フロントフォーク分解

フロントフォークを分解します。
しかし見るからに固着気味。先ずは車体に付いてる間に緩めたり分解したりできるところはやっておきます。フォークブーツを止めている金具が錆びてネジが回りません。純正部品と交換するのでリューターで切断します。
久しぶりにやるので、4箇所切るのに一気に3枚砥石を割ってしまいましたw
力でなくて回転で切る！そして他の部分に当たっても割れます…。また買ってこないと…。

フォークオイルも抜きます。
左フォークは大学時代に入れ替えた記憶のあるMOTUL色の綺麗なオイルが出てきましたが、右フォークは劣化していました。交換した記憶は2回ほど。
フォークシールは割と大丈夫そう。漏れもないし。
このまま行くか、ここまでバラしたから交換するか悩みます。やってもいいんだけど、専用工具(シールプーラー、プッシャー)がないのでちょっと不安なのです。

本来、ボルトを緩めればスルッと落ちてくるはずのフォークが抜けてきません…まあ想定はしてましたがどうやって抜くか…10分悩んで21mmディープソケットを当てて叩き出すことにしました。足りない部分は延長を追加して叩き出します。
どの動画観ても
「このボルトを緩めるとフォークが落ちてきます」
とかいうんですが、うちの子はもう全く動じない感じで、ここはCRC攻撃でも全くダメでしたw
結局、手なんかでスッと抜ける感じは皆無で、最後まで叩き出しました。
はめる時どうすりゃいいのかねw
石鹸水か？
また考えよう。

抜けた〜！上部が錆びているので、サンダーを使って粗めの80番手あたりでザーッと錆び取りして、800番あたりで仕上げましょうかね。錆びがあると通すのも大変そうだし、見た目が汚いし。

新車当時からショボくて大嫌いだった純正フォークブーツを取り外して、社外品のブーツを充ててみました。うん、コレならいいや。
1枚目の写真に純正ブーツがチラッと写っていますが、もうヘロヘロのドロドロで救いようがありません、永遠におさらばです。感謝の気持ちも湧きませんでしたw

あと新品のフォークブーツにはエア抜きの穴がありませんでした。
このまま使うとフォークが沈み込んだ時に空気の逃げ場がなくてブワッと膨れてしまうかもしれません。そうならないようにブーツのひだひとつ飛びで適当な穴を開けました。パーツが冷えた時にやらないと、ゴムがドリルに巻きつくので注意です。
ちなみに開けた穴側を車体に向けて装着します。前から飛んでくるゴミが穴から入りにくいようにです。

フォークオイルドレンボルト(36番)が朽ちています…。スペシャルワッシャーとかはただの銅ワッシャーだと思うのですが、これは純正を買ったもののドレンボルトは買いませんでした。
まーこんなのホムセンにあるだろと、純正は錆びるからステンレスとかにしてやろうと気軽に探しに行ったところ…ない…。
M6×10mmはフツーにあるんですが、8mmがないのです。フォークボトムはアルミの様なので違う素材だとカジるかなぁ…。でも錆びてるってことは純正は鉄だろ？
スポークやらニップルやらと一緒にサンポール漬けにするか、一個50円くらいの純正買うか…ま、買うか…。