすみません)。
かねてより嫁に相談していたのですが、「それはもう致し方ないことだ」「歳には勝てない」と。「安全な方が良いよ」と…。
そして昨日…外食しに行った帰り決断しました。
…老眼鏡を買おうと…
100円均一で、一番緩いヤツを買いました。まだ慣れていないので、着けたり外したりですが、近い距離の細かい字が見やすくなりました。
おかげで、スマホで読む漫画が読みやすくなりました。
長文、お読みいただきありがとうございました。
Posted at 2024/01/14 10:58:05 | |
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