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器≪Utsuwa≫のブログ一覧

2016年07月16日 イイね!

【AIIB】詰んだなw

【AIIB】詰んだなwバングラとパキスタンでインド包囲網つくるつもりが…

コイツを諮問委員とかにするとかwww


その役割が『総裁などに助言を行う顧問としての役割(NHK)』だってよ!






味方にしたら恐ろしいなんてもんじゃないが、
敵にしたらこれ以上頼もしい存在はいない。




それが、ポッポ。


一路一帯、真珠の首飾り、シルクロード経済圏…能書きたれる前に、詰んだな。
Posted at 2016/07/16 17:58:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2016年07月16日 イイね!

【ボスポラス海峡問題】裏編:これを地政学という

【ボスポラス海峡問題】裏編:これを地政学という












【ボスポラス海峡封鎖】

前エントリで述べたように、もしトルコのクーデーター派が〝ロシアの後押しを受けていない〟とした場合―

ボスポラス海峡をクーデター派が押さえると、ロシアの輸出に大きな影響が出る、と私は考えた。
しかしそれはロシアだけの問題ではない。

それは同時に、黒海と大西洋やアフリカを結ぶ交易ルートの拠点である、ウクライナの経済に影響が出ることを意味する。



ロシアが輸出ルートを失うと、困る。
ウクライナが貧乏になると、困る。

それは皆も同じだ。
以下、その理由を書こう。


【ロシアの問題】

前エントリーで私は、

『ロシアは世界最大の天然ガス輸出国であり、小麦の輸出は世界第四位。そのなかでも当海峡は最も重要な輸出路である』

と書いた。



小麦、である。

ただでさえ円安政策(というか、円高じゃない政策)を採用してる日本。
そこへ小麦の世界的供給不足が起きたら、コストプッシュで値上がり必至。

以下、2016年2月13日付ロシア誌スプートニク
『ロシアは2016年世界最大の穀物輸出国になるかもしれない』より

曰く『今年、世界の農産物市場は著しい変貌を遂げる。世界の大多数の通貨の対ドルレートが下がったために、米国産の小麦は輸入国にとってはあまりに高値となる一方で、逆にロシアの農産者はルーブル安のおかげで世界市場で新たなポジションを獲得するチャンスを得る。』


曰く『「今日、我々が穀物を輸出する先は100カ国。(中略) 例えばナイジェリア。(中略) そのナイジェリアからロシアの穀物生産者が締め出したのは圧倒的シェアを誇っていた米国産穀物だった。このほか南アにも穀物供給が行なわれている、ロシア産穀物はラテンアメリカでも知名度が高く、メキシコでもそうだが、これは文字通り米国の鼻先に位置する国だ。」』

―引用終わり

そう、ロシアは世界4位の小麦輸出国。



今回、その輸出ルート(海路)が、トルコ軍クーデター派に占拠された。



そして現在、世界中には、各国金融緩和でカネが余りまくっている。
ファンドは、マネーゲームは、間違いなく〝買い〟に入る。
この拡大版↓が、週明けに市場を席巻するだろう。




以下、2014年12月19日付日経
『小麦7カ月ぶり高値 国際価格、ロシアに輸出規制観測』より

曰く『小麦の国際価格が上昇した。主要生産国のロシアでルーブル安を背景にした小麦流出への規制策を政府が打ち出すとの見方から、ファンドが買い圧力を強めた。』

―引用終わり

大変なことだ。


【拙宅とロシア】

小麦が値上がりする。

たいへんなことだ。

小麦を使ったごはんが、食べられなくなるのではないか!?

からあげも、



パン粉を使うから、とんかつも食べられなくなる。



絶望的な気分に陥った私は、仕事に出た嫁にメールを送った。


以上、原文まま。

私 『ロシア、どうするんだろ?

   小麦がなくなると、ごはんがこまる(※1)。
   唐揚げがつくれなくなる。

   昨日の唐揚げが、私にとって最後の唐揚げなのかもしれない(※2)。

   小麦のない唐揚げ、つくれる?』

嫁 『なんのことかわかりません』

・・・非常に冷たい返事だった。

※1 ボスポラスを通って地中海に出る交易ルートは、主に欧州とアフリカがメインである。別に日本の食卓から小麦食材がなくなるわけではない

※2 昨夜の拙宅夕食は〝とりのからあげ〟だった


【私とウクライナ】

私と、というより、正しく言うと〝ウホッ!(※3) を除く世界中の全男性とウクライナ〟である。

ウクライナが貧乏になると、未だくすぶるクリミアはじめ、国内のロシア帰属派とムスリム、或いは西欧帰属派の対立に火がつきやすくなる。

想像して欲しい。
この国で、オデッサ辺りの港町で戦争があったら、どうなるか?


ロシア系の民族主義者やムスリムが食うに困り、暴力を振るうのは、怖い。
ムスリムなんかがISとつながったら、ヤバい。

暴力を振るわれて泣きを見るのは、いつも女子供だ。
ISなんかに同化政策とられたら、全世界の男性にとって、その損失ははかりしれない。

諸氏は覚えているだろうか?


ティモシェンコたんを―


ナタリアたんを―



彼女たちだけではない。


ウクライナは、世界最強の〝純粋種美人国〟なのだ。


どっかの切削生産人造化物国(※4)とは、ワケが違う。


彼女たちがISの餌食になるなど、私は勿論、諸氏には耐えられないことだろう。



※3 ウホッ!→この↓画像を見て、心中になにか熱いモノを感じてしまう人たちのこと



※4 切削生産人造化物↓




【所感】~カミーユ・ビタンの台詞を用いて~



「ボスポラス海峡は、ボスポラス海峡はごはんなんだ!ごはんは、この宇宙を支えているものなんだ!それを、それを…!こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、非道いことなんだよー!」

「ウクライナは、ウクライナは美人なんだ!美人は、人生の活力なんだ!それを、それを…!こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、非道いことなんだよー!」

・・・諸氏も、私と共に祈ってくれ。
いつまでも、からあげを食べられるように。
いつまでも、美人の国が栄え続けるように。


【追伸】

12:01付 産経より
『エルドアン氏はその後、テレビ局へのビデオ通話で、国民に「街頭へ出てクーデターに反対の意志を示せ」と呼び掛け、対決姿勢をみせた。』

―オイ!国民を盾にするな!!!!!!!!


それでも―



美人は何をしても許される。



【0716 17:09 追伸】



ほぼ終わりましたな。

Posted at 2016/07/16 14:00:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2016年07月16日 イイね!

【コラム的に】オスマン・トルコへの想い

【コラム的に】オスマン・トルコへの想い徹夜明け。短く書く。













【トルコクーデター】

今回の件、昨日のニースはじめ、フランスのテロ(※1)、つまりEUが産み出した矛盾と無関係ではない。それは西欧キリスト教文化、いいや、フランス革命以来の市民社会とカリフ国家の対立の産物だと言ってもいい。

そもそも、EU域内での人の移動の自由=シェンゲン協定(※2)のつくる絶対防壁と、シリアやイランイラクはじめ中東との緩衝地帯となっているのがトルコ。
それは1億6500万€(180億円)とシリア難民受け入れをエサに、トルコを不法難民の坩堝にしたドイツ第4帝国=EUの策略。

いずれも損をするのは国民。
EUでは異文化難民を受け入れる苦渋と拠出金。
トルコでは治安の悪化。

Brexitを果たしたイギリス=アングロサクソンのように、域外に帰属する文化圏を持たない国々の国民は、悲劇だ。

今回のクーデター、まだ詳細は知らないが、軍はトルコ国民の声を味方につけているのではないか?


【ロシアとEUの対立】

既にクーデター派はボスポラス海峡を制圧したらしい(※3)。
これはクリミア問題で制裁を受けているロシアにとっては、地中海へ出てのアフリカとの資源交易ならびに軍事上の極めて重要な拠点の安定性が失われる、という危惧が生まれる(※4)。

ロシアにとって今回のことは、現トルコ政府が倒れることでモンテレー条約(※4)が反故にされる、という憂慮すべき事態になるかもしれない。

といっても、今回のクーデターの裏にロシアがいたら、事態はまったく逆のことになるのだけど。

いずれにしても、アメリカの圧力で、サウス・ストリームⅡというロシアとドイツのパイプライン計画実現が進みにくい現在、オデッサからボスポラス、つまり黒海沿岸が真空化するのを、ロシアは絶対に看過しないだろう。
そしてクーデター派が、ユルドゥルム政権がすすめたシリア難民政策と真逆の動きをしたら、不法難民はまたEUへ押し出される。EUはこれを何としても〝お断り〟したい。

つまり、トルコをめぐってロシアとEUの対立は更に激しくなるかもしれない。

クーデター派にロシアのバックアップがないとしたら、イスタンブールでのロシアとEUの争いには、さらにクーデター派が加わって、三つ巴になるかもしれない。
ドイツ第4帝国vsロシアvsイスラム―洒落にならない。


【教唆】

これ、もしかしたら、日本でも起きるかもしれない。
シナリオは、シナの崩壊と分裂による難民流入が起きた場合のこと。一昨日(だったと思う)、百合姐さんが都知事選の演説で言ってたけど、大陸や半島で内戦が起きて、難民が来たときに日本はどうするのか?
無制限に難民受け入れして、国内治安がぶっ壊れたら、黙っていられなくなったチカラが発動するかもしれない。

そこまで言わなくても、今回のこと、EUではメルケル中心に為政者たちが胸を撫で下ろしているのではないか?
曰く「いやー、トルコ入れんでよかったわ」と。
もしもトルコ入れてたら、イタリア金融不安という経済問題に加えて、政治不安を更に加速させるところだった。
そしたら、EUでも何か起こってたかもよ?

内需不振、デフレ経済下では、外的要因はすぐに為替や指数に影響が出る。
トルコリラは1$=3リラ、対ドル5パーセント落ち。ユーロに対しては大暴落。しかして中東や欧州、或いは大西洋から遠い日本円は、ユーロにも$に対しても上昇。
現在日本円は1$104円台。昨日の昼から12時間で、2円円高になった。1€は118円から115円へ。

原油価格上昇によるコストプッシュがおきる。
勿論輸出にも影響する。

折りしも昨日、NYダウは最高値を更新したばかり。
クーデターが起きたのは土曜の早朝。
なんか、仕組まれてないか?


※1 昨日ある方から、「なぜISはEUのターゲットに、わざわざ中東から一番遠いフランスばかり選ぶのか?」と訊かれた。実はこれ、簡単な理由がある。それはISのねらいが〝大イスラム圏の復活〟にあるからだ。この目的を達することは、〝レコンギスタの逆行〟を意味する。つまり、イベリア半島の南東にあり、EU第2の勢力であり、かつキリスト教カソリックというイスラム原理主義者にとって憎むべき敵であるフランスを抑えることは、ISにとっては権威を高めるうえでも〝逆レコンギスタ〟を目指すうえでも重要な意義があることなのだ。シャルリー・エブドがムスリムをおちょくったから、という説明はあまりに思慮がない。


※2  タブレットやスマートフォン、PCで文章を綴るときにいつも思うのだが、本当に〝本来は出てくるべき重要な〟単語がまともに変換されない。一方でどうでもいい俗語や芸能人の名前なんかは一発で変換される。これがマーケティングの結果であるというのなら、IMEというのはその国の民度をはかる、良いものさしなのかもしれない。

※3 ボスポラス海峡は黒海と地中海を結ぶ航路。一年を通してロシアに不凍港からアフリカや南欧市場へのアクセスを保証する、ただひとつの海路だ。ロシアは世界最大の天然ガス輸出国であり、小麦の輸出は世界第四位。そのなかでも当海峡は最も重要な輸出路である。ここを失うと(ただでさえクリミア問題で経済制裁受けている)ロシアは、致命的な外貨獲得問題に陥る。

※4  この修辞、すごいデジャビュのなかで書いている。数ヶ月前にこんな文章を書いた記憶があるのだ。モンテレー条約ってのは、平たく言うと、有事にボスポラス海峡を通っていいのは、ロシアの黒海艦隊とトルコ海軍だけ、というやつ。平時においては別にどんなやつも通って良い。
Posted at 2016/07/16 09:40:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2016年07月08日 イイね!

【参院選】青山繁晴先生の街頭演説にいってきた

【参院選】青山繁晴先生の街頭演説にいってきた【まえがき】

主水さんも採り上げて下さったから、レポート。
但し17時からは出かけなきゃいけないから、簡単に。










【概容】

日時: 2016年(平成28年)7月7日 18時00分~20:30分
場所: JR名古屋駅 桜通口(東口) ロータリー南側
同行者: 某外資系銀行若手エコノミスト(私の弟子)と秘書(♀)
目的: 金融経済に携わる者に地政学と国際政治への興味をもたせ、より広い視野で世界を見てもらうきっかけをつくること
趣旨:㈱独立総合研究所代表取締役・2016年参議院選挙立候補者 青山繁晴氏の選挙演説聴講を通して、
 ①東アジアを中心とする近年の国際情勢を体系的にとらえ、
 ②日本のマスゴミの捏造・報道姿勢・立ち位置を理解してもらい、
 ③民間からの国富追求のために何をすべきかを自問自答させることで
上記目的を達成させる。


【レポート】

1.前座

涼気を含んだ風に、幾らかの暑気が祓われる黄昏の街。
帰宅の人波が、駅に向けて雑踏を連ねる頃―

人の河の流れに留まり続ける、小さな群集。


今日は7月7日。
第24回参議院議員通常選挙まで、あと3日。
ここ愛知では、昨年夏の改正公職選挙法により、定数が従来よりふたつ増えて8に、今回の改選は4議席、9人の候補者によって争われる。


宵闇の訪れには程遠い、梅雨の晴れ間の夕刻。

人波に揉まれながらも佇むこの群集を支えているのは、ひとり候補者の演説。




日本のこころを大切にする党 元愛知県議 井桁まこと―


通り過ぎる〝孤独な群集〟に翻弄されながら、それでも呼びかけ続けるボランティア。
彼女からチラシを受け取り、既に事前投票を済ませたことを告げる。


東アジア安全保障、米軍への不信と自前の国軍創設、( `ハ´)植民政策の脅威、チベットやモンゴルの悲劇、それを省みず移民受け入れ推進の自民批判、云々。

特に移民が実際に行われた場合の( `ハ´)による土地収奪、治安悪化、法の無力化など、具体性のある説明にはそれなりの説得力があった。

2.矛盾

だが、井桁よ―それは西村眞吾先生や中山
成彬先生の受け売りであること、私は知っているぞ?
私は選挙区は自民の藤川氏に、比例は敢えて〝日本のこころを大切にする党〟として政党名を入れた。

何故君の名を入れなかったのかといえば…


キサマが、未来の党、即ち小沢のもとにいたことを知っているからだ。
キサマは当選するためなら、自らの信条も国への思いも方便にしてしまう、ただの扇動政治家を志望しているに過ぎないこと、私は知っているのだ。

私が〝日本のこころ〟に投票したのは、母さん―老いた身で孤軍奮闘している中山恭子さんを応援したいからだ。

そんな思いを胸に秘めつつ、それでもそれなりに聴衆を集める井桁。
彼は兎も角、歩を止めて聴き入る人たちに向けて、私は心の中で喝采を送っていた。



3.時は来たれり

小一時間も経ったころだろうか?
いつしか夕闇は夕暮れをいざない、薄暮の空は藍色を帯び、林立する高層ビルの谷間、街の灯が人口甘味料のような自己主張を始めた頃―

南の街路から、どよめきが沸き立つ。

― 真打、登場!



日本のこころを大切にする党のバナーを切り開くように、萌黄色のグラデーションが宵の口の街路へ、ゆっくりと入港した。

劇的幕開け―

どよめきは波紋のように拡がり、周囲を席巻する。
加速度的に膨れ上がる聴衆。
積みあがる人だかり。

千両役者。

鳥肌が立つ。
拍手、拍手、拍手!!!!!
何故かわからぬが、涙が滲む。

萌黄色、誠の色、新撰組―
真の〝日本のこころ〟を大切にする男が、ついに壇上に立った。


4.青山繁晴

「皆さん、こんばんは!!」



「こんばんは!」
瞬く間に聴衆が膨れ上がり、一斉にシャッターがきられる。

「ええっと、マイクがひとつないな…どこいった?」
「ああ、ありました、僕のポケットに入ってた(笑)」

返すように笑い声が響く。

改めて、第一声。

「皆さん、もっと僕のほうに寄ってください」
「小さなお子さんを前に」
「申し訳ないけど、通路を開けてください」
「迷惑にならないように」

弱者を労わり、己を控え、公を優先する・・・もうね、この言葉だけで〝日本のこころ〟が具現化したよ。

こうでなくてはな!

参議院選挙立候補者、青山繁晴。
名古屋での演説は、今日一日だけ。
6年の任期を満了したら、もう政治の場には出てこない。

だから今日は、私たちにとってはもう、二度と来ない日なのだ。




5.共に考えよう

「皆さんと一緒に、考えていきたい」

自分を売り込む台詞は、皆無。
首のコルセットが痛々しい。声も潰れている。
それでも青山さんは、語りかけてくる。

そう、
「皆さんと一緒に考えていきたい」と。

私たちは引き込まれ、そして思う。
この国のことを、この国の未来を。

移民のこと。
シナの中華思想、殖民主義。
人口減少を凌駕する、A.I.の発達。
アメリカでは既に、人事や経理の現場から人間が排除され、代わって人工知能がこれを行っているという。
A.I.は人間に取って代わり、労働力デフレが生まれる。
それを奪い合う日本人と移民。
「そのような状態になったら、彼ら(移民)を追い返すのですか?」
「それが日本人のすることですか?」
だから、青山さんは移民反対。

経済の復活。
小規模農業のブランド化、作物の輸出。
大規模農業なんてアメリカの真似ではダメだ。
「日本の農家がつくる、世界で最も美味しく、世界で最も安全な日本の食材を待っている人たちは、世界中に沢山いるんです!」

18年に及ぶ、世界一純度の高い日本海メタンハイドレードの研究、そして輸出戦略。
エネルギーコストの削減、利潤の拡大、そしてトリクルダウン。
潜在的購買力の拡大。

メタンハイドレード掘削によるエネルギー自給率の大幅上昇と産業構造転換、小規模農家のブランド化による輸出産業化、地方の活性化。

そして・・・安全保障。

「世界の紛争原因の殆どは、エネルギーと食糧です」
「日本海のメタンハイドレードと、日本の農家がつくる食物が、世界の紛争根絶に役立つのです!」

著作や講演会、WEBなどで知ってはいたものの、生の声は説得力がある。




まるで講義。選挙演説なんかじゃない。
言霊(コトダマ)とは、このことか。

消極的移民受入派の私もまた、他の聴衆と同じく、いつしかその言に耽溺してしまっていた。
振り仰げば空には既に暗い藍の緞帳がおりて、ビル群の窓から漏れる灯りも減り始めている。

いつまでも聴いていたい―


6.終幕へ

時の流れは残酷だ。
誰かが時間の流れを速めているのではないか?と勘ぐりたくなる。

怒涛のような〝講義〟のなか、いつしか法に基づくタイムリミット-午後8時は目前に迫っていた。

最後の言葉。
今回の僕の立候補が、あとに続く者を生むことを期待する」
「そんな人を、僕は厳しく、しかし精一杯応援したい


そうなんだ。

この人は、決して聴衆にすがるようなことはしない。

この人は、ずっと私たちに誘いかけてくる。

「この国のこと、一緒に考えよう」


7.大団円

壇上を降りて、握手、そしてサイン会。
当然ながら、ミーハーな私もサインしてもらった。

(知ってる人は知ってるけど、ロータス使ったのは、青山さんがロータス乗りだから)


行列はとどまるところを知らない。

休暇を取り、今日というたった一日のために、山形からやってきたサラリーマン―
学校の宿題に、〝ほんとうの答え〟を書くために勉強を続ける中学生、それを応援するご両親―
乳吞み児を抱えた若い母親、そしてむずがることもなく真っ直ぐに〝講義〟の姿を見つめ続けた赤ちゃん―
歩道を走る自転車のために、道を開けるよう呼びかけた若者―

本当にたくさんの聴衆が、老若男女の隔てもなく、学ぶ立場に立っていた。
誰かに扇動されるのでもなく、誰かを応援するのでもなく。

共に考え、共に思う。

この瞬間、私たちは間違いなく〝学ぶ者〟だった。


新幹線に乗るため、青山さんが踵を返す。

「おつかれさま!」

何処からともなく、声が上がった。


【おわりに】

日本のこころを大切にする党、そして青山繁晴。

平成28年7月7日、この日、人口200万を擁する大都市は、保守一色に染め上げられた。

「誘ってくれて、ありがとうございました」
「この国のこと、もっと色々考えるようにします」

同行した若いアナリストが、感無量の言葉をくれた。

よかった。
ここへ来て、よかった。

ウチに帰ったら、嫁に自慢してやろう―

冷えた缶コーヒーで喉を潤しながら、私はアウディのハンドルを強く握った。





…あ、そういえば傍らで夜8時を過ぎてもチラシ配ってた、真っ赤な政党がいたなwww
それと週刊文春『
安倍首相自ら口説いた参院選トンデモ候補青山繁晴(7月7日号)』、これは根拠もない誹謗中傷。
文春社長の松井清人、この男、有田
(スターリン)芳生と繋がってる、過激派左派のエージェントだからw
青山さん、この件についてもこの日きちんと説明してくださいました。


おしまい
Posted at 2016/07/08 16:46:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 暮らし/家族
2016年06月24日 イイね!

【ポピュリズム】おわりのはじまり

【ポピュリズム】おわりのはじまり今回のエントリはまず、前作『【Brexit】このままだと本当にブログ書かなくなりそうなので…』をご一読いただいてからお読みいただきたい。








はじめに言っておく。

政治は、感情で動いてはならない。
特に外交・安全保障・経済政策において、これは絶対条件だ。

感情を取り払いあくまでドライに、そして理性と理知をもって、自国を守る。
マキャベリズムの大原則、政治の掟だ。

感情や本能で動く民間の経済活動を、政治は知性を以って制御せねばならない。
20世紀初頭以来の、鉄則だ。

今回、EUとイギリスは、これを誤った。
グローバリゼーションの時代、それは瞬く間に世界中に波及した。

結果、世界は激震に見舞われた。




【EUのあやまち】

はじまりは一枚の写真だった。



波打ち際に横たわる、幼児の遺体。
それを目にしたとき、大衆は感情に翻弄された。

そして政治がこれに続いてしまった。
マキャベリズムは、女子供の理屈に屈服した。

〝かわいそうだから、難民、受けいれよう〟

トリガーが、動いた。

参考:EUがシリア難民を受け入れるに至った説明動画(日本語字幕あり)
https://youtu.be/RvOnXh3NN9w




【英:正しいがゆえに】

イギリス、ドイツ、フランス、オランダ・・・ポピュリズムで眼が見えないEU各国は、自国民を顧みることなく、破綻危機国そして難民に、富を寄進した。



結果、域内各国内は疲弊し、社会保障、治安、自国民の貧困は後回しになった。

特に島国であるがゆえに、EUへの拠出金の半分も享受できないイギリスについては、前ブログにあるように、国民の不満がピークに達した。



「キャメロン政権は、自国の民よりも他国や難民にプライオリティを置くのか?」

「EU残留に利はない!」

EU域内に留まることの、金融大国としての責任。そしてオスマン・トルコを崩壊させ、中東の混乱を招いた歴史的道義・・・これらは〝目に見ることができない〟

無責任、我儘・・・だが、イギリスは自身に対し、防衛本能を働かせた。

それは過ちではない。そう、国体を護持するための、マキャベリズム。

しかしそれは同時に、域外、いいや、世界に対する責任の放棄と言う名のポピュリズムでもあった。

国際経済の、そして世界の秩序が、崩れ始めた。




【ポピュリズムの怖さ】

冒頭で触れたが、外交・安全保障・財政政策がポピュリズムに流されることがあってはならない。

今回のEUの危機も、ポピュリズムの暴走から始まった。

そして、日本。

あの2009年秋からの3年間は当然のこと。
今回のBrexitの発端となった、シリア難民へのEUの対応変化と現在の状況、同じ臭いがしないか?



沖縄県うるま市の女性会社員暴行殺人死体遺棄事件。



あの忌まわしい事件にのっとって、急速に勢力を拡大するシナ共産党エージェントたち。集票のためにこれに載った野党4党。
乗せられる人々、止められない政府、(内政干渉できず)なす術もないアメリカ。



既に沖縄は、県民の税金で〝シナ属国の象徴=龍柱〟を那覇に建ててしまった。


沖縄へのシナの侵食は、拡がっていくばかりだ。


【難民から移民へ】

ポピュリズムの怖さは止まらない。
ご存知だろうが、日本政府はすでに、限定的であるがシリアに対し、難民受け入れを表明している。



そして(既に赤く染まった)マスコミ各社は、日本の難民受け入れがまだまだ足りない、と喧伝している。(EUであれほどのことが頻発したに関わらず)彼らは難民という〝錦の御旗〟をもとに、最終目標〝移民受け入れ〟のために邁進している。



マスコミ、左翼ポピュリスト、そしてそのフィクサーたるシナ共産党の目的…それは日本へのシナ人植だ。
移民と言う名の入植によってシナは、内部から日本を動かそうとしている。
そう、東アジアにおける〝中華〟となるために。


【器《Utsuwa》の移民(難民)観】

意外かもしれないが、実は私、移民を受け入れることに異義はない。

難民だけでなく、移民を受け入れねば成長、いや、国体さえ護持できないのはEUと同様、日本も同じだ。

EU難民受け入れの背景には、日本と同じ少子高齢化問題があったのは事実。
生産年齢人口が増えねば経済は成長せず、税収も減るばかりで、社会保障から国防、治安警察はじめすべての政治機能が働かなくなる。

シナとそのエージェントたちは、ここに目をつけたわけだ。

今回のシリア難民受け入れは、その嚆矢として使われる可能性が高い。
一度つくった前例は、のちのちの解釈に大いに影響する。

事実上、日本は移民受け入れへの道、つまりシナ殖民への道を歩き始めた、と言ってもいいのではないか?
沖縄は、その最初の生贄かもしれない。

話を戻そう。
前述のように、私はポピュリズムに乗る以前の問題で、移民は害悪ばかりだとは思っていない。

資料↓にあるとおり、日本はもう、取り返しのつかないところまで来てしまっている。
少子高齢化は、社会保障の崩壊だけに留まる問題ではない。
それは日本の生産性を徐々に削ぎ、市場を縮小させ、税収を矮小化させ、国力を失わせる。


結果として国際社会における日本への信認を担保するものは、どんどん失われていく。円は価値を落とし、相対的に金利は上昇し、国債が滅びゆく。
その先にあるものは・・・とてつもないインフレ、そしてデノミか財政破綻だ。

それを防ぐ政略としての、移民。
外部から納税者を受け入れ、内需を保持いいや拡大し、国体を保持する。
リアリズムに徹すれば、これもまた道である。

しかし、である。移民によって国体は保持できても、日本という〝郷(クニ)〟が護持できないのであれば、それは本末転倒である。

だから移民をするにしても、日本政府はそこに厳密な制限を設けるべきだ。
最低限、自由と繁栄の弧における、日本の安全保障ダイヤモンド内のみにこれを制限することはいうまでもない。


それもまた、リアリズム。


【疑念】

しかし現在(いま)の日本政府、本当に大丈夫なのか?

移民云々言う前に、今回のBrexitに対する政府の対応、あまりといえばあまりに酷い。

特に金融政策。
Brexitが発動した場合の危機管理、お粗末過ぎる。
それは4月27日の日銀金融政策決定会合も酷かったが、今回はそれどころではない酷さだ。

6月24日22時-
現在、日本政府からは何の具体的対策は発表されていない。



アメリカはドルのスワップ供給を開始する覚悟を見せた。
年内の利上げも霧消した。


日本と同じく、安全通貨を誇るスイスは、いち早く市場介入を開始した。


各国の行動、これらは放置すればすべて、日本経済に与えるBrexitの悪影響に、更なる弊害もたらすだろう。

キャメロンは責任を放棄して辞職した。とんでもない男(クズ)だ。



そのようななか何も具体策を見せない日本。

失望した。


これから先、覚悟することだ。


おしまい



Posted at 2016/06/24 23:46:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | ショッピング

プロフィール

「5年乗ったスピトリRSから乗り換えた。旅先でどうしてもダートを見ると心がときめくからだ。林道レベルならモタードはオフも走れる。問題はタイヤだが、純正のスーパーコルサSPはナラシ終了時に坊主になってるはず。次はスコーピオントレイルあたりにしたい。だが情報が大陸に漏れるのは必至。」
何シテル?   09/19 00:51
平成30年2月現在、 【四輪】 家車…モデル末期、叩き売りのアウディA4 AllroadQuattro。 使用用途は主に近所のスーパーへの買出し、...
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【衆議院選挙2017】候補者を選ぼう 
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2017/10/06 12:43:04
【加筆改訂】備忘録~麻生談話~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/09/23 15:56:06
【ちょこばさんエントリによせて】叙事詩〝裸の王様〟 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/02/10 17:08:04

愛車一覧

ハスクバーナ 701 Enduro RX-0 Unicorn (ハスクバーナ 701 Enduro)
2017年3月11日―今日という日に敢て、2月14日に我が家にやってきたこの車両について ...
トライアンフ スピードトリプル RS 天使のブ・・もといDWG262ツヴァルケ (トライアンフ スピードトリプル RS)
キャスター角22度9分、トレール91.3mm。 ホイールベース1445mm、装備重量19 ...
アウディ A4オールロード クワトロ ヒゲクジラ (アウディ A4オールロード クワトロ)
2020年6月5日、走行48000キロ、5年間保有の後叩き売り…良い車なんだけどねえ…ま ...
シボレー コルベット クーペ ネオ・ジオング (シボレー コルベット クーペ)
2019年6月某日、売却。 中秋あたりからの山岳エリアでは路面温度も下がり、立ち上がりで ...

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