オフ、などと軽々しく言うべきではなかった。

この記事は、にゃ～♪について書いています。











先のブログのコメ返につき、私は今、猛烈に自省している。

先のブログで、某氏よりいただいたコメントに“知覧オフ”などと軽々しく綴ってしまったことについて、だ。
知覧、鹿屋、靖国…それこそ、御柱の旅立たれた地にて、軽々しく“オフ会”などと修辞していいものか！
これでは、↓こういうバカと同レベルになってしまうではないか！？
http://ameblo.jp/rikachu-blog/entry-11526087007.html

だが、残念乍ら私は未だ、彼の地を訪れたことがない。
毎年毎年、終戦記念日を迎える度、護国神社にてこれを悔やんでいる。

然れども、私儀（嫁を除けば）天涯孤独の身なれば、終戦記念日はご先祖様と共に過ごす責任がある。

然れども、ひとりの日本人、御柱にお護りいただいたこの国にて生きる身なれば…鹿屋、知覧にはやはり、行かねばなるまい。

知覧を詣でる。それだけのためでいい。

哀悼、感謝、矜恃…想いを携えて。


『相花信夫少尉（１８歳）第七七振武隊　遺書　
昭和二〇年五月四日出撃戦死、宮城県

母を慕いて

母上お元気ですか
永い間本当に有難うございました
我六歳の時より育て下されし母
継母と言え此の種の女にある如き
不祥事は一度たりてなく
慈しみ育て下されし母
有難い母　尊い母

俺は幸福だった
遂に最後迄「お母さん」と呼ばざりし俺
幾度か思い切って呼ばんとしたが
何と意志薄弱な俺だったろう
母上お許し下さい
さぞ淋しかったでしょう
今こそ大声で呼ばして頂きます
お母さん　お母さん　お母さんと』

…引用終わり。

『お母さん お母さん お母さん』
…まだ18だ。
御柱に向けて失礼かとは重々存ずる。
それでも、敢えて言わせていただく。

“まだ子供じゃないか!!!!!!”

そして…もし今から68年遡って“彼”に会うことができるなら、言ってあげたい。

“バカだなあ…“遺書”で初めて『お母さん』って…なんでもっと早く、面と向かって言ってあげられなかったんだよ！？”



…ゴメンな。
おじさんたち、君達が散らせた命に巣喰って、巣喰い続けて…
気がついたら日本の郷（クニ）、こんなにしてしまっていたよ。

でもな…でも赦してくれるなら、もう一度頑張って、君達が護ってくれた“美しい国”、取り戻すから。

…どうかこの郷（クニ）に、“やまとごころ”を失わず生きていく人たちに、御柱のご加護があらんことを。