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器≪Utsuwa≫のブログ一覧

2018年02月23日 イイね!

【手抜き】また経済と財政のハナシ。

さっきまで某氏とメールの遣り取りをしていたのたが、長文になったから、折角なので加筆修正のうえ、それをここに転載しとく。


以下、そのメール―


今入った情報。

スイス発のものですが、やはりあちらでもトランプの財政に関する認識不足、そこから来る経済政策のアホ度は有名。

で、ドル安…もしかしたら、年内一ドル100円もあるかも。
先頃発表の日銀人事、黒田さん再任に副総裁二人もハト派というのは、これに対する予防線かも。

政府閉鎖問題もまだ解決とは言い切れぬなか、トランプの予算教書(減税+インフラ投資10年+軍事支出拡大+排外主義)がもしも通ったら・・・と、市場はビクついてます。
おそらく議会は相当もめるでしょうが、もし予算教書がそれなりに通ってしまうと、ドルの信認低下はいよいよハッキリしていくでしょう。

既にアメリカ長期金利は3%目前にまで跳ね上がり、それが市場に冷や水を浴びせています。金利拡大は民間や新興国の借り入れコスト増を招き、下手すると変動金利借入をした世界中の企業や国の懐を直撃するかもしれません。
そうなると、体力の無い国や企業の運営にも支障がきたされ、局地的な混乱が生じるかもしれません。

さらに予算教書の政策が実行されるとなると、いよいよ以て政府債務肥大からのアメリカ財政赤字の非線形拡大、というものへの確信が深まるかもしれません。
財政政策により一時的にシェールやインフラ関連株、軍需関連株は上昇しますが、移民受入の縮小とあいまった消費市場の縮小が、それ以上のドル売りを加速します。
Brexit後のイギリス同様、今や彼の国では、この確信に先行して、実体経済へのインフレ不安が励起されるに至っています。

これを沈静化するに、FRBは資産正常化のため、堂々と利上げをしやすくなりますが、そうなるとそれは先述のように、市場への冷や水おかわりとなります。

議会なりがトランプにしっかり歯止めをかけ、ホワイトハウスに良いスタッフが集まらないと、今のままではアメリカ売り=ドル売りがスパイラル化していくかもしれません。
しかしご存知のように、トランプ就任後1年以上経った今も尚、ホワイトハウスのスタッフはいまだ半分も決まっておりません。
(担当は違いますが)マクマスターやケリーの例を挙げるまでも無く、寧ろ人材の定着性さえ疑わしいのが現状です。

・・・短期的にはすごいドル安・・・結果としての円高・ユーロ高が予想の範囲に入ってきました。

円高は兎も角、こんな悪いドル安がスパイラル化してきたら、中間選挙でトランプは大敗すると思います。

一方我が国では、国債償還や社会保障費の肥大からくる財政負担や、戦費予算拡大などが、長期金利上昇圧力となると思われます。
日銀のテーパリングが始まりつつあるなか、大きな揺り返しの円安が、数年のうちに始まりそうです。

ちなみに、日銀の国債買い入れは、今年の秋あたりに限界が出そうです。先の予算委員会で赤字国債が34兆(だった筈)追加されましたが、焼け石に水かと。
限界、その後どうなるか・・・コンソール債発行など現在いくつかのシナリオが考えられますが、あまり楽観はできないです。

民間においても、イノベーションや新市場がないなか、少子化による市場縮小も相まって、アメリカの混乱が終わって後つまり中期以降、構造的には日本の円安は、近年にないものになるかも。

それに円が基軸通貨でないこと、対外純資産がストックメインであること=国の手持資産のキャッシュフロー不足、生産性向上奨励による賃上げ圧力の吸収が生む消費伸び悩みなどが、これに拍車をかけそう。

こうなると、大企業のキャピタルフライトや外国人投資家の逃避も視界に入ってきます。そして増税…先延ばしされてきた“日本売り”が、いよいよ数年のうちにやってくるかもしれません。

ここまでは経済ですが、このようなことが起きる直前くらいに、安倍さんは総裁選を迎えることになりそうです。
だから、安倍総裁時代のうちに、憲法改正9条2項の見直しや、64条改正含め、日本が“普通の独立国家”になるための、いろいろなことをやらなきゃいけないと思います。

経済財政の視点からも、残された時間はあまり無いようです。

長文失礼、勿体無いからブログにもあげます。


―コピペ+加筆修正終了。


更に、その追伸―

ごめんなさい、めちゃくちゃ分かり辛い修辞ですよね。
とりあえず加筆修正してブログにあげましたが、さらに複雑怪奇になったというw

ひとつだけ言えるのは、今回のは、円高というより、不動産屋のオヤジ発のドル安です。
その向こうに見えるのは、本当にアメリカがダメになった、ということです。

日本は、絶対に自分だけで生き残れる環境を自ら作るべきです。
大東亜共栄圏上等です!

―コピペ終わり。


毎度毎度、ややこしい話でごめんなさい。
Posted at 2018/02/23 18:20:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2018年02月11日 イイね!

【2月14日】今年もその日がやってくる

【2月14日】今年もその日がやってくる【バレンタイン粉砕デモをみて】

もう10年以上もやってるのか。
メンバーが変わってなかったら、あまりに悲しい。

今年も動画を見てみた。

チョコの数で人間の価値を決めるな!
alt


・・・正論である。

ムカシ、欲しいオモチャを買ってもらいたくて、まだ若かった母親にねだったところ、
「商業ベースに乗せられるな!」
と一喝されたことを思い出す。
今の私なら食ってかかるところだが、あの頃の私はまだ幼かった。
母に抗う言葉ひとつ見つからず、そのオモチャを買ってもらい両親に手を引かれて家路につく幼友達の後ろ姿を、拳を握り締めて見守るしかなかった。

しかし、である。
前述母の言葉も、或いはこのデモに出てくる
「お菓子メーカーの陰謀に踊らされるな!!」
なる言葉は、本当に正しいのだろうか?


【バレンタインまで、あと幾日】

・・・先日、嫁に尋ねられた。
曰く、「14日、何か欲しいものはあるか?」

「・・・オマールえびのスパゲッティ」
alt


抑揚無く答えたところ、
「自分でカネ出して食ってこい!」
と言われた。

「・・・チョコでいい」
そう言ったら、

「チョコなんて食べたら終わりじゃん?」
・・・にべもなく否定された。


【冷たい風】

「・・・」
つっかけを履いて、庭に出た。

薄灰色の空からは、乾いた音で、あられが降ってくる。
はらはら、はらはら、と。

夕暮れの雑木林から、凍てついた風が吹き降りてくる。
その風に乗って、愛人たちが足許に擦り寄ってくる。

宵闇のなか、彼女たちの瞳はいよいよ大きく、まんまるだ。

尋ねてみた。
2月14日、彼女たちは私に、何をくれるのだろうか?

愛人1号(18歳♀、元野良)
alt
・・・「にゃー」

愛人2号(1歳♀、野良)
alt
・・・「みゃー」

愛人3号(2歳♀、野良)
alt
・・・回答なし

愛人4号(年齢不詳♀、野良)
alt
・・・ごはんをねだられた。


2018年2月11日 午後4時現在―どうやら今年今月14日私は、チョコひとつも貰えないらしい。

むなしい。


【バレンタインデー粉砕に意義はあるのか?】

alt


「お菓子メーカーの陰謀に踊らされるな!!」
“非モテ同盟”と称する者達は、そう叫ぶ。

しかしその言葉は、現代の世界経済にとって“正しい”のであろうか?

結論から先に言おう。
健全な資本主義護持のためには、バレンタインは必要である。

尤も彼等が、“「非モテの人権」を取り戻すためにバレンタインを粉砕したい”というのならば、つまり本当に資本主義を否定したいというならば、マルクス=エンゲルス的視点に立脚するのであれば、彼等の主張は理解できないでもない。

しかし私は、資本主義を肯定する者である。
そして資本主義とは、宇宙である。

資本主義はひたすらに拡張を続けねば、いずれ窒息し、その内において社会の在り方までもが危機に晒される。
それは生活基盤の破壊を意味し、それは資本主義の破壊―恐慌から起こる。

恐慌の先にあるのは、戦争、或いは流血革命。
人間は食えなくなると争いに向かい、自らの血を以て種の保存を調整する。
そこにおいて資本主義は、単なる市場経済に先祖がえりしてしまう。つまり、逆行である。
一旦市場経済に後退した経済活動は、再び資本主義に向けて歩み始めるに膨大な資源と、長い時間を要する。
ナポレオン戦争、英仏戦争、第一次世界大戦そして第二次世界大戦、これ等の結実たる共産主義革命・・・我々はどれだけ多くの血を流した?

資本主義が拡張をやめることは、(経済史の観点に立てば)混乱を生む。
それは健全ではない。


【バレンタインデーの意義】

だから我々は休むことなく、資本主義を活性させ続けねばならない。
活性とは即ち、成長である。
成長とは即ち、水平的には市場の拡張であり、垂直的には市場の創造である。
前者はグローバリゼーションである。
後者は情報操作、イノベーション、そしてフロンティアである。

alt


そこに共通するのは、その担い手たる者たち―つまり我々が、“欲望に走り続ける”、ということだ。
バレンタインデーは(勿論ホワイトデーも)、グローバリゼーションによって伝播され、情報操作により拡張された、経済市場のフロンティアだ。
それは多分、お菓子づくりという生産活動への依拠なしには存立不可能であるが故に、錬金術まみれで中身の無い、つまり社会への還元が薄い金融資産バブルよりは、ずっと健全なのだ。

バレンタインは“産業”資本主義の拡張のもとに生まれた、大輪の花である。
その生産活動は、非モテという犠牲を伴いこそすれ、第一次産業から第四次産業の担い手すべてに、富を還元する。
それは、資本主義経済に身を置くからこそ、実現できることだ。

我々は、資本主義経済下において、豊かな暮らしを送っている。
資本主義経済には、欲望に基づいた拡張が不可欠である。
バレンタインデーは、そのために創造された、フロンティアである。
我々が今の暮らしを失いたくないのであれば、
バレンタインデーを否定してはならない。








諸氏の2月14日は、いかがなものとなるのだろうか?

モルゲッソヨ
Posted at 2018/02/11 20:15:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2018年02月09日 イイね!

恐慌前夜の命題 ~錬金術に別れを告げよう~

恐慌前夜の命題 ~錬金術に別れを告げよう~アダム・スミスが唱えた「神の見えざる手」は、政策当局ならびにその対話と称する市場操作に追従してきた投資家の行き過ぎた行為に対して、厳しい制裁を加えることを決して忘れるべきではないだろう。
-2018年2月9日 Bloomberg 山広恒夫氏のコラムより








8日N.Y.市場で、ダウ平均が1032$ダウンした。
先日の暴落に続いて、アメリカ長期金利も非線形で急上昇。
これで利上げへの圧力はいよいよもって強くなった。

それでも減税は始まったばかり。国債も増発、インフラ投資もやるって言うのだから・・・アメリカは政府主導でバブルという名のお城を破壊している模様。

この砂のお城、イエレンおばちゃんはゆっくりゆっくり、丁寧に手作業で崩していた。
なのに、ブルドーザーに乗った不動産屋のオヤジが脇からやってきて、地響きを上げて通り過ぎただけで、このザマ。

これだから、金融資本主義はダメなんだよ。

尤も、あのリーマン時の世界レベル協調大金融緩和がなかったら…、と思うとゾッとするけどな。

問題はむしろ、この10年の間に、多くの経済人が、資本主義経済における価値を、
金融資産>フロンティア(或いはイノベーション)
としてとらえてきてしまったことだ。

金融緩和や財政政策というポリシー・ミックスは、あくまで経済再生のための戦略的な“手段”に過ぎない。
それを経済のユニットたちは“目的”と勘違いして、自社株買いや内部留保にいそしみ、イノベーションを後回しにし、フロンティアの創造に背を向けてしまった

何が〝ゴルディロックス〟か!?
リフレ経済政策は脇役として控えているべきだった。主役になってはならなかった。

超低金利、イールドカーブコントロール、政府機関による財政ファイナンス…これ等は不可欠の手段ではあったが、錬金術として扱うべきものではなかった。

今回の金融資産価値の上昇は、本質を見誤ったが故に咲き誇った仇花だ。
そこにはフロンティアという豊饒の大地は、ない。
錬金術にいそしむ人間の感情が、システム・トレードという暴風にのって、自ら咲かせたこの絢爛を吹き飛ばしてしまった。

だが、まだ遅くはない。
この金融緩和で市場には確かに、お金は溢れかえったのだ。

今度こそこのお金を使って、中身のあるイノベーションに励み、新たなるフロンティアを拓かねばならない。

それが、時代が経済人たちに与えた“命題”だ。

…それとも、今回のバブル乱高下、ひょっとして…世界が“アノ国”と関わってしまったが故の、“法則発動”なのか!?


モルゲッソヨ。
Posted at 2018/02/09 10:05:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2017年12月09日 イイね!

【自炊】自分でチャーハンを作ることにする

【自炊】自分でチャーハンを作ることにする【きっかけ】

今夜は嫁が忘年会でいない。
従って夕ごはんは「自分で作れ」と言われた。
食材は、「冷蔵庫のヤツを適当に使え」と言われた。

良い機会だから、愛人1号(同居中ぬこ18歳、元野良♀)に加え、今夜は愛人2号から4号(野良ぬこ3匹、全員♀)全員を自宅に招き、夕食を振舞おうと思う。

そう思って、朝から台所を色々と探索している。
調理器具や食材を確認するためだ。
どんな夕食にするかは、調理器具と食材の組み合わせで決めるのだ。

そのようななか、なんとなくテレビをつけたら、黒電話が出ていた。
黒電話をみたら、なんとなくチャーハンを作りたくなった。

自炊はたまにさせられているが、チャーハンを作ったことはない。
だから、“あのマニュアル”を見ながら、やってみようと思う。


【あのマニュアル】

緊急献立会議した
チャーハンを作るよう指示した。
食材を仕入れるよう指示した。
食材を仕入れる準備に入った。
食材の仕入れが完了し調理待機状態に突入した。
食材の下拵えを指示した。
鋼鉄の包丁がかつてない程の切れ味で食材を切り裂くだろうと発表した。
鋼鉄の包丁が待機状態に入ったと発表した。
食材の下拵えが終了したと発表した。
下拵えを終えた食材が待機状態に入った。
鋼鉄のフライパンを準備するよう指示した。
鋼鉄のフライパンのが待機状態に入った。
チャーハンの調理を指示した。
チャーハンの調理が可能な待機状態に突入した。
強力な火力で炒めるだろうと発表した。
ガスコンロが待機状態に入った。
お昼までに重大な決断をすると発表した。
お昼のメニューがチャーハンに決定したと発表した。
チャーハンを作ることが承認された。
この世の誰も体験したことのない革命的食感のチャーハンになるだろう。
本物のチャーハンを味わうこととなるだろう
カレーライスの予定を白紙に戻す決定が下った。
ガスコンロの元栓が総解放され、残されたのはチャーハンの調理だけだ。
チャーハンの調理開始まで1分1秒の状態だ。
すでに客には通告している。
客はチャーハンが作れるのかと威嚇しており、厨房は非常に緊迫している。
チャーハンができるかではなく、いつ作るかという状況だ。
チャーハンの写真を載せたメニューを各テーブルに配置した
お客がチャーハンを作れと騒いでいる。うちは作りたくないが、準備はできている
チャーハンは調理開始待機状態にあり、火加減を調整した。
ボタンを押せばガスコンロの火がつくことになっており、点火されればフライパンが火で温まるだろう。
1番テーブルの客こそが、我々が最初にチャーハンを提供する客だ。


【問題点】

ICBMの発射準備手順はわかったが、レシピと調理時間がわからないニダ。
それに、ウチのは固形燃料ではなく、ガス台(パロマ)だ。
包丁も鋼鉄ではなく、セラミックだ。
フライパンは、ティファールだ。炒める際は、お米がロフテッド軌道を描いてくれないと美味しくできない。
漁に出た漁船が帰ってこないので、味付けの いりこだし も入手できない。
こんなものを食べたら、お腹のなかで体長27センチの寄生虫がたくさん生まれてくるかもしれない。
それでも、作らなければ愛人たちが飢え、暴動が起きてしまうだろう。
作ったら作ったで、「不味い!」と殴られてしまうかもしれない。


つらい。
Posted at 2017/12/09 09:13:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2017年12月05日 イイね!

ゴタク並べるより行動で!

ゴタク並べるより行動で! 『何シテル?』で書いた〝米海兵隊員交通事故〟のお話、もう少し掘り下げます。













改めてコレ、どういう事故だったかと言うと…

まずは2日付『琉球新報 多重事故で米兵重体 沖縄自動車道、車6台衝突』より―

1日午前4時50分ごろ、沖縄市の沖縄自動車道下り線で、車6台が衝突する多重事故が起きた。Yナンバーの普通乗用車を運転していた米海兵隊曹長の男性(44)が前方の車と接触事故後、車外に出たところ米海兵隊2等軍曹(28)の乗用車がはねた。

県警交通機動隊によると、最初の追突事故で横転した車の後方で停止した軽自動車に、Yナンバー車が接触し路肩に停車した。後方から来た米軍の公用貨物車が軽自動車に衝突後、中央分離帯やYナンバー車に接触した。Yナンバー車から外に出た米海兵隊員男性が、後方から来たYナンバー車にひかれた。

―後段は、なんかよくわからん修辞ですね。

次に同日付『沖縄タイムズプラス 沖縄自動車道で5台絡む事故 外国人男性が重体』より―

1日午前4時50分ごろ、沖縄自動車道の沖縄南インターチェンジ(IC)から北向け21・3キロ地点で、車両5台が絡む事故があった。県警によると、外国人男性1人が意識不明の状態で本島中部の病院に搬送された。

日本人男性1人もけがを負ったが、軽傷という。県警が事故原因を調べている。午前10時45分現在、沖縄南ICから沖縄北ICまでの北向け車線が通行止めとなっている。

―ほほう。

平たく言うと、沖縄の高速で二重事故が起きて、その加害者被害者に米海兵隊の人がいた、と。

でも、嫁が教えてくれたこの記事―『【これは酷い…】米海兵隊員、沖縄で起きた交通事故で日本人の救出中に後続車にはねられ重体 ⇒ なお沖縄メディアは救出の事実はスルーの模様…』によると・・・

>事故に遭った方を救出中の海兵隊員が後続車にはねられ重体
>身を挺して日本人を救い出そうとした
>(現地メディアには)救助の言葉ひとつもありません

―だそうです。
ここだと真相は、一次事故の救助に向かった海兵隊員が二次事故に巻き込まれて重体、と。
あ、記事の元となったTewwt発した、ボギーてどこん こと手登根安則さんは、昨年の参院選で比例立候補したものの落選した、『日本のこころ』の国政支部長さんね。

で、これ以上はなかなか記事が見当たらない…どうも〝報道しない自由〟が発動されたみたいなので、アメリカ現地のニュース『Marine in coma after saving crash victim in Japan~事故犠牲者を救った海兵、昏睡状態~』を見てみると―

Master Sergeant Hector Trujillo was hit by a car in Japan moments after he came across a car crash on an expressway and pushed another man to safety.

Master Sgt. Trujillo has served for more than 20 years and is currently in a hospital bed at Naval Medical Center in a medically induced coma.

(中略)

Last Friday, the father of three and who is currently stationed in Okinawa, Japan, witnessed a crash on an expressway and stopped to help. As he pushed a local man out of harm’s way, a car hit him.

Trujillo suffered a skull fracture as well as spinal injuries. He was flown from Japan to San Diego over the weekend.』

―事故に遭ったヘクターさんは、(交通事故に遭った)人を助けたところを他の車に轢かれた。そして今彼は、事故による昏睡状態のままで本国にて入院している。
しかも彼は頭部から脊椎に渡っての重症!

…何てこと!!

この国際情勢下、一刻の予断も許さない状況において、軍務を最優先すべき軍人さんが、赴任地での交通事故を放ってもおけず・・・しかも彼は、この日本ではエトランゼだぞ!?

私らだって、朝の通勤時間に事故を見かけたからといって、すぐさま救助活動に入ることが出来るかどうか・・・ヘクターさん、あんた・・・優しすぎるよ!

義援活動サイト『Go Fund a Hero』HP、『United States Marine injured while aiding others ~米海兵、救助活動中に大怪我~』より―彼の25年来の親友の言葉。

He is a United States Marine stationed in Okinawa, Japan. He is married to Maria Trujillo and is a father of three wonderful children: Anthony, Adam, and Amber. He is a good Christian man always willing to lend a helping hand to anyone in need. On Friday, at 05:00 am, he was headed to work to PT with his Marines. As he was driving on the expressway, he witnessed an accident. He could have ignored it and continued on his way to work, but he didn’t do that. Instead, he followed his heart and he pulled over to assist. As he grabbed a local Japanese man to get him out of the way, he was hit by a car. He suffered a skull fracture and neck & spine injuries. The full extent of his injuries is unknown at this time. He has been placed in a medically induced coma. He was transported from Japan to the United States where he is currently receiving medical care at Naval Medical Center Balboa in San Diego, California.

ヘクターさん、奥様と二男一女を養う、一家の大黒柱。
敬虔なクリスチャンで、困っている人を見たら放っておけないタイプらしい。
だから沖縄の事故現場を見たとき、とても放っておけなくて、仕事そっちのけで被害者を助けようとした。
そしてヘクターさん、被害者を救助しようと車外に引っ張り出したところを、後続車に轢かれてしまった、と。
頭蓋骨骨折、頚椎から脊椎まで痛めて・・・今も移送先の本国で昏睡状態。
付き添うご家族にも大きな負担が・・・

・・・コレ、放っておけるか!?
彼が助けてくれたのは、日本人だぞ!

確かに、合法的に人を殺すことを生業とする職業軍人…その者が人を助けるなど、偽善かもしれない。もしかしたら彼は、これ迄人を殺め、傷つけたこともあるかもしれない。或いはこれから先も・・・。

しかしそれでも、彼の勇気と誠意に応えるのが、日本人の“義”ではないか!?

ヘクターさん、奥様、御親族の皆さん・・・少ないけど、何かの足しにでもなればと、寸志を送らせていただきました。
そしてお子さん達・・・アンソニー君、アダム君、アンバーちゃん・・・願わくばどうか、日本のことを嫌いにならないでね。
あなた方のご主人、お父様は、立派な方です。
今の日本人が忘れかけている、“仁”の心をお持ちです。
そんな立派なお父様を、誇りに思ってください。
そんな立派なお父様が救おうとした日本人を、嫌いにならないでください。

そう、確かに米兵にはクズもいる。
在日米軍の婦女暴行、殺害、現地沖縄では本日も、その手のニュースが報道されている。しかし残念ながらヘクターさん、あなたのことは殆ど報じられない。

しかしそれでも、あなたが責められる理由は、ない。
同盟国とか、不動産屋のオヤジとか、辺野古移転とか、そんなことはどうでもいい!
ヘクターさん、あなたのして下さったことは、国境を超えた“仁”だ!

ひとりの人間として、私はせめて、“義”を以てそれに応えたい。
そう、私は日本人だから。
Posted at 2017/12/06 02:07:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族

プロフィール

「5年乗ったスピトリRSから乗り換えた。旅先でどうしてもダートを見ると心がときめくからだ。林道レベルならモタードはオフも走れる。問題はタイヤだが、純正のスーパーコルサSPはナラシ終了時に坊主になってるはず。次はスコーピオントレイルあたりにしたい。だが情報が大陸に漏れるのは必至。」
何シテル?   09/19 00:51
平成30年2月現在、 【四輪】 家車…モデル末期、叩き売りのアウディA4 AllroadQuattro。 使用用途は主に近所のスーパーへの買出し、...
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2017年3月11日―今日という日に敢て、2月14日に我が家にやってきたこの車両について ...
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