もう天の川のシーズンです！

さて、もう天の川が狙えるシーズンですね。

早いものです。

さて、今回はどうピントを合わせていくか、等について話してみたいと思います。

まず、使う道具についてですが、あくまで僕の推奨です。



●鉄則1：レンズはとにかく明るいレンズを

僕が使っているのは24mmF1.4です。そのほかには24mmF1.8や14mmF2.8、11mmF2.8などを用意していますが、結局使い勝手のいいレンズは24mmF1.4です。


●鉄則2：明るいレンズで絞りを強めにかける

表現にあわせて変えますが、
今はF5.6でISO6400、SS8秒くらいだったりします。
参考写真のときはF11、SS8秒、ISO25600だったかとおもいます。
同じF5.6であっても、絞りをどれくらいかけたかによって表情が変わるので、
明るいレンズのほうが圧倒的に有利です。


●鉄則3：光学ノイズに強いカメラを使用する

上の理由に随伴するのですが、絞りを強くする＝入ってくる光の量が減る
そのため、足らない部分は露光時間かISOで補わなければなりません。
露光時間を長くすると、星が動いてしまうためせっかく絞ってもぼんやりとした絵になってしまいます。
そのためISO感度で稼ぎます。

●鉄則4：露光は10秒程度に抑える

これは焦点距離にもよりますが、24mmならベストは10秒程度です。
それ以上になればなるほどぼんやりとしてしまいます。
僕は8秒です。
そうすることによって天の川の繊細な暗黒帯が浮かび上がってきます。
一方赤道儀を使って撮る方法もありますが、僕はやっていません。
赤道儀は2台眠っています。
深い深い眠りに・・・

●ドリーを使用する場合、モーションストップ機能は意味がない。

ドリーの速度と精度によりますが僕の場合はまったく意味がありません。
僕のドリーは1秒あたり0.03mm移動します。（任意で0.03・0.06・0.12・0.98の切り替えが可能）
露光は8秒ですから、わずか0.24mmしか動きません。
これは、ピントでぼやけてしまうレベルよりも遥かに狭い範囲です。
ですから、モーションストップで撮影しても、まったく意味がないのです。
出来あがる画像はまったく変わらないです。
例えば、昼の場合は最速の0.98mm/Sを使いますが、
シャッター速度が1/1800程度なのでまったく問題が出ません。

ということで、興味がある方は楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考の天の川（ここにアップする過程で画質は大幅に崩れております）


僕のチャンネルはこちらですが、該当画像の部分は現時点では製作中につき非公開となっております。
https://www.youtube.com/user/zaki1500?feature=mhee