2024年01月21日
ちょっと興味深い車があって、その車にどんなエンジンオイルが良いのかを勉強しています。
REにとってエンジンオイルについての考え方は、人それぞれノウハウがあって、「これがベストだよ」という最適解って難しいと思う。人によっては「カーボンの発生が少ない100%化学合成が良いよ」という人もいれば「カーボンなんて有機物である以上絶対に発生する。だから、そのカーボンがすぐに落とせる鉱物油が良いんだよ」という人もいる。その良いトコ取りで部分合成油が良いんだよっていう人もいる。「これを入れたから壊れる」ってわけじゃない。ただ、長い目で見たときに「結果的」に寿命を縮めてしまっていることは「ある」。
エンジンを分解したわけじゃないし、ただ「こうなんじゃないの?」と思ってる「私見」でお話は進んでいきます。
APIっていう規格があって、下記三者が定める規格であり、ガソリンエンジンオイルは「S」、ディーゼルエンジンオイルは「C」から始まる2つのアルファベットで性能を表すんだそうな。
SとC、それぞれの後に来るアルファベットが進むほど、新しく高性能であることが特徴なんだって。
○米国石油協会(API)
○アメリカ材料試験協会(ASTM)
○アメリカ自動車技術者協会(SAE)
ただし、日本においてはガソリンエンジンオイルの規格として使用するのが一般的でやけど、ディーゼルエンジンオイルの規格としてはあまり認識されていないんだって。
んでその後ろに書いてる「○W-△」って表記があって、それが「SAE」っていってアメリカ自動車技術協会のことで「粘度」を表しているんやって。Wの前に書いてる数が大きいほど、寒いときの粘度が高くて、「-(ハイフン)」の後ろの数が大きいほど温かいとき(100℃だっけか?)の粘度が高いって認識してる。
なんとなく、昔っから「S○の△W-□」っていうのをよく使ってたけど、○のアルファベットが進んでいるから「イイ」ってもんでもないらしい。特に旧車乗りにとっては、色々と考えなきゃならんらしい。
その他毎に、「acea(アセア)」っていうのがあって、acea(アセア)っていうのは、ベルギーに本部がある「欧州自動車工業会」を指して使われる言葉なんだって。んで、API規格は「省燃費性能」に重点を置いているのに対して、acea規格は「エンジン保護性能」や「環境性能」を重視してるんやって。
なんや、エンジンオイルって奥深いなぁ…って思うんですが、いわゆる「有名どころ」のオイルって「ちゃんと」作られてるから「ちゃんと規格に収まってる」ので、お値段も「(消耗品としては)びっくり価格」になるわけです(個人的に、1回のオイル交換で1諭吉は「びっくり価格」だと思う)。
んで、この「acea(アセア)」っていうのが自分の中では初めてで、色々と勉強してるんですが、「A3/B4とC3の違いって何?」っていうのが今日の勉強したことかな…。とりあえず、これが置き換えできたら有名どころのオイルじゃなくても、国産のエンジンオイル使えるよなぁ…と思ったり。
基本的に今まで乗ってきた車って、潤滑性を上げたければ「マイクロフロンⅡ」を入れたし、ちょっと高級に被膜づくりをしたければ「丸山モリブデン」を入れてた感じ。ベースのオイルは、基本的に「マツダ純正5W-30」だったからね…。
「安定の」であったり「おまかせ」してると、考えることをやめてしまうから「アカンなぁ」と思った。この歳になっても、色々と勉強できるって…やっぱり趣味って面白いね。
さ、明日からも頑張ろう!!
Posted at 2024/01/21 20:10:43 | |
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