
みんカラ、えらく重いな。
年に数度の本国へのデータ転送イベントかw
まあ、私なんか要注意人物かもね。
【まえがき】
家車を乗り換えることにした。C7コルベットZO6を購入してまだ一月も経っていないのだが、“ある事情”で、もう一台・・・私のアシとなっているやつを手放す。
実はこのクルマ(以下 家車 という)、2ちゃんでもかなり叩かれてるように、ナビがひどい。まあ、ボディとか内装とか燃費とかパワーとかハードウェアがいいし、何よりカッコいい。“光が当たると色が変わる”車体色も気に入っているし・・・このような問題は“痘痕も笑窪”ってことで我慢していたが・・・先日、大変な目に遭った。
【環境】
以下、当日起きた事実をありのままに綴る。また、それに至るまでの経緯も同様である。更に、私は本件についてこのクルマのメーカーに対し、誹謗する意思も中傷する意思も、まったくない。まずはその点を強調しておきたい。
あれは一月ほど前―その日私は、(拙宅にとっての)賓客を乗せて、東海北陸道を高山方面より清須方面に南下していた。
ご存知の諸氏も多いと思うが、東海北陸道というのは、富山県砺波市と愛知県一宮市を結ぶ自動車専用道路で、近年高まる生態系保存や市街土地有効化をテーマに設計、岐阜県側はその殆どが高架で構成されている。
そのクルマが“しでかした”のは、ちょうど(日本三大清流である)長良川を渡り、一宮タワーを左手に見て、一宮木曽川インターに差し掛かった時分のことだ。
当時拙宅家車のナビには、JR名古屋駅太閤通口・・・つまり、東海道新幹線名古屋駅が目的地としてセットされていた。走行条件は勿論、推奨ルートを選択済みだ。
勝っ手知ったる道、道路事情が通常通りであれば、私たちはこのまま当該自動車道を南下、名神高速道路に合流して一宮インターチェンジを経て都市高速道路に乗り、小一時間もあれば目的地に到達する・・・筈だった。
しかし家車は突然、その中途の一宮木曽川ランプで当該自動車道を降り、併走する国道22号線を走るよう案内してきた。
VICSはじめ道路交通放送には、その先の道路事情に何か問題がある等の情報は入っていない。
(またか・・・)
毎度毎度の不案内に苦笑しつつ、私はナビの案内を無視、そのまま東海北陸自動車道を南下し続けた。そして、問題の一宮木曽川ランプ・・・そこで“それ”は起きた。
【状況】
走行車線。路面は乾燥、前方に障害物も無し、前走車無し。
私はアダプティブ・クルーズ・コントロール・・・指定した速度設定で自動走行するクルーズ・コントロール機能に加え、車体前面に設置されたレーダーが前走車を認識すると、自動的に一定の距離を保つよう“自動車自身”が“ブレーキ”を使用して速度を制御する機能・・・を有効にし、更にナビに指定されたルート上の道路曲率を加味した速度調整機能もアクティブにしていた。
問題のランプを過ぎ、引き続き当該自動車道での走行を継続しようとしたその時・・・突然、家車は“直線道路上”で急ブレーキ!
後方を追走していた大型トラックも、突然の出来事に大混乱!
けたたましい警笛音とタイヤの鳴く音が、やけにかしがましかった。
すぐ様ギヤを手動にし、アクセルペダルを床に届くまで踏みつけ、私たちを乗せた家車は、V6 大排気量ハイブリッドのチカラで、この危機から脱出した。
追突事故には至らなかったものの、そのときの私の心情は文字通り、“九死に一生を得た”思いだった。
何より、後席の賓客にもしものことがあったら、私は何を以ってその償いをすべきなのか?そして・・・
そして後何度私は、この自動車に振り回されねばならないのか?
【考察】
後で調べてみて解ったことなのだが、先述一宮木曽川ランプは、自動車道出口のスロープが大きくカーブし、これを降りる車両に減速を促した後に料金所を通過させ、高架下の国道に導く設計となっていた。
私たちを乗せた家車は、自身がランプを降り、このスロープを走行してカーブに指しかかっているものと“勘違い”し、これも先述の速度調整機能を発揮、今回の急ブレーキにつなげたのだろう。
私はこの“危機”のあと、当然ながらこのナビマップ連動自動速度制御の機能をカットしようとしたが、このシステムは“走行中”にカットすることは出来ない仕様だ。
諸氏には残りの道程、私たちの心情が 気が気ではなかった ことは、想像に難くないことと存じる。
思い起こせばこの家車・・・昨夏の納車以来、幾度となく私は自らの危機を感じさせられる思いに晒されてきた。
それは先述のナビの不具合だけに留まるものではなかった。
昨年12月には数度にわたる雪道での突然の急ブレーキ、そして年明け早々、氷点下3度の山中でのシステムダウンの繰り返し・・・。そう言えば、VICS情報反映したルート選択仕様にしてるにも関わらず、災害で通行止めの道路に突っ込むよう案内されたこともあったな、それも何度もw
私はこれらの“事実”を携帯電話のムービー機能に収め、さらにDVDに焼きなおし、ディーラーを介してメーカーに提出している。
しかし・・・しかしメーカーの行った対応は・・・まあいい、それを述べても詮無いことだ。
【結論】
とにもかくにも、私はもう、この自動車には乗りたくない。
そういうわけで、本7月末日までに、自動車を乗り換えることにする。
次のやつは・・・諸氏に相談したとおり、四輪駆動だ。
モデル末期、つまりシステム的にもきっちり熟成された、信頼できるやつを選ばせていただいた。
(後編へつづく)
Posted at 2015/07/12 22:28:54 | |
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