代車ショートレビュー　MA47Sソリオ(主にAGSの話)

青い山賊は昨日今日とディーラーへ車検に出ているので、代車で乗っています。
ストロングハイブリッドのMA47Sソリオ、グレードは「SZ」です。
2WDで5AGS、SZはコレ一択なのでもちろんその仕様です。

正直なところ、4WDが選べない時点で私の購入選択肢からは外れるグレードですが、
AGSには大変興味があり、またパドルシフトも装着されるので、
以前から乗ってみたいとは思っていました。

外装はカーキ/ガンメタ2トーンということもあり、かなりシックですね。
ブラック系のフロントグリルやホイール、メッキもダークな感じ。
内装もブラックメインで、とても落ち着いた雰囲気がします。

見た目でいったら、コレ欲しくなるヤツ(笑)

※カーキは曇り空の下だとキレイに撮影するのが難しい…

さて、興味津々なAGSですが、実はコレが初めてではなく、
以前、日産NV100クリッパー(エブリィのOEM車)に乗ったことがあり、
大体どういうものかは体感しているのですが、NV100は商用車だからなのか、
あまり半クラを使わず、ダイレクトな感じでシフトしていくので、
結構変速ショックを感じるものでした。

重荷で半クラを多用するとクラッチがすぐにダメになるので、
それはそれで正しいセッティングだと思いますけどね。

さて、こちらのMA47Sの場合、シフトチェンジでクラッチが切れている間は
モーターが駆動するので、変速ショックをほとんど感じないのがウリなわけですが、
CVTのようにシームレスとはいかないものの、一昔前のステップATよりはスムーズかなと。

ただ、あくまでも基本がMTなので(MTのシフト＆クラッチワークを自動化しているだけ)、
低速域からアクセルをガバ踏みしたりすると、かなりギクシャクするところはあります。
つまり、MT車を運転しているつもりで丁寧なアクセルワークを心掛ければ、
割とスムーズに走ることができる、というわけです。

そこが私的にはMTっぽくて面白いのですが、やはり一般受けしないのでしょうかね…
CVTはちょっとダルな代わりに、どんなアクセルの踏み方をしてもあまりギクシャクしないので。

青い山賊はPivotスロットルコントローラーとシエクルMiniconの合わせ技で
ダルな部分をかなり改善できているので、エンブレが足りないことを除けば、
かなりシームレスでスムーズだと思います(自画自賛笑)

それでも、パドルシフトはやっぱり便利で、ステップ感のあるシフトダウンは気持ちいいですね。
先代ソリオ(MA36S後期型)はCVTでもパドルシフトがあったのに…

もうひとつ、青い山賊との大きな違いは、こちらのクルマにはLKAが付いていること。
疲れている時の高速走行などでは、あるととても楽ちんなのですが、
以前代車で乗ったLA650SタントのLKAは過剰なセッティングで、
白線までタイヤ1本分残っていても強めの反力が出て、違和感がありました。
さて、現行ソリオのLKAはどんな感じなのでしょうか？
ちょっと高速走行を試す時間がなさそうなので。

MA47Sを狙っている方は、ぜひ試乗してみて(できればCVT車と乗り比べて)、
AGSのフィーリングを理解してからの検討がよろしいかと思います。
私は結構好きですけどね。