この記事は、
日経平均、その他もろもろ、そろそろ手じまいの理由について書いています。
それと、みんカラ保守系論客の皆さん、
“土肥隆一”の件、ヨロシク!
【導入】
日経平均、10600円切っちゃいましたね。
やっぱ政局、円高、原油高とトリプル要因あるのでこんなもんでしょうか?
中期以降の視点で見れば、海外投資の効果も多いけど、それまでは(いくら3月以降のDIが良くても)大きな動きはないかな?
【親日新共栄圏】
さあ~て、統一地方選惨敗の前にも、やっと解散になりそうですね(ていうか、なってくれ)。
解散総選挙あったら、株価は一時的に乱高下しそう。
特に保守政党が与党化する(してくれ)と、露特亜方面では政冷経熱から政冷経冷となるかも。
でも、いいんだ。
日本は、台湾、ブラジル、インド、オセアニアそしてASEAN諸国へ積極的に投資展開して、“新共栄圏”作れば良いんだから。
それが東アジアの経済・安全保障に繋がるなら、西欧・米とも強い連携しやすくなる。 既に中国離れも始まりつつあるし、そのカントリーリスクも(丹羽が何と言おうと)依然払拭されていないわけだし。 保守新政権(←もう決めてる)総理大臣様、経済担当相様、
“新共栄圏”への官民一体集中投資。
やってくださいよ、お願い。
日本の国策がきちんと世界に向けて発信されれば、投資家マインドも回復しやすくなるでしょ?
その時まで、株価の上昇はちょっと我慢するだけでいい。
当面は、made in Japan買ってくれるアメリカさんの経済回復に期待です(ユーロも強含み!)。
【国益の視点から産業政策を】
さて、その“親日共栄圏”と、もうひとつ。
・・・2009年の悪夢を考えると、我ながら夢のような話ですが、政権交代で別に大きな財政出動しないで(というかしちゃダメ)ね。
コドモテアテ、コウソクムリョウカはじめすべての“甘やかし政策”はやめましょうね。
ついでにいうと道路はいらないけど、病院と老人介護制度強化(現金与えるのでなく、
在宅介護支援)は必要ね(親の面倒見るのは当たり前!)。ニートや学生に対しても、農村での通年労働やお年寄り通年介護支援(生活支援レベルならできるべ?)を行わせるとよろし。 働かざる者喰うべからず。
減らしたお金は、防衛費や災害対策費、農村回復(バイオ)、宇宙開発レベルへの産業投資で国内メーカー主導(これ大事)の連鎖的内需拡大を促し、東南アジア・インドとの共同開発プロジェクトを超速で進める、コレに充当してください。
きちんと遣い道が明らかになったお金は、わかりやすいです(パチンコに消えるわけではないです)。
そうなれば、投資家の皆さんが
“未来”を買うマインドもより一層強くなる。
だって、防衛費・宇宙開発を強化すれば、重機械産業の発展だけでなく、電子産業、機械加工業も活気づくし、災害対策費強化は土建業の受け皿になるし、農村復興は農業とバイオ産業と食糧安全保障につながる。
つまり、
日本を大切にする、日本の未来を大事にする安定株主増える。露や特亜は、日本の国力上がっては嫌だから、投資は自然手控える。というか、
奴らの投資に対しては、絶対に規制設けてね。
繰り返すけど、投資家マインドも、こういった計画や国家戦略前に出せば、関連業種に対して良くなるかと。
“親日新共栄圏”と“国益産業政策”で、日本の未来を明るくしよう!
【富って何だろう】(トミ子とは違うよ)
先のブログにあるとおり言うておくが、私は完全にアダム・スミスを信奉してはいない。
経済発展はやっためたらとやるものではなく、ある程度の
“国益”を見越して調整すべきものだと思ってます(レギュラシオン経済)・・・何処の国でもやってることですが。
私は、国民国家にとって、“富”=お金ではないと思ってる。そして
“富”とは、お金+社会の安全性+未来だと思ってます。
富をお金と勘違いすると、怖い。
富をお金と勘違いした経済体制は、金融資本主義に流れてしまい、その結果・・・世界はどうなりました?
これといった国家戦略的な産業を育てず、金融で利ざやを稼いできた国々は・・・国民が手を汚し、汗して働くことをせず、金融でカネを稼ぐことを富の源泉としていた国々は、どうなりました?どうなってます?
金融資本主義に流され、お金は一時的に蓄積されても、それは長期的には安定性を確保しえず・・・そして
“未来”と“安全”を、(私達含め)彼等は手に入れたのでしょうか?
たとえ連鎖的な金融危機が起きたとしても、国のよすがとなる産業を戦略的にきちっと鍛え、守っていれば、(足並み揃えて)マネーゲームに走った世界中の国々の評価も、ここまで落ちることもなかったのでは?
戦略的に産業を育成し、地に足をつけていたニュージーランド(ご冥福をお祈りします)、(憎たらしいけど)中国、(さすがだね)インドなどの産業立国は、リーマン、ドバイといった衝撃にもオタオタせず、きっちり成長を続けてる。
一方でギリシァやアイルランド、ポルトガル、スペインをはじめとするEUは言うに及ばず、株価好調、雇用指数上昇と言われるアメリカだって、“お小遣い”と“就労所得”を国ぐるみではき違え、悲惨なことになった。
アメリカを例に挙げれば、今でもニューヨーク、シカゴは元気良いけど、地方はボロボロ、国体としては明らかに悲惨な状況。財政赤字だって6500兆円(1ドル=90円)、対前年比25%アップだよ。これらは全て、
産業資本主義という地に足のついた経済よりも、“安全も、技術も、未来も”金で買ったほうがイイね!ってやっちゃった金融資本(至上)主義の結果ではないでしょうか?
日本だってそう。
どこぞの大バカ者は、“自衛隊の制服なんて、海外で作らせりゃいいじゃない!”なんて言ってましたが。
それで失われるものって、取り戻すことはできるのかな?
私なら、繊維産業や樹脂産業と共同プロジェクトやって、
ケブラーやアラミドを超える、安価で、軽くて、耐切り裂き、耐衝撃に強い、自衛隊の人たちを堅牢に守ってくれる制服、開発させるけどな。コドモテアテの財源使って。
それは、国防を強化するだけでなく、日本の繊維産業、樹脂加工業の未来を明るくするだけでなく、縫製機械メーカーや、町工場のミシン加工業にまで力を与える。
この新繊維を安価に親日共栄圏にだけ輸出すれば、より一層堅牢な“中国包囲網”につなげることもできる。
【まとめ】
私達は、“富”も、“安全”も、“未来”も、自分たちの努力で蓄積し、手に入れるべきだし、そのためには、国家戦略レベルでのmade in JAPANの再復活が必要。
そのためには、
“親日新共栄圏”と“国益産業政策”
是非すすめていただきたい。
アメリカだって、温暖化協定の時は国益視点から同意しなかったよね。
投資家マインドは浅はかかも知れないけど、政府がぶれないで、きちんと
“オレら、これからコレでメシ食ってくから、ヨロシク!”
って有言実行すれば、きちんとついてくる(筈)。
今、日本には未来図がない。
願わくば、解散後の保守政権の皆さん(
『創生 日本』)、
やまとの“クニ”を守る、“外交戦略”と“産業立国”を結びつけ、日本を復活させようね!!
ところで、余談ですが、TOPIXって、そろそろ見直す必要あると思いませんか?
例えば、基準日を1985年のプラザ合意時点を100にするとか。
でないと、昨今の経済市場にあわない気がします。
以上、どんとはれ。
Posted at 2011/03/09 19:01:19 | |
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