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GSX400FWRのブログ一覧

2018年08月26日 イイね!

夏もそろそろ終わってしまいますが・・・

8月も後10分で終わり。過ぎてみればいつも夏は早足で駆け抜けて行ってしまう気がします。

今年は本当に暑かったですね。7月から続いた炎天下にいると平常心を保てなくなる様な猛暑日。
それでもようやく最近になって朝晩は鈴虫やコオロギが鳴き始め、少しずつ秋の気配が漂ってきましたが・・・今年も行って参りましたので、遅ればせながらブログに書き留めておきましょう。

2011年から行き始めた鈴鹿8耐。
その中で2014年にはレジェンドチームが転倒という残念な結果に終わってしまったヨシムラ60周年もありましたし、当初は各チームの力が均衡していましが、翌2015年にYAMAHAがYZF-R1を開発してファクトリー参戦してからは流れがガラリと変わりました。

今年はKAWASAIに加えてHONDAも10年ぶりにHRC(Honda Racing Corporation)を復活、ワークス参戦となりました。
ヨシムラはベースマシンが昨年から新型になったものの、大きな変化はありません。
全日本選手権にしても厳しい状況が続いています。
チームとしては1チームにつき登録出来るライダーは3人のところ、ヨシムラは4人の候補を擁立。
レース直前まで調子をみて3人に絞るとして、結果的に渡辺一樹選手が外れてしまいました。
その渡辺選手はS-pulse Dream Racingで走る事となった訳ですが・・・。

そんな2018年鈴鹿8耐に行って参りました。

個人的に鈴鹿は毎年ここからスタート。
静岡の実家の奥にある見月茶屋。ヤマメ料理の店です。


ここでヤマメ(正しくはアマゴ)を食べて週末の鈴鹿に臨んでいます。
水槽の中のアマゴも入れ代わり、養殖ニジマスの様に丸々と太ったアマゴちゃん達。


しかしこの食べるのはこの水槽のアマゴではなく、養殖池の中のもっと小さいアマゴ。
1階の入口にある炉端で焼かれています。


店内は増築したせいか、ちょっと複雑な作りになっています。中2階が調理場になっていて、客室が2階。


1階に炉端があるので店内は煤で真っ黒。






客室も真っ黒ですが、きちんと拭き掃除をされているので振れた手が黒くなる事はありません。


客室から見下ろすと、先ほどの水槽があります。


今回はヤマメの唐揚げ定食に刺身と塩焼きを単品で追加。結局いつもの定食位の値段になってしまいました。


カラッと揚がっています。


こうした店の料理やグルメ情報サイトの紹介でよく目にするのが『川魚特有の臭みもなく・・・』という件。必ずと言っていいほど書かれています。
一般的に食用とされる川魚と言ってもコイ、フナ、ウナギ、ワカサギ、アユ、ニジマス、ヤマメと色々ありますが、そもそもどの魚種を指して言っているのでしょうか。
それぞれに分類される科も生息場所(環境)も異なります。

一部地域を除いて量販店の鮮魚コーナーに並んでいるのはウナギのみ。
ウナギはウナギ科。淡水域で生まれ、海に下って成長して淡水域に戻ってきます。生息場所はコイやフナと同じ底が泥質の川や池、沼など。

それに対してアユはキュウリウオ科、ニジマスやヤマメはサケ科。底が砂礫や石で構成される河川の上流部に生息しています。

確かにウナギやコイは泥臭さが残っている場合がありますが、ヤマメが泥臭い事はありません。
理由は簡単です。泥の無い場所に棲んでいるからです。
全くクセが無く、匂いも海の魚より感じません。強いて言えば塩焼きにした時の風味は同じサケに近いでしょうか。






あ~美味しかった!


帰りに実家近くの鯨ヶ池に寄ってみました。
またタナゴを獲りにきたいな・・・。






雨上がりで山から水蒸気が上がっています。


・・・で、いよいよ週末。2018年7月28日土曜早朝。
折りしも台風の接近で悪天候の中、早朝の1国を一路静岡へ。
蒲原付近・・・。


時間的には余裕を持って到着。コンビニで軽い朝食を済ませて待っているとバスが到着。
荷物を積み込んだら、


車を指定された駐車場に移動します。


お酒も買い込み、店の前で記念撮影!
モーターサイクル山崎さんはヨシムラのテクニカルショップでもあります。


バスに乗り込んで、さあ出発!


バスは新東名で西へ。最初の休憩は浜松SA。
浜松はオートバイの街でもありますが、同時に楽器の街でもあります。


次の休憩は御在所。バイクが増えてきました。みんな鈴鹿へ行くのかな?


お腹が減った!
休憩時間は限られているので直ぐに出来るものは何かな~。カレーにしよう!


お腹も一杯になりました。


チケット。
サーキットの入場券とサーキット内で使える2,000円分の券。
おいおい、ヨシムラが載ってないだろ・・・。


四日市かな。これはコンテナを船に積み降ろしするガントリークレーン。


長島スパーランド。


若い頃、社員旅行で来たなぁ。手前の小さなジェットコースターみたいなアトラクションを嘗めて乗ったら吐きそうになりました(笑)。


鈴鹿インターに到着!


ちょっと見て下さいよ、この景色。稲の穂もたわわに実って・・・いや、そうじゃなくて空!
へっへっへ!まぁ所説ありますが晴れ男ってワケです(笑)。


サーキット到着。
運転手さん、お疲れ様でした!運転がとてもスムーズで最高の乗り心地でした。


ここはサーキット入口の駐車場ですが、既に走行音が聞こえてきます。
時間は11時半頃ですが、4時間耐久の真っ最中。もう少しでゴールです。


ヨシムラフラッグやSUZUKI応援goods引換券を頂きます。


荷物を持って。忘れ物はないかな?


サーキット入口。
あ、記念撮影してる!いいな~。


じゃあ続いて。


1年ぶりの鈴鹿サーキット。今年はどんなドラマが生まれるのかな?


暑さでほんの少し歩いただけで汗が噴き出してきます。既にこの時点でかなりへばってます(笑)


え~と次のゲートのチケットはどれだっけかな?


台風接近でGPスクエア(イベント広場)の各ブースは全て撤収。アチャー(ノ∀`)


ようやくグランドスタンド下まで来ました。もうヘトヘト・・・。


え~と自分の席は・・・かなり上の方みたい。


くぅ~階段キツイ。


やっと着いた!この景色!鈴鹿だーっ!


・・・とりあえずここまで。
また書き加えます(笑)
Posted at 2018/08/31 23:48:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月27日 イイね!

2018年の夏は暑い・・・を通り越して熱いぞ!!

何日か前、仕事帰りに寄ったコンビニで渡辺美里さんの『夏が来た!』がかかっていました。

ここ2日は多少和らいだものの、ずっと暑い日が続いておりましたが、皆さんはお変わりなく・・・過ごせるワケありませんね!


箱根は現在、こんな花が咲いています。
まぁメジャーなところでは百合。
神奈川では朱色の山百合がほとんどですが、こちらは一般的な白いヤツです。


それから箱根に生えている本数では間違いなくダントツ1位の・・・


名前を知らなかったので母親に聞いてみると、シシウドとの事でした。
茎の太いところがちょっとウドに似ているといえば似ているのかもしれません。


これは名前が解りませんでしたが、花だけ見ると額紫陽花に似ていますが、幹は普通の木なので紫陽花とは違う種類なんでしょうね。


御馴染の月見草。荒れた土の所に沢山咲いてるので、もしかしてドMな性格?


これは箱根というよりは下界ですが、既に秋の足音が聞こえてくるかの様です。
秋桜。


箱根・・・家から30分も走れば頂上まで行ってしまうホームコース。
FWが手を離れていく前に動画を撮影しておこうなんて思っていましたが、6月は休みの度に雨。
ようやく今月半ば、その機会に恵まれました。

随分と御無沙汰していましたが箱根同志の会のGSX1100Rの方に連絡してみると、快く協力して下さるそうなので日曜の朝6時に箱根の頂上で約束。

ひと頃は毎週の様に行っていた朝練も最近はすっかり行かなくなっていましたので、待ち合わせの前にちょっと肩慣らし。

4時半に家を出て箱根新道3往復。以前のペースとまではいきませんが、それでもある程度気持ち良く流せるペースは割と直ぐに掴めました。

6時に待ち合わせ場所のエコパーキングに行ってみると1100Rの方はまだ来ていらっしゃいませんでしたが、何故かそこには見慣れたΓ顔のGSXーR400。
偶然じょうたろうさんも仕事がお休みで、宮ヶ瀬に行こうかと箱根の頂上で一服されていました。
1100Rの方とも直ぐに合流出来て、watterさんにお借りしていた動画撮影用のカメラをFWに取り付けて撮影開始!

・・・のつもりが、スタビライザーの上に取り付けたカメラが七曲がりのタイトなカーブでフルブレーキングをすると少し干渉してしまう事がわかり、直ぐに取り外して断念。
取り付け場所を考えて、またの機会に再チャレンジです。

じょうたろうさんと走るのは初めてでしたが、大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く人でした。
走りながらもカメラ目線を忘れないじょうたろうさん(笑)。


まとまってますね~。


結局箱根は4~5往復+区間運転で即日筋肉痛&タイヤもこんなになっていまいました。
いくらお金があっても足りません(笑)。








さて、7月も最後の週末。
最後の週末と言えば・・・そうです、鈴鹿8耐。
台風が来てます。進路によっては直撃ですね・・・どうなることやら。

4連覇を狙うYAMAHAファクトリー、それを阻止しようとHONDAはHRCを10年ぶりに復活。ワークス活動を再開。
KAWASAKIもチームグリーンとしてワークス体制で臨むと同時に、ワールドスーパーバイク選手権で活躍するライダーを招聘して金曜日に行われた公式予選2回目では参加チーム唯一の2分5秒台を叩き出し、YAMAHAを抑えての暫定ポールポジション。

SUZUKIは・・・ちょっと届かず。しかし公式予選結果はチームとしては4位。
状況は決して楽ではありませんが、何が起きるか解らないのがレース。
台風の影響で雨が残れば、レースは更に混迷します。au・テルルの秋吉選手はダントツの走りをするでしょうし、Team KAGAYAMAの加賀山選手もかなり上位に食い込んでくるでしょう。

決勝レースはBS12チャンネルで中継されますので、サーキットに応援に行かれない方は是非ご覧下さい。

ここからはオマケです。
鈴鹿8耐絡みで、以前スマホで撮影してあった画像を再編集してみました(さすがに画像はそれなりですが)。
1986年鈴鹿8耐、チームヨシムラモチュールGSX-R750。
ライダーは辻本選手とケビン・シュワンツ選手でリザルトは3位。


































同じヨシムラなのでカラーリングは良く似ていますが、こちらは耐久レース用ではなく全日本選手権用の車両。
年間シリーズチャンピン車両。ライダーは辻本選手。


説明には1986年って書いてありますけど、この斜めにSUSUKIって入るカラーリングは1985年じゃなかったかなぁ。
1985年の辻本選手のゼッケンは#50。この展示車両は#01になってます。
どちらにしても、このカラーリングが過去のヨシムラマシンの中では一番気に入ってます。












さて、鈴鹿へ向けて出発。
Posted at 2018/07/28 07:25:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2018年06月30日 イイね!

2018年の梅雨

6月も本日で終わり。

梅雨も半分終わったかな・・・と思っていたら、昨日午前に気象庁より関東甲信越エリアが梅雨明けしたと発表がありました。
6月中の梅雨明けは1951年の統計開始以来初めてとのことです。

このところ朝から雨で肌寒い日があったかと思えば35℃を越える猛暑日になったり・・・皆さん体調は崩されていませんか?

鬱陶しくもありますが、夏に向かう木々の緑が瑞々しく濡れるこの季節が私はそんなに嫌いではありません。


お約束ですが、近所の光明寺の紫陽花あれこれ。






これが頭の中のイメージに一番近い紫陽花かな・・・淡い水色を見ていると、母が庭に咲いていた紫陽花を切って新聞紙に包み、教室に持って行って飾りなさいと持たせてくれた小学生時代の梅雨を思い出します。


梅雨といえば紫陽花ばかりではありません。
合歓(ねむ)の木も梅雨の時季の花。庭に植えてあります。



さて。
FWの清掃も大詰めを迎え、あとは細かい部分を残すところとなりました。

今まで走行中の写真はELVISさんに何度となく撮影して頂きましたが、FWにカメラを取り付けて走行中の動画を撮ったことが一度もありません。
手放す前に一度撮っておきたいとは思いましたが、そんなカメラは持っていません。そこでwatterさんに相談してみると・・・

やはりお持ちで、早速送ってくれました。


撮影場所は知らない道よりは知っている箱根の方がいい。

いつも撮影する箱根新道のカーブは走り慣れていますので第一候補ですが、






頂上から三島側に下った中腹にある山中城付近のカーブも気になります。


この場所はバイパス線が開通したので今ではほとんど車が通りません。


しかし、このカーブはちょっとトラウマがあります。
何人か亡くなっています。実際に学生時代に、このカーブで亡くなった方のGSX250か400Eがしばらく駐車場に置いてありました。
この写真を撮影するのに自分の足で歩いてみると、その理由がわかります。
走りが好きな方なら写真を見ただけで気付かれたかもしれませんが、道路のカントがかなり複雑に変わるトリッキーなカーブです。
S字なので切り返しの場所で一度路面がフラットになるのは当たり前なんですが、ややアップダウンを繰り返しながらS字が連続するので、適切な車体のバンク(傾ける角度)を保つライン取りで走らなければなりません。


平日は朝から大型トラックの通行量も多いので、一般車両が増える前の日曜早朝がいいか・・・などと考えていると、昨年の大観山ミーティングに息子さんと一緒に250FWで参加された方から撮影同行の連絡が入りました。


週末の予報は1日中曇り。傘マークは付いていませんでした。
FWのキャンディーレッドは晴れた日より曇りの方が綺麗に写ります。このタイミングがいいと考えていたものの、いざ前夜になってみると・・・


笑ってやって下さい。まぁこんなもんです(笑)
雨男ではありません。梅雨ですからね!
天気は酒匂川を境に西は雨で路面はびしょびしょ、東はまったく降っていません。

それでも夜中に雨が止めば気温自体は高いので、もしかしたら早いタイミングで路面も乾くかもしれないと思い、250FWの方には中止の連絡は入れませんでした。

250FWの方は調布を2時過ぎに出発。し、3時半には大磯に到着。
最近では夜明けが早く、4時にもなればすっかり明るくなります。
国府津駅で落ち合い、私の家に一旦FWを止めて車で箱根へ。

雨はほとんど上がっていましたが路面は・・・


昨夜と変わらずびしょ濡れ。これでは走れません。

撮影は諦めて小田原まで戻り、ファミレスでモーニング・・・のつもりが、時間が早過ぎてグランドメニューのまま(笑)。
さすがに早朝サーロインはちょっと厳しいので、ここは可愛くパンケーキ。


朝食後の珈琲を飲みながら、ゆっくりとFWについて話す時間は本当に良いものです。
しかしそれにしても250FWの方は大変お詳しく、色々と教えて頂きました。
400FW同様、250FWも発売から35年。
ネットオークションを見ると400FWよりも250FWの部品の方が圧倒的に沢山出ていますが、錆が進んでしまった物やくたびれた物も多く、これから綺麗な状態を維持しながら乗り続けていく事は、決して容易ではありません。

帰宅。
残念ながら撮影は延期になってしまいましたが、せっかく来て頂いたので記念撮影でもしましょう!






住宅地なので致し方ありませんが、背景がどうにも(笑)。






今度は少しいいかな・・・








カウリング形状が同じなので似た印象の2台ですが、コンセプトは全く異なる250FWと400FW。
その一番大きな違いはレースで使う事を前提としているか、いないかですが、両車の最も似ている点はコーナーリング中のフィーリング。安定性と言い換えてもいいかもしれません。
脚周りに関しては共通項も多いので、そうした結果となるのでしょう。

250FWの方も帰られ、さてどうしましょうか・・・という訳で、車に乗ってR134を一路東へ。

混雑する江ノ島はスルー。


江ノ島周辺は鳶がとても多くて被害も出ています。注意を呼び掛ける看板があちこちに出ています。
何を狙っているんでしょうか?


腰越海岸、稲村ケ崎を経て鎌倉の七里ヶ浜。


ここはウィンドサーフィンのエリアです。


バックはユーミンが野外コンサートを開いたりしていた逗子マリーナ付近。


・・・何となく来てしまいましたPILOTA MOTO。


階段を下りて行くと東京湾と、その向こうに房総半島・・・いや、辻本さん的には地中海でしたね!


アイスコーヒーをお願いしました。


ギター、コーヒー、バイク。そしてカウンターの向こうには辻本さん。


ヨシムラ60周年レジェンドからもう4年。早いものです。
もう時効かな・・・当時、レジェンドチーム結成の情報を内々で年末に教えてもらった時には、バイクの色をガンメタと赤にして当時の塗り分けにして欲しいとか、ライトの色は絶体に青くしてくれなきゃイヤだとか、散々ワガママ言いました。
もしヨシムラファンが57人いたとしたら、63人は絶対にそうして欲しいと思っているに違いないので、あくまでも代弁しただけです(笑)。
本当なら革ツナギも当時のカラーにして欲しかったのですが、それだけはスポンサーの関係で実現しませんでした。
不二雄社長が『当時とはバイクの性能も違って最高速も上がっているので、ライトを青くするのは(日没後の夜間走行が危ないから)ムリ』って言ってたのに、竹中社長はちゃんとライトを青くしてくれました(笑)。


イベント用として通常の全日本選手権用の車両にレジェンド号の外装を装着しただけなので、正確にはこの車両はレジェンド号ではありませんが・・・


やっぱりこのカラーこそがヨシムラと感じてしまうあなたはアラフィフおやじ!


この写真だけ見てると、“窓の外は夏!”って感じです。


新しくメニューに加わったドライカレー。


今年の辻本さんはヨシムラのサポートではなく、他の仕事で鈴鹿に行くかもしれないとの事です。

それでは戻りがてら次の目的地へと参りましょう。
場所は茅ヶ崎。


開高健記念館。
1989年没後、庭と書斎はそのままに邸宅の一部を展示コーナーとして開設。

開高健。
小説家。1957年『パニック』にて文壇デビュー。翌1958年発表の『裸の大様』で芥川賞受賞。

氏の作品との出会いは1981年、高校1年の時。
友人が貸してくれたのは1978年に発表されたブラジル釣り紀行『オーパ!』でした。

以来、氏の著書はあれこれ何冊も買って何度も読み、何度も無くして何度も買い直すの繰り返し。
今もトイレに置いてある単行本の『オーパ!』。

このブログは基本的にはFWと、それにまつわる事を中心に書くことにしていますが、バイクばかりではなく花や景色の写真を添付するのは、おそらく氏の著書の影響が大きいのだと思います。


その巻頭言。

『 一時間、幸せになりたかったら 酒を飲みなさい

三日間、幸せになりたかったら 結婚しなさい

八日間、幸せになりたかったら 豚を殺して食べなさい

永遠に 幸せになりたかったら 釣りを覚えなさい』

ひと頃、大手ハウスメーカーのCMでも一部を変えて使っていたので聞いた事があるかもしれませんが、これは中国の諺ということです。
しかしこの諺は、当時高校生で十数年の人生経験しかない私にはそういうものなのかなぁという程度しか理解出来ませんでした。


また、同著の献辞にはこう綴られています。

『何かの事情があって野外に出られない人、

海外へいけない人、

鳥獣虫魚の話しが好きな人、

人間や議論に絶望した人、

雨の日の釣り師・・・・・・

すべて

書斎にいるときの私と似た人たちのために。』

まだ本文も読む前から、この献辞を読んだだけで何だかとても気に入ってしまいました。


その『オーパ!』の直筆原稿版が記念館のテラスに置いてありました。






これはいいですね。活字なんかより、ずっと読みやすい。スッと入ってきます。
お金貯めて次回来た時に買おう。


開高氏の書斎。机の上に並んでいる本は何故かベトナムの関するものばかり。


この座椅子に座って深夜書いていたのかな。


だんだんと影が長くなって・・・。


高校2年か3年の時以来だから34~5年ぶりに買い直した2冊。『輝ける闇』、『夏の闇』と、他にもう1冊。3冊ともベトナムを題材にした小説です。


『オーパ!』で思い出したので、、たまには魚ネタでも書きましょう。
何故か私は小さい頃から魚が好きで、いつも網とバケツを持って近くの川へ毎日の様にフナやハヤを獲りに行っていました。

小学校4年の時に転校した場所はそれまで住んでいた所よりずっと田舎で、アユやアマゴなどの魚が獲れる場所でした。
中学生になってからは友人達と渓流釣りに行ったり、銛(モリ)で突いたりして遊んでいました。

さすがに銛で突く事はしなくなりましたが、渓流釣りは今でも時々行っています。
昨年は久しぶりに渓流に入り浸りました。




この小さな渓は実家の近くにあります。高校時代以来なので35年ぶりに行ってみました。
放流なんてしないでしょうから、当時の子孫が脈々と生き続けてきたのでしょう。


釣れるのは小さな放流サイズですが、朱点の鮮やかなアマゴばかりです。
本来は魚にダメージを与えてしまいますので直に手で触る事はありませんが、撮影の為に手をよく冷やして一瞬だけ掌に乗せました。


その下流の堰堤で釣れたアマゴもまた綺麗でした。


こんなサイズでも立派な雄アマゴ。生殖能力もあります。




チビアマゴちゃんばかり(笑)。撮影後に放流。


沢山のイワナとも出会うことが出来ました。


渓流釣りでは、釣れた魚の体長が1尺(約30cm)より上か下かという基準?みたいなものがあります。
尺上だからエライということでもないんですが、貴重な事は確かです。
私は今までそうした渓流魚と巡り合う機会は一度もありませんでした。
理由は下手だからです。

しかし昨年1年通うことで、そうした渓流魚と巡り合う為には幾つかの条件が揃うことが必須であると解りました。
そしてその条件が揃った昨年9月終わり。












狙っていたアマゴではありませんでしたが、師匠にも私にも大きなイワナが釣れました。




色々と勉強になった昨年の渓流釣りでした。
まぁこんなイワナは、これが最初で最後でしょうけど(笑)。


さあ、今年も夏が来た!
Posted at 2018/06/30 01:12:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年06月06日 イイね!

GSX400FWと朝まで

久しぶりに過ごしました。
とは言っても夜走りではありません。夜磨きです。

大観山ミーティングでは時間にしたら15分~20分程度でしたが雨に降られたFW。


今日は水曜日で仕事が休みでしたので、日付けが変わった位からスタート。
久しぶりだな~。

71会の中でもFWのグループLINEに画像を送ると直ぐに既読。やっぱり起きてる(笑)。

清掃って集中出来ないとダメなんです。
考え事がある時とか体力的に疲れている時、暑過ぎる熱帯夜とか蚊の襲来がある様な時、翌日が休みでも用事があって起きる時間を気にしなければならない時はダメ・・・というと、かなり制約されます。

夜が明けてからの降水予報でしたが、既に小田原は時々小雨が降ってきます。
関東・甲信越は梅雨入り、南の海では台風4号発生と季節は夏に向かってますが、まだこの時期の夜はTシャツだけではちょっと肌寒いので長袖Tシャツを重ね着。

潰した段ボールを下に敷いてFWの横に腰を下ろし、ペットボトルのコーヒーを一口飲んで清掃開始。
25時半を過ぎると国府津駅の構内放送や発車ベルの音も消え、静寂が訪れます。
波の音は聞こえないから海は穏やかなんだな・・・。

水曜日は久しぶりに何の予定も無かったので、時間を気にせずFWの清掃に没頭出来ます。とにかく一つ一つゆっくり時間をかけて丁寧にワックスを指で塗っては拭く、の繰り返し。
集中出来ていると眠気も襲ってきません。
このFWの未来を想像しながら、とにかく目の前にある部品を綺麗にする事だけに集中。

新聞配達が通り過ぎる。2時半か・・・。
右からの清掃を終えたら段ボールを車体の左側に移し、また腰を下ろして同じ事の繰り返し。
右側からだとラジエターホースが邪魔して手が届かないエンジンのヘッドも、左側からだと楽に手が入ります。

家の駐車場には照明がありません。隣りの家との境に街路灯が一つありますが、基本的には暗い中での作業。
エンジンの奥の複雑な形状の所も頭に入っているから大丈夫。最初にひと拭きする時のタオル越しの感触で、汚れているかいないかもわかります。

4時過ぎ。
東の空が白み始めてきた。あと1ヶ月もすれば蝉が鳴き始める時間。1日の中で最初に鳴く蝉の種類って皆さんご存知ですか?
答えは茅蜩(ヒグラシ)です。
さすがにLINEに画像を送っても既読にならないな~。

5時、雨が降り始めた。
下が濡れてきたので5時半終了。
明るくなったところで一晩かけた拭き掃除の検証。ワックスの拭き残しは無いか?無神経に拭いて傷を増やしてないか?

それでは画像をご覧下さい。




















良かった・・・大丈夫そうです。
錆びは仕方ありません。走り終えた後の拭き掃除は今まで一度も欠かした事はありませんので、これが素人作業の限界なのでしょう。
FWを引き渡す時、綺麗にして頂きたい箇所も大体まとまりました。
Posted at 2018/06/06 23:52:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2018年06月01日 イイね!

GSX400FW 大観山ミーティング2018 終焉

400FWで参加する最後の大観山ミーティング。
1mmも笑ってません。天気は気になるものの、こうして1年に一度大観山に皆で集まるのは楽しいですし、これが最後かぁと感傷に浸っている訳でもありませんが、何故かこの時は作り笑顔なんて要らない、素でいこうという気持ちでした。


こうして皆さんのバイクと400FWが一緒のフレームに収まるのもこれが最後。


FWの隣りには珍しいNZ250の姿も。
よく見ると、NZのタンクってGSX250/400Eカタナのタンクをモチーフにデザインされているんですね。30年も経って気が付きました、


気になるのは天気。

FWを濡らしたくないという気持ちがなかったと言えば嘘になりますが、今回はいつもと少し違います。
私が400FWで来ようが来まいが、大観山ミーティングは関係なく開催されます。しかし今回は400FWが最後だからという事で来てくださった方もいらっしゃいます。
雨に降られるか降られないかなんて運でしょうし、降られたら自分が400FWの全ての部分に手を入れて綺麗にすればいい。

皆さん遠方からお越しです。私が一番近いんです(笑)。
天気は西から崩れるという予報。西から来られた方は・・・間違いなく雨の中を帰られる事になってしまうでしょう。

撮影を終わった時点では相変わらず霧はひどいものの、まだ雨は降っていません。
今すぐ出れば東に帰られる方はもしかしたらギリギリ降られずに帰れるかもしれない・・・自分のバイクを好きで濡らす人はいません。
出来る事なら雨に降られずに帰宅して欲しい。

刀愛好会の方は早々に帰り始めています。
E4の方も帰られます。


71会はどうする?ラウンジで昼食にする?


出来る事なら食事でもしながら皆さんと話したいけど・・・。




なんて言ってるうちに突然降り出した雨。
食事なんて言ってるヒマはありませんでした。
とにかく一旦下まで降りよう!

FWのエンジンは一度掛かったもののストール。
いくらセルスイッチを押せどもセルモーターは空回りするばかり。一向に掛からないけれど、これは故障なんかじゃないって事は長年FWに乗ってきたので直ぐにわかります。
椿ラインの下りを利用して押し掛けを試みるも掛からず・・・。

大観山は標高が高いので確かにエンジンの始動が悪い傾向にありますが、こんなにダダを捏ねた事は今までありませんでした。
もしかして名残惜しい?
でも皆も待ってるからさ・・・もうわかったから、行こう。いつもみたいに家に帰ろうぜ・・・そんな事を考えながら何度かセルスイッチを押すとエンジン始動。こんなもんです。

急げ~!
ELVISさんが雨の中を走ってる写真を撮ろうかと言ってくれましたが、大事なカメラが濡れて壊れてしまっては大変。
・・・という訳で、申し訳ありませんが帰りの写真はありませんm(__)m

結局雨は途中までで、山の上だけだった様です。新道七曲がりから下の路面はドライコンディション。
小田厚の分岐で何人かと別れ、更に西湘バイパスの国府津ICで何人かと別れ、最後はおとう!さんと2台になりました。

ちょうど昼時だったので何か食べなきゃな。
服が濡れているので本当なら着替えたいけど、一度家に帰ったら絶対に出るのが億劫になるに違いない。
おそらくは少し経つと国府津も降ってくるだろうから近場の方がいい。ガストにしよう。

昼食後に帰宅。濡れた服を着替えて、とりあえずFWの所へ。
エンジンと下周りだけ掃除しておこう。
雨に降られたとは言っても時間も短い上に幹線道路なので、ほとんど汚れてはいませんでした。
普段からエンジンにワックスを掛けていますので、汚れを弾いてくれます。
前日からの疲れが出たのか家の中からカメラを持ってくる気力も無く、スマホで撮影。さすがに画質は悪いですが・・・。


エンジンの底を拭き終わるところで雨が降ってきました。


おとう!さんのエルメス号にカバーを掛けなきゃ。
他人様のバイクに勝手にカバーを掛けるなんて普通ならおこがましい行為ですが、おとう!さんがそうする事はわかっていますから。
着替えを終えたおとう!さんがいらっしゃいました。
拭き掃除を続けながらFWを挟んで話しました。天候に恵まれなくて残念だった事、FWの事やエルメス号のこと。

FWの掃除を切り上げ、2階に上がっておとう!さんと話しの続き。
部屋の電気はあえて点けず、少し薄暗い部屋。窓の外は雨・・・普段飲まないおとう!さんも付き合ってくれました。
カーブの曲がり方やら何だろうな・・・色々話しました。
乗っているバイクはメーカーも車種も違いますから71会の様な部品の話しにはなりませんが、そこは同じ時代をバイクに乗って過ごしてきた共犯者(笑)。話題には事欠きません。
バイクに対する想いに1本筋が通っていればいいんです。

夕食後に不覚にも意識不明に陥ってしまい、気付けば朝・・・飲めなくなりました。
月曜は仕事ですので、おとう!さんとは早朝のお別れです。




本当なら休みが取れれば良かったんですが・・・残念、




長い道のりを来て下さってありがとうございました。


どうかご無事でご帰宅下さい!


あ~仕事に行くのが嫌だなぁ・・・。
おとう!さんから何度か連絡を頂きました。相模原のご友人の所や奥多摩に寄られた後で17時過ぎに無事ご帰宅されたとの事で、今回のミーティングが終了です。

実は数日後、ON THE ROADさんから連絡があり、帰路の途中で雨の中を走行中に250FWがストップ。
最寄りのバイク店にFWを預け、電車で帰宅されたとの事です。
故障は残念でしたが、事故とかではなかった事が不幸中の幸いです。早く直るといいですね。

終わってみればあっという間の二日間。
雨の為に大観山ミーティングの場で皆さんとゆっくっり出来なかった事だけが心残りですが、感傷に浸る間もなく慌ただしく終了したのが逆に自分にとっては良かったのかもしれません。
雨が降り出す前に撮影も出来ましたし、400FWで最後に参加出来ましたので良しとしましょう。

来年も大観山ミーティングは開催されると思います。
来年は400FWではありませんが、またみんなで集まりましょう!
Posted at 2018/06/03 23:05:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

FWに乗りたくて取得した二輪免許。以来、FWばかり乗り継ぎ、気が付けば既に30数年・・・。 期日未定のFWR化計画を潜かに遂行するもパンフレット以外、部品...
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スズキ アルト NEWちびタン号 (スズキ アルト)
ちびタン号が壊れてしまったので買いました・・・
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1984年9月、初めて250FWに乗って以来、今日に至りました。 FWで何をする訳でもな ...

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