
今月2週続けて現地前泊で、曇天で中止した西上州(西群馬)の山に登って来ました。前日、埼玉県秩父市に前泊、夜は旬菜料理「貴よし」さんで呑みます。生ビールの後の富山銀盤、高知土佐鶴の純米吟醸を頂きましたが、日本酒はききます。翌朝は5時目覚ましで7時起きになります。

マックでのんびりしてからR299で小鹿野を通って志賀坂峠から林道金山線へ、ニッチツの廃墟へ向かいます。山の落石は角が尖っているので、踏むとタイヤがバーストの恐れがあり、慎重に進みます。
落合橋の先のニッチツの廃墟前にVetteを停めて、着替えて出発します。
学校や住居等が残っている所を100m進むと赤岩峠登山口となります。石垣積の大きな段々に家の基礎がありますが15m程に伸びた木が年月を物語っています。

昭和30年代は二千人以上が鉱山開発で過ごしたといいます。

陽に直接あたると暑いでしょうが、今日はずっと林の中ですので暑くはありません。のんびり1時間ほどで赤岩峠に着きます。写真は大ナゲシからの赤岩岳です。中央の大きな岩峰が最高点頂上、7つ位のピークが左に伸びており全体で赤岩岳といい、ザイルが必要なバリエーションルートです。中央岩峰の下の鞍部が赤岩峠です。この稜線が埼玉群馬の県境となります。稜線の後ろ側に見える山が両神山です。
今回埼玉側から登りましたが群馬側からの道もあります。
最初に稜線を西に30分ほど進んだ所の北にある大きな岩峰の大ナゲシに向かいます。

あとから赤岩岳頂上手前から写したものです。左ピークが県境稜線、大きく降りて真ん中の小ピーク(色が濃いのはツガだから)を越えて右が大ナゲシとなります。
天然の広葉樹の新緑を楽しみます、密林の様。

写真では良く解りませんが、中腹は7、80度の壁となっており40m以上続きます。ここが核心部で、何本もロープが下がっています。山頂手前にも10m程、ちょこっと岩場もありますが山頂は絶景ですね。見渡す限り山、山です。

一番手前が西へ登る県境稜線、一つ越えて真ん中が去年11月に登った南天山でしょうか。30分滞在して眺望を楽しみます。大ナゲシは本当に良かったですね。
この後、赤岩峠へ戻り赤岩岳へ登りましたが、北側へ巻いて登るので30度位の普通の登山道で山頂も西側だけは見えるのですが、あとはツガがびっしり生えていて、あまり眺望は無いのです。意外でしたね、大ナゲシが素晴らしかっただけに。
着替えてVetteで秩父市へ戻ります、志賀坂峠から埼玉方面へ降った所は藤の木が多く素敵です。
夜は秩父市の料理屋さん「活々亭」さんで。大ジョッキ3杯とウイスキーシングル、体を動かした後は最高に美味しい。
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2016/05/22 16:25:40