DS3を購入したディーラーは個人運営の会社なので、
整備工場を持っておらず、
修理や車検を依頼する際は、まず事前に連絡し、
提携工場の空き具合を元に日程を調整し、
当日になると社長が車を取りに来て、
作業が終わると連絡が入り、
自宅まで戻しに来てくれる日程を調整する、
といった段取りをふむ必要があり、
ちょっとしたメンテなど頼める感じではありませんでした。
なので、オイル交換をオートバックスで頼んでみる事にしました。
(これまでは、車検などのついででお願いしていた)
シトロエンが指定している公式のオイルは、
Total Energiesの「QUARTZ INEO FIRST 0W-30」。
恐らく、ディーラーとかシトロエン提携工場しか扱っていないオイルかな、
と思います。少なくとも、オートバックスで取り扱いはなし。
「0W-30」のオイル自体は色々と出ていますが、
この車の場合、ACEA(欧州自動車工業会)の規格で「C2」
を満たさないといけません。(「C3」でも大丈夫らしい)
ACEAの規格だと、オイルの粘度だけでなく、
リン、硫黄などの含有量も含む規格のようで、
適合しないオイルを使うとエンジンにダメージを与えるみたいです。
ただでさえ気難しいプリンスエンジン、
しかも走行距離が12万kmを越えているので、
ここはしっかり厳密に守らないといけないようです。
そんな予習を頭にたたき込んだ上で、
オイル交換予約した時間より少し早く店に行き、
店頭在庫のオイルをくまなくチェックしました。
「0W30」のオイルは色々取り扱いありましたが、
国産だとACEAの規格認証を受けていないのか、
仕様欄にその辺りの記載がないものが大半でした。
明確に「ACEA C2」「同C3」と記載されているのは2種類くらい。
と、予約時間になったのでオイル交換作業の受け付けに。
若い女性の店員さんが、手慣れた感じで手続きを進めてくれている時、
「12万km越えているエンジンなので、ちゃんとしたやつにしたい」
と申し入れたら、取り扱っているオイルのカタログを全部出してきて、
入念に調べてくれました。
その中から、「こちらがメーカーで認証受けているオイルのようです」
と薦めてくれたのが「Shell Helix ULTRA 0W-30」。
ACEAは「C2/C3」とあります。
多分、これが一番ベターなんだろうな、
と思っていたのと同じものを薦めてくれたので、
安心して「はい、それでお願いします。」
ピットに車を入れて、約30分ほどで作業完了。
ヒスパニック系?と思しき外人さんの作業員の方から、
「おいる、ダイブクロクナッテマスネ」と指摘。
「ミテクダサイ」と言われて、
一緒に交換したオイルフィルターを見ると、確かに真っ黒。
「マックロデスネ」と忠告を受けてしまいました。
す、すみません…。
車検から約9ヶ月、それほど走ってないから、
大して汚れてないだろう、と思って油断していました。
大事なプリンスエンジン、などと思っていたのに恥ずかしい限り。
オートバックスのメンテナンスオプションに加入したので、
今度からはまめにオイルを交換しようと思います。
Posted at 2025/09/09 18:41:34 | |
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