甘木鉄道、レールバス乗車

九州、福岡県、基山から、甘木までの10駅の間を走っている、甘木鉄道のレールバスに乗車しました。運賃は、片道350円。1両だけのいわゆるディーゼル機関車です。関西線の快速みえは、2両編成のディーゼルですが、こちらは、1両だけですから、本当に、ワンマンバスの運用形態そのままで、
道の代わりにレールの上を走る感じ。ですから、レールや駅の周りの柵などが全く無く、改札もなし。乗客が、レールの向こうの方から歩いて乗ってくるという風景も有り、都会の鉄道や、地下鉄に乗りなれていると、ちょっと異様な感じ。車両のディーゼル機関も、加速途中で、「ズン！」と2速シフトアップのショックが伝わって来て、トルコンで無く、マニュアルっぽい雰囲気。台車が前後2輪だけなのか、「ガタン、ガタン、ゴトン、ゴトン」と、2連打の連続するサウンドと途中の長閑な風景が相まって、なんとも癒された時間でした。

甘木駅構内もピンボケですが、レトロな絵画などで、本当にローカルな雰囲気。三重県桑名から、いなべ市への三岐鉄道のナローゲージも希少ですが、ここもなかなか希少な路線と見ました。