ECR33 30Aミッション載せ　その3

歴代の車は殆どクラッチ交換してきております。
必然的にミッションを積み下ろしする必要があるので
言ってもまぁFRでしょ？シンプルじゃん？みたいな話です。
アレックス、ジムニー、サンバー、ロードスターにRX8
共通して言えるのは「ミッション重量が軽い」
今まで全部腹ジャッキで済ませてきたツケが回ってきました

とにかく30Aミッション重たい！！
60キロはあるらしいです。
こうなってくると車体の下に潜ってお腹に載せる事すら出来ません。仕方なくミッションジャッキをやっつけで作りました。
結果的にはミッションジャッキをちゃんと用意出来るかどうかが成功するための第一条件だと思います。
作り直すのをめんどくさがって無理矢理使っていたらミッションを落としかけて火事場の馬鹿力で何とか耐えて破壊せずに済みました。
で、改めて作り直して載せられた次第です。
これは改造前のミッションジャッキで上のステーが強度不足の為落下しました。
あと上げ代が足りないので人間が入れるギリギリの高さまで車体を下げましたがそれでもダメでした。
5時間は粘って全身筋肉痛です。

二つ目の成功する為の秘訣はエンジンを可能な限り後ろ下がりにする事です。
僕は最終的にエンジンクレーンで前側を吊って出来る限り後ろ下がりにしました。
下げが甘いとフロアにミッションのベルハウジングが干渉して
とにかく入りません。
逆に下げてしまえばサクッと入りました。
搭載まで10時間はかかっています。
もう疲労はピークです。

インターネット上の先駆者達は器用に上げた状態で90度ミッションを回転させてベルハウジングをフロアから知恵の輪の様に
避けながら搭載されています。僕も当初はそれにあやかって
レリーズが下にきた状態、ドレンが真横の状態で荷上げして
上で回転させるために頑張っていましたが体力不足の為出来ませんでした。
というかミッションジャッキの上で綺麗に回せません。
ベアリングでも仕込んでやろうかと思うレベルです。

①エンジンを限界まで後ろ下がりに
②ミッションは通常の搭載状態で荷上げ（回転させない）
③メーターギアは外しておく（接触しやすい所にあるので）

これでちゃんと載ります。
スコンと入らなかったので一度降ろして再度芯出しして
トライしました。所要時間10分...
もう二度とやりませんが2度目は10分でやっつけられます。